日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode

金魚水槽 ID 1095

我が家の金魚水槽は2本。最近になりコメット嬢の成長が著しく別水槽での飼育に踏み切りました。我が家には金魚すくいの懸賞でいただいた金魚達が数匹、その中で天女の羽衣をまとったような出で立ちが美しくファンも多いコメットが二匹。その2匹、同じようなサイズで入居いただいたにも関わらず一方が突出した成長を遂げておられます。水槽の金魚達はそれぞれに美しい舞姿で私を楽しませていただいているのですが、オーソドックスな和金(別室)もまた殺風景な中に咲いた花のようです。

更新日付:2002.11.03

似鯉・近況 ID 1085

似鯉(写真・別室)は木津川では定番と云えるほど頻繁にお目に掛かる魚で、タナゴやヨシノボリと同じように手網で採取してお出でいただく機会の多い魚でもあります。その似鯉ですが、水槽内の彼らはどう云った理由からか成長率が非常に悪く残念な思いをしております。ところが昨年暮れに採取してきた個体は今までとは違い最初から大きかった事もあるのか食欲も旺盛で順調な成長振り、いつの間にかご覧の通り恰幅よく成られました。今後、現在のインフラでの更なる成長に期待を寄せている次第です。その似鯉、どことなくカマツカ似の面長で、ひょうきんそうな横顔が気に入っております。

更新日付:2002.10.27

ショップ探訪・クラウンローチ ID 1059

最近、ショップに行く回数が増えて、熱帯魚のコーナーにもよくお邪魔しております。以前から(写真・別室)のクラウンローチは私のお気に入り、ドジョウの仲間の彼らは、愛らしい口で水槽内を掃除するかのように忙しく動き回っておられます。その数匹の彼らの中で体を横たえて動かない個体を発見。スタッフの方にお伺いすると気持ちよく就寝されているとの事。何となく私達に似た行いに、以前にも増して気に入った次第です。

更新日付:2002.10.20

オスカー Astronotus ocellatus var. ID 1087

週末に熱帯魚ショップを訪れる事が半ば習慣になりました。どんな魚たちが入居しているのか 期待しながら覗き込む水槽に新しい顔ぶれを発見すると嬉しくなるのは私だけでしょうか。オスカー Astronotus ocellatus var. と云えば、行きつけの熱帯魚ショップのメイン水槽で30cmクラスの個体が数匹 優雅に泳いでいるのですが、今週は幼魚が入居しました(写真・別室)彼らは一様に人慣れしていて私から餌を貰えるとでも思ったのでしょうか人懐っこく寄ってきて愛想を振りまいてくれました。しばらくお付き合いをいただいた幼い彼らは、これからどのようなオーナーとめぐり合いどのような生活を送るのでしょう…そんな事をふと思いながら暖かいショップを後にしました。

更新日付:2002.10.13

雑居水槽・点描 ID 1083

日毎に過密化する雑居水槽は、もちろんニューフェイスが増加すると云う事もあるのですが、各個体の成長に伴って手狭に成っていく割合も大きく、経済的な問題も考慮しながら今後の対策が急がれるところです。我が家の雑居水槽(木津川仕様)は、言うまでもなく木津川で採取した個体が過半数を占め、その系統を過去から現在に受け継いでおります。私たちが元居た環境から新しい環境に移行した場合、初めは戸惑っても次第に馴染んでいくように、魚達も、入居したての頃は採取した場所の慣例に従った行動スタイルを持っていても月日が経てば周りの環境から学習し水槽内の秩序に従った行動が見られるようになります。
水槽内、いずれの個体もそれぞれの行動様式を観察していると楽しいもので見飽きる事がありません。私見ですが、写真のヨシノボリは水槽内では温厚派、タナゴ (別室) は、俊敏派と云ったところでしょうか。

更新日付:2002.10.06

タモロコ・近況 ID 1068

我が家の雑居水槽でタモロコ(写真・別室)は比較的地味な存在で、他の魚達に混じって知らぬ間に大きく成られたような感があります。木津川より入居の際は、見分けが付かない程の幼魚で、並居るつわもの達の中でその存在すら危ぶんでいたのですか゛、持ち前の敏しょう性は、オイカワやカワムツ達のようなスプリンターに負けずとも劣らない健脚ぶりで、水槽を闊歩しておられます。オーソドックスなスタイルと個性的なラインが私にはとても魅力的に感じられ、雑居水槽には欠かせない存在です。

