日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2020年

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2020.03.15   Trichogaster trichopterus

3月第3週  二十四節気のひとつ啓蟄も過ぎ、お水取りも終わると私にとっては待ちに待った暖かさの到来と成る分けですが、この時期 特有の戻り寒波には閉口致します。
さて私の管理下にある魚達は最小のコッピー(3㎝)から最大のスポッテッドナイフフィッシュ(現在62㎝)まで多種多様に及びます。
それにしても長年にわたり管理したい魚種を絞れ込めないのは私の優柔不断の成せる業と云ったところでしょうか(笑)
写真のブルーグーラミィも先々週お話したゴールデングーラミィと同じく3年目の個体で、こちらもまた落ち着いた体色が気に入っております。

更新日付:2020.03.15

2020.03.22  Platydoras costatus

3月第4週  週末は春日和の暖かい一日と成りましたが「春に三日の晴れ間なし」と云われるように待ちに待った暖かさを運んでくれるのも雨のようです。
写真のストライプトーキングキャット (Striped Raphael catfish) は入居から半年以上が過ぎましたが殆どお目に掛る事はなくシェルター内もしくは流木に隠れておられます。
こちらも姿を見せないと心配になるもので当初は痩せ細っていないかと心配しましたがご覧の通り元気そうで安心した次第です。
ドラス科は総じて大人しい連中が多いのですが食欲は旺盛で一旦スイッチが入ると見事な食べっぷりです。
私の管理下のドラス科は写真のストライプトーキングキャットとオキシドラス。
いつの間にかオキシドラスも30㎝と食欲スイッチはONのまま。
2日に1回の給餌でも順調に成長しておられます。

更新日付:2020.03.22

2020.03.29  Platydoras costatus

3月第5週  いつの間にか3月も今日を入れて3日と成りました。
2020年、魚達にとっても第一四半期が終わり今のところ混泳の課題は持ち越しつつも平穏に推移していると云ったところでしょうか。
写真はパールグーラミィ♂個体、季節外れの花火のようないで立ちで水槽を華やかに演出して頂いております。
それにしてもありがたい事にショップでは意外にリーズナブルに入手が可能で彼らの美しさには随分楽しませて頂いております。
私の管理下では長年エンゼルフィッシュを中心とするタンクで混泳ですがエンゼルとの相性も良く飼い込む程に味わいのあるグーラミィ諸氏に魅了されている次第です。

更新日付:2020.03.29

2020.04.05 Labidochromis sp.”yellow”

4月第1週  4月に入りここ大阪では桜も見頃と成りましたが満安心出来る暖かさにはもう一歩。
時折訪れる冬の名残は一段と厳しい寒さを感じます。
さてシクリッドの中にはその美しさに際立った華美を感じる種類も多いものです。
ラビドクロミス sp.もまたその体表の黄色と背鰭に入る黒のラインのコントラストが美しいまさしく華美を感じるアフリカンシクリッドです。
写真の個体はまだまだ幼魚で完成された華美にはもう少しと云ったところですが、成長過程ならではの淡い体色もまた非常に美しくてフォトジェニック。  

更新日付:2020.04.05

2020.04.12  Geophagus sp.

4月第2週  今週は比較的 低気温で推移したように感じられます。
ポカポカ陽気はもう一歩のところでお預けと云ったところでしょうか。
写真のゲオはお出で頂いてから半年が経過し幼魚の幼さも徐々に抜けて参りました。
体色も入居当初は地味な単色のイメージでしたが飼い込むに従って美しい発色を楽しめるように成り今後に期待している次第です。

更新日付:2020.04.12

2020.04.19  Cyphotilapia frontosa

4月第3週  4月も中旬から下旬に差し掛かろうとしております。
寒がりな私はここに来てようやく安心できる暖かさと成り胸を撫でおろしている次第です。
写真のフロントーサは現在ようやく 6㎝ のブリード個体。
入居時は 4~5cm 程で半年が経過しましたがほんの少し大きく成ってしっかりしてきたかなぁと云ったところでしょうか。
幼魚のフロントーサは飼育下での成長はのんびりしたもので 10㎝ を超えるまでは当分掛かりそうです。
アフリカンシクリッドとしては外せない、大好きなフロントーサですが幼さが残るフロントーサは少々迫力には欠けます(笑)
 

更新日付:2020.04.19

2020.04.26  Heros efasciatus

4月第4週  遅咲きのボタン桜もクライマックスが過ぎ今春は桜を楽しむ事も、慈しむその余裕すらない日々を余儀なく過ごしております。
週末は暖かい日差しが差し込む穏やかな春を迎えましたが水槽のメンテナンスと魚達の記念撮影に決め込みました。
写真の Red Spotted Severum は、桜に酔い知れる花見を彷彿するかのようにその体色を鮮やかな朱赤に染め上げ水中の花見を楽しませて頂いております。

更新日付:2020.04.26

2020.05.03  Trichogaster leeri

5月第1週  5月に入り今年は自粛モードの大型連休と成り魚達と過ごす時間が大半と成っております。
特に水槽メンテナンス・魚観察・記念撮影等を念入りに五月晴れも意識せず、ひたすら水槽に向かえる絶好の機会と決め込んで楽しんでいると云ったところでしょうか。
ここにきて水槽部屋のエアコン稼働もストップし高温に悩まされるまで小休止。
魚達には試練の季節を迎えるまでのジョイントにインフラ整備も万全にしておきたいところです。
私の中でグーラミィ(主にトリコガスター属)はリーズナブルで飼育しやすくコスパ上位の定番魚として長いお付き合いをさせて頂いております。
その中でもパールグーラミィ(特に♂)は一旦その美しさを開花させると長期に渡り楽しめる希少な存在でもあります。

更新日付:2020.05.03

2020.05.10  Cichlasoma octofasciatus

5月第2週  例年にない自粛モードの大型連休も終わり明日から徐々に始動と云ったところでしょうか。
連休中は魚達と過ごす時間も長く水槽のメンテナンス、記念撮影に没頭していた次第です。
写真は1200 規格水槽ですが最初はプレコ中心で始めたものの今ではシクリッドの勢力と拮抗しております。
写真のジャックデンプシーは幼魚(5㎝)からお出で頂き現在に至っておりますが非常に美しい若魚に成長され喜んでおります。
シクリッドは海水魚のような派手な個体が多いですが、このジャックデンプシーはシクラソマ属でもその美しさは上位クラス、見飽きる事のない魅力ある魚です。

更新日付:2020.05.10

2020.05.17  Cichlasoma octofasciatus

5月第3週  ここ大阪では日を追う毎に暑さパワーが上昇し夏に向かう階段も徐々に勾配が険しく成って参りました。
さて南アメリカ原産のオスカー(アストロノータス)ですが過去から数えて3匹目の飼育と成りました。
写真の個体は通算2匹目のワイルドタイガーオスカーで行き付けのショップで衝動飼いに成った次第です。
入居翌日からの給餌は人口飼料、慣例に従ってオスカーの食欲に例外はなくその食べっぷりの見事さには目を見張るものがあります。
この先どう云った成長振りを見せて頂けるのか楽しみにしております。

更新日付:2020.05.17

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