日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2017年

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2017.07.30 Ancistrus spp.

7月第5週  7月も終盤と成りましたが、まだまだ私達にも魚達にも厳しい暑さは続きます。水槽部屋ではエアコン管理が功を奏し魚達には快適な時間を過ごしていただいております。写真のブッシープレコは暫く姿を見掛けなかったのですが、いつの間にか15cmと想定以上の成長振りです。彼に限らずいづれのプレコも夜行性と云う事もあり給餌時とメンテナンス以外には、なかなかお目に掛かれないのが残念です。

更新日付:2017.07.30

2017.08.06 Pterophyllum scalare var.

8月第1週 8月に入り連日の茹だる暑さに閉口する毎日です。ここ大阪では夏の風物詩である天神祭り、なにわ淀川花火大会も足早に通り過ぎ、盂蘭盆会の法要が終わる頃には賑やかだった蝉の鳴声もトーンダウン。例年この時期に成ると木津川の川遊びを懐かしく思い出します。川面をわたる風の心地よさは薄れても数十年に及ぶ魚達との付き合いは今だアクティブなまま。今週は性懲りもなく新水槽の導入を終えた次第です。

更新日付:2017.08.06

2017.08.13 Chitala ornata

8月第2週  今週は11日から夏休みに入り魚達との時間を満喫しております。1800mm水槽も無事に立ち上げが完了し徐々にメンバーを増やすべくショップ巡りを楽しんでいる次第です。既存の90㎝規格水槽(将来的には120㎝を予定)にはスポッテッドナイフフィッシュが単独生活、現状23㎝とは云うもののツワモノの彼との同居に相応しい御仁は見当たらず、ある意味優雅な毎日を送っておられます。

更新日付:2017.08.13

2017.08.20 Chitala ornata

8月第3週  盂蘭盆会の法要が終わり日中はまだまだ残暑厳しいとは云うものの朝晩は徐々に過ごしやすく成って参りました。この先、夏のトンネルも中盤を過ぎ秋の気配を感じるまでもう一息。私の管理下のスポッテッドナイフフィッシュは、ようやくインフラにも人口飼料にも慣れ安定した毎日をお過ごしです。写真にはありませんが用意した塩ビ管をドーム状にカットしたシェルターがお気に入りで給餌時以外は殆ど姿を現さないのが残念です。

更新日付:2017.08.20

2017.08.27 Pterophyllum scalare var.

8月第4週   朝夕の涼しさは睡眠をより心地よく深い眠りに導いてくれるようで休日の序盤はいつの間にか過ぎ去り、陽の暑さに目覚める頃は、いつもならとっくにメンテナンスを終える時間に・・・。エンゼルフィッシュパラダイスの構築に向けて順調にメンバーをチョイスしつつ横目で混泳可能(既に混泳中ですが・・・)な小型テトラ達にも視線を投げ掛けている次第です。

更新日付:2017.08.27

2017.09.03 Pterophyllum scalare var.

9月第1週  今週は急に秋めいたように朝晩は肌寒さを感じるように成りましが日中の残暑は相変わらず厳しく「秋本番」にはまだまだ手がとどかないと云ったところでしょうか。週末はショップにエンゼルフィッシュ探訪、ミックス数匹にお出でいただきました。

更新日付:2017.09.03

2017.09.10   Pseudacanthicus sp. cf.leopardus

9月第2週   今週も残暑が続いておりますが、隆盛を誇った強烈な日差しに限りが見え始めると季節は秋に向けて拍車が掛かります。夏の間、飽食を楽しまれた魚たちは其れなりにバランスよく成長を遂げられ次のステージ(季節)をクリアする準備は万端と云ったところでしょうか。写真のオレンジフィンレオパードトリムプレコは予想以上の成長ぶりでビジュアルも美しくたいへんフォトジェニック。

更新日付:2017.09.10

2017.09.17 Hoplosternum tboracatum

9月第3週   9月も中盤になり相変わらず朝晩は肌寒く日中は残暑のパターンが続いております。写真のヨロイナマズですが文献の写真ではブロッチ・ポプロに酷似しますがどうでしょうか。現在は比較的、温厚でエンゼルやテトラ達との混泳が成立しておりますが20㎝オーバーとも成ってくると状況はどうなるか、様子を伺いながらその愛らしさを楽しんでいる次第です。