更新日付:2002.09.29

サンセット・ドワーフ・グーラミィ Colisa lalia ver. ID 1081

ウイークデーは我が家の雑居水槽(木津川仕様)で日本産の魚達の表情やユニークな仕草を楽しみ、週末は行き付けの熱帯魚ショップで、見慣れない色とりどりの魚達とのふれあいを楽しむというパターンが定着して参りました。「熱帯魚…」それにしてもそのおびただしい種類と個体数には驚ろくばかりです。今週のスナップショットは、サンセット・ドワーフ・グーラミィ Colisa lalia ver. (別室) 彼らはラビリンス器官を持つアナバスの仲間、空気呼吸が出来るなんてすごいですね。

更新日付:2002.09.22

ギギ・王国 ID 1070

我が家のギギは前回の木津川採取で、数匹の新人を加え、勢力圏を拡充、ミニ国家の樹立に一歩前進と言うところでしょうか。写真の幼魚の日を追う毎の成長ぶりには、目を見張るものがありますが、先住のギギ氏との同居には到っておりません。(別室123)では最近の彼らのスナップショットを展示しております。時たまエンビ管の中から話しかけてくれる彼は、ずいぶん私に慣れて頂き、やさしい視線に、彼のやさしさを感じて頂ければ幸いです。

更新日付:2002.09.15

ドジョウ ID 1077

しばらく話題に上がらなかった我が家のドジョウ氏(写真・別室)は相変わらずのポーカーフェイス。しなやかな身体つきで、水槽をゆらりゆらり彷徨されているかと思えば、底砂に潜り込んだりと自由奔放な毎日を過ごしておられます。時間のくいちがいで私との会話も少なく久しぶりの再会にスナップを数枚。あどけない彼の仕草の中に、ひようきんな性格が見えるようで…。

更新日付:2002.09.08

タナゴ・近況 ID 1074

我が家のタナゴは木津川採取組とショップ購入組に分かれるのですが、写真のカネヒラは後者にあたります。時期がくれば、どちらかと言えば大柄の彼らは、水槽に咲いた大輪のように彩り美しく輝いて私を満足させてくれます。そんな彼らを常々フィールドで採取してみたいと思ってはいるのですが…。
別室のタナゴはこれはもうお馴染みの我が家の定番魚。木津川より入居以来ずいぶん大きく成られ、現在では古株の彼女は、花に例えれば中輪の美しさと言うところでしょうか。後に控えます今年入居の若魚たちも順調な成長振りで、歴代のタナゴ諸氏の伝統を引き継ぐべく給仕に勤しんでおられます。来春、稚魚用の水槽を卒業する頃には小輪の賑わいで水槽を飾ってくれそうですね。

更新日付:2002.09.01

ショップ探訪・コリドラス ID 1061

ショップ探訪が続きますが、今週はナマズの仲間のコリドラスです。彼らの種類は判明しているだけで200種を超え、今でも新種が発見されているようです。そういえばここでも数種類のコリドラスを見ることができました。何となくオドオドとした仕草がとても可愛くて、コリドラスファンが多いのも解りますよね。
写真(別室12)の個体はコリドラス・ゴッセイCorydoras gossei どちらかと言えばオーソドックスな出で立ちが美しいですね。

更新日付:2002.08.25

縁日の金魚 ID 1067

我が家の金魚達の過半数は、縁日の金魚すくいからの入居となっております。写真の個体は数少ないショップからお出でいただいたピンポンパール。入居当初は、いかにもひ弱そうで、心配しておりましたが、猛暑の中でも衰えを見せない食欲は、彼女を一回りも大きくして、現在に至っております。

更新日付:2002.08.18

エスニック・ヒガイ ID 1057

以前から、私見としてエスニックな雰囲気のするヒガイ(写真・別室)は、どちらかと言えば、彩り少ない我が家の雑居水槽では、気の利いたスパイスのような存在です。特に背びれのオレンジと黒色帯が印象的で、同居しているパステル調の淡い色合いのタナゴ達とはまた、コスチュームの違う美しさで、私の目を楽しませて頂いております。梅雨明けの酷暑の中、古株のヒガイ氏は、金色に輝くボディに威厳を感じさせながら、悠々と水槽内を闊歩しておられます。

更新日付:2002.08.11

幼魚・ギギ ID 1064

今回の川遊びで、木津川より我が家においでいただきましたギギ(写真・別室12)の幼魚は、体長2.5cm。歴代のギギ諸氏の入居サイズから見れば平均値といったところでしょうか。主食は現在、冷凍アカムシ。お腹いっぱい頬張った姿に成長のパワーが感じられます。日を追うごとに目に見えて大きくなるのをとても楽しみにしております。それにしても幼魚のギギは可愛くて、全身を震わせるように水槽中をせわしなく泳ぎ回られ、記念撮影には一苦労させていただいております。そのうちにエンビ管がお気に召されるようになり隠密生活に…我が家の先輩ギギ氏は、いったい、いつあなたに水槽生活法を伝授されるのでしょうか。

