日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2019年

2019.05.26 Pterophyllum scalare var.

5月第4週  令和元年5月も後半となり晴天の日差しは一足飛びに梅雨を通り越す勢いです。さて以前にお話しましたが1800水槽はエンゼルフィッシュワールドの構築に向け着実に進展しつつあります。いずれは大型魚水槽にと考えた時期もありましたが大型魚は1200 水槽で単独飼育のスポッテッドナイフ(現在50cm)だけと決めた次第です。写真の個体は国産スカラレエンゼル、オーソドックなスタイルが気に入っております。 

更新日付:2019.05.26

2019.06.02 Pterophyllum scalare var.

6月第1週  6月に入り初めての週末、早朝と日中との寒暖差の大きい毎日が続いております。さて例年この時期を境に高水温基調となり魚達や濾過バクテリアにも溶存酸素量不足と云った過酷な状況の始まりでアクアリストの皆様にとっても試練の季節到来となります。くれぐれも高水温対策には万全を尽くしておきたいところです。ここ数年来、水量と水槽本数の増加に伴い水槽部屋は一年を通してエアコン管理に切り替えた事から魚達にとっても私にもストレスの軽減と成りましたが電気料金の高騰にはいささか閉口している次第です。

更新日付:2019.06.02

2019.06.09 Pterygoplichthys gibbiceps

6月第2週  梅雨入り目前のここ大阪ですが意外に週末は晴天に恵まれ清々しい日に成りました。今週は私の水槽インフラに新しく 60×45×45cm を導入致しました。もちろん水槽を導入すると成ればニューフェイスの登壇と成る訳ですが今回は加えてプレコ群の配置転換を考えております。先ずはニューフェース、ロリカリア科代表とまでは言いませんが、あまりにも有名なセルフィンプレコ(約15cm)写真は知人からの引き取り個体で軽いトリートメントを済ませてツワモノプレコ水槽にデビューと成られました。

更新日付:2019.06.09

2019.06.16 Synodontis eupterus

6月第3週  どう云ったわけか近畿地方はまだ梅雨入り宣言が出ないまま6月も中旬を迎えました。写真のフェザーフィン・シノドンティスは先週の入居から水槽にも馴染まれ黒っぽい体色から明るいベージュ色に。

更新日付:2019.06.16

2019.06.23 Pterophyllum scalare var.

6月第4週  ここ大阪では未だ梅雨入り宣言が成されないまま6月も後半を迎えました。1800水槽のエンゼルワールド計画は主要メンバーのエンゼルフィッシュも20匹を超え着々と進行しつつあります。写真の個体は肩口のオレンジのアクセントが気に入ってお出で頂きました。成長に伴って徐々にそのオレンジの範囲が広くなり今後の体色の変化を楽しみにしております。 

更新日付:2019.06.23

2019.06.30 Pseudacanthicus spinosus

6月第5週  近畿地方もようやく梅雨に入り週末はジメジメとした蒸し暑い一日と成りました。水槽部屋はしばらくの間エアコンを停止しておりましたが水温が29℃まで上がり日中は例年通り27℃設定と致しました。写真のオレンジトリムプレコは60cm規格水槽で単独飼育。立ち上げ後 2ヵ月が経過した時点で体色も山吹色がほぼ全身を包み美しくドレスアップと云ったところでしょうか。入居時 別室 10㎝から約2年で23㎝まで成長されました。  

更新日付:2019.06.30

2019.07.07 Ctenopoma acutirostre

7月第1週  今週末は季節の変わり目のお祝いでもある年中行事(五節句)の一つ「七夕」に成りました。魚達にとっては一番厳しい季節の変わり目でもある高水温の始まりで、アクアリストの皆様にとっても水質管理の正念場と云ったところでしょうか。ところで1800水槽はエンゼルフィッシュワールドを目論び邁進を続けておりましたが、ここにきて方向転換を検討中です(笑)・・・と云いますのも元来から生体中心の水槽構築(そもそも美しい水草等を配した美水槽の管理は私くしの柄ではありませんし・・・)が私くしのスタンスであり 1800水槽にこれと云ったレイアウトもせずに大型でもないエンゼルフィッシュ(現在20数匹)だけの構成ではこの後追加をしていったとしても少々物足りなく感じたからです。そこで現在 1200規格水槽で単独飼育のスポッティドナイフフィッシュ(現在約50cm)と水槽をチェンジし1200㎝水槽でエンゼルフィッシュワールドを構築し1800水槽をナイフ単独水槽にと考えている次第です。写真のレオパードクテノポマですが今はツワモノプレコ水槽で混泳中でプレコと云うよりもっぱらシクリッド達との抗争を繰り返しながら現在に至っております。

