最近、あまり話題に上らなかったアカハラ諸氏、猛暑の水槽で居心地の良い場所を探し求めているのか、心地よい隠れ家が見つかったのか、覗き込む私にも無関心な様子です。昼間は流木に見え隠れしながら、相変わらず、スローモーな行動がスピーディーな魚たちとは違った魅力でしょうか。のんびりとした仕草(写真・別室)が妙に板に付いていて…。
更新日付:2001.07.22
夏の木津川はヨシノボリの季節。雑居水槽のヨシノボリは昨年入居組(別室)が大勢を占め、その勢力域を水槽中層域にまで拡大しそうな感があります。闘争癖のある彼らは同種間に限らず、絶えず威嚇と攻撃を繰り返し、ひたすら自己顕示に明け暮れる毎日を送っておられるようです。喧騒を離れた水槽の片隅で、一匹のヨシノボリが、物思いに浸っておられるのでしょうか、それともくつろいでおられるのでしょうか。何処となくお疲れのようにも見える彼には、これからの酷暑に向かって鋭気を養われるのも一考かと…。
更新日付:2001.07.15
私がよく出かける木津川には特定の魚の分布エリアがあります。もちろん確実な証明などはあるはずもなく、偶然よりは信ぴょう性があるというレベルの話しですが…。
ギギは木津川では定番魚ですが、我が家ではドンコ氏と共に単独飼育指定魚種に該当するため、スペース面を含め、家人から捕獲制限がかけられております。今回の川遊びで採取のギギは、幼魚(写真・別室)を含めると20数匹に及び、プラケースで記念撮影後はすみやかにお引取り頂きました。
この時期、ギギエリアにおいても稚魚たちが大活況。いつまでも彼らのエリアが壊されませんように…。
更新日付:2001.07.08
私の水槽で定番魚の鮒はいつもマイペース。均整のとれたシンプルなスタイルが見飽きる事のない理由なのでしょうか。鮒と言えば、私が色々な魚達を見る上で、無意識のうちにスタイルの基本に成っています。普段はあまり注意して観ていると言うこともないのですが、いつも水槽の何処かに居て欲しい魚です。こちらも私のゲージでは両生類の定番アカハライモリ(写真)一見怖そうな風体をしておられますが至って大人しいのが鮒と似ているところでしょうか。
更新日付:2001.06.17
いろいろな美しい金魚達(写真下・別室1・2)をショップで眺めていると、しばしば時間の経つ事も忘れて見入ってしまう事がよくあります。背後では、金魚論議がマニアの方々によって交わされているのですが、門外漢の私にすれば理解の範疇を超えた談義に水を差すわけにもいかず、ただ個体の美しさだけを楽しんでいるという次第です。いずれにしても高級金魚と呼ばれる魚達は、長期にわたる経験と技術を習得されたクリエーターによる芸術的産物であり、優雅な泳ぎぶりを観るに付け、その飼育努力に敬意を表しております。
更新日付:2001.06.10
先週もお話ししましたように、我が家の雑居水槽ではタナゴ達の”色づき”を楽しんでおりますが、写真のタイリクバラタナゴ氏もヤリタナゴ氏に引けを取らず今週は大いに健闘しておられます。桜の季節が過ぎて梅雨に入る前の花見ならず魚見は毎年、繰り広げられるイベントのように…。
小さな楽しみを水槽に託す私をこんなに和ませてくれる魚たちは、まるで風に舞う花びらのように、この時期の水槽は花盛りというところでしようか。
更新日付:2001.06.03
雑居水槽エンビ菅の専従魚のギギは相変わらず昼間は隠密生活をしておられますが、唯一、朝の給餌時には他の魚たちに混じって積極的な活動が見受けられます。食習慣も入居当初は冷凍アカムシだけの単一摂取をかたくなに貫いておられたのですが、どういう訳か最近、彼のお気に入りは人口飼料(底棲肉食魚用)に移行しております。よほど口に合ったのか、栄養バランスを考えての思慮なのかは、もちろん定かでは有りませんが、管理人の私としましては嬉しいかぎりです。
更新日付:2001.05.31
今年も5月半ばよりエアレーション強化を行ない、高水温(水温自体は急激な寒暖以外、あまり気にしていないのですが…)による溶存酸素不足の緩和を心がけております。我が家の夏対策は今年も慣例に従い「頻繁な換水」と「溶存酸素確保」の2点を柱とするペーシックなスタイルで展開中ですが、ニューフェイス諸氏においては、雑居水槽の居心地は如何なものでしょうか。夏場の水槽はエアレーションのバブル華盛り、ギギやヨシノボリ達がよく戯れておられますが、いつのまにかお気に入りの居場所に陣取った写真の個体は、涼しそうに見えて何となくフォトジェニック。
更新日付:2001.05.31
我が家の雑居水槽、タナゴファミリーにおいて、現在、私の注目度ナンバーワンの個体は写真の銀鱗ヤリタナゴです。(別室)のヤリタナゴとは趣が違いますが、水槽内においては、いずれの個体も私の理想の体型、並びに体色に育って欲しいと常々考えておりますが。と、云うものの思いどうりにいかないのが現実で、全ての魚達を単独管理する事が出来れば、より理想に近づけると言うものですが、過密化する雑居水槽のなかでは、私の理想とは反比例の現状に、苦笑の毎日を送っているというところでしょうか。彩りの少ない私の水族群の中で、タナゴ連の個々における”色づき”は楽しみの一つで、今が旬のヤリタナゴに、デジカメを持つ手に力が入るというものです。
更新日付:2001.05.27