Myleus rubripinnis luna 1月第1週 お正月の三ヶ日は比較的穏やかな暖かい日が続き長かった冬休みも本日が最終日となりました。ここ数ヶ月、私の水槽は飽和状態で唯一幼魚水槽だけは徐々にメンバーを増やして参りましたがこの水槽もいよいよ限界で新魚の導入も全く行わなく(行えなく)なりました。寄ってショップにお邪魔する機会も少なく成りWebで入荷情報等を閲覧するだけで楽しんでいる次第です。並行して私の飼育魚達は落ちる個体もなく6本の各水槽は混泳状態も含めて安定期と云えるかも知れません。写真のルナは2023.12.13入居から1年とほぼ1ヶ月、幼魚からようやく若魚と云ったところでしょうか。以前はパクーと云えば群泳を楽しんでいましたが現在のパクーはこのルナだけで他のアメリカンシクリッドとの混泳で管理しております。
更新日付:2025.01.05
1月第2週 Ancistrus dolichopterus 1月も中旬に差し掛かると文字通り厳冬の時期に突入となり今週末の寒気にはいきなり閉口致しております。ゴールデンブッシープレコはめったに姿を現さず殆ど土管生活でその雄姿を撮影するには一苦労致します。どの魚に限らず見るからに改良品種には興味がそそらない私なのですがこのゴールデンブッシーは例外と云えます。なかなかこのサイズに到達するには時間も掛かりますが魅力のある小型プレコの一種です。混泳は他の小型種とは比較的うまくいきますが水槽サイズにも寄りますが90㎝規格以下での同種にはハードルの高さを感じます。
更新日付:2025.01.12
1月第3週 Vieja hartwegi 睦月半ばを過ぎ相変わらず寒さの中で晴天が続くことを願いながら過ごしております。写真のハートウェギも各ヒレを損傷しておりましたがここに来て無事に再生されました。この時期は餌の量と回数を極端に抑えて水換えもなるべく抑えていることから魚達の活性も落ち争いが少なく成った事に起因すると考えております。もちろん水槽と自然界の寒さとは比べられませんが動物の本能として水緩む頃までは活性を落としていくのが自然なのかとも思います。
更新日付:2025.01.19
1月第4週 Botia almorhae 今週はこの時期にすれば比較的暖かい日が続きホッと一息と云ったところでしょうか。パキスタンローチは相変わらず忙しなく水槽中を駆け巡っておられます。先週もお話しましたがこの時期は給餌量・回数共に控え水替え頻度も少なくしている事から魚達のダイエット期間ともいえます。本来パキスタンローチは活発で食欲旺盛、肥満傾向が強いのですが現在はスリムに変身しておられます。かと言って彼の場合の活発さは変わらず3月、水温む頃になるまで大食漢は返上ですね。
更新日付:2025.01.26
2月第1週 Cyphotilapia frontosa 如月(衣更着)に入り節分を迎えました。歳の数だけいただく炒り大豆もずいぶんたくさんとなり何とも複雑な心境です(笑)2025年の節分は4年ぶりに1日早い今日2日になるので明日3日が立春ですね。我が家のフロントーサはブリード個体だからか比較的大人しくムブナとの混泳が成立しております。過去にベネスタスに屈服し現在の水槽にいきついた経緯があります。アフリカンシクリッド飼育では定番ともいえるフロントーサですが今までの飼育でオス個体の経験はなくて全てメス個体。私はオスの張り出した頭部が苦手なので敢えてメスをチョイスしたいのですが幼魚では雌雄の判別が付きずらく今までは運に恵まれたと云ったところでしょうか。
更新日付:2025.02.02
