日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2002年

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モロコ  ID1013

雑居水槽できわめて地味な存在のモロコ(写真)は、ここでもオイカワ、カワムツ政権の影の功労者とも言える存在であります。スリムな体型に控えめな口ひげはベーシックな魅力十分。昨年、木津川より入居以来、顕著な成長ぶりを見せて頂いております。
私の木津川水槽は実に多彩な顔ぶれによって統括、運営されておりますが、その中で、歴代のモロコ史を紐解いてみても、いつも控えめな彼らのスタンスは変わらず受け継がれております。

更新日付:2002.03.17

ヨシノボリ  ID1011

私の中でヨシノボリはどちらかと言えば”夏魚”の印象が強く、この時季は保温された水槽の中で数多い存在にもかかわらず、目立った行動が少ないように感じられます。
久しぶりに彼らの様子を観察していれば、相変わらずの陣地争いや餌の争奪戦が繰り広げられているにもかかわらず、夏本番の川で見る彼らと比べれば、少々迫力に欠けるような…。
おっといけない、これは失礼を申し上げたようで、写真の個体は、現在、雑居水槽のヨシノボリ軍を指揮、統括されておられる言わば参謀長官。私の前に現れた彼にはリーダーとしての覇気が見うけられます。
水槽で春を待つ充電期間、引き続き私を楽しませてほしいものです。

更新日付:2002.03.24

ブルーギル Lepomis macrochirus ID 1079

私の大好きなブルーギルは、スズキ目スズキ亜目サンフィッシュ科 Lepomis 属の魚です。いきなり彼の分類を言い出したからと云っても私が学術的なポジショニングを常に意識しながら魚たちを楽しんでるわけではありません。と、云うのも週末に訪れたショップで偶然、彼と同じサンフィッシュ科 の魚を見付けスナップショット(別室)を一枚。見慣れない美しい彼の事が知りたくなって、敷居の高い学術的な文献の紐を解く事に成ったのですが、残念ながら素人の私には詳細は解りませんでした(笑)我が家のブルーギルはショップの個体と体型は似ていても、まるで衣装を着替えたかのように華やかさが違います。いつもは少し清ました洋風スタイルの彼が、今日に限ってベーシックな和風仕様に思えました。

更新日付:2002.03.31

春・アカハライモリ ID 1024

桜も満開のここ大阪では、心地よい風に吹かれて花見のまっさかりと言うところでしょうか。のんびりとアカハラ諸氏のゲージを眺めていると、冬の間にしっかり成長されたと見える写真(別室) の個体は、流木の上から回りの観察をしておられます。
殺風景なゲージ内は花見と言う訳にもいかず、たいへん申し訳ないのですが、私と同じ暖かい空気に春を感じて頂ければ幸いです。

更新日付:2002.04.07

ショップ・ムギツク ID 1026

行きつけのショップでムギツク(写真・別室)を見かけました。私は、このムギツクもフィールドではお目にかかったことの無い魚の一つで、興味深く見入っておりました。数多いコイ科の中でも吻端から尾鰭までのラインはとても美しく、シャープな印象で、いつかは我が家にもと考えております。

更新日付:2002.04.14

ショップ金魚考・参 ID 1028

数多いショップの金魚達はいずれも私を魅了する個体ばかりなのですが、写真の琉金は、覗き込む私に愛想良くその美しさを披露してくれました。どちらかと言えば丸い体型の彼女は、全身を振るわせるように泳ぎながら私の目の前を行き交い、水槽中を駆け抜けるように…。
こちらの出目金嬢(別室)はいかにもインテリ風の水槽美人。次回も金魚達に、ご期待いただきますように。

更新日付:2002.04.21

タナゴ水槽 ID 1037

我が家では、フィールドより入居のタナゴ達は予備水槽でのウォーミングアップを済ませた後、タナゴ水槽で、しばらく過ごされるのが最近のパターンと成っております。以前は、早々、雑居水槽に移行して頂いてたのですが、メンバーの大型化並びに過密化が進行し、生存競争激化の一途をたどる状況の雑居水槽では、それなりの体力、気力の充実したつわものでないと暮らしにくく、厳しい環境と成っております。タナゴ水槽(別室)はのんびりと、緩やかな時の流れの中で…。

更新日付:2002.04.28

カネヒラ ID 1040

カネヒラは先代からの雑居水槽内の継投が思わしくなく、しばらく話題に上らなかったのですが、タナゴの中では大型で貫禄のあるその姿態には、筆舌に尽くしがたい魅力が有ります。写真の個体(別室)は現在、カネヒラ派の重要なポストに位置する存在で、今後の水槽内における彼らの政権運営上無くては成らない期待の新人。タナゴ好きの私と致しましては現在、彼らの復権とその魅力の再現に尽力を費やしていると言うところでしょうか。

更新日付:2002.05.05

木津川・タナゴ考 ID 1030

写真のタナゴ氏は今年初の木津川行きで採取した若魚で、現在予備水槽で遊泳中の期待の新人。今回の採取個体も昨年に引き続き”タナゴエリア”からの選出となりました。現在、我が家のタナゴ連は、木津川採取組が主流となり、若魚はタナゴ専用水槽で過ごしたのち、雑居水槽に転居すると言う経過をたどっております。私の水槽の美しいタナゴ達は、木津川の自然の中で生まれ、その魅力を我が家の木津川でも惜しみなく、披露してくれます。いつまでも美しい彼らを見れるように。いつまでも彼らの住むフィールドが壊されないように…。

更新日付:2002.05.12

春舞 ID 1031

今週は暖かい春の陽気に誘われて、我が家の水族群の舞姿スナップを数枚(別室123)に収めてみました。別室へナビゲートして頂くのは写真のアカハライモリ氏。彼らのゲージでは、四季を通じてこれと言った変化も無く、のんびりとした時が流れており、慌しい私からすれば、羨ましくも有り、常々そう有りたいと思ってはいるのですが…。
つたないスナップショットでは有りますが、魚達の動きに春の鼓動を感じて頂ければ幸いです。

更新日付:2002.05.19

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