日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2005年

2005.05.22  gnathopogon elongatus elongatus

5月第 4週  いつの間にか5月も終盤に差し掛かり、梅雨の時期をまじかに、五月晴れの青空は、どこかに温存して置きたい気分です。久しぶりの出演のタモロコ gnathopogon elongatus elongatus 氏は、私の日本産淡水魚水槽では大柄の部類。この春に一段と大きく、恰幅も十分と言うところでしょうか。

更新日付:2005.05.22

2005.05.29  Tanakia lanceolata 

5月第 5週  今週は忙殺されそうなスケジュールで仕事が進行し、休日もなく辛うじて水替えだけは行えているという状況です。魚達をのんびり眺める余裕のない時に、あえて数分だけ記念撮影を始めてみれば、目に留まったのはオーソドックスな魅力のヤリタナゴ Tanakia lanceolata 
慌しい私に何かを語りかけるように…。

更新日付:2005.05.29

2005.06.05  Acrossocheilus hemispinus

6月第 1週  入梅を間近に控え、晴天の休日は、のんびりと川面を眺めて過ごしたい気分ですが、ウィークデーに味わうことの少ない贅沢な睡眠を楽しんでいるうちに夕暮れが…。
いつの間にか凛々しくなった中国産淡水魚の半刺光唇魚 Acrossocheilus hemispinus はとっても綺麗。

更新日付:2005.06.05

2005.06.12  Corydoras sp   ID 398

6月第 2週  この時期の日暮れのタイミングがこんなに遅い事に気づかない私がいる事や、自然の移り変わりをカレンダーの数字で理解しようとしている日常が有る事を、水槽のガラス越しの彼らには知る由もなく…。
今週のモデルは、コリドラス・スーパーアーク Corydoras sp 近畿地方も週末に梅雨入り。(2019.03.10 再)

更新日付:2005.06.12

2005.06.19  Rhodeus ocellatus ocellatus

6月第 3週  今週は先週末の入梅宣言が嘘のように晴天が続き、近畿地方は早くも空梅雨のスタンスでしょうか。水槽のメンテを終え珈琲を飲みながら眺める魚達の演舞はウィークデーに味わえない贅沢な時間。
私のお気に入り、タナゴ水槽の若魚には、来るべき酷暑に備えて体力を温存しておいて頂きたいところです。Rhodeus ocellatus ocellatus

更新日付:2005.06.19

2005.06.26  botia morleti

6月第 4週  今週も全くの空梅雨状態が続き、茹だる暑さが梅雨空を包み込んでしまったようです。六月もいつの間にか終盤に差し掛かり、今年は長い夏の予感。
写真のスカンクボーシャ botia morleti は、小柄な出で立ちからは想像し難いのですが、血気盛んな攻撃派。スピーディーなフットワークで並みいるつわものどもに優るとも劣らない剣客ぶり。

更新日付:2005.06.26

2005.07.03  Acrossocheilus hemispinus

7月第 1週  7月に入り日差しが容赦なく夏を演じ始めると、いつの間にか今年も後半に…。
今週は週末に少し梅雨らしさを感じる雨に見舞われ、一気に訪れようとしていた夏空にグレーのベールが涼しさを運んでいただいたようです。
中国産淡水魚の半刺光唇魚 Acrossocheilus hemispinus は、体表の模様がとても美しくて、最近、特に気に入って居ります。

更新日付:2005.07.03

2005.07.10  glossolepis incisus

7月第 2週  梅雨も後半に入り、にわかにそれらしい天候が続くようになりました。時たまのぞく太陽は、酷暑に向けて準備万端、梅雨明けが待ちどうしいと云うところでしょうか。
今週のモデルはコームスケールレインボー glossolepis incisus 彼女のマントは情熱の赤。

更新日付:2005.07.10

2005.07.17  Botia modesta

7月第 3週  梅雨明け間近かのここ大阪では来週に控えた天神祭りの頃が暑さのピークというところでしょうか。今年も私の水槽の高水温対策は水替えとエアレーションの強化の二本柱。日中はライトも消灯のままで観賞には不向きな環境では有りますが、久しぶりに記念撮影は炎天下を思わせるライトアップ。いつにない明るさは魚たちには迷惑だったでしょうか。
ブルー ボーシャ Botia modesta

更新日付:2005.07.17

2005.07.24  Satanoperca jurupari

7月第 4週  今週は文字通りの酷暑で推移し、夕立が恋しい毎日と成りました。
この時期の水槽環境は厳しいの一言で、高水温による溶存酸素不足は魚たちにとって大きな問題で、管理者にとっては克服すべき課題でもあります。特別な冷却設備を完備しない私の水槽では、先週もお話したように水替えとエアレーションに依って、過酷な状況を乗り切ろうとしております。今年入居の魚たち(写真)におかれましても今のところ問題なく、上りきった水銀柱に対応していただいているというところでしょうか。
スカンクボーシャ botia morleti ・ ジュルパリ Satanoperca jurupari

更新日付:2005.07.24