2月第2週 Cyphotilapia frontosa 月日の経つのは早いもので少し前までお正月気分でいたのが節分、立春も過ぎ、寒さに気を取られていると時間の経過に鈍感になるようです。コバルトブルーシクリッドは現在2匹を飼育しておりますが訳あって水槽は2本に別れていて、この個体はナマズ水槽に居候(フロントーサ、ムブナ3匹)しているムブナの1匹です。ムブナは幼魚をリーズナブルに入手は可能ですが運よく10㎝前後にまで成長してくると気性の荒さが災いしてショップに出戻ってくる個体もいるものです。そんな個体に巡り合えたら幼魚価格で引き取って来るのが一時期習慣化しておりました(笑)特にオレンジシクリッドの出戻り個体をよく見掛けます。
更新日付:2025.02.09
2月第3週 Pimelodus pictus 今週は10日(月)に上部濾過ポンプが突然停止し少々慌てましがポンプの届くまで2~3日は給餌を止めてエアレーションだけで凌ぎました。今週は三寒四温に相応しい一週間となりました。実際はまだまだ寒い日が続くのですが気持ちだけが先走りして少しでも寒さの緩む日があると嬉しくてあと少し寒さを我慢すればと自身に言い聞かせている毎日です。写真のピクタスキャットは大和郡山の金魚行脚に出掛けた際に金魚は連れて帰らずにたまたま見掛けてお出でいただいたナマズです。いつも慌ただしく俊足に泳ぎ回り撮影難易度の高い魚でもあります
更新日付:2025.02.16
2月第4週 2月も後半に来てから大寒波に見舞われている今週末は魚達をゆっくり観賞すると決め込んで3連休を迎えました。写真のベネスタスは我が家の初代ベネスタスで非常に美しい体色をショップで見掛けその場は一旦連れて帰らずに基本的な習性などを調べ飼育水槽のメンバー構成を考えてから再会があれば連れて帰る事にしていました。当初から成魚に近い大きさでしたので、ただでさえ争いの多いシクリッドですから相性が悪ければ退避水槽に移動させる事態も考慮していました。幸いな事に導入時には問題がなく安心していたのですが数週間後に水槽に慣れ始めた頃からフロントーサとの攻防が始まり結局は別水槽にフロントーサを退避させる事になった次第です。
更新日付:2025.02.23
3月 第 1 週 Hoplarchus psittacus 今週は先週と打って変わって暖かい日が続きました。極寒の中での緩和は気持ちまで穏やかにしてくれます。写真のパロット シクリッドの統治するアメリカンシクリッド水槽に他の水槽で暴君となっていたブルーゼブラを移動させました。さすがにツワモノ揃いの連中の中では大人しくかといって負け個体にもならず移動はその目的を達成できたと考える次第です。
更新日付:2025.03.02
3月2週 文字通りの三寒四温で日曜日は晴天に恵まれ暖かい日差しに包まれました。3月に入ってから毎週の給餌回数を徐々に増やしていきますが水換えは足し水程度としております。いろいろ試行錯誤をしながら臨機応変に対応は変えていますが全てに於いて満足とは言えないのが飼育の難しさと云ったところでしょうか。セルラサルムス科の中で私が1番気に入っているルナは体型・体色・班ともに飼い込む事でその魅力を増していきます。最近は寒さの加減でショップにお邪魔する機会が少なく成りましたが、足蹴に通う事で意中の個体との出会い、幅広い情報の入手が可能と成ります。自身のアクアリウム管理、Webサイトと共に重要な魚飼育であると考える次第です。
更新日付:2025.03.09
3月第3週 Trichogaster microlepis 今週末はまた寒さが戻りこの時季の気まぐれに付き合わされております。梅の花が見頃で早咲きの桜と同時にウオーキングコースで見掛けるようになり例年にない違和感を覚えております。シルバー グーラミィの魅力は体色の光沢にありますが写真は少々その魅力に欠けるビジュアルで少々、残念に思っております。シルバーグーラミィは同じトリコガスターでもパール グーラミィの派手な体色とは大きく異なります。混泳を目論んだ場合に体長も大きく成り気性的にも荒いシルバーグーラミィとは無理がありそうです。現在シルバーグーラミィのタンクメイトは双璧であるペルーアルタム、コリドラス、小型カラシン、プンティウス等を90㎝規格水槽で管理しております。今のところこれと云った問題は生じていません。
