日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2007年

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ミロソマ  Mylossoma aureum  ID1651

パクー水槽の二匹のミロソマは以前にもお話したように同時期に同じような体長で導入したにも関わらず、ずいぶんと成長スピードに差が出て参りました。写真は 今回初めてお目見えの成長がスローな個体で、 別室 の個体はお馴染みの成長が早い個体です。特徴的にとり立てて違いが有る訳ではないのですが、写真のタイニーな個体は尾びれの額縁が鮮やかです。

更新日付:2007.10.14

Myleus schomburgkii  ID1653

パクー水槽に2匹のパクーを導入致しました。写真のブラックバンド・ミレウス Myleus schomburgkii はシングー産の個体。彼は個性的で均整のとれたスタイルが美しい若魚で、成魚になってもこのままの体型を維持していただきたいものです。 別室 のパクー Myleus rubripinnis sp は、現状のオレンジの斑も美しいのですが、この先、成長に伴って変化するであろう斑紋の形と発色に飼育の醍醐味があります。このタイプのパクーは非常に魅力的でありフォトジェニックです。彼は尻鰭の発色が Myleus rubripinnis luna のものではないと思われますが、私には推測の域を超えることは不可能です。

更新日付:2007.10.21

ルナ①  Myleus rubripinnis luna  ID1655

私のパクータンクでお気に入りのルナ 別室 は、残念ながら現在、海外の文献に観るルナのように斑紋をオレンジや黄色に染め上げたような艶やかな衣は纏っておられません。また近い将来、彼が私の飼育下に措いてどのような体色に変化を遂げられるものかも解りません。ただ云える事は頻繁に登場いただいている 別室 の彼女も最初は全く地味な存在だったのですが、飼い込む程にその体いっぱいに美しい発色を醸し出された経緯を目のあたりにし、タイプが違うとは云うものの未知のルナに少なからず期待を寄せている次第です。

更新日付:2007.10.28

Pacu(Brazil Peru pantanal)  Myleus rubripinnis rubripinnis  ID1658

写真のパクー 別室 は、ブラジルパンタナール産のレッドフック・ミレウスで  別室 は、ペルー産のレッドフック・ミレウス・・・とは言うものの私のパクータンクのこの二匹が産地の違いで形態的な差があるものなのか単に個体差なのか、はたまた違う種類のものなのか私には理解できません。いずれにしても大好きなパクーには違いなく私にとって赤い尻鰭(レッドフック)である事自体に大きな意味もないのですが、同じ時間を共有する仲間として少し気掛かりに思っている次第です。

更新日付:2007.11.04

ドルフィンパクー  Ossubtus xinguense  ID1661

ドルフィンパクー( 別室 )は、意外にその丸い風貌や温厚そうな顔付きから受ける印象とは違って、非常に攻撃的なスタンスの持ち主です。私のパクータンクでは、どうやら自分より一回り大きいサイズのイエローフックミレウスがターゲットのようで、追い掛け回して居る光景がしばしば見られます。いずれにしても、攻撃をスタンスとするパクーは現在のところ彼だけであり、他のメンバーは全て温厚である事から、環境的には単独での飼育が両者にとって良かったかと、将来的な構想も描きながら観察している次第です。

更新日付:2007.11.11

クラウンローチ  Botia macracanthus  ID1663

パクータンクで居候中だったクラウンローチ( 別室 )は、体長計測(結果約 23cm)の為にトリートメントタンクに移動をお願いしていたのですが、元に戻るタイミングを逃してしまいそのまま現在も暮らしておられます。差し当たって今のところトリートメントタンクを使う予定もなく、機嫌良く一人暮らしを楽しまれているようなので水槽の需要が発生するまで暫定的とは云うものの快適に過ごしていただけたらと考えた次第です。パクー水槽では餌の確保に右往左往しておられましたが此処にいると落ち着いたもので「つかの間の飽食生活」を堪能されていると言ったところでしょうか。

更新日付:2007.11.18

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID1665

しばらくの間ご無沙汰をしておりましたアカハライモリ( 別室 )のゲージには、週に一度の給餌と月に一度の大掃除以外はあまりお邪魔することも無いのですが、のんびりとした休日に、久しぶりの記念撮影を敢行いたしました。彼らのスローモーな仕草は非常にユニークでゲージを覗き込んでいるといつの間にか時の経つのを忘れてしまうほどです。早いもので彼らとのお付き合いも8年目を迎えましたが、物静かなゲージはこれと言って変わる事もなく、慌しい私の時間だけが足早に通り過ぎて行くようです。

更新日付:2007.11.25

ルナ②  Myleus rubripinnis luna  ID1667

私のパクータンクのルナは、以前にお話した個体ルナ①と今回ご紹介する彼( 別室 )の2匹です。彼は体長こそ20cmと大柄で貫禄も十分なのですが、発色はと云うと、現在のところ肩口の斑が少しオレンジ色を呈する他は全体に地味な色合いをしておられます。いずれにしてもパクー達の魅力は、体型と飼い込むほどに変化する体色と斑にあり、今は地味な彼がいずれ大化けする事に期待を抱いている次第です。

更新日付:2007.12.02

ルナ①  Myleus rubripinnis luna  ID1669

今週も引き続きルナの話題になるのですが、写真の個体は15cmと、2匹のルナのうち貫禄こそ先週登場の個体ルナ②( 別室 )に及ばないとは云うものの、以前にお話してから約ひと月で、ずいぶん美しく( 別室 )変身を遂げられ、パクータンクを眺めながら、一人目を細めている次第です。パクーに付いての文献を持ち合わせていないので何とも言えないのですが、体色の変化は老成魚に期待は出来ないものでしょうか。

更新日付:2007.12.09

ブラックバンデッドミレウス  Myleus schomburgkii  ID1672

パクーの中で一番特徴のある黒のラインを持つブラックバンデッドミレウス ( 別室 ) は産地によりバンドの太さや体型にも違いがありコレクション性には事欠かない魅力の持ち主です。同じパクーでも斑に特徴のあるレッドフック・ミレウスとはまた趣が違い「ストレートな魅力・・・」と言ったところでしょうか。

更新日付:2007.12.16

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