日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2000年

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オイカワ  ID905

水槽一番の遊泳力、スプリンターのオイカワはその成長スピードにおいても目を見張るものがあります。(別室)の個体は2~3カ月前には網の目をすり抜けそうな程の存在だったのですが、ご覧のとおり立派に成長し若魚の初々しさを感じるように成ってきました。彼らはスリムなボディにどちらかと言えば寒色系の衣装でシャープな切れ味に魅力を感じるのですが、もう少し成長すれば持ち前の遊泳力があだになり水槽とクラッシュする機会が増えて…。

更新日付:2000.12.31

ヒガイ  ID907

しばらくご無沙汰をしておりました我が家のヒガイ氏(写真・別室)は、相変わらずその美しい背びれが私のお気に入りです。以前から魚達の衣裳を、その行動と対比しながら興味深く観察しております。オイカワやカワムツなどに代表されるいわゆる遊泳力のある魚達は、比較的シンプルであっさりとした衣装を身にまとい、軽やかなフットワーク。底物のヨシノボリやドンコ氏は、どちらかといえばシックな色合いで隠密タイプ。日本産淡水魚の中では私的分類上、番外にランクされるのがこのヒガイ氏で、何となくエスニックな色合いはスポーティでもあり、丸みを感じるやさしい体型とマッチして和洋折衷タイプというところでしょうか。

更新日付:2000.12.31

タモロコ  ID909

我が家の雑居水槽では比較的、オーソドックスで地味なキャラのタモロコ(写真・別室)氏は、今まであまり話題に上らなかったのですが、ごらんの通り、立派な恰幅に成長されまして、現在、水槽中央域の勢力圏争いにおいては給餌、遊泳力ともオイカワやカワムツに引けを取らない健闘ぶりです。
最近になり、我が家のギャラリーからも、その成長に伴う存在感に人気が集まるようになって参りましたが、入居当初から、現在に至るまでのいわゆる注目度においては、どうしても派手なキャラの連中に引けを取り、私と致しましてはひじょうに残念な思いをしておりました。
写真でもわかりますように、ずんぐりとした丸みのある体型に、ライトアップしたシンプルな体色がとてもお似合いですね。

更新日付:2000.12.31

タイリクバラタナゴ  ID911

昨年より私の主宰する水族郡、雑居水槽エリアにおいてあくまでも私の独断と偏見による選考でベストスタイルフィツシュを選出しております。
現在の状況は次の通り、ベストスタイル部門の最高峰に即位されておられますのが二期目に突入しましたタイリクバラタナゴです。
トップに続きまして二番手はブルーギル氏を僅少差で交わしたアブラボテ氏 (別室) が、そして今回初めてのノミネートでベスト4としてヤリタナゴ氏 (別室) がランクイン…。
いずれにしてもタナゴ連の優勢が目立ち、ギャラリーからの指摘もあり、今回からベストトピック部門を新設する運びとなりました。数多い水族郡のスタッフ中、優秀なトヒ゜ック提供者で、初代チャンプの名に相応しいと言えば、やはり彼 (別室) をおいては考えられないでしょうね。
それはそうと優勝のタイリクバラタナゴ氏の記念撮影に特別参加のカワムツ氏(写真左)は、残念ながら選外の結果に終りましたが、次回ノミネートの有力候補、今後の成長を大いに期待しております。

更新日付:2000.12.31

鮒  ID915

いろいろな水槽の状況下においてもいつも沈着、冷静であり続ける事が、彼らのスペシャリティかどうかは別として、オーソドックスなスタイルは正統派としての魅力十分。
個性派揃いの雑居水槽の中で、さり気ない彼らの存在にはギャラリーもつい見過ごす事も多いようです。管理する私と致しましては隠れた主役としての位置付けを声を大にして主張したい処ですが、控えめな彼らのライフコンセプトからは少し離れるようなので…。
(別室)の鮒氏は秘蔵の…とは言わないまでも私の水族群には重要な必須アイテムというところでしょうか。

更新日付:2000.12.31

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