7月第 5週 近畿地方は梅雨明けをどうやら8月に持ち越しそうな雰囲気ですが、今週は梅雨空を一転してまさに酷暑の到来が相応しい真夏日の連続となりました。写真の彼。フラワーホーンタンクのメンテナンスと云えば週一回の換水がメインです。ベアタンクにしているので底砂清掃とは無縁なのですが、以前に苔掃除の為に手を入れた瞬間に一撃をいただき、血の滲む感覚を味わってからは、特に空腹時の清掃と止むを得ず彼の水域に挑む際は軍手の着用を原則としております。
Flower horn
更新日付:2006.07.30
8月第 1週 先週は、梅雨明けを8月に延期しそうなほど不安定な日々を過ごしておりましたが、文字通り梅雨明け宣言を受けた後は、安定した青空と猛暑が続いております。私のパクータンクの主役であるブラックバンデッド・メチニス Myleus schomburgki の中で一番ワイルドな雰囲気の彼は、行動・性格共に荒々しく、水槽育ちの他の個体とは一線を置く貫禄と云うところでしょうか。
更新日付:2006.08.06
8月第 2週 今週も暑さ厳しく。窓越しの蝉の声が「誇る夏」に拍車を掛けるようです。休日に水槽メンテナンスを兼ねてパクータンク(現在は雑居水槽化しておりますが・・・)をベアタンクにする事にしました。何となく暑苦しさが緩和されたように思えるのは私だけの都合で、魚達には迷惑だったかも知れません。写真は最近入居のフットスリーパー。大型のヨシノボリ的体型が気に入っております。
更新日付:2006.08.13
8月第 3週 今週も安定した夏空が続き、精霊舟は暑さまでは連れて行っていただけなかったようです。
夏休みにアカハライモリのゲージも大清掃を敢行いたしました。すっきり美しくなったゲージは彼らにとって居心地が良いのか悪いのか。聞く術を知らない私を横目に我が家で生まれ育った個体(写真)が通り過ぎました。すっかり大きくなった彼にも是非長生きしていただきたいものです。
更新日付:2006.08.20
8月第 4週 8月も後半に差し掛かり日中の日差しは変わらないものの朝晩は夏の翳りを感じるようになって参りました。例年の事ながらヒグラシの鳴き声が聞かれるようになると妙にもの悲しく、行く夏を惜しむ音色に聞こえるのですが・・・。フットスリーパーその貪欲なまでの食欲は日毎にエスカレートしているように見え短期間で飛躍的な成長を遂げて居られます。どうやら私のタンクの「食欲の秋」は一足先に新人の彼に訪れたようです。
更新日付:2006.08.27
9月第 1週 9月に入り何となく秋の気配が感じられるようになりました。ウィークデーには窓越しの日光浴。休日は、のんびりと甲羅いっぱいに陽をあびるクサガメは、とっても気持ち良さそうです。今年も目に見えて大きくなられたような印象の無い彼は、私のアバウト管理に問題が有るのでしょうか。毎朝ゲージを覗き込むと、大急ぎで近付いてきて 「待ってました」 とばかり御食事の催促。そうそう、何かアクションを起こさないと、慌しい私から大切な食事を忘れてしまわれますからね・・・。
更新日付:2006.09.03
9月第 2週 今週は駆けていった夏が戻ってきたような陽気で、水槽の落ち着きかけた水温もまだまだ油断は出来ないと云うところでしょうか。私のタンクの魚達は今年も高水温を無事に乗り切って、これから秋に向かってしばらくは快適な時季を過ごしていただけそうです。休日の夕方にのんびりお寺の池を眺めていると真鯉が寄ってきてくれました。立派な体格の彼は私のタンクでは到底、暮らせそうにないサイズ。そんな他愛も無い事を考えている内に俄かに夕立の気配。日毎に夕暮れが早くなってくるこの時季にもう少し彼の勇姿を楽しんで居たかったのですが・・・。
更新日付:2006.09.10
9月第 3週 夕暮れには秋の虫達の声が、とてもにぎやか。いちど秋の涼しさを体感すると残暑の日中が苦痛に感じられます。今週は休日に、かねてから念願の水槽ルームを立ち上げるべく、旧知の業者さんとミーティングを行いました。私の水槽ルームのプランナーでもあり施工責任者でもある彼は、大の金魚マニア。大型水槽( 2,400×900mm )で優雅に泳ぐ「らんちゅう」のお話や専用池のエピソードを楽しくお聞きしました。