更新日付:2017.09.17

2017.09.24 Pseudacanthicus spinosus

9月第4週  暦の上では秋分が過ぎ、9月も後半に差し掛かろうとしておりますが日中の日差しにやわらかさを感じるまではもう一息と云ったところでしょうか。トリム系プレコの中ではどちらかと言えば地味なオレンジプレコですが、徐々に変化する体色を楽しんでいる次第です。

更新日付:2017.09.24

2017.10.01 Pseudacanthics cf .spinosus × Pseudacanthicus sp. cf.leopardus

10月第1週  今日から10月。早いもので今年も残り3ヶ月となりました。週末はいつも通りの水槽メンテナンスに加えて保温器具の動作確認を行い一足早い寒さ対策と云ったところでしょうか。寒暖差の激しいこの時期が過ぎれば魚たちにとっては保温管理下の云わば快適な環境と成り、私にとっては逆に苦手な寒さに閉口する日々と成ります。そして一年を通じて穏やかな季節は年を追うごとに短くなるように感じられます。写真のプレコは以前にご紹介したオレンジトリムプレコとオレンジフィンレオパートトリムプレコとのハイブリッド、入居から間もなく1年に成ります。

更新日付:2017.10.01

2017.10.08   Pseudacanthicus sp. cf.leopardus

10月第2週  今週は急に冷え込み、各水槽の水温も22~23度と一転してヒーターが必要な状況と成りました。冬場の保温は器具類のメンテは済ませているとは云うもののランニングコストを考慮して夏場に引き続きエアコン対応と致しました。オレンジフィンレオパードトリムは派手な柄と体色が魅力的でフォトジェニック。今後はその美しさを更にグレードアップさせたいと考えている次第です。

更新日付:2017.10.08

2017.10.15   Pterophyllum scalare var.

10月第3週  急に秋が深まったと思っていると晩夏に逆戻り、行きつ戻りつのこの時期は気まぐれな雨の気分次第と云ったところでしょうか。ショップで見掛けたレオパードエンゼルフィッシュ。落ち着いたツートンカラーが秋に向かうこのタイミングに相応しい色合いで、とってもフォトジェニック。

更新日付:2017.10.15

2017.10.22   Pterophyllum scalare var.

10月第4週  季節の変わり目に雨はつきものですが、今週は殆ど日差しに恵まれる事もなく傘の手放せない日々と成りました。雨の週末は魚たちの泳姿をそっと眺めて明日に向けて英気を養うのも一考かと・・・。オーソドックスなエンゼルの背鰭に配された淡い朱は獰猛なシクリッドの秘めた情熱なのでしょうか。

更新日付:2017.10.22

2017.10.29   Pseudacanthicus spinosus

10月第5週  先週に引き続き雨の多い一週間と成り、梅雨時以上に傘が手放せない毎日が続きました。さて水槽のメンテナンスですが、夏場に続き冬季の水温管理も全てエアコンに一任(25℃設定)する事にしてからほぼ一ヶ月、特に寒暖の激しかった時期も過ぎ、水温が設定温度を上回ることもなく安定期に入りました。サーモスタットとヒータで管理していた水温を室温(エアコン)で管理するコストパフォーマンスは電力消費量で換算できますが、コスト以外に保温器具の交換・設置及びメンテナンスの省力化と水槽内の煩雑化防止及びヒータ類の不意の故障を体感できる事はメリットと云えそうです。

更新日付:2017.10.29

2017.11.05   Gymnocorymbus ternetzi var.

11月第1週  いつのまにかホワイトテトラも恰幅よく成長されミロソマ体型が様に成って参りました。ある時期セルラサルムス科独特の容姿に魅せられパクーに没頭していた頃が懐かしく感じられます。11月に入り最初の週末は比較的 穏やかな天候に見舞われ銀杏の紅葉がとても奇麗です。