更新日付:2025.03.16
3月第4 週 Blackberry pacu 春分の日(春彼岸の中日)も過ぎと徐々に日が長くなって参ります。今週末は暖かく日中はポカポカ陽気ですが風は強く「春の訪れ」と云ってもまだまだ肌寒い日もあり油断は禁物と云ったところでしょうか。給餌時のエピソードですがプレコ用と称されるタブレットフードは毎回、争奪戦が繰り広げられます。こちらの水槽では写真の2匹、フロントーサとブラックベリーパクー、今回はブラックベリーパクーに軍配が上がりました。数週間前まではブラックベリーの口には少々大きくてフロントーサの一人勝ち状態でしたがコツを掴みだしたブラックベリーはパクー特有の前歯で一旦加えたら離さないテクニックが功を奏し体格もわずかながら恰幅も感じられるようになりました。代わりにセルフィンプレコは口にすることが皆無で餌の目的が本末転倒。水槽の苔はほぼ見る事が無いほどの大活躍で喜んでいる次第です。因みにアメリカンシクリッド水槽ではパロットパクー(シッタクス)とレッドフックミレウス ルナのタブレット争奪戦でアルビノセルフィンは口にできず。こちらの水槽の苔もまたアルビノセルフィンの大活躍で水槽掃除が簡略されております。よって我が家のシクリッド、パクー達の主食はプレコ用タブレットとなっております。
更新日付:2025.03.23
3月第5週 Sciaenochromis fryeri 懸念された戻り寒波が到来いたしました。必然と思っていた方が気持ち的にも体的にはストレスが少ないと云ったところでしょうか。3月弥生も明日を残すだけと成り4月卯月がスタートし仕事的には第1四半期が終わります。我々も魚達も自然の摂理でしょうかインフラに関わらず活性が上がり出す時期を迎えます。不思議な事ではないのかも知れませんがショップを訪れる回数が増えてくるのも必然なのでしょうか。魚飼育を続けていく中で魚を落とすことは辛いことではあり願わくは経験をしたくない事です。しかしながら環境、給餌をベストにしているつもりでも落ちる個体があるのも事実です。ここで単に補充を考えるか、そのインフラに見合った個体数になったと考えるのかが難しいところです。いずれにせよ落としたそのタイミングに情報収取でショップを訪れ、以前から飼育してみたかった個体に出会ったりたまたまそのタイミングがセールだったりするとタガが外れがちなので要注意ですね。
更新日付:2025.03.30
4月第1週 Synodontis petricola 4月(卯月)に入りここのところ朝晩の寒暖差が大きく何かに付け不安定に成りがちな毎日です。魚達をのんびり眺めているのに相応しい時期でもあります。タンガニーカ湖産のシノドンティスはある意味アフリカンシクリッドとの混泳で進化を遂げてきたシノドンティスでペトリコラはその代表的な存在です。小型種ですのでインフラも大掛かりなものでなくても環境に適応させ易く我が家の水槽は60㎝×60㎝で幼魚の南米シクリッドと混泳で問題ありません。今のところこのインフラで終生飼育を考えております。
更新日付:2025.04.06
4月第2週 Myleus rubripinnis 4月も中旬に差し掛かり満開だった桜も徐々に花吹雪を散らしながら辛うじて週末(昨日)は美しさを保っていると云ったところでしょうか。写真のパクーは2007年10月11日、今から18年ほど前にショップからお出でいただいた若魚で他の rubripinnis と少し違った体型に魅力を感じていた個体です。私が一番パクー沼にハマっていた時期でもありパクーの入荷も頻繁で大阪市内のショップを巡り歩きつつ他県のショップからもネット購入、総勢50匹以上とメンバーを充実させていたいわばパクー黄金期でしょうか。今と成ればパクーは数匹に成ってしまいましたが当時の群泳とは違う味わいを楽しんでおります。
更新日付:2025.04.13