日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2009年

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2009.01.04  Cynops pyrrhogaster

1月第 1週 謹賀新年 明けましておめでとうございます。
ここ大阪のお正月は、比較的、穏やかな天候に恵まれ、過ごしやすい毎日を送る事ができました。休日の間は、写真のアカハラ諸氏の記念撮影をしながら、彼らの成長振りを楽しみました。年を追う事に、お正月らしさが薄れていく中、合理化されていない彼らのゲージには疲れを癒すパワーが満載。
本年も、私くし gonta036 並びに後援者である雷魚図鑑キャスト一同、よろしくお願い申し上げます。

更新日付:2009.01.04

2009.01.11  Metynnis hypsauchen

1月第 2週 週末は 厳冬に相応しい寒気の到来に閉口いたしております。寒さもこの先二ヶ月間がピークで、私にとっては一番、有り難くない時期に差し掛かったと云うところでしょうか。外出は何かに付けて億劫になり、休日は魚達と過ごす時間が長くなります。写真のメチニスはレッドフックミレウスの勢力が強い私のパクータンクでも、気劣りする事も無く老成メチニスの貫禄を堅持しておられます。

更新日付:2009.01.11

2009.01.18  Myleus rubripinnis luna

1月第 3週  久しぶりに今週末はパクータンクの大掃除を敢行いたしました。一部、濾材のメンテナンスも兼ねて半年振りの大掛かりな作業に、敏感且つ活発なパクー達は普段にも増して戸惑いのご様子。写真のルナは、班のヤマブキ色と腹部の朱色が相まり、私のパクータンクでもひときは目立つ個体に成長されました。

更新日付:2009.01.18

2009.01.25  Cynops pyrrhogaster

1月第 4週 今週末の大阪は、前半が粉雪も舞う厳しい寒さで、後半は晴天に恵まれ日差しも暖かく感じられました。厳冬の2月を目前に、暖かい日差しが水を温ませる春まで、保温された水槽の春を楽しんでいる毎日です。アカハライモリのゲージから屈託の無い視線を寄せてくれる彼女もまたゲージの春を謳歌しておられるのでしょうか。

更新日付:2009.01.25

2009.02.01  Mylossoma duriventre

2月第 1週  いよいよ厳冬の2月を迎え、時折、諦め掛けた暖かさを思い出させてくれる午後の日差しが、頼もしく感じられます。今週もメンテナンスを終えたパクー水槽を眺めながら、ウイークデーには通り過ぎるだけの彼らとの無言の会話の中に心地よい暖かさが伝わってきます。

更新日付:2009.02.01

2009.02.08  Myleus rubripinnis luna

2月第 2週  今週は比較的、穏やかに晴れた日が多く、苦手な寒さを除けば、快適に過ごす事ができました。パクー水槽の面々もこれと言ったトラブルもなく、保温された水槽の一足早い小春日和を楽しんでおられます。保温と云う名の管理されたシステマチックな季節の移ろいが、彼らにとって快適な空間なのかどうかは解りませんが、暖かい春を待つ私には羨ましく感じられます。

更新日付:2009.02.08

2009.02.15  Cynops pyrrhogaster

2月第 3週  今週は、半ばから春を思わせる穏やかな日が続き、願わくばこの暖かさのまま、残された冬を過ごす事が出来ればと、窓越しの冬枯れをぼんやりと眺めております。給餌を終えたアカハライモリのゲージでは、一時の喧騒が嘘のように和やかなスキンシップが繰り広げられ、水槽のガラス越しに私が待ちわびる小さな春が見えました。

更新日付:2009.02.15

2009.02.22  Cynops pyrrhogaster  (The image photograph of the early spring)

2月第 4週  先週の束の間の暖かさが嘘のように今週は冷たい冬将軍に見舞われ、ほころび掛けた口元を閉め直しております。厳冬の二月も後半に差し掛かり、時期的に長く感じられた冬もいよいよクライマックス。そう云えば例年、ここ大阪でも2~3度、遭遇する積雪もこの冬は知らずに通り過ぎる事が出来るのでしょうか。今週のアカハライモリのショットは早春のシチュエーションです。

