日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2010年

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2010.10.10   Botia macracanthus

10月第 2週  食欲の秋・・・写真のクラウンローチにとって、飽食とは、何も秋に限った事でもなく、見事に膨らんだお腹をみる度、私まで満腹感が伝わって参ります。この時期、心地よい秋風と透き通るような青空が、すがすがしい空気感を満喫させていただけるのですが、至極の時は、長くは続かず、いつの間にか早くなった日暮れと共に肌寒い晩秋もそこまで着て居られるようです。

更新日付:2010.10.10

2010.10.17   Metynnis hypsauchen fasciatus (Striped Silver Dollar)

10月第 3週  10 月も半ばになり、この時期、秋風が、食欲と睡魔を運んで来られます。写真のメチニス水槽の幼魚達は、保温された快適な環境下で、これから春までの数ヶ月間、ひたすら飽食を楽しまれる訳ですが、彼らの場合、一時的に膨れた腹部は必ずしもスリムな体型に影響を与える事もなく何時の間にか元の美形に戻っておられます。

更新日付:2010.10.17

2010.10.24   Mylossoma aureum

10月第 4週  今週も比較的、安定した天候が続き、体感的に気持ち良い「秋」を過ごす事ができました。ここ数年、季節のジョイントが短く感じられるようになる中、数少ない、ストレスのない心地よい時期を大切にしたいものです。私のお気に入り、パクータンクのミロソマ aureum 種は、何かと競合の多い激戦区に在りながら、美しい体型、体色を維持しておられます。

更新日付:2010.10.24

2010.10.31   Metynnis sp

10月第 5週  今週は、半ばに急に冷え込み、いよいよ冬の到来かと慌てて上着を着込みましたが、週末は少々緩和され胸をなでおろした次第です。寒暖差の激しいこの時期も、保温された水槽は別世界。管理された環境が、果たして彼らにとって快適であるのかどうか知る由もありませんが、遠い故郷の暖かさを少しでも感じていただいているとすれば、管理者冥利に尽きると云ったところでしょうか。

更新日付:2010.10.31

2010.11.07   Metynnis sp

11月第 1週  11月に入り気温の変化と共に秋の深まりを感じるようになり、先週のように一気に冷え込む事がない限り、快適な時期と云ったところでしょうか。先週に続きメチニスのお話ですが、写真のメチニスとは、足掛け7年以上のお付き合い。パクータンクでも重鎮的な存在のメチニスで、ジャイアントパクー達とも付かず離れず、絶妙なポジショニングをキープしておられます。並み居る強者の中、彼女の場合、いつまでもメチニスの頂点に居ていただきたい存在です。

更新日付:2010.11.07

2010.11.14   Botia macracanthus

11月第 2週  11月も中旬となり、そろそろ紅葉も見頃に差し掛かりました。今週もメンテナンスを終え、保温された熱帯魚水槽では活発なクラウンローチ嬢が底砂掃除に余念がありません。そんな彼女とは裏腹に、私の管理する亀ゲージの面々は夏の間、あれほど旺盛だった食欲も次第に落ち着きをみせ、こちらは寒さに向けての体調管理に余念がないと云ったところでしょうか。例年通り冬の間、ゲージではこれと言った保温は行いませんが、水緩む春までの数ヶ月を平穏無事に乗り切っていただきたいものです。

更新日付:2010.11.14

2010.11.21   Myleus rubripinnis luna

11月第 3週  早いもので11月も後半戦となり木々の色付きと歩調を合わせるように秋が深まって参りました。今週末は好天にも恵まれ日差しも暖かく心地よい週末となりました。この時期、紅葉と云えば、ルナの季節。色付いた体色が今年もまた色とりどりの落ち葉のようでとっても綺麗。

更新日付:2010.11.21

2010.11.28   Ossubtus xinguense

11月第 4週  11月も終盤。いよいよ、来週半ばには師走に入り今年も気忙しい時期に突入と云ったところでしょうか。それにしても年を追う毎に月日の経つのを早く感じるのは、忙しさに感けて季節を楽しむ努力を怠ったせいなのかも知れません。私の水槽の面々は好むと好まずに関わらず年中、季節感の無い環境下に強制的に置かれている訳で、選択肢の無い彼らには出来る限り、心地良い環境を提供したいと考える次第です。

更新日付:2010.11.28

2010.12.05   Metynnis sp

12月第 1週  12月に入り紅葉のピークも終わる頃となり、いよいよ冬も本格的な寒さに向けて拍車を掛けようと云ったところでしょうか。これからの数ヶ月、寒さの苦手な私にとって、出来る限り穏やかな気温の変化で推移していただく事を願うばかりです。冬の間、基本的に温度変化の無い環境下にある写真のメチニス達にとって、ガラス越しの世界に季節の移ろいがあろう事など知る由もなく。

更新日付:2010.12.05

2010.12.12   Glyptoperichthys lituratus

12月第 2週  今年も残すところ半月余りとなりましたが、新年を迎えると云う意識が年々、薄れていくように感じられます。いろいろな意味で特別だったお正月が、いつの間にか連休の一日としての感覚が日常化してしまわないかと自分自身に苦慮いたしております。行きつ戻りつ寒さも厳しくなってまいりますが、写真のサタンプレコは、コスチュームの加減か、どことなく暖かそうに見えたのですが・・・。

更新日付:2010.12.12

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