日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2021年

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2021.03.14  Polypterus palmas polli

3月第 2 週  例年なら待ちに待った春の訪れにようやく安堵感を覚える頃ですが、今年は暖かかった事もあり気分的にもスムーズにストレスも少なく春を迎えられたと云ったところでしょうか。
写真はポリプテルスパルマス(25㎝)で私の管理下のポリプテルスの中ではオルナティ(30㎝)に次いで大きく成長されました。
飼育中のポリプテルスはいずれの個体も上顎系で(パルマス・オルナティ・セネガルス各1頭・デルヘッジ2頭)の合計5頭をアメリカンシクリッドがメインの水槽(1800規格水槽)で混泳中です。
数か月前まではナイフフィッシュと混泳をお願いしていましたがナイフフィシュを 65㎝ に成ったタイミングで単独飼育に切り替えポリプテルス 5 頭は現在の水槽へ。
ポリプ達にとってどちらの環境が良かったのかどうかは知る由もありませんが、どちらの環境下でも落ち着いたポーカーフェイスには変わりなく、のんびりとした動作に和まされます。
いずれにしてもナイフフィッシュとポリプテルス(上顎系)との混泳は比較的スムーズに推移し大きな問題もなく混泳を終えそれぞれ次のステップに移行しました。
既に過去に成りましたがナイフフィッシュとの混泳は You Tube でご覧いただければと思います。

「ナイフフィッシュとポリプ達」
  
「ナイフフィッシュ・混泳」

更新日付:2021.03.14

2021.03.21  謎のシクリッド

3月第 3 週  3月も後半を迎え桜の開花宣言も成され春本番と云ったところでしょうか。
写真のシクリッドは実は正体不明(私には…)のシクリッドでショップからお出で頂いたタイミングではテキサスシクリッドに交じっていた個体です。
まだまだ幼魚ですから成長に伴って色柄も変化していくと思われます。
私のバイブルでもある海外文献(AQUARIUM ATLAS)でも見当たらないのでサイズ的に大きく成ってから再検索ですね。
いずれにしても最終的には私のシクリッド中心の水槽(180×60㎝)でお過ごし頂く事にしております。 

更新日付:2021.03.21

2021.03.28  Cichlasoma salvini

3月第 4 週  3月も残すところ数日と成りここ大阪の桜の名所、大川沿いの桜並木も六分~八分咲きと云ったところでしょうか。
ここのところアメリカンシクリッドに魅了されておりますが成長と個体数の増加から1800規格水槽も徐々に充実して参りました。
こちらはいまのところ大型種ではなく30cm前後までの中型種をメインに考えております。
写真のサルビニーシクリッドは最大でも15cm前後とどちらかと云えば小型ではありますが少々気が荒いところのある個性派個体。
2020年11月の入居から4か月でようやく他のツワモノ達とも馴染まれました。

更新日付:2021.03.28

2021.04.04  C. citrinellum x C. synspilum

4月第 1 週  4月に入り最初の週末。
桜も満開から潔く散り始め葉桜に衣替えを済ませると新緑の季節を迎えます。
水槽の魚達にも衣替えが有るとすれば幼魚から若魚、成魚そして老成魚と飼い込む内にキーパーが楽しめる体表の変化に価するのでしょうか。
行き付けのショップでノーテール(ハートテール)パロットファイアーシクリッドを見掛けたので連れて帰って着ました。
こちらのショップは毎回アクリル水槽の製作をお願いしているお店でアロワナと高級金魚がたくさんの中、レアな熱帯魚も楽しみにお邪魔している次第です。
以前にこちらのショップからお出で頂いたヘッケリーAcarichthys heckeliiは今週のEPISODEにて。  

更新日付:2021.04.04

2021.04.11  Uaru amphiacanthoides

4月第 2 週  桜に代表されるソメイヨシノが咲き誇った後、葉桜に成る頃に成ると今度は八重桜の出番と成ります。
この時季、八重桜のピンクが新緑と相まって眩しい春の日差しに彩を付けてくれます。
さて私のアメリカンシクリ
ッド混泳水槽も育成水槽から次々とツワモノ達を招き入れ賑やかに成って参りました。写真のトライアングルシクリッドは今から10数年前にはショップでもよく見掛けたと記憶しているのですが、最近は殆ど見る機会が無く昨年にお出で頂いた写真の個体だけに成っております。

