日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2023年

2023.07.23 Corydoras trilineatus

7 月第 4 週  近畿地方は先週後半に「梅雨明け」宣言が出され、文字通りの酷暑の到来です。ここ大阪では連日の炎天下が続いております。
この時期、豪雨と酷暑の両極な厳しい時期だといえます。
コリドラスの中では比較的ベーシックで人気のあるトリリネアタスはリーズナブルであることから複数匹にお出でいただいております。写真は比較的以前から居られる個体で幾何学模様が美しくたいへんフォトジェニック。
以前にもお話しましたがコリドラス飼育は私にとっては第1次マイブームから20年振りで昨年から第2次マイブームを迎えております。第1次にお付き合いいただいたコリドラスの種類はブロキスを皮切りに37種でいろいろな種類をほぼ1匹づつ、今回はリーズナブルな種類を複数匹と飼育パターンが変わりました。過去を振り返ってみるのも楽しいもので、コリドラス第1次マイブームが終わって試行錯誤しながら次にパクー第1次マイブームへと徐々に移行する事になります。

更新日付:2023.07.23

2023.07.30 C. citrinellum x C. synspilum

7 月第 5 週  昔から梅雨明け10日の猛暑は格別な感があります。連日、熱中症の危険日が続いております。どうぞご自愛ください。
ブルーゼブラパロットシクリッドは当初から、といってもまだ二か月ほど前のことですが飽食のお陰でひと回り丸く成長されました。タンクメイトである入居当初の幼魚セベラムを追いかけ回していたのですが、近頃ではセベラムに肩を並べられ形勢逆転も近いといったところでしょうか。現在は唯一クテノポマに優位が保たれている状況で今だ不動のフロントーサを筆頭に配下の序列が目まぐるしく変わっております。シクリッドの闘争は尽きることはなくその状況を常に管理しながら週に1~2回の水替え時にチョコチョコメンバーの入れ替えを実施して楽しんでおります。
体長からしても彼の居場所は将来的にも現在の小型シクリッド水槽90cm規格水槽が不動だと思われますが、水槽が大型であればけっこう成魚の中型シクリッドのタンクメイトとしても可能です。この水槽から卒業していくのは真っ先にフロントーサになるのかセベラムになるのか、いずれにせよ中型シクリッド水槽として将来的に120cm規格水槽以上が欲しいところです。

更新日付:2023.07.30

2023.08.06 Pterophyllum scalare var.

8 月第 1 週  8月に入り最初の週末も相変わらずの猛暑が続いております。来週は後半から夏休みに入りますので仕事モードから解放されてお魚モードに(笑)

現在のエンゼルフィッシュは総勢2匹。
改良品種のマーブルエンゼル(写真)とペルー産ワイルド個体のアルタムエンゼルと成っております。
マーブルエンゼルはシクリッド混泳水槽で、アルタムエンゼルはコリドラス水槽で管理しております。    

更新日付:2023.08.06

2023.08.13 Glyptoperichthys gibbiceps var.

8 月第 2 週  今年も「盂蘭盆会」を迎えご先祖を思い浮かべながら一時を過ごしております。
この時期に成っても暑さは一向に衰える気配もなく連日厳しい毎日ですね。
夏休みは避暑を兼ねてどこかに出掛けたいところですが、エアコンの効いた水槽部屋の居心地がよく、やはり魚三昧は今年も変わる事もなく…。
それにしてもアルビノセルフィンプレコの成長は凄まじく、幼かった数か月前から一気に若魚にステップアップです。(毎回ですが画像はクリック拡大します)

今週末に久しぶりに You Tube に動画をアップしました。ご覧いただければ幸いです。

「クーリーローチ」

更新日付:2023.08.13

2023.08.20 Pterygoplichthys joselimaianus

8 月第 3 週  盆が過ぎても一向に暑さも納まらない状況です。
連日の酷暑は年を経る毎にバージョンUPされるようです(笑)
オレンジスポットセイルフィンプレコは現在、末恵廣錦金のタンクメイト。
今のところアクリル水槽の苔取りに大活躍していただいております。混泳する末恵廣錦金は遊泳力が半端ではないので時折、感化されたように素早く遊泳する姿も見られます。

