1月第1週 新年明けましておめでとうございます。お正月休みも今日が最終日と成り水槽メンテナンスを早めに済ませて大和郡山に金魚行脚に出掛けました。お正月と云う事もあり琉金の紅白、更紗模様が眩しく感じられました。今年も年頭からショップ探訪、魚達との時間が増える事はあっても少なくなる事は無さそうです。それでは、本年も「雷魚図鑑」ならびにgonta036をどうぞよろしくお願い申し上げます。
更新日付:2015.01.04
1月第2週 お正月気分も抜けいつもの喧騒が戻って参りました。今週は冬休み明けと云う事もあり普段より長く感じられる一週間と成りました。週末は久しぶりに和歌山県白浜にある京都大学白浜水族館に行って参りました。こちらの水族館は京都大学の運営であり「楽しむ」だけではなく水族の学習・観察と云う「学ぶ」観点からもベストな水槽サイズで、私の中ではそれぞれの個体の生態観察をゆっくりと落ち着いて出来る唯一の水族館と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.01.12
1月第3週 鏡開きも終わり文字通り厳冬の時期と成りました。私にとって春を迎えるまでの二ヶ月余りは一番苦手な時期で、一刻も早く寒さのトンネルを駆け抜けてしまいたい心境です。
更新日付:2015.01.18
1 月 4 週 若草山の山焼きが終わり節分には春日大社の節分万燈籠と冬の行事が過ぎていきますが、春まだ遠く。
三月のお水取りが終わるまでは苦手な寒さが続きます。
更新日付:2015.01.25
2月第1週 厳冬の2月に入り色を忘れた冬枯れの山並みを北風が通り過ぎていきます。ほんの少しづつ日が長く成るように殺風景な木々達も数か月後に訪れる新緑の季節に向けて準備を始めています。
更新日付:2015.02.01
2月第2週 相変わらず寒い毎日が続いております。先日訪れた水族館での記念撮影・・・南紀白浜で観た水族館の主役たちが織りなす色彩豊かな泳姿を眺めていると、長い寒さのトンネルも少しだけ短く成ったように感じられます。ここのところ週末は、寒さのベールが金魚行脚にも影響し管理下にある金魚達との交流をより暖めていると云ったところでしょうか。
更新日付:2015.02.09
2月第3週 いつの間にか2月も中旬に差し掛かり水族館の記念撮影にほのかな暖を感じながら苦手な寒さから目を背けていると云ったところでしょうか。写真は京都大学白浜水族館のキンメダイ目の展示水槽です。こちらの水族館の展示水槽は何れも素朴なレイアウトながら、ひじょうに魅力的に演出されていて主役の魚達をいつまでも眺めていたくなります。幾度となくお伺いしていてもまた暫くすればお伺いしたくなる大きな理由でもあります。
更新日付:2015.02.15
2 月 4 週 2月は「にげる」ように過ぎ、来週末には3月に。
暖かさを待ちわびる逸る気持ちとは裏腹に冷たい北風は、まだまだその勢いを春に委ねそうにありません。
更新日付:2015.02.22
3月第1週 3月は「さる」とも言われますが、月日以外の寒さに付いては一刻も早く去っていただきたいものです。例年の事ではありますが厳冬の2月を乗り切り東大寺二月堂の修二会が始まると春の訪れも間近と云ったところでしょうか。ミノハナカサゴは美しい出で立ちで優雅な泳ぎが魅力的ですが意外と顔付は「翁」の様相です。
更新日付:2015.03.01
3月第2週 3月の寒さは来るべく春を間近に控え「堪える寒さ」と云ったところでしょうか。文献に依ればマツカサウオMonocentris japonicaは下顎の先端部に発光バクテリアが共生して弱い光を出すようで以前から機会があれば見てみたいと思っております。
更新日付:2015.03.08
3月第3週 皮剥は菱形の体型で一見ユニークな顔立ちでひょうきんそうに見えます。3月も中盤を迎え、雨と雨の間隔が短く成り春に向かう階段もあと僅かと云ったところでしょうか。
更新日付:2015.03.15
3月第4週 今週は一気に春から初夏を感じる陽気となりスプリングコートさえ不要な日々が続きました。早春と云えば、一昨日で当サイト雷魚図鑑も初回アップより16年が経過し17年目に突入致しました。1999年3月20日のスタートからここまでロングランに成るとは自分自身思ってもみませんでした。現在、私くし gonta036 は週の前半を東京、後半を大阪で過ごす生活を続けておりますが、週末の締めくくりとしてサイト制作を楽しんでいると云ったところでしょうか。
更新日付:2015.03.22