更新日付:2009.02.22

2009.03.01   Giant pacu

3月第 1週  3月に入り、最初の週末は、小春日和の穏やかな一日になりました。いつものようにメンテナンスを終えたパクー水槽で、一番大柄な写真のジャイアントパクー(カウア)は、体高も然ることながら、大きく張り出した尻鰭が、より一層の貫禄を醸し出しております。パクー達の成長と共に待ちに待った暖かい春はもうそこまで・・・。

更新日付:2009.03.01

2009.03.08  Myleus rubripinnis luna

3月第 2週  季節は一進一退。今週は急に冷え込んだかと思えば、小春日和に恵まれたりと、寒暖差の激しい週となりました。パクー水槽のメンバーは、個体差はあるとは云うもののそれなりの成長を遂げられ、メイン水槽(1800mm×750mm×600mm)も過密まではいかないまでも、活発なパクー達にとっては、決してゆとりのあるスペースとは言えない状況に成って参りました。飼い込む程に美しさを増す彼らの魅力を、限られたインフラの中に余す事無く表現できる程のリテラシーが、私にあるかどうかは甚だ疑問ですが、少なくとも縁あって同じ時を過ごす事に決めた彼らとの長年の良好な関係は維持・継続したいものです。

更新日付:2009.03.08

2009.03.15  Myleus rubripinnis luna

3月第 3週  3月も中旬となり、今週は、今か今かと暖かさを待つ身には厳しい寒さに感じました。パクータンクの老成魚ルナは、若魚のような瑞々しさはありませんが、四季折々の美しさが体表に現れているように見えます。桜の花びらが舞う暖かい春はもうそこまで・・・。

更新日付:2009.03.15

2009.03.22 Cynops pyrrhogaster

3月第 4週 今週は一進一退を繰り返していた季節が、一気に春へシフトされ、ようやく冬のトンネルを抜け出そうと云ったところでしょうか。私にとっては待ちに待った暖かい季節の到来も、アカハラ諸氏には、別段、興味も無さそうで、ゲージではいつもながらのポーカーフェイスで、静かにパントマイムが繰り広げられております。

更新日付:2009.03.22

2009.03.29   Glyptoperichthys lituratus

3月第 5週 待ちわびる暖かい春は、お預け状態、今週は花冷えの一週間になりました。いつまでも厚手の上着が手放せないこの時季に相応しく、単独水槽のサタンプレコ氏はごらんの通り冬のコスチューム、何となく微笑まれてるように見えるのは気のせいでしょうか。

更新日付:2009.03.29

2009.04.05   Myleus schomburgkii

4月第 1週  4月に入り桜もいよいよ満開の時季を迎え、ここ大阪では今年も大川沿いの桜並木が見事な美しさで、観る者を楽しませてくれます。冬の間、寒さに感けて行けなかった木津川にも、暖かい春の風が吹いているのでしょうか。

更新日付:2009.04.05

2009.04.12   Myleus rubripinnis luna    Red spot

4月第 2週  今週は桜も満開となり、週末は絶好の花見日和となりました。数週間前の肌寒さが嘘のようで、一気に初夏を思わせるような陽気に、心地よさと安心を感じると云ったところでしょうか。写真のルナ (レッドスポット) は、いつの間にか貫禄ある成魚にと成長を遂げられ、月日が経つに従って重厚さを増すように感じられます。彼の場合、充分に大きく張り出した尻鰭とは逆に、小ぶりに見える背鰭とのアンバランスな対比が、よりいっそう体高を際立たせるようです。

更新日付:2009.04.12

200.04.19  Mylossoma aureum

4月第 3週  今年の桜もいよいよクライマックスを迎え、遅咲きの八重桜が美しい時期になりました。今週末は、好天に恵まれ、気温も一気にはね上がり、汗ばむ程の陽気となりました。水槽もヒーターが稼動する事も少なくなり、魚たちにとってこれから過酷な季節を迎えることになります。

