この夏、木津川よりヨシノボリ達と一緒に入居いたしましたヌマチチブ氏です。ご紹介が遅れましたのも、お住まいにと、ご用意させて頂いた「塩ビの土管」がたいへんお気に入りで、お顔を拝見する時間が思ったより短かく、私に慣れていただくまで少々時間が掛かりまして…。
ところが最近、どういう風の吹き回しか、私が水槽に近づくと給餌以外の時でも愛想よく顔を出してしてくれるようになりました。入居時からすれば随分、恰幅がよくなり貫禄も出てきました。私がデジカメ片手に覗き込みますと、心得ていたとばかり特別にお洒落(写真)して、お越し頂いたようで。これはこれは胸のネクタイがとっても決ってるじゃないですか。そうそう、ヌマチチブさん、あなたの記念写真も数枚出来上がりましたので別室(1・2・3)で是非ご覧ください。
更新日付:2000.08.31
木津川でオイカワやカワムツは定番魚ですが、水槽飼育では両者とも遊泳力が有り過ぎて、よほど大きな水槽でないとすぐに手狭になってしまいます。ジャンプの名手でもあります彼らは、飛び出しによる事故もけっこう頻繁に起こり、ブルーギルと並んで、我が家では生存実績の少ない魚だと言えます。合い通じるところの多い両者でも、オイカワは婚姻色並びに、そのずば抜けた遊泳力という、どちらかと言えば派手な魅力に対して、カワムツは物腰のやわらかい落ち着いた魅力を感じさせる魚です。幼魚(写真)のうちからそのベーシックなスタイルと淡い体色に惹かれるのは私だけでしょうか。
更新日付:2000.08.31
私のお気に入りの木津川で、幾度となく同じ場所に足を運ぶうち、私なりの採取ポイントを見つけることが出来るようになりました。もちろん、川はその姿を頻繁に変えていますので、たえず私の採取ポイントも移動を繰り返しております。川の流れや深さは本流とワンドではずいぶん違いがあります。各々そこで採れる魚達は種類が違ったり、また同じ種類の魚でもサイズが違ったりもします。この魚は幼魚のうちはワンドのこの場所で、そのうち成魚になり、本流のあのあたり…とか。あくまでも自己満足の解釈と、推測の域での”こだわり”ではあるのですが。最近も、この水草の下にはよくギギの幼魚が、この時季はあそこに行けばヨシノボリの成魚が…なんて独り言のように呟けば、「まるで子供みたいじゃない」と何処からか。なにはともあれ、写真のタイリクバラタナゴの幼魚は、幸いにも私の推測通りのポイントで採取することができ、面目が保たれたというところでしょうか。それはそうと、成長に従って分からなく成っていく背びれの黒い模様(黒班)は、幼児期の旗印なのでしょうか。
更新日付:2000.07.31
毎年夏になると、雑居水槽にはヨシノボリ連の多勢化に伴ない、水槽下層域が過密化傾向になります。当然、彼らの食を満たすべく人口飼料も沈下性の割合を増量しておりますが、領域侵犯が甚だしく給餌直後は、全てのメンバーが一斉に沈下した餌に集中攻撃をかけ、一瞬に食べ尽くすというありさまで、上層域は一時的過疎化状態に成ります。その後中層域以上のメンバーは、あらかじめ手を付けずに置いた浮上性の餌にゆっくりと取り掛かるという、言わば知能的給餌法を展開しております。管理責任者の私と致しましては、皆さんに給餌モラルの向上を提言したいところですが、協力して頂けそうなメンバーは下層水域の皆様に限られそうで…。写真は木津川出身ニューフェイスのキッズなフナ氏。しっかりお食べになり大きく成長して欲しいものです。
更新日付:2000.07.31