更新日付:2002.08.04

ショップ探訪・プレコ ID 1056

休日にショップへ出かけました。私の好きな日本産の淡水魚を見た後は、熱帯魚のコーナーです。変わった形の魚、美しい色合いの魚などを眺めているといつの間にか時間の経つのを忘れています。今回の訪問で一番印象に残ったのは写真のプレコ氏。流木に吸い付いているかと思うと急に私に向かってやって来てくれました。愛嬌のある顔とカマツカのような口がとてもユニークです。

更新日付:2002.07.28

ナマズ ID 1053

休日に恒例とも言える陶器散策に信楽まで出かけました。木津川から和束川を経て信楽に抜ける道中では、途中、アカハライモリの生息地にも立ち寄り、彼らの棲家を覗いてきました。何年か前に偶然見つけた人影も無い山あいの棲家は、今年も変わることもなく私を迎えてくれました。目的地、信楽までは後少し、畦路にそって続く小川沿いに車を止めて、小魚の群れを見ていると、今まで私とあまり縁の無かった写真のナマズ諸氏(別室)を発見。この度、遊泳中のナマズ数匹の中から、幸か不幸か選ばれた彼を、我が家にお出で頂いた次第です。体長約5cm、予備水槽でヒラヒラ泳ぐ新鋭のナマズ氏はこれから我が家でどのようなエピソードを披露していただけるのでしょうか。

更新日付:2002.07.21

美麗・ヤリタナゴ  ID 1052

タナゴ専用水槽は36cmの小型水槽。数匹の木津川生まれのヤリタナゴ(写真下)は、ずいぶん美しく成長され、我が家の少ないギャラリーを満足させていただいております。もう少し大きくなれば、転居いただく予定ですが、時の流れが遅いこの水槽と生存競争の激化する雑居水槽では、何となくやさしい魚達の顔つきまで変わってしまうように思えて…。

更新日付:2002.07.14

美麗・カワムツ  ID 1050

梅雨時に春爛漫の美しさは季節はずれの感が有りますが、昨年木津川より入居のカワムツ氏、この数ヶ月の成長には目を見張るものがあります。カワムツがその成長の過程に見せる美しさは、その時点においては「今が最高」と感じ、満足しているのですが、月日を追うごとに新たな完熟度を増し、より一層の美しさに磨きがかかり、新鮮な喜びをその都度、味あわせて頂いている次第です。誇らしげに揺らぐ尻ヒレは同郷のライバル、オイカワ氏(別室)に負けず劣らずの戦闘コスチュームというところでしょうか

更新日付:2002.07.07

ヌマチチブ近況  ID 1048

盛夏の木津川でヨシノボリ達に混じってこの数年、ヌマチチブ(写真・別室)諸氏の姿も頻繁に見かけるように成りました。必然的に我が家の木津川である雑居水槽でも、定番魚の一つとしてランクイン。その特徴ある行動を年中楽しんでおります。丸顔のどちらかと言えばずん胴スタイルで愛嬌のある彼らは、ヨシノボリに負けず劣らずの闘争癖を持ち、並み居る魚達にひるむ事なく、激化する生存競争に立ち向かって居られます。

更新日付:2002.06.30

雑居水槽・タナゴ考 ID 1046

最近はショップのタナゴ達に感化されて、我が家の雑居水槽のタナゴ飼育にも熱が入っております。写真のタナゴは稚魚のうちに木津川で採取した個体で、現在ナンバーワンのお気に入り。幼少の頃より大切に見守っております。御多分にもれずタナゴ達に付いても知識や見識は持ち合わせておりませんが、微妙な色合いと上品な体型(別室)に、魚飼育を始めた頃より現在に至るまで魅せられ続けております。

更新日付:2002.06.23

ショップ・タナゴ考 ID 1044

行きつけのショップで、整然と並べられたタナゴ水槽のエリアには、ずいぶん楽しませて頂いております。多種多様なタナゴを見ていると、時間の経つのも忘れてしまい、彼らの世界に没頭してしまいます。夢中になって水槽を覗きこんで居ると、身近にいる我が家の魚達の存在すら忘れてしまい、衝動飼いの感情に捕らわれる事もしばしば…。
写真(別室)の個体はご覧の通りのダイナミックなスタイル。扇のように大きく開いた鰭は大型タナゴの魅力十分。今回も完成された彼の勇姿にはずいぶん悩まされたのですが、あくまでも我が家のタナゴを彼のように育て上げるのが目標と自分に言い聞かせてショップを後にした次第です。