更新日付:2009.04.19

2009.04.26   Myleus rubripinnis

4月第 4週  先週の一気に初夏を思わせる陽気も一段落。今週末は急ぎすぎた季節が少しだけ逆戻りしたような肌寒さを感じました。メンテナンスを終えたパクー水槽で、写真のオーソドックスなレッドフックは、紅一点のスポットがトレードマーク。入居は 2008年 3月。現在、体長15cmと小柄ながら均整のとれた体型が美しい個体です。

更新日付:2009.04.26

2009.05.03   Myleus rubripinnis luna

5月第 1週  5月に入り、大型連休も後半戦。アクアリストの皆様には如何お過ごしの事でしょうか。季節も、ようやくここに来て、肌寒さもなくなり、梅雨を迎えるまでの快適なひと時と云ったところでしょうか。季節の移ろいとルナの体色の変化に相関関係があるのかどうかは解りませんが、時を経る度に美しくなる彼らの魅力を堪能しております。

更新日付:2009.05.03

2009.05.10   Myleus rubripinnis

5月第 2週  大型連休も終わり、週末は初夏を思わせる天候になりました。いつのまにか5月も中旬を迎え、今更ながら月日の速さに驚いている次第です。のんびりとした週末は、メンテナンスを終えた水槽で魚たちのご機嫌を伺いながら記念撮影を楽しんでおりますが、充てのない至極の時間は、ドラスチックなまでに俊足で、いつの間にか夕暮れを私に運んで来てくれます。

更新日付:2009.05.10

2009.05.17   Cynops pyrrhogaster   (Japanese Fire-bellied Newt)

5月第 3週  今週末はあいにくの雨模様となり、肌寒ささえ感じました。まもなく訪れる梅雨を前に、出来るなら雨は先送りでお願いしたいものです。のんびりとした昼下がりにアカハラゲージを眺めていると、いつの間にか睡魔に見舞われました。忙しかった今週、彼らが私に教えてくれたのは英気を養う休養だったようです。

更新日付:2009.05.17

2009.05.24   Mylossoma aureum

5月第 4週  今週は忙しさに感けて水槽のメンテナンスが簡略化となり、たいへん申し訳なく思っております。梅雨を前に控えて水温も徐々に上昇の兆しが見え始め、温度管理の難しい時期に差し掛かりましたが、幸いな事に今のところパクータンクでは体調の悪い個体もなく、順調に推移いたしております。

更新日付:2009.05.24

2009.05.31  Myleus rubripinnis

5月第 5週  早いもので5月も最終日となりました。パクー水槽では今週のメンテナンスを機に底砂を撤収し再びベアタンクで管理する事にしました。写真のレッドフックはオレンジの斑が徐々に現れ始めました。今まで変化の少ない個体だったのですが、今後の変身振りを楽しみにしております。

更新日付:2009.05.31

2009/06/07   Mylossoma aureum

6月第 1週  6月に入り、梅雨を間近に、週末の晴天も何処となく湿気を帯びているように感じます。まもなく訪れる高水温時期対策は、例年通り水槽部屋のエアコンによる温度管理を考えております。今週もメンテナンスを終えたパクー水槽でお気に入りのミロソマが美しく輝いて見えました。

更新日付:2009.06.07

2009.06.14   Myleus schomburgkii

6月第 2週  今週は、ここ近畿地方も梅雨に入り、夏に向けてのトライアルと云ったところでしょうか。ところで蒸し暑い水槽部屋も入梅を機にエアコン管理に切り替えました。高水温は魚たちにとっては厳しい状況で、数年前からエアコンのお世話に成っている次第です。

更新日付:2009.06.14

2009.06.21   Ossubtus xinguense

6月第 3週 梅雨に入ったとは云うもののここ大阪では今週も晴天が続き、蒸し暑い毎日となりました。先週もお話しましたが、写真のドルフィンパクー(パロットパクー)は現在、サタンプレコとの同居をお願いしております。気性の荒い両者の同居は一見、大したトラブルもなく推移しているように見えるのですが、決して仲良く・・・と云う訳ではなく、サタンプレコから彼に向けての頭付き攻撃 ( 別室 ) を幾度となく目撃しております。

