1月第1週 新年明けましておめでとうございます。
今年も「雷魚図鑑」並びにわたくし(gonta036)の お魚よもやま話 にお付き合いの程、宜しくお願い致します。
お正月は穏やかな日が続き、初詣に出掛けた近くの神社は、普段にない賑わいで、所望したお神酒をとても美味しく頂いた次第です。
さて、いつもはのんびりと眺める暇もない私の水槽も、連休の間は、それぞれの個体の成長振りまでゆっくり楽しむ事が出来て、たいへん喜んでおります。写真のゼゼラは年末の木津川で初めてお目に掛かり、さっそくお出で頂いた個体です。最初の内は打ち解けなかった彼も、ようやく他の連中に混じって冷凍の赤虫を頬張るまでに成られました。
私のお正月休みも終日を迎え、にわかに増えたウエイトだけが何となく虚しくて…。
更新日付:2004.01.04
1月第2週 新しい年を迎えてから穏やかな天候に恵まれ、過ごしやすい日々が続いておりますが、これから春までの厳冬を思うと寒さの苦手な私には辛い時期の真っ只中と言うところでしょうか。例年の事とは言え、保温された水槽を羨ましく覗きこんでおります。
ショップのコリドラス水槽は魚たちにとっても快適な環境なのでしょうね コリドラス・アエネウス(アルビノ)Corydoras aeneus var がのんびりと…。
更新日付:2004.01.11
1月第3週 今週は文字通りの厳冬ウイークとなり、人一倍寒がりの私には、苦虫を噛み潰したような表情で固まってしまいそうな程の寒さに閉口しておりましたが、北国の人たちからすればここ大阪の寒さなど序の口とお叱りを受けるかもしれませんね。
この時期のショップの暖かさは真夏に涼を求めるように足が向いてしまうのですが…。
今週はコリドラス・メラノタエニアのカップル、随分と仲の良い彼らに冬の寒さは無縁ですよね。
更新日付:2004.01.18
1月第4週 冬の( 木津川)は人影もなく冷え切った大気と水の流れが、一切のものを拒むように。車窓から眺める冬枯れは、見慣れた都会の喧騒を一瞬に凍らせる程のパワーを感じるのですが。凛とした厳しさの中に身を置けば、私の疲れを癒してくれる静かなエネルギーが冷たい風に乗ってやってくるようです。寒さの苦手な私が、重い腰を上げて訪れた厳冬の木津川は、いつものように優しくて…。
今週のモデルは銀鱗ヤリタナゴの若魚。水温む春まで川の魚達には会わずにおくことに。
更新日付:2004.01.25
2月第1週 暦は、はやる気持だけを春に進めてくれるのですが、季節の歩みはのんびりと、暖かい春にベールを掛けたまま。心地よい暖かな風は、ここしばらく夢の中だけの楽しみにとっておく事に…。
休日にメンテを終えた水槽は活気を取り戻し、一段と賑やかさが増すのですが、そのガラス越しのパントマイムを見ていると慌しい毎日が嘘のように。写真のコリドラスは春に向かって跳躍一番。
更新日付:2004.02.01
2月第2週 私の日本産淡水魚水槽は、窓際の比較的、明るい場所に有るのですが、窓越しに見える冬枯れの山は、暖かい水槽と対照的な殺風景な色合いで、新緑の季節までは、暖かいカーテンのベールで覆って置く事に。
厳冬とは言え、寒波の通り過ぎた一時の日差しは、早春のほのかな暖かさが伝わって来るようです。
写真のゼゼラは水槽の陽だまりの中で、微かな春の足音に耳を傾けているように見えたのですが…。
更新日付:2004.02.08
2月第3週 逃げる二月はいつの間にか中盤を向かえ、寒さのピークを脱しつつ有ると言うところでしょうか。
仕事を終えて寄り道したショップでは、常連のマニアが何時ものように魚談議に花を咲かせておられます。私のようなにわかファンには、難解な話題に今回もまた付いていけなくて。黙って聞いている傍のコリドラス水槽では、以前から楽しそうに寄り添うメラノタエニアのカップルが…。
いづれの社会も同じように、仲のよい彼らに難しい問答は無用のようですね。
更新日付:2004.02.15
2月第4週 今週、ここ大阪では春を思わせるほどの陽気で、このまま暖かい日が続かないのは分かっていながら、ショーウィンドーに飾られた春色のネクタイを横目で眺めていました。
私の日本産淡水魚水槽でお気に入りのタイリクバラタナゴもまた綺麗なコスチューム、春を心待ちにしているのは、どうやら私だけではないようです。
更新日付:2004.02.22
2月第5週 週末は久しぶりに丹後半島小旅行に出掛けました。2月とは思えない暖かさが海を、ひと足早い夏の装いに…。慌しい毎日のスケジュール中で、一時の涼を身近な旅に求めても思考の中にある現実を忘れるには週末の僅かな時間では少々短すぎるようです。
今週のモデルは銀箔を身にまとった装いの銀鱗ヤリタナゴ、ヒラヒラピカピカとっても綺麗。
更新日付:2004.02.29
3月第1週 3月に入って今週は文字通りの戻り寒波で、先月末の暖かさから一足飛びに真冬に逆戻り、人一倍寒さの苦手な私には辛い一週間と成りました。やはり関西では例年言われ続けているように東大寺二月堂のお水取りが終わるまでは気が抜けないと云うところでしょうか。
タイ旅行で一足早い暖かさをで体験して来られた知人から私向きの土産をいただきました。暖かい春まではあともう少し…。
更新日付:2004.03.07