3月第5週 今週は行きつ戻りつ、寒暖差激しい一週間と成りました。写真のイソギンチャクは京都大学白浜水族館リーフレットの表紙を飾る天然記念物のオオカワリギンチャクです。文献に依れば 2004年に公表された新種のイソギンチャクで世界的に見ても希少で和歌山県みなせ沖は世界唯一の群生地のようです。
更新日付:2015.03.29
4月第1週 カンムリベラ Coris aygula はスズキ目ベラ科カンムリベラ属の魚で写真の個体はその中でも最も大きく、体長1mにもなるという事です。突き出したコブは観賞魚としても魅力充分と云ったところでしょうか。今週は桜も満開となりようやく待ちに待った春の到来に喜んでいる次第です。
更新日付:2015.04.05
4月第2週 先週は戻り寒波に見舞われ仕舞いかけていた厚手コートにお世話に成る事になりました。行きつ戻りつの寒さも戻り過ぎの寒さに閉口した次第です。写真のミノカサゴ Pterois lunulata は 2007年冬 当時の記念撮影です。
更新日付:2015.04.12
4月第3週 季節の変わり目に降る雨は冬の名残りからなかなか解放してくれませんが、日差しは徐々に春の暖かさを運んで来ていただいております。安心出来る暖かい春はもうそこまで。写真は春らしい衣装のヒブダイ Scarus ghobban
更新日付:2015.04.19
4月第4週 大型連休を間近に控えてようやく暖かい日々が続くように成って参りました。不安定だった天候も徐々に安定し金魚水槽の水温も上昇、夏に向けてしっかりと成長いただきたいものです。写真はアカエイ Dasyatis kuhlii
更新日付:2015.04.26
5月第1週 5月に入り大型連休は、大阪でのんびりと過しております。一時の雨模様が嘘のように、ここのところ天候も安定し暖かさも初夏を感じるまでに成りました。水槽の金魚達にも飽食を楽しんでいただける季節を迎えましたが、水温の上昇と共に水質管理にも注意が必要と成ります。
更新日付:2015.05.03
5月第2週 大型連休も終わり季節は夏に向かう歩みに拍車が掛かろうとしております。ウィークデーの喧騒を忘れさせてくれる魚達の泳姿は、暖かさに感化されるように次第に活発に感じられ、長かった冬のトンネルを無事に通り抜けた自信に満ち溢れているように見えます。
更新日付:2015.05.10
5月第3週 梅雨入りまでの穏やかなこの時期は、日中の初夏を思わせるような暑さも夕方には心地よい暖かさに・・・。写真のヤドカリは2007年冬に京都大学白浜水族館で撮影した個体です。
更新日付:2015.05.17
5月第4週 今週は比較的、晴天に恵まれ穏やかに推移致しました。日を追う毎に強くなる日差しは、数か月後の猛威を前に徐々にエネルギーを蓄積しておられるようです。Abudefduf sexfasciatus
更新日付:2015.05.24
5月第5週 いつの間にか5月も今日を残すのみと成り、東京も大阪も蒸し暑さが日常と成りました。写真は2007年当時の京都大学白浜水族館第2水槽室中央にある大型水槽です。こちらの水槽も今と成れば懐かしく、回遊する魚達をぼんやりと名眺めていた時間は私にとって至福のひと時、そしてこの写真は遠い思い出のワンショット。
更新日付:2015.05.31
6月第1週 近畿地方も入梅と成りましたが週末は晴天に恵まれお気に入りの「京都大学白浜水族館」を訪れました。今週は東京・大阪・和歌山と更に慌ただしい毎日に自分自身に苦笑している次第です。
更新日付:2015.06.07
6月第2週 東京も大阪も梅雨に入りましたが傘をさすタイミングは今のところ春先のほうが多かったように思われます。一時、梅雨空を忘れるように東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅の改札付近に設置されている熱帯魚水槽は、今週になり美しくレイアウトし直され一段と華やかさが増しました。
更新日付:2015.06.14
6月第3週 6月も後半となり梅雨の時期とは云うものの、今週は長雨が続く事もなく推移いたしました。ガラス面に吸盤のように張り付いた海星の正体は残念ながら不明ですが、内面は意外にフォトジェニック。海星の中でも再生能力が高いものは腕が失われても再生するようです。
更新日付:2015.06.21
6月第4週 6月も残すところ数日と成り夏本番に向けて日差にも気合が入って参りました。この時期、水槽の水温も鰻登り溶存酸素の確保に配慮が必要です。マンジュウダイ科・ツバメウオ属のナンヨウツバメウオ Platax orbicularis の成魚は円形に近い体型で存在感は絶大と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.06.28