更新日付:2009.06.21

2009.06.28   Myleus rubripinnis

6月第 4週  今週もまるで梅雨が明けたような天候で、一足早い夏体験と云ったところでしょうか。夏と云えば遠い昔、毎週のように訪れた木津川で、川面を渡る心地よい風をふと思い出しました。季節の移ろいは、成長と云う名の下にパクー水槽の面々にも平等に訪れ、ゆったりと感じられたスペースもいつの間にかそれなりの賑やかさを感じるようになりました。

更新日付:2009.06.28

2009.07.05   Glyptoperichthys lituratus

7月第 1週  どうやら今年は、空梅雨の様相で、今週も夏らしい天候が続きました。
週末の水槽メンテナンスは、久しぶりに器具類の点検と濾材掃除を敢行いたしました。夏に向けての大清掃と云ったところでしょうか。写真のサタンプレコは、ドルフィンパクーと付かず離れずの同居生活。激しく争っている時が有るかと思えば、傍に寄り添っているような時もあり、双方の親密度は謎ですが、気性の荒さではサタンプレコに軍配があがりそうです。

更新日付:2009.07.05

2009.07.12   Glyptoperichthys lituratus

7月第 2週  週末は茹だるような暑さで、まるで梅雨が明けたような天候となりました。メンテナンスを終えた夕暮れのアンバーな光の中、サタンプレコが水流と戯れる姿をぼんやり眺めていると、いつの間にか夢見心地に。そう云えば、遠い昔に見た夢は、いつもなぜかセピア色・・・。

更新日付:2009.07.12

2009.07.19   Glyptoperichthys lituratus

7月第 3週  今年は梅雨に入ったのかどうか解らないような天候が続き、その内に、ここ近畿地方も梅雨が明けたようです。先週からの茹だるような暑さは変わる事もなく、季節の歩みを告げてくれていたのはどうやら蝉の鳴き声だけだったようです。サタンプレコの記念写真が続きましたが、それぞれアングルと雰囲気が違う彼の表情の中で一番、彼らしいショットは ( 別室 ) でしょうか・・・。

更新日付:2009.07.19

2009.07.26   Ossubtus xinguense

7月第 4週  先週は梅雨が明けたようにお伝えしましたが、近畿地方の梅雨明けは、まだだったようです。そう云えば週末の大阪は、蝉の合唱と天神祭りが終わった事を除けば、ここに来てようやく梅雨らしい天候と言ったところでしょうか。メンテナンスを終えたパロット(ドルフィン)パクーとサタンプレコの水槽 ( 別室 ) は今週も大きなトラブルもなく混浴が成立したもようです

更新日付:2009.07.26

2009.08.02   Metynnis hypsauchen

8月第 1週  8月に入ってもここ近畿地方は梅雨明け宣言が出されず、かといって梅雨らしい毎日かと云えばそうでもなく体感的には夏本番の蒸し暑さが続いていると言ったところでしょうか。写真のメチニスは、今年2月に幼魚で入居されてから約半年でようやく若魚の仲間入り。入居当初しばらくは並居るミレウス達に揉まれ、美しい鰭も傷付けられて痛々しい状態だったのですが、最近になり再生し、それに伴うように彼自体の存在感も出て参りました。私自身は、彼の額縁された尾鰭と背鰭の色付が大変、気に入っております。

更新日付:2009.08.02

2009.08.09   Myleus rubripinnis

8月第 2週  例年なら、梅雨明け10日と言われるように、安定した夏空が10日程は続くのですが、今年の近畿地方は、梅雨明けが遅かったせいか不安定な天候が多いように思えます。
週末のメンテナンスを終え、パクー達を眺めていると今更ながら彼らの成長スピードに感心させられます。彼らの成長と活発な動きは、余裕に思えた水槽が、いつの間にか手狭に感じるようになりました。