更新日付:2006.09.17
9月第 4週 休日は水槽メンテナンスと水槽ルームの詳細(内装・配管・空調等)の打ち合わせを行いました。工事の方はこの週末に基礎 ( 別室 ) が終わり、来週から建てつけ工事の開始です。新しく導入する水槽はいろいろと悩んだ末に 1,800×750×600mm 上部濾過槽(Wシャワー)に決めました。現状のパクータンクの主役であるブラックバンデッド・メチニス Myleus schomburgki は体長も 20cm を超えて非常に活動的、加えてスピーディなゆえ 120cm 規格水槽 (1,200×450×450mm) では管理上、無理があり、彼(彼ら)にも窮屈な思いをさせておりました。今後、新しい水槽ではもう少しゆったりとお過ごしいただけるかと・・・。
当面こちらの120cm 規格水槽はプレコ専用のタンクにと考えております。写真のオレンジフィン・カイザープレコ Baryancistrus sp は全身のスポットが綺麗で、とても魅力的なのですが少々気が荒いのが玉に瑕と云うところでしょうか。
更新日付:2006.09.24
10月第 1週 10月に入り朝晩は肌寒く感じるようになりました。一足早く、水槽には保温の季節到来と云うところでしょうか。今週はウイークデーに晴天が続き、休日は愚図ついた天候になりました。先週に基礎工事を終えた水槽ルームは、順調に工事が進み ( 別室 ) 後は内装工事を残すだけになりました。予定通りにいけば次週の連休には魚達の大移動を敢行したいと思っております。
更新日付:2006.10.01
10月第 2週 隆盛を極めた真夏の日差しもいつの間にか柔らかく感じられるようになり、寒さに向かうアプローチも当分の間は、のんびりした歩みでお願いしたいものです。水槽ルームは当初の予定通りに週末に完成し、お願いしておいた水槽も連休初日に無事搬入と成りました。これからしばらくの間は水槽の立ち上げとメンテナンスで休日の大半を過ごす事になりそうです。写真は懸命に水槽壁をメンテナンス中のオレンジフィン・カイザープレコ。
更新日付:2006.10.08
10月第 3週 週末に新しい水槽に魚達を移動しました。これといった混乱もなく引越しが完了しました。水槽は全て水槽ルームに収容しポンプのノイズが BGM と云うところでしょうか。広くなった新しい水槽で、魚達がのんびりと泳ぐ姿を眺めていると時間の経つのも忘れてしまいそうです。立ち上げた水槽には旧水槽から出来るだけ沢山の飼育水と濾過材を持ち込み、早期の水質安定を心掛けております。
写真はレッドフックメチニス myleus rubripinnis パクータンクのバックスクリーンを外し、飼育水を徐々に少なくしていくとにわかに始まった環境の変化に何となく不安そうな雰囲気が伺われます。
更新日付:2006.10.15
10月第 4週 季節は秋に向って順調な歩み。
今週は一段と柔らかくなった日差しの中で快適な毎日を過ごす事ができました。新しい水槽と云えば、こちらも順調に立ち上げが進み、アクリル板を隔てた私にも窮屈な状況から少しだけ緩和された魚達の活況が見て取れるようです。写真は先週に引き続きレッドフックメチニス。不安そうな先週の表情から一転した彼に、新しいインフラが快適で有りますように。
更新日付:2006.10.22
10月第 5週 先週に引き続き今週も過ごしやすい毎日となりました。一段と風船のような体型に成長された彼女(キングコングパロット)は、その愛らしい風体とは裏腹に結構、攻撃的な一面があるのは DNA とその圧倒的な巨体に由来するものでしょうか。
更新日付:2006.10.29
11月第 1週 11月に入り朝夕は肌寒く感じられるようになりましたが、水槽ルームは室温・湿度とも高く水温もヒーターを入れずに26度前後をキープしております。写真はサタンプレコ glyptoperichthys scrophus の腹側ですが、強面で頑丈な甲冑 ( 別室 ) をまとった出で立ちとは裏腹に、お世辞にも美しいとは云えないものの以外に柔らかくて温かそうなお召し物を身に着けておられます。
更新日付:2006.11.05