7月第1週 7月に入り梅雨らしい一週間と成りました。この時期、水槽の金魚達は食欲も旺盛で、給餌回数も増やし彼らの見事な食べっぷりを楽しんで入る次第です。
更新日付:2015.07.05
7月第2週 今週も梅雨らしい天候と成りましたが、時折のぞく太陽は真夏の形相です。モヨウフグ Arothron stellatus は、フグ科の中でも大型種の一つで1メートルを超える個体もおられるようです。
更新日付:2015.07.12
7月第3週 東京メトロ半蔵門線 水天宮前にあるアクアリウムは、私が知るだけで3回目のイメージチェンジと成りましたが、その時季の花を美しくレイアウトした水槽は非常に魅力的でフォトジェニック。対照的に私の管理する水槽は全てベアタンクで殺風景極まりないと云ったところです。
更新日付:2015.07.19
7月第4週 大阪の夏は「天神祭り」大川の船渡御に奉納花火が夜空を飾ると天神さんのクライマックス。子供の頃から親しんだ夏の祭典は幾つに成ってもこの時期の楽しみでもあります。大阪では天神さんの頃がいちばん暑いと言われますが、まだまだ猛暑はこれからと云ったところでしょうか。
更新日付:2015.07.26
8月第1週 今週も正に安定した酷暑が続き、茹だるような熱気と容赦のない日差しに閉口いたしました。私の管理下にある金魚水槽も連日過酷な水温と成り、この時期 溶存酸素不足には要注意と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.08.02
8月第2週 今週も連日のこの容赦のない猛暑に閉口致しております。日中のジリジリと焼け付くような日差しは一向に衰える気配もなく一晩中その余韻を残し続けると云ったところでしょうか。写真 ヒゲダイ(髭鯛)Hopalogenys nigripinnis
更新日付:2015.08.09
8月第3週 盂蘭盆会の法要が終わり酷暑の毎日も多少緩和されてきたように感じられますが、まだまだ残暑は厳しく秋の気配はお預けと云ったところでしょうか。夏休みの間は久しぶりに大和郡山にある養魚場を訪ねいろいろな金魚たちを楽しんで参りました。写真は私くしお気に入りのマツカサウオ Monocentris japonicat
更新日付:2015.08.16
8月第4週 8月も後半に差し掛かりいつの間にか朝夕はずいぶん過ごし易く成りました。まだまだ秋の気配を感じるほど日中の日差しに翳りはありませんがひと頃の勢いは一段落と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.08.23
8月第5週 8月も明日を残すだけとなりました。週末の水槽メンテナンスを終えて行きつけのショップに顔を出しました。今まで店主とのとりとめのない会話の中に知らなかった情報や飼育テクニックに出会う事が少なからずありました。その一つ一つは飼育本に書かれている内容とは時に相反するような事もあり試行錯誤を繰り返すうちに自分のものに成っていくのですが、その経験に基付く技にはいつもの事ながら歓心させられます。いつの間にか少なくなった老舗ショップには生きたマニュアルが付いてきます。
更新日付:2015.08.30
9月第1週 9月に入り朝晩はいつの間にか肌寒く感じられ、ようやく秋の気配が漂い始めたと云ったところでしょうか。私の管理下の金魚達は朝夕2回の給仕時に限らず私が水槽に近付くだけで大騒動。このところ体調を崩す御仁もなくひたすら飽食を楽しんでおられます。写真のコメットの食べっぷりも爽快で、食欲の秋を待たずして昨年暮れの入居から一回り、いや二回りの成長ぶりです。
更新日付:2015.09.06
9月第2週 週末は水槽メンテナンスを終え大和郡山に金魚行脚に出掛けました。数件の養魚場とショップ巡りはウィークデーの疲れを忘れさせてくれる憩いのひと時と云ったところでしょうか。丸々と可愛らしい珍珠鱗は意外とソフトボール並みにまで成長するようです。
更新日付:2015.09.13
9月第3週 週末からシルバーウィークに入り所用の後は「金魚三昧」を決め込む事に・・・。週末のメンテナンスは普段より時間を掛けて念入りに行うのもまた楽しみの一つと云ったところでしょうか。写真「だるま琉金」
更新日付:2015.09.20