更新日付:2017.11.05

2017.11.12   Parancistrus aurantiacus

11月第2週  11月も中旬に差し掛かり寒暖差も次第に緩やかにそして苦手な寒さにシフトされるようになります。例年この時期を境に一気に秋が深まり紅葉もクライマックスへ・・・。少し遅い週末の水槽メンテナンスを終え一息付けばいつの間にか早く成った日の暮れに季節の移ろいを感じた次第です。水槽越しのダルマプレコはツワモノ揃いのプレコ水槽の名脇役。

更新日付:2017.11.12

2017.11.19   Pterophyllum scalare var.

11月第3週  紅葉真っ盛り秋晴れの週末は、心地よい肌寒さに油断しそうに成りますが、木枯らしが美しい紅葉を冬枯れに変えるまでは ほんの僅か・・・。並エンゼルはベーシックなエンゼルと云う事なのでしょうか、作出された数々のエンゼルの中にあってもその美しさに変わりはありません。

更新日付:2017.11.19

2017.11.26   Chitala ornata 

11月第4週  11月も後半と成り師走の行事がクローズアップされるこの時期、いくつ歳を重ねても気忙しさが少々嬉しくもあります。入居から120日、急に存在感を増したスポッテッドナイフですが、混泳に支障をきたすまでに多くの時間は掛からないと思われます・・・。

更新日付:2017.11.26

2017.12.03   Hoplosternum tboracatum

12月第1週  師走に入り最初の週末は晴天に恵まれ晩秋の青空と凛とした空気感の中、絶好の行楽日和と成りました。写真のヨロイナマズも入居から半年、インフラにも慣れ一周り成長されました。小型テトラやエンゼル達とも現在のところ問題なく混泳が成立しております。カリクティス科の特徴である側線で重なる鱗板が魅力的です。

更新日付:2017.12.03

2017.12.10   Pseudacanthicus sp. cf.leopardus

12月第2週  週末は小春日和。散歩道の木々は初冬の穏やかな冷たさに冬枯れまでの僅かな時間を愛しむように・・・。さて写真のオレンジフィンレオパードトリムですが私くしのプレコ管理下では現在チャンピオンの立ち位置で、他のプレコに追随を許さない威厳と強さを誇っておられます。その美しく洗練されたコスチュームもまた彼の魅力の源泉と云ったところでしょうか。

更新日付:2017.12.10

2017.12.17   Pseudacanthicus spinosus

12月第3週  12月も中旬とも成れば年々薄れていく暮れの慌ただしさと、新しい年を迎えるまでのイベントに小さな時めきを感じていたいものです。この時期、いつの頃からか冬枯れの木々にイルミネーションが輝き、寒々とした夜空が少し暖かく感じられるのは時のレトリックが成せる技と云ったところでしょうか。オレンジトリムプレコ、ガラス越しの彼らは師走の寒風を知る由もなく・・・。

更新日付:2017.12.17

2017.12.24   Chitala ornata

12月第4週  ここ大阪で雪の舞うクリスマスイブを例年心待ちにしているのですが。ホワイトクリスマス・・・寒さキラーの私くしが唯一この日だけはと願う気持ちとは裏腹に中途半端な寒さに多少の寂しさを感じる次第です。淡い憧れはどこからともなく流れてくるクリスマスソングに託すとして、ツリーのイルミネーションにイブを楽しむのも一考かと。ナギナタナマズの魅力はその神秘的な体型と体色、泳姿にありますが、恰幅を増した彼のフォルムには静かな迫力を感じます。

更新日付:2017.12.24

2017.12.31   Pseudacanthicus spinosus

12月第5週  2017年もファイナルを迎え年を追うごとに早く感じる時間に戸惑いながら、まもなく訪れる2018年に思いを馳せている次第です。さて2017年のファイナルショットはプレコ混泳水槽を代表してオレンジトリムプレコ。地味な体色でありながら時間経過と共に徐々に変化する色彩が魅力的でフォトジェニック。最後に成りましたが本年も当サイトならびに私くし gonta 036 の「お魚四方山話」にお付き合いいただきありがとうございました。引き続き19年目を迎えます「雷魚図鑑」をよろしくお願い申し上げます。それでは淡水魚を愛して止まない熱心なアクアリストの皆さま、良い年をお迎え下さい。

更新日付:2017.12.31

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