11月第 2週 週の初めに急に冷え込んだ日があり慌しくサーモとヒーターをセットしました。11月も中盤に差し掛かると真冬の片鱗を窺うような寒さに見舞われる事も有り、予想以上に寒暖差の大きいこの時季の水温管理には注意が必要です。転ばぬ先の杖ではないですが早いうちから保温器具のお世話に成っておくほうが無難なようです。今週はサタンプレコのプロフィールショット。
更新日付:2006.11.12
11月第 3週 さすがに11月も後半に差し掛かると寒さも本格的に成って参りました。新しい水槽の立ち上げから約1ヵ月が経ち、ようやく水質も安定してきたようで魚達の様子もどことなく落ち着きをみせ、成長にも拍車が掛かってきたようです。写真のファットスリーパー Dormitator latifrons は一番の成長株。ずっしりとした体型には威厳さえ感じられます。
更新日付:2006.11.19
11月第 4週 11月も残すところ数日となり寒さに向かうスピードにも拍車が掛かってきたように感じられます。こちらはずいぶんご無沙汰しておりましたが水槽ルームの片隅にはアカハライモリのゲージ。無造作に流木を積み上げた彼らの世界では相変わらず静かなパントマイムが演じられております。総勢11名の彼らの世界は、給餌時の慌しさを除けば平穏な毎日の繰り返し、人里離れた彼らの故郷には到底及ばないまでも温厚な彼らに私のゲージが少しでも快適な空間で有りますように。
更新日付:2006.11.26
12月第 1週 師走に入り寒さにも気合が入って参りました。慌しく過ぎ去ろうとしている今年も気が付けば新春となっている喧騒の時期を間近かに控え、今年こそは段取りの悪さを払拭するべく意気込みはあるのですが・・・。写真は今年一年でずいぶん成長されたブラックバンデッドミレウス。
更新日付:2006.12.03
12月第 2週 12月も中旬に差し掛かると、暖かさに期待を抱く事も少なくなり、ただひたすら厳冬に向けて進んでいく季節に成す術もなく・・・。
保温された水槽では厳冬を迎える事も無く、来春の水和む頃まで魚達には秋の装いのまま心地よく推移する時間だけを満喫される訳です。写真のメチニスは正に紅葉をまとった出で立ちで寒さキラーの私に一瞬の暖かさを与えてくれます。(2019.03.12 再)
更新日付:2006.12.10
12月第 3週 何となく気忙しい毎日を淡々と過ごしていくうちに今年も残り少なくなってまいりました。私の水槽の一年を振り返れば、主役のパクー達の成長が顕著であり単独水槽のフラワーホーン・サタンプレコは依り一層カリスマ性に磨きが掛かり、彼らの専属カメラマンの私とすれば飼育並びに撮影を大いに楽しませていただきました。加えて慣例に従って、迎春の準備とは縁遠い私の師走スタイルは今年も滞りなく進行していると云うところでしょうか。
更新日付:2006.12.17
12月第 4週 クリスマスイブ。暮れも押し迫って参りましたが、厳冬に移行するスピードは思ったより緩やかで、この時季とすれば「暖冬」と云うところでしょうか。写真のフロントーサ Cyphotilapia frontosa は抑圧されていたスペースが緩和されたことにより一気にその存在感を増して参りました。タンクメイトのパクー達とは現状、混浴による弊害は見受けられませんが、今後マックスサイズに近付くにつれ、どういった展開までを想定して置くべきか・・・。年の瀬の喧騒が落ち着き、新しい年が始動するまで水槽の諸案件も凍結と云うことに。
更新日付:2006.12.24
12月第 5週 大晦日。今年もあと数時間を残すばかりとなりました。私の管理する水族達にとって今年は良い年だったのでしょうか。伺う術もない私には自己満足の管理法をこれからも続けていく他に手立てはないのですが、最近のネット環境の充実に比例して管理情報も多岐に亘り、問題の解決に大いに参考とさせていただいております。そうそう今週のゲストモデルは写真のウーパールーパー Ambystoma mexicanum 彼らは私の管理下ではないのですが、訳あって数日間の居候となっております。
本年もわたくし gonta036 の四方山話にお付合いいただきましてありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
更新日付:2006.12.31