日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2020年

2020.05.24  Cichlasoma sp.

5月第4週  朝晩の冷え込みも無くなり晴天の日中は初夏を思わせる陽気と成りました。
この時期を境に魚達には過酷な季節を迎える訳ですが水槽部屋もここのところ冷暖房の必要もなく経済的な毎日と云ったところでしょうか。
写真の個体はショップではオレンジテキサスシクリッドと命名されていましたが詳細は全く不明です。
入居当初からしばらくすると水質が合わなかったのか吹き出物が現れ出し一時は全身が吹き出物だらけと云った状態だったのですが食欲には変化なく何も対策を施さないまま一ヶ月程で一気に消失し現在に至っております。
とにかく大食漢で暴れ者。
性格は至って狂暴、ある意味見た目そのものです(笑)

更新日付:2020.05.24

2020.05.31  Synodontis eupterus

5月第5週  かって経験したことのない試練の5月も今日が最終日。
6月も自粛基調からスタートし正に復興に向けての階段は一気に駆け上がるには危険過ぎると云ったところでしょうか。
写真の20㎝オーバーのフェザーフィンシノドンティスは少々荒いのが玉に瑕。
ナマズファンの私には魅力ある彼らの飼育は別段これと云った問題はありませんが「混泳」には注意が必要です・・・と云うか単独飼育が無難です。

更新日付:2020.05.31

2020.06.07  Pterophyllum scalare var.

6月第1週  6月に入り外気温も急上昇。
当然の事ながら水温も30度にとどこう勢いでしばらく止めていたエアコン稼働も間近と云ったところでしょうか。
例年この時期から溶存酸素対策は欠かせませんが、各水槽には視覚的にも涼しげなエアレーションを配した次第です。
最近導入のレオパードエンゼルは体調も食欲も絶好調。
エンゼル水槽は成魚の貫禄と優雅さに若魚のみずみずしさのマッチングが一気に水槽を盛り上げます。    

更新日付:2020.06.07

2020.06.14   Pseudacathicus sp.

6月第2週  ここ近畿地方では週中に「入梅」となり週末に掛けて梅雨らしい天候が続きました。
写真のキングオブギャラクシートリムプレコ(キンギャラ)はペルー産の個体で入居から4年が達ち増々元気で順調に成長しておられます。
入居当初は全身にスポット柄が入り可愛らしい印象だったのですが成長に伴ってスポットも消失し現在のように精悍な出で立ちに成られました。
  

更新日付:2020.06.14

2020.06.21  Cichlasoma sp.

6月第3週  しばらく梅雨らしい天候で推移しておりましたが、今週末から数日間は梅雨の中休みのようです。
さて写真の個体はおでこのコブが大きく成るに従って狂暴化の一途を歩んでこられましたが、ここに来て混泳は諦めて単独飼育に踏み切りました。
このままでは他の個体に与える精神的・肉体的ストレスは増すばかりで水槽環境の悪化につながると判断した次第です。
今のところ用意できるインフラは60cm規格水槽で少々手狭ではありますが次のステップアップまで平穏に過ごして頂ければと願うばかりです。 

更新日付:2020.06.21

2020.06.28  Pterophyllum scalare var.

6月第4週  6月も残すところ僅かとなり外出規制も緩和されたとは云うものの梅雨空の週末はホームモードと云ったところでしょうか。
水槽部屋は未だエアコンは休止状態で水温も20℃後半と魚達にとっては厳しい環境と成って参りました。
今のところ高水温対策は各水槽のエアレーション強化のみと成っておりますが月が替わって来週末あたりからはエアコン始動を考えております。    

更新日付:2020.06.28

2020.07.05 Pterophyllum scalare var.

7月第1週  7月に入り最初の週末は梅雨らしい蒸し暑い天候と成りました。
今週は久しぶりに YouTube に動画をアップロード(フラワーホーン導入編)致しました。
オレンジテキサスシクリッドとしてお出で頂いた個体がどうやらフラワーホーンだったようで(笑)狂暴ゆえ混泳にそぐわず1200規格水槽から60㎝規格水槽に取り合えず引っ越し頂いた直後の動画です。
さて写真のレオパードエンゼルは最近お出で頂いた4匹のレオパードの大先輩。
まもなく4年目を迎える個体で私の管理下にあるエンゼルとしては中型ながら美しい個体です。

更新日付:2020.07.05

2020.07.12 Chromobotia macracanthus

7月第2週  今週も梅雨らしい天候が続き近来にない大雨に少々閉口しております。
さて私の管理下にあるクラウンローチは現在2匹。過去には水槽のお掃除役として各水槽に1~2匹を配しておりましたが、混泳するメンバーの関係で現在は主にプレコ達に肩代わりをお願いしている次第です。
クラウンローチはワイルドには30㎝オーバーの巨大な個体も居られるようですが、水槽飼育下では20㎝未満。
可愛い仕草と道化師のコスチュームが魅力的です。

更新日付:2020.07.12

2020.07.19 Hoplarchus psittacus

7月第3週  今週も先週に引き続き梅雨に相応しい天候と成り、さすがに陽の光が恋しく感じられました。
写真はパロットシクリッド(Parrot cichlid)で現在25㎝。文献(AQUARIUM ATLAS)に因ると産地はブラジル・コロンビア・ベネズエラのブラックウォーター固有の単一種。
35cmと大柄で輸入量も少なくショップでは殆ど見掛ける事のないシクリッドです。

更新日付:2020.07.19

2020.07.26 Flowerhorn cichlid

7月/第4週  ここ大阪は連休中には梅雨も明けきらずあいにくの雨模様と成りましたが、ゆっく/り魚達と過ごすことが出来ました。
・・・と、云うかひたすら YouTube アップ用の動画の撮影に明け暮れていたと云ったところでしょうか(笑)
写真のフラワーホーンは60㎝規格水槽から90㎝規格水槽に引っ越しをお願いしました。
過去にお付き合い頂いたフラワーホーンは60㎝ワイド水槽で終生を過ごされましたが手狭だったようでストレスからトラブルも多かったので今回は早いうちに90㎝水槽に移って頂きました。
現在はハイブリッドのオレンジトリムプレコ(30cm)とアルビノセルフィンプレコ(10㎝)との混泳ですが、予想通りオレンジトリムとの攻防は消灯後に激化しているようです。
早々に単独飼育に切り替えたいところですがインフラ調整に頭が痛いところです。

更新日付:2020.07.26