更新日付:2002.06.16

カップル・ビワヒガイ ID 1042

我が家のビワヒガイ(写真・別室)は、いつも仲の良いカップル。彼らにとって水槽内の争いは別世界とでも言うように、優雅に遊泳を満喫しておられます。私の中で、初めて出会った時からヒガイは、上品なイメージが有り、エスニックな体色がとても魅力的に感じております。立派に成長したカップルのビワヒガイは、私の自慢でも有るのですが、他の魚たちからも一目おかれているかのように、貫禄のある泳姿で水槽のイメージアップに一役買っていただいております。

更新日付:2002.06.09

若魚・オイカワ ID 1039

数匹のタナゴ達に混じって、木津川より入居のオイカワ氏の若魚(写真)は、私のもくろみ通り、次世代の勇にふさわしい、スリムで精悍な出で立ちをしております。彼もまた先輩諸氏に混じり、オイカワ派のニューフェイスとして、対抗する勢力との給餌をはじめとする諸問題に対処していく事になるのですが、私の見るかぎり、次期オイカワ政権の覇者として、水槽を闊歩する様子が今から目に浮かぶようで…。

更新日付:2002.06.02

カワムツ・近況 ID 1035

華やかな婚姻色に身を包み、我が家の雑居水槽はオイカワ、カワムツ両氏の政権、花盛りと言うところでしょうか。 その中で昨年より継続的に繰り広げられている両勢力の争いは、最近、体型からくる威圧感からでしょうか、写真の個体率いるカワムツ派の勢いが、オイカワ群を上回っているように見受けられます。いずれにしても、次回の木津川採集行では両派、次世代の勇、獲得をもくろんでいる次第です。それではカワムツ派党首のプロフィールを別室において。

更新日付:2002.05.26

カラヒガイ Sarcocheilichthys sinensis sinensis ID 1093

先週に引き続きカラヒガイ(別室)の話題に成りますが、念願かなって雑居水槽で遊泳の運びに成ったカラヒガイは最初のうちは住み慣れない場所に戸惑いの表情が見られたのですが、週が変わってからは他のメンバーに混じってニューフェイスとは見えないほど、用意したインフラに馴染んでいただけたようです。私としましても以前から期待を寄せていた個体だけに喜ばしい限りです。最近 気付いたのですが、先住のヒガイに比べて顔付きが優しく見えるのも彼女の魅力の一つでしょうか。

更新日付:2002.05.24

春舞 ID 1031

今週は暖かい春の陽気に誘われて、我が家の水族群の舞姿スナップを数枚(別室123)に収めてみました。別室へナビゲートして頂くのは写真のアカハライモリ氏。彼らのゲージでは、四季を通じてこれと言った変化も無く、のんびりとした時が流れており、慌しい私からすれば、羨ましくも有り、常々そう有りたいと思ってはいるのですが…。
つたないスナップショットでは有りますが、魚達の動きに春の鼓動を感じて頂ければ幸いです。

更新日付:2002.05.19

木津川・タナゴ考 ID 1030

写真のタナゴ氏は今年初の木津川行きで採取した若魚で、現在予備水槽で遊泳中の期待の新人。今回の採取個体も昨年に引き続き”タナゴエリア”からの選出となりました。現在、我が家のタナゴ連は、木津川採取組が主流となり、若魚はタナゴ専用水槽で過ごしたのち、雑居水槽に転居すると言う経過をたどっております。私の水槽の美しいタナゴ達は、木津川の自然の中で生まれ、その魅力を我が家の木津川でも惜しみなく、披露してくれます。いつまでも美しい彼らを見れるように。いつまでも彼らの住むフィールドが壊されないように…。

更新日付:2002.05.12

カネヒラ ID 1040

カネヒラは先代からの雑居水槽内の継投が思わしくなく、しばらく話題に上らなかったのですが、タナゴの中では大型で貫禄のあるその姿態には、筆舌に尽くしがたい魅力が有ります。写真の個体(別室)は現在、カネヒラ派の重要なポストに位置する存在で、今後の水槽内における彼らの政権運営上無くては成らない期待の新人。タナゴ好きの私と致しましては現在、彼らの復権とその魅力の再現に尽力を費やしていると言うところでしょうか。

更新日付:2002.05.05

タナゴ水槽 ID 1037

我が家では、フィールドより入居のタナゴ達は予備水槽でのウォーミングアップを済ませた後、タナゴ水槽で、しばらく過ごされるのが最近のパターンと成っております。以前は、早々、雑居水槽に移行して頂いてたのですが、メンバーの大型化並びに過密化が進行し、生存競争激化の一途をたどる状況の雑居水槽では、それなりの体力、気力の充実したつわものでないと暮らしにくく、厳しい環境と成っております。タナゴ水槽(別室)はのんびりと、緩やかな時の