今年の夏は我が家の雑居水槽の環境はヨシノボリで大いにシフトされたように思います。石組みレイアウトもその一つですが、例年よりも石の数をかなり増やした事が効を奏したのか、闘争による犠牲も現在のところ出ておりません。加えて木津川で数回のフイールド観察により、彼らの環境を出来る限り再現する意味で、今回は念を入れて、水槽レイアウトのオブジェとして、底砂と石も彼らのフィールドから採取地点の物を調達して来ております。ところで最近はヨシノボリ連の記念撮影も頻繁に行っておりまして…。私のお気に入りのヨシノボリは写真(上)の個体ですが、別室(1・2・3・4)にて以前からのストックしておいたスナップショットも数点、ピックアップしておりますので合わせてご覧下さい。
更新日付:2000.07.31
我が家のギギは、相変わらずエンビ管の中がお気に入りで、殆ど私にその全貌を見せようとしてくれません。いつもは、こちらの動向が分からない距離になると出て来ているようです。そんな愛想の無いギギ達ですが、一番大きな個体は20cm程に成長しており、つい最近まで、可愛い尻尾を振りながら、チョロチョロと水槽をかけ回っていましたのに、その成長スピードの速さに、今更ながら驚かされております。元来は黒装束を身にまといどちらかといえば忍者スタイル。行動も夜行性となると、観賞魚とは言いがたく…。
更新日付:2000.07.31
以前にも紹介させて頂いたのですが、幼魚の頃から比べると随分大きく成長したフナの中で、みなさんと少し体型の違うのが写真の個体です。入居当初は成長を心配していたのですが、ご覧の通り順調に大きくなり、管理者と致しまして、たいへん嬉しく思っております。餌の争奪戦においても強敵にもひるむ事なく頼もしいかぎりです。泳ぐ姿も小刻みに、尻尾をふりながらけっこうスピーディ。なんとも可愛くて我が家では人気者です。
更新日付:2000.07.31
我が家のヨシノボリキラーであるドンコ氏は隙あらばヨシノボリをゲットするべくチャンスを伺っております。「素早い系」の魚達は彼の瞬発力を持ってしてもターゲットになりませんので、ヨシノボリ連が拉致されているようです。そうかと言って、捕食についてはあまり得意では無いようで、雑居水槽内では仕方なさそうに冷凍赤虫を食しておりますが、あまりお腹の足しには成っていないように見えます。
更新日付:2000.06.30
我が家の殺風景な水槽に水草をレイアウトしました。その水草が2~3日で茎だけになってしまった経緯は、淡水魚話でも紹介させて頂いたのですが、水草が在るというのは何となく落ち着いて良いものですね。
いつも羨望の眼差しで水草水槽のあるサイトを見ている私としましては、つかの間の楽しみに終ってしまった我が家の水槽がとても残念に思います。やはり魚中心の水槽では無理があるのでしょうね。夏になると水槽にヨシノボリが増えるのですが、今回は彼らのフィールドを真似て底砂に石組みのレイアウトを考えております。水草と違い、これならすぐにレイアウトを替えてしまわれる事はないでしょうから…。
ほんのつかの間の水草をバックに連中のスナップを数カット。オット、これは私のお気に入りのヨシノボリが通り過ぎました。
更新日付:2000.06.30
今回(7/9)の採取で木津川より入居と成りましたのは、ヨシノボリ5匹、ヌマチチブ2匹の面々です。それぞれの個体は水中眼鏡にシュノーケル、両手に手網の出で立ちで、悪戦苦闘の末、なるべく雰囲気の違う連中を採取して持ち帰りました。この中で私が特に気に入ったのが写真の個体です。第一背びれがいかにも精悍で、雑居水槽内でも他のヨシノボリを寄せ付けない強者ぶりをアピールしております。フィールドでは、かなり長い間、手網に収まっていただけなかったのですが、今回は私の粘り勝ちと言うところでしょうか。お近ずきの印にと言えば何なのですがヨシノボリさん、私が少し気合を入れたあなたのスナップショットを別室(1・2・3・4・5)にて展示しております。ご覧いただければ幸いかと…。
更新日付:2000.06.30