日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2010年

サタンプレコ  Glyptoperichthys lituratus  ID1941

パロットパクー( ドルフィンパクー )との混浴から開放され、晴れて単独水槽に移行されたサタンプレコは、体調もすこぶる快調で食欲も旺盛。彼の場合、混浴水槽( 別室 )では、他の連中に食事を阻まれるケースが多く、そう云った意味でも少々、手狭ではありますが、現在の環境は彼にとってはベストだと考える次第です。実際のところ、彼の体調は排泄の状況を見れば一目瞭然。混浴状態以上に水の劣化も進むように感じられます。

更新日付:2010.05.23

クラウンローチ  Botia macracanthus  ID1943

クラウンローチ( 別室 )は、私のアクアリウムでも定番魚の位置付けとして随分、長い間お付き合いをいただいております。彼らはご存知の通り鯉の仲間で、現地では30cmにも達する個体も居られるようですが、 さすがに私の周りのショップではそこまで巨大な個体にはお目に掛かった事はありません。しかしながら数年前から流通の違いからでしょうか、20cm 前後の貫禄ある大物も見掛けるようになり、彼らの魅力に、いっそうの磨きが掛かったと云うところでしょうか。

更新日付:2010.05.30

鯉  Cyprinus carpio  ID 1945

お天気の良い昼下がり、近くの用水路に放されている鯉( 別室 )を見に行きました。色とりどりの錦鯉に比べ随分と地味ではありますが、彼らを眺めているといつの間にか時間の経つのを忘れてしまいます。
随分、以前のお話ですが、メートル級の鯉を水槽で育てるのが念願で、釣ってきた真鯉の飼育を始めたのですが、50cm 近くまでになった時点で、手に負えなくなり断念。現在も親戚の池で優雅に泳いでる彼もまた写真の個体ぐらいに成長を遂げておられます。

更新日付:2010.06.06

ドルフィン(パロット)パクー  Ossubtus xinguense  ID1947

私のパクータンクのドルフィン(パロット)パクーは現在、約27cm 。タンク内でも入居時4~5cm の幼魚が、ここまでスムーズな成長を遂げられたと云う実績からすれば、現地ではいったいどれくらいのサイズの個体にお目に掛かれるものでしょうか。私の所有する二冊の海外文献にも Max サイズと思われるようなビジュアルはなく非常に残念に思っております。 別室 は写真の個体を15cm 前後の時に撮影したものです。

更新日付:2010.06.13

フロントーサ  Cyphotilapia frontosa  ID1949

先週ご紹介したドルフィン(パロット)パクーと体長は、ほぼ互角。写真のフロントーサもまた私の管理下では単独水槽指定種となっております。彼の場合、水槽を隔てた私にまで威嚇攻撃を仕掛けてくるほど戦闘意欲旺盛のツワモノですが、入居当初、いわゆる幼少期の彼  別室  は、現在から想像できないほど可愛らしい風貌で私を和ませてくれました。

更新日付:2010.06.20

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID1951

夏に向けて殺風景だったアカハライモリ  別室  のゲージをイメージチェンジしました。と云ってもバックスクリーンと流木をレイアウトした簡単なものですが、今までのベアタンク状況と打って変わって落ち着ける空間に変えたつもりですが、肝心の彼らの心境は如何なものでしょうか。

更新日付:2010.06.27

クラウンローチ  Botia macracanthus  ID1953

私の管理する水槽の中には、複数種の魚が混浴する、いわゆる雑居水槽が数本存在しております。写真のタンクもまたその一つで、クラウンローチ Botia macracanthus ・ ゴールデンマグナムプレコ Scobinancistrus sp. ・ スカンクボーシャ Botia morleti. などが、混浴を成立させて居ります。数本の雑居水槽の中には写真・( 別室 )のタンクもそうですが、特に同居するに付き支障を来たさないと判断した場合、水槽美化担当役としてクラウンローチを導入する事があります。と、云うのは、彼らをお迎えした水槽では日夜、献身的なまでの清掃業務が遂行され、定期的な水槽メンテナンスの簡素化に大きく貢献していただけるからです。しかしながら少々、頭の痛い問題は、数ヵ月後には、その献身的な労働に対し合法的に彼らが得る対価は、直接彼らの血となり肉となり、いつの間にかクラウンローチが独壇場のメインの水槽に様変わり。雑居水槽の主役は、いつの間にかクラウンローチに移行され、更なる水槽インフラの増大につながるといった問題も少なからず包含されております・・・。

更新日付:2010.07.04

ラビドクロミスカエルレウス  Labidochromis caeruleus  ID1955

ラビドクロミス・ カエルレウス( 別室 )は、ショップでもよく見掛ける、アフリカン(マラウイ湖産)シクリッドの代表種です。そして私の水槽の彼(写真)は、東南アジア産のブリード個体で、比較的リーズナブルに入手する事が可能です。体色の鮮やかな黄色と黒のコントラストはアクティブな彼の性格を表しているかのようで、縄張り意識が強いのも特徴と云ったところでしょうか。

更新日付:2010.07.11

ストライプメチニス  Metynnis hypsauchen fasciatus  ID1957

写真のストライプ・メチニス( 別室 )は、私の水槽では、比較的、大人しい小型のメチニス達との混浴をお願いしております。最近、私の周りのショップではずいぶんご無沙汰のこのタイプのメチニスは、成長に伴ってトレードマークでもあるストライプが鮮明となり、一種、独特な雰囲気を醸し出す、美麗種と云ったところでしょうか。

更新日付:2010.07.18

メチニス  Metynnis sp  ID1959

写真のメチニス( 別室 )は、スポットメチニスとして入居いただきましたが、現在に至るまで体表に明確なスポットは確認できず、少々、当てが外れたと云ったところでしょうか。しかしながら上品で均整のとれた小柄なスタイルが魅力で、一時期、この種だけの群泳水槽を立ち上げたいと思っていたのですが、意外と複数匹を揃えることができずに、現在、メチニス雑居水槽で数匹を数えるだけとなっております。

更新日付:2010.07.25