5月第 3週 寒暖差の激しいこの時期も、雨を継起に遅い歩みを夏に向け始めたようで、快晴の休日は汗ばむ程の初夏の装いです。パクータンクのメチニス達も成長に加速度を付け始め一気に水槽が狭く感じるようになりました。その中で写真のスポッティドメチニス Metynnis sp は、他のメチニスと比べればスローモー。今年の気候のようにのんびりとして居られるようで、この夏に一気に大きくなられるのでしょうか。背後から大きなパクー達に見守られながらトレードマークのスポットがとっても綺麗。
更新日付:2006.05.21
5月第 4週 5月も終盤に入り、例年になく雨が多く一足早い梅雨を思わせるような不順な天候が続いて居ります。パクー水槽の面々はこれから二度目の夏を体験される訳ですが、一様に成長し過密化をたどる水槽環境は彼らにとって文字通り試練の季節到来と云うところでしょうか。2019.05.04 再
更新日付:2006.05.28
6月第 1週 6月に入り週末の水槽メンテナンスでヒーターとサーモを外しました。障害物が無くなって少しだけ広くなったスペースは魚達にはどう写っているのでしょうか。フラワーホーン水槽は一段と殺風景に成りましたが、今週も主役の彼は元気いっぱい。額のコブがまた少し大きくなった気がします。
更新日付:2006.06.04
6月第 2週 近畿地方も梅雨に入り例年なら雨季の煩わしさを覚えるのですが、今年はそれまでにも不順な天候が続いていたせいか特別な時季を迎えた実感がわかないのですが…。
深夜のアカハライモリ Cynops pyrrhogaster のゲージでは写真の個体がのんびりと。
更新日付:2006.06.11
6月第 3週 梅雨らしく雨が降ったかと思えば真夏の青空が広がったり気まぐれなこの時季の天候には閉口いたします。雲間に覗く太陽は爪を隠した鷹のように、茹だる暑さのウォーミングアップと云うところでしょうか。私の水槽も酷暑の前の静けさでしょうか、のんびりとした時間が流れています。いつの間にかタイガー・メチニス Metynnis sp も体高が高くなり、以前に増して存在感が出て参りました。
更新日付:2006.06.18
6月第 4週 ウイークデーの夕刻。モーツァルト生誕 250 周年にあたる今年のイベントの一環として「いずみホール」で開催された「タカーチ弦楽四重奏団 Takacs Quartet」による演奏会にお誘いいただきました。普段、クラシック音楽に耳を傾ける余裕のない私にもモーツァルトの偉大さと第一ヴァイオリン Edward Dusinberre の奏でる鮮烈且つ繊細な音色は脳裏から離れることはないでしょう。アカデミックな芸術は一瞬にして私を感動の境地に誘ってくれますが、水槽の中に居る舞踏家達はいつの間にか私の疲れを忘れさせてくれます。
レッドフック・メチニス Myleus rubripinnis
更新日付:2006.06.25
7月第 1週 7月に入り梅雨の中休みは真夏の形相。照りつける太陽はスタミナ十分。出番を待つ主役のようです。私のお気に入り、スポットの有るメチニスは相変わらず成長が遅く、同期の連中に徐々に差を開けられていくようですが、ボディのスポットはとても美しく存在感では引けを取らないと云うところでしょうか。
スポット・メチニス Metynnis sp
更新日付:2006.07.02
7月第 2週 今週は雨季特有の湿気と夏のウォーミングアップとも云える暑さで元来の「梅雨らしさ」を体感した思いです。とは云っても毎日が季節の無い環境に身を置いていると時おり垣間見る「梅雨らしさ」は思い出の中にある不快な梅雨とはずいぶん違うように思います。
写真のメチニス Metynnis sp は、鏡面の輝きが魅力の若魚にはない重厚な出で立ちとマニアックな雰囲気がたいへん気に入っております。
更新日付:2006.07.09