更新日付:2009.08.09

2009.08.16   Myleus schomburgkii  ID 634

8月第 3週  盂蘭盆会の法要を済ませると、夏も後半戦。まだまだ暑い日が続きますが、夜には虫の鳴き声が、涼しい風を運んで来てくれます。パクー水槽のニューフェイス、ブラックバンデッド・ミレウスの幼魚は、食欲旺盛。この時期の成長には目を見張るものが有ります。2019.06.03 再

更新日付:2009.08.16

2009.08.23   Myleus schomburgkii

8月第 4週  日中の暑さは相変わらず厳しいとは云うものの朝晩はずいぶんと過ごしやすく成って参りました。今週は、水槽メンテナンスと同じタイミングでメンバーの移動を敢行いたしました。具体的には、パロット(ドルフィン)パクーをパクー水槽に、逆にブラックバンデッド・ミレウスの幼魚(写真)をサタンプレコの水槽にお招き致しました。今のところ、これと言った弊害もなく順調な滑り出しと云うところでしょうか。

更新日付:2009.08.23

2009.08.30   Ossubtus xinguense

8月第 5週  今週も朝晩の涼しさとは裏腹の残暑に閉口いたしました。写真のパロット(ドルフィン)パクーは、先週、パクー水槽に移動をお願いし、代わりにブラックバンデッド・ミレウスをお迎えしたのですが、今週末のメンテナンスでまた元通りに。理由は、パロットパクーの行動にあります。当初、パクー水槽で大人しくしていた彼は、今から思えば、猫を被っていた様で、次第に本性が表れ、週の半ばには、同居のパクー達を追い掛け回したあげく、一部の個体を除いて、鰭が無残な状態に。やはり昔の凶暴ぶりは、変わる事もなく、むしろパワーアップを図られていたようです。再び同居が決まったサタンプレコ氏は、暫らくの間、平和な毎日を過ごしておられましたが、ここに来て、また緊張の毎日を生きる事になられました。

更新日付:2009.08.30

2009.09.06   Myleus schomburgkii

9月第 1週  9月に入り、相変わらず残暑は厳しいとは云うものの例年に比べると随分穏やかに感じられます。さて先週、お話しましたが、パロット(ドルフィン)パクーの凶暴さ故に水槽を行き来する事になった 写真のブラックバンデッド・ミレウスの幼魚ですが、成長期と云う事もあり食欲は旺盛で、諸先輩の食べ残しまで、実に綺麗に平らげていただいております。おかげさまでパクー水槽は、隅々まで掃除が行き届いた状況で、ある意味において献身的な清掃活動とも言える給餌行動が、いつまで継続するかは分かりませんが、現時点においては彼らの食欲に感謝している次第です。

更新日付:2009.09.06

2009.09.13   Myleus schomburgkii  ID 638

9月第 2週  9月も中旬を迎え、日中の日差しさえ一時の勢いはなく、ずいぶん過ごしやすく成って参りました。心地よい秋の気配は、穏やかな気持ちにさせていただけるのですが、来たるべく先にある寒さが苦手な私にすれば、駆け足による季節の移ろいは、ご容赦いただきたいところです。写真はシングー産のブラックバンデッド・ミレウス、最近、太バンドのミレウスを見慣れているせいか彼のバンドが細く見えます。2019.06.02 再

更新日付:2009.09.13

2009.09.20   Myleus rubripinnis luna

9月第 4週 9月も後半に差し掛かり、初秋の心地良さは、魚達とのふれ合いと同じようにウイークデーの喧騒を和らげてくれます。ところで、漢詩 「春眠暁を覚えず・・・」 は、例年この時期の睡魔にも当てはまるように感じるのですが、皆様は如何でしょうか。今週もメンテナンスを終えた水槽をカラフルではナンバーワンのルナが通り過ぎました。

更新日付:2009.09.20

2009.09.27   Ossubtus xinguense

9月第 5週 9月も残すところ後、僅かとなりました。週末は天候にも恵まれ、汗ばむ程の陽気となり、絶好の行楽日和と言ったところでしょうか。さて今週のモデル、写真のドルフィン(パロット)パクーですが、他のパクー達との混浴には全く不向きと言わざるを得ませんが、成長に伴って(15cmを超えるあたりからでしょうか)その独特な体型や体色、尻鰭の形状に至るまで幼魚の頃には想像も出来なかった魅力が開花し始めます。飼育は、上記のように混浴さえ考えなければ容易です。給餌も幼魚の内から人口飼料をメインに食しておられますが、これと言った問題もなく現在まで推移しております。