9月第4週 9月も残すところあと僅かと成りました。日中の日差しも一時の勢いはなく初秋に相応しい穏やかさと云ったところでしょうか。この夏、らんちゅう水槽の面々もひとまわり大きく頼もしく成っておられます。
更新日付:2015.09.27
10月第1週 10月に入り朝夕は肌寒さを感じるように成りました。週末のひと時、メンテナンスの後はのんびりと魚達を眺めながら記念撮影を楽しんでおります。何かに付け記念撮影は私くしのライフワークでもあり、一瞬に切り取ったモデルの表情や仕草が美しければ大満足、撮影会は大成功と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.10.04
10月第2週 いつの間にか朝晩は肌寒さが常となり、日中は暖かさが心地よく感じられるように成りました。初秋は、苦手な寒さに向かうアプローチ。私にとっても魚たちにとっても一年を通じてもっとも過ごしやすい穏やかな時季でもあり、冬までの充電期間と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.10.11
10月第3週 週末は秋晴れの行楽日和と成りました。カーテン越しに見える裏山は、紅葉の季節を前に深緑が鮮やかです。メンテナンスを終えた水槽に、朝の陽差しが魚たちをフォトジェニックに浮かび上がらせてくれます。
更新日付:2015.10.18
10月第4週 今週は秋晴れの清々しい日が続き、初秋を満喫したと云ったところでしょうか。
写真の三色和金もこの夏の間にそれなりに成長を遂げられましたが、冬を迎えるまでにもう一周りの恰幅がほしいところです。
更新日付:2015.10.25
11月第1週 いつの間にか2015年も2ヶ月を残すだけとなりここ数日は秋がぐっと深まったように感じられます。恒例の水槽メンテナンスもまだまだ金魚たちは活発ではありますが、飼育水の冷たさに季節の移ろいを感じた次第です。
更新日付:2015.11.01
11月第2週 今週は前半に季節が進み寒さを感じましたが週末に近づくにつれ季節が逆戻りしたように暖かさが戻って参りました。行きつ戻りつ、晩秋の色鮮やかな紅葉はもうすぐそこまで。
更新日付:2015.11.08
11月第3週 紅葉の時期を間じかに控え週を追う毎に寒さを感じる日が増えて参りました。週末の水槽メンテナンスも無加温でも心地よく思えていた水槽水が冷たく成り、熱帯魚水槽の暖かさが羨ましくもあります。写真の三色和金は今のところ食欲に変化もなく寒さに向けての充電期間と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.11.15
11月第4週 11月も後半に差し掛かり今週末は晴天に恵まれ紅葉散策日和と云ったところでしょうか。ここのところ急激な気温変動もなく徐々に寒さの階段を上っている状態ですが、出来る事ならこのまま足踏みをしていただくのが一番ありがたいのですが・・・。金魚達の食欲もまだまだ旺盛で今しばらくは充電期間が続きそうですが油断は禁物、保温を行わない水槽下での給餌には注意が必要です。
更新日付:2015.11.22
11月第5週 2015年もひと月を残すばかりと成り、寒さもいよいよ気合が入って参りました。この時期、紅葉も真っ盛り、ライトアップされた木々は幻想的で秋のクライマックスに相応しい彩です。
更新日付:2015.11.29
12月第1週 師走に入り今週は一気に厳冬仕様。年を追う毎に師走の情緒が失われていくようで少々味気無さを感じる昨今、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。1999年3月に始動した当サイトも17回目の師走を迎える事に成り、アクアリスト三昧はその倍とは言わないまでも・・・。いずれにしてもずいぶん永い時間、水替えと記念撮影に費やしてきたものだと苦笑している次第です。私くしにとって「写真を撮る」という事はライフワークですが、果たして「魚を飼う」という事はライフワークと言えるのでしょうか。写真は木津川で採取してきたヌマチチブ Tridentiger brevispinis
更新日付:2015.12.06
12月第2週 今週は季節が少し後戻り。私くしにとってはありがたい暖かい日が続き、週末は久しぶりに「寺の池」探訪に出掛けました。秋晴れの穏やかな日差しに包まれた参道は、この時期にすれば暖かい陽気とは云うものの、流石に晩秋の「寺の池」には期待した賑わい(写真)もなく、ひっそりと静まりかえった境内では冬を迎える準備万全と云ったところでしょうか。
更新日付:2015.12.13