「セイルフィンプレコ」

更新日付:2023.08.20

2023.08.27 C. citrinellum x C. synspilum

 8 月第 4 週  8月も残すところ数日と成りました。相変わらず残暑は厳しいながら少しづつ秋への階段を上っていく気配を感じます。
シクリッド若魚水槽も徐々にメンバーが増え並行して各個体の成長もあり一途過密へと向かっております。
シクリッド達は過密になればある程度闘争が緩和されます。
ブルーゼブラパロットシクリッドは気性が荒くアグレッシブながら現在は小兵ということもあり他の魚に大人しくせざるを得ない状況と成っております。  

更新日付:2023.08.27

2023.09.03 Platydoras armatulus

9 月第 1 週  9月に入っても猛暑が緩和される事もなく今週が終わろうとしております。暑さのせいで何かしらお魚を連れて帰る、もしくはショップにお邪魔する気力すら萎えるといったところでしょうか。
ストライプトーキングキャット(英名 Striped Raphael catfish) は導入時や移動させるタイミングで飼育水から脱すると胸ヒレを擦り合わせる事で音を発生します(威嚇なのでしょうか…)。特徴は別段特殊という事でもなく夜行性で水質の変化に比較的強いナマズです。現在、幼魚が2匹でもっぱら昼間は土管生活です。 

更新日付:2023.09.03

2023.09.10 Heros severus var.

9 月第 2 週  今週は木曜日あたりから急に暑さが治まって朝夕は過ごしやすく成りました。相変わらず日中の日差しは激しいとは云うものの季節は秋に向かって歩み始めたようです。
先週末にシクリッド水槽から退避させた写真のレッドスポットゴールデンセベラムですがこの一週間の休養で傷付いていたヒレもほぼ元通りに修復され食欲も旺盛で先ずは一安心です。
どのタイミングでシクリッド水槽に戻すか戻さないかは未定ですが、今後においてナマズ達との混泳に支障がなければそのままこの水槽でお過ごしいただくのも一考かと・・・。  

更新日付:2023.09.10

2023.09.17 Pangio kuhlii

9 月第 3 週  今年のこの容赦のない猛暑には危機感さえ覚えましたがようやくここにきて朝夕は多少の緩和がみられます。それも一旦季節が進んだかに思えましたが再燃し、まったく閉口致しました。寒さにはめっぽう弱い私ですが今年の暑さは寒さが待ち遠しく感じられました。
さてコリドラスがメインの水槽から底砂を撤収しベアタンクにしたことでコリドラスはもとよりタンクメイトのクーリーローチも当初は戸惑いながらも致し方なく管理人の気まぐれにお付き合いいただいたといったところでしょうか。
そもそも私の場合ベアタンクが主流で底砂を敷くこと自体が少なく、底砂を敷く飼育が気まぐれだったのかもしれません。いずれにせよ数十年に及ぶ生体メインの飼育スタイルは水草を美しく配したレイアウト水槽も断念し管理が少しでも楽で魚達がより観察しやすい状態が自分の中のベストです(笑)

更新日付:2023.09.17

2023.09.24 Pterygoplichthys joselimaianus

9 月第 4 週  9月も後半に成ってようやく猛暑日こそなく成りましたが、それでもこの時期としては高温状態のまま推移しております。今年の異常な暑さが一転して異常な寒さに成らないよう願うばかりです。
オレンジセイルフィンプレコは末恵廣錦金水槽で底面の掃除部隊として導入してからタンクメイトと共にハイペースで成長しておられます。成長の早い魚はやはり食べる量と餌を片付けるまでのスピードが違って正に一瞬でなくなってしまいます。
通常は丈夫で長生きがモットーのセルフィンプレコですが総じて外見的に美しいというキャラではありません。よく食べ、みるみる大きく成るのがある意味圧巻で魅力的でもあります。

更新日付:2023.09.24