更新日付:2009.09.27

2009.10.04   Myleus rubripinnis luna  ID641

10月第 1週  10月に入り、最初の週末は清々しい一日となりました。いつものように水槽メンテナンスが終わると、暫らくの間、慌しかったパクーたちも落ち着きを取り戻し、のんびりとした彼らの時間に逆戻り。普段から活発な彼らは、こちらの動きにはとても敏感で、驚かすような素早い行動は厳禁です。長年に亘る付き合いで、彼らの習性がおぼろげながら掴めてきましたが、いずれの社会も同じように、お互いのルールを守っていれば、私が望むフォトジェニックなポーズを提供いただけます。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.04

2009.10.11   Myleus rubripinnis luna  ID 642

10月第 2週  10月も中旬に差し掛かり、秋の気配も次第に濃くなって参りました。寒さの苦手な私には、朝晩の冷え込みは、涼しさの域を既に通り越し、身の引き締まる思いに一足早い冬の気配を感じている次第です。写真のルナは派手な装いを年中、纏って居られるのですが、妙にこの時期にマッチしているように思えるのですが・・・。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.11

2009.10.18   Myleus rubripinnis luna

10月第 3週  水槽部屋のエアコンも稼動する事もなくなり、それに変わって水槽は保温の時期を迎えようとしております。週末のメンテナンスは保温器具の点検も同時に行い稼動までは秒読みの段階となりました。写真のルナは間もなく入居から丸二年を数え、古株パクーの仲間入り。入居当初からすればひとまわりの成長は遂げられましたが、幼魚から若魚へそして成魚に向かう飛躍的な成長期は既に昔。最近は何処となく貫禄を感じられるまでに成られました。

更新日付:2009.10.18

2009.10.25  Giant pacu

10月第 4週  10月も後半になり秋も深まって参りました。日中の日差しは一時の勢いもなく、今しばらくは快適な過ごしやすさが楽しめると云ったところでしょうか。写真のジャイアントパクーカウアは入居から14ヵ月。私のパクー水槽では一番大柄な個体で、現在約28cm。最近、彼の尻鰭の伸張が写真でも確認できるようになりました。ちょうど、色が薄く見えるところが伸張した部分で、今後の成長振りを楽しみにしております。

更新日付:2009.10.25

2009.11.01  Myleus rubripinnis luna

11月第 1週  いよいよ11月に入り今年も残すところ2ヵ月となりました。この時期になると例年、一年の短さと寒さに向かうアプローチを実感させていただいております。私の気持ちとは裏腹に水槽の面々は加温により来春までの約束された穏やかな暖かさを今年も手に入れられた訳で、彼らにとっては厳しかったであろう夏の暑さを凌いだご褒美と云ったところでしょうか。

更新日付:2009.11.01

2009.11.08  Myleus rubripinnis

11月第 2週  秋も次第に深まって参りましたが、紅葉には後、もう少しと言ったところでしょうか。写真は、久しぶりに登場の、パンタナル産レッドフックミレウス。彼の場合、他のレッドフックとは少し違った進化で、幼魚時代のスタイルをあまり変えることも無く、体長も小振りで、発色もご覧の通りシルバー基調が強いまま成魚を向かえられたと云ったところでしょうか。個性の少ない個性もまた、今後、楽しみなパクーです。

更新日付:2009.11.08

2009.11.15  Myleus rubripinnis luna

11月第 3週  11月も中旬となり、次第に肌寒く、日差しに恋しさを覚えるようになって参りました。
しかしながら、例年のこの時期に比べて今年は、暖かいようで、私の管理下にある数本の水槽も数週間前から保温器具の設置を済ませ、冬を迎える準備は整えていたとは云うものの、ようやくここに来て日中の寒暖差が顕著となり、彼らにとっては一足早い冬の訪れと云ったところでしょうか。

