以前にお話したようにクラウンローチ ( 別室 ) は、トリートメントタンクで単独生活をされておられます。コイ目ドジョウ科に属する彼は20cmを超えてから(現在約23cm)ドジョウと云うよりはコイを強く感じるようになりました。元々ドジョウと云うイメージからすれば、体色や行動がずいぶんと違う彼も、成長するに伴ってより一層自由度が増し、テリトリーや食性まで「何でもあり」の状態です。幼魚の間はこれといって混浴に問題の無い彼らも、成魚になるに従って気性の荒さが顕著になり、現在私の管理下のメンバーでは、このまま単独生活をお願いしなくてはいけない状況に成っております。
更新日付:2008.01.06
レッドフック・ミレウス( 別室 ) の魅力は、均整のとれた体型と飼い込んでいく内に現れる斑紋の色・形にあります。またその出方も個体に因って千差万別であるがゆえ、一旦その魅力にハマルと、加速度的にコレクションに拍車が掛かります。どちらかと言えば、扱って居られるショップも少なく、流通量も限られている事から、特にレアな個体を入手しようとすれば、少なからず出費を覚悟しなくてはなりません。私のパクータンクには幼魚からの飼い込み個体も多く、月日と共にその魅力が開花し、大いに楽しませていただいております。飼育に付いては特別な配慮をしている訳ではありませんが、遊泳力のある彼らには、水槽サイズは可能な限り大きなタンクを用意するに越した事はありません。
更新日付:2008.01.13
ルナ ( 別室 ) の魅力はやはり斑紋にあります。同じルナでも個体によって色とその濃さにも違いがあり ( 別室 ) の個体は肩口に少し斑紋があるのですが、ボディには殆ど見る事が出来ません。いずれにしても、水質にも大いに関わりがあるようで、調子の良い時には斑紋の見え方も顕著に感じます。
写真の個体の3カ月前の写真 ( 別室 ) では、撮影の角度、露光条件の違いを加味してみても、現在より明らかに斑紋も少なく、色も薄く見えます。今後、彼がどのように変化していくのかを楽しみにしております。
更新日付:2008.01.20
写真のレッドフック・ミレウス( 別室 ) はブラジル、パンタナール産( ショップ情報 )の個体。先週、お話したルナに比べると派手さでは叶わないとは云うものの、最近になり少しずつでは有りますが、斑に色が現れて参りました。幼魚の内からお付合いしている彼もいつの間にか若魚に。斑に現れる色模様は彼の歩んできた履歴なのかも知れません。
更新日付:2008.01.27
写真のレッドフック・ミレウス( 別室 ) はコロンビア産( ショップ情報 )の個体。先週のパンタナール産とはずいぶんと趣が違っております。以前にお話した Myleus rubripinnis rubripinnis は、同じコロンビア産の個体でも尻鰭が伸張するタイプ( 別室 ) で、また違ったキャラです。いずれにしても今週のレッドフック・ミレウスの詳細は不明です。
更新日付:2008.02.03
少し前にもお話したルナ ( 別室 ) ですが、パクー水槽を眺める度に彼の美しさに満足しております。最近になり、より一層派手さに磨きが掛かって参りました。窓の向こうに舞う雪が、桜の花びらに変わる頃、彼のボディの花びらも満開になりますように・・・。
更新日付:2008.02.10
パクー水槽のメンバーはそれぞれにその美しさに違いがあります。シルバーに光る個体、花びらのような斑紋、染め上げたような体色。いずれの個体( 別室 ) も年月を重ねるほど深みを増す美しさに満足しております。写真の彼は、尻鰭の着色からみればタイプ違いのルナのようですが、斑紋の美しさと体色の鮮やかさが気に入っております。
更新日付:2008.02.17
先週に引き続きレッドフック・ミレウス( 別室 ) ですが、写真の彼もまたルナのタイプ違いのようです。現在、私のパクー水槽ではルナが6匹。それぞれが特徴のある斑の形・体色をしていて非常にフォトジェニック。見飽きる事のないパクー達の魅力は尽きる事がなさそうです。
更新日付:2008.02.24
写真のバンデッドはブラジルアマパ産のワイルド個体( 別室 ) です。5cm 程で入居され、順調に、現在は 10cm まで成長されました。幼魚から若魚へ、瑞々しい張りのあるボディは成魚にない魅力を醸し出して居られます。数年の時を経て貫禄のある成魚に成られるまで、じっくりと私のタンクで美しさを開花させていただきたいものです。
更新日付:2008.03.02
写真のレッドフック ミレウス・ルナ( 別室 )は 2007.11 に入居した個体で、残念な事に産地が不明です。他のパクーに比べて成長スピードが早い上に、体格もがっしりとしておられます。過去に同じ老舗の熱帯魚屋さんから求めたレッドフックも成長が早く(現在25cmオーバー)体形も酷似している事から同産地の個体であると想像されます。
更新日付:2008.03.09