更新日付:2019.07.07

2019.07.14 Pseudacanthicus sp

7月第2週  ここのところ大阪はようやく梅雨らしい天候が続くように成りました。入梅が遅かった分、梅雨明けも遅れるのかとも思いましたが予想では意外に早そうです(笑)
写真のアイアントリムプレコは 23㎝ トリム系の誘惑にはめっぽう弱い私くしは数週間考えた末にお出で頂く事に成りました。それでなくてもキャパオーバーのプレコ水槽は 5月に単独のオレンジトリム水槽( 60㎝ 規格水槽)を立ち上げたばかりでほとぼりが冷めない内の導入と成りました。
インフラは 60×45×45cm 水槽を新たに立ち上げ単独飼育と致しました。正確に言うと単独ではなく立ち上げ時のパイロットフィッシュとしてグッピーにその任務をお願いしたまま続投に成っております。
ショップスタッフから食は細くプレタブから冷凍アカムシに切り替えたとの事でしたが、当初からプレタブを問題なくむしろ積極的に食しておられます。次に懸案のナイフフィッシュとエンゼル・グーラミィチームとの水槽チェンジですが、1800水槽の底砂の撤収は既に完了し生体の移動はタイミング次第でこの連休中に決行の運びです。

更新日付:2019.07.14

2019.07.21 Pterophyllum scalare var.

7月第3週  蝉達の合唱が本格化すると梅雨明けも近いと例年、自分勝手な判断をしております。先週末に総勢約 40 匹のエンゼル・グーラミィ・テトラチーム(1800×600×600水槽)のメンバーとスポッテッドナイフフィッシュ(1200×450×450水槽)を入れ替えました。
先ずは1800水槽のエンゼル達をバケツに移し、1800水槽にナイフフィッシュを移動、その後 1200水槽にエンゼル達を移して終了です。ナイフフィッシュ(現在50㎝)の移動には鯉移動用の W ビニール袋を行き付けの熱帯魚ショップからご提供いただき、追い込みの要領は You Tube を参考に、無事 初めての大型魚移動を終えた次第です。
1800水槽で単独飼育となったナイフフィッシュがこの先どこまで成長されるのか大いに楽しみにしております。幼魚でお出で頂いてから来月で丸2年、生きた餌(冷凍アカムシも含めて)は全く与えずに導入後の 2 週間は何も口にせず「絶食」を貫いてこられた彼ですが、その後は人口飼料(朝一回)の食事で現在の 50 ㎝に成られました。その成長スピードが遅いのか早いのかは、餌(種類・回数)インフラや個体差もあるので分かりませんが、今後も人口飼料のバリエーションを増やしながらお付き合い頂きたいと考えております。
写真は1200水槽に移動となったマーブルエンゼルです。

更新日付:2019.07.21

2019.07.28 Trichogaster trichopterus var.

7月第4週  梅雨明け後に台風の接近で雨模様と成りましたが週末はまた真夏の暑さが戻って参りました。
例年ここ大阪は25日の天神祭りの頃が最も暑い時期で盂蘭盆会の法要が終わるまでは予断を許さない酷暑を覚悟しなければいけません。
この時期の水槽管理は数年前までは高温対策に四苦八苦しておりましたが水槽数増加に伴いエアコン管理に切り替えてから一挙に問題解決と成りました。その代償として電気料金の高騰には頭が痛いところです。
写真のゴールデングーラミィは入居から間もなく3年と私の管理下のグーラミィの中では最長老。体長も10㎝オーバーと貫禄も十分です。  

更新日付:2019.07.28