更新日付:2021.04.11

2021.04.18  Anomalochromis thomasi

4月第 3 週  ここ数週間、週末は土・日のどちらかが雨に見舞われるパターンに成っております。
さて今週末はナイフフィッシュ以外の各水槽の魚達を移動させる計画を立て実行した次第です。
目的は大食漢のオスカーとオーネイトキャットを集約させ食い負けする魚達の育成を促す事にあります。
いざ移動計画を立て数日前から準備に取り掛かり出した時点までは順調に推移していたのですが、突然ワイルドオスカーとタイガーオスカーの混泳に問題が発生したことから両者どちらかを隔離せざるを得なくなり急きょ計画の一部を変更しました。
生体の事ですから全て予定通りにはいかないまでも概ね趣旨は貫徹に至りました。
限りあるインフラ内では数匹の移動も混泳の相性を確認しながらで予想以上に時間が掛かりました。
今回の移動で写真のトーマシーは60cmワイド水槽に落ち着きました。小柄なトーマシーですが飼い込む程にその美しさは輝きを増します。

更新日付:2021.04.18

2021.04.25  Synodontis eupterus

4月第 4 週  ゴールデンウイークを間近に控え今年も行楽計画は中止せざるを得ない状況に至っております。
連休の間はひたすら魚達との時間を楽しむことに決めストレスの緩和に努めたいところです。
写真のフェザーフィンシノドンティスは体長20㎝を少し超えいまのところ120㎝規格水槽暮らし。
混泳魚はシノドンティスSP(15cm)・オスカー3匹(タイガー25㎝・レモン18㎝・レッド15㎝)・オーネイトキャット(45cm)・オレンジフィンレオパードトリムプレコ(30㎝)・レオパードクテノポマ(18cm・10cm)・オレンジテキサスシクリッド♀(10㎝)といったツワモノ個性派揃いですが意外に均衡は保たれております。

更新日付:2021.04.25

2021.05.02  Ctenopoma acutirostre

5月第 1 週  昨年に続き今年は自粛疲れ感漂うゴールデンウイークのスタートと成りました。 
写真のレオパードクテノポマは現在2匹でワイルド個体とブリードの幼魚です。
私の管理下では中大型ナマズ(オーネイトキャット・トリムプレコ・シノドンティス)・中型シクリッド(オスカー)等とも混泳が成立しており、2匹とも給餌は人口飼料のみで問題ありません。
実は混泳の状況で頻繁に魚達の移動を行いますが(笑)あまり混泳相手を選びませんのでそう云う意味でも管理は楽なほうです。
現在は1200規格水槽ですが少し前のYou Tube で1800水槽でのワイルド個体の様子をご覧いただけます。
「レオパードクテノポマ」

更新日付:2021.05.02

2021.05.09  Uaru amphiacanthoides

5月第 2 週  自粛モードの大型連休も終わり爽快感を味わえないまま喧騒のスタートと云ったところでしょうか。
連休中は当初の予定通り魚達とのコミュニケーションを楽しみながら彼らのコンディション等をチェックした次第です。
写真のトライアングルシクリッドは南米産シクリッドで私の中ではパロットシクリッドとは双璧且つ定番魚の位置付です。
比較的温厚派の彼には地道な成長振りを楽しませて頂いております。

更新日付:2021.05.09

2021.05.16  Gymnogeophagus balzanii

5月第 3 週  今週はここ大阪では梅雨の走りと思えるような天候が続いていましたが、本日16日近畿地方に例年より21日も早い梅雨入り宣言が成されました。
ここでも雨が季節の先導役と云ったところでしょうか。
騎士の様な出で立ちで常に戦闘的なイメージのゲオファーガスの仲間では異質とも云える柔らかいフォルムのバルザニが気に入って幼魚からのお付き合いも7か月と成りました。
成長に伴っておでこの丸みが顕著に成り他のゲオにはない可愛さを醸し出しておられます。
ショップで成魚を見掛けてからその魅力に惹かれ、幼魚を探していたところ数か月後に出会いがあり2匹の個体にお出で頂きました。
当初は私の拙い知識では雌雄はもちろん種類さえ判別できないサイズ(旧知で造詣の深いショップ店主にはいつも感謝しております)で暫くは気にも止めていなかったのですが、半年経過後あたりからその特徴が現れ始め、今では頻繁に成長振りを確認している次第です。
まだまだ幼魚ですが成魚に至る過程をご紹介出来ればと思います。
文献(AQUARIUM ATLAS Photo Index 1-5 P768)に寄ると通称は Paraguay mouthbrooder ・全長 (水槽下) 20㎝

更新日付:2021.05.16

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