更新日付:2009.11.15

2009.11.22  Myleus rubripinnis luna

11月第 4週  今週は、一時的とは云え12月並みの気温となり、いよいよ本格的な寒さに向けて、たずなを引き締め直したと言ったところでしょうか。例年の事ながら、この時期になると、保温された水槽の魚達を羨ましく思うのですが、ここ大阪の寒さに怖気付いている私を尻目に、優雅に泳ぐ彼らには、故郷の暖かさを少しでも味わっていただけているのでしょうか。

更新日付:2009.11.22

2009.11.29  Myleus rubripinnis luna

11月第 5週  今週は、寒さが一段落。季節が少しだけ逆戻りしたような陽気となり、寒がりな私にとっては、たいへんありがたい時が過ごせました。早いもので11月もいつの間にか終盤を迎え、紅葉狩りも今がピークと云ったところでしょうか。写真の個体は、入居以来、オーソドックスな体色とスタイルが魅力で、他の派手なルナとは一線を置いて居られます。入居から3年目を迎えられ、地味ながら重厚感を漂わす長老の彼がとても気に入っております。

更新日付:2009.11.29

2009.12.06  Myleus rubripinnis

12月第 1週  12月。いよいよ2009年もひと月を切り慌ただしさがほんの少し寒さを忘れさせてくれるように感じます。写真のレッドフック・ミレウスは、小ぶりながら綺麗な発色で私を楽しませてくれます。彼の場合、他の個体に比べると体型は丸く斑の数も少ないのですが、発色はルナに近いものがあります。まだまだ疑問だらけのパクーですが、バリエーション豊富な彼らの魅力は尽きないと云ったところでしょうか。

更新日付:2009.12.06

2009.12.13 Myleus rubripinnis

12月第 2週  師走も中旬に差し掛かり、気持ちだけは焦るものの多忙に感けて年末の準備など忘れた振りのまま年の瀬を迎えるのが慣例となっております。元来、「余裕」や「暇」とは縁遠い生活に、一種、ステータスを感じる私くしは、慌しさが性に合っているのかも知れません。銀色に輝く、若魚のパクーにはスタイリッシュなシチュエーションがとってもフォトジェニック。

更新日付:2009.12.13

2009.12.20   Myleus rubripinnis luna

12月第 3週 今年も残すところ10日あまり、ずいぶんいろいろな出来事のあった一年でしたが、私の水槽環境と云えば、ここ数年あまり大きな変化もなく推移いたしております。以前は、週末になれば出掛けていた木津川の魚たちがメインだった水槽も、いつの間にか熱帯魚に席を譲り、唯一、採取組として残るのは、魚類ではありませんが、アカハライモリだけとなりました。めまぐるしく移り変わる社会状況に翻弄される毎日が続く中、日々の短い給餌の間や何気なく立ち寄ったショップで魚たちと過ごす少しの時間に疲れを忘れさせてくれるパワーに魅せられたアクアリストの皆様も多いと思います。書く云う私もその一人、そんな魚たちとの時間を来年も大切にしたいですね。おっと、年末のご挨拶のようになりましたが、来週、27日もお付合いよろしくお願い致します。

更新日付:2009.12.20

2009.12.27   Metynnis hypsauchen fasciatus  (Striped Silver Dollar)

12月第 4週 今年、最後の水槽メンテナンスを終えて一息つき、周りを見渡せば、新年を迎える準備を滞りなく済ませる事が出来たのは、目の前の魚たちだけ・・・と云う状況に少々戸惑いを感じながら、残り少なくなった暦を眺めては、溜め息をついております。パクーを中心とする私の管理水槽は、今年一年もまた大きな事故もなく、無事に過ごす事が出来ました。最近はミレウスをメインにお話を進める事が多くなりましたが、メチニス達も彼らに勝るとも劣らない魅力を秘めておられます。今年も数日を残すところとなりましたが、来年も引き続き「雷魚図鑑」ならびに私くし gonta036 も宜しくお願い申し上げます。それでは皆様、良いお年をお迎えください。

更新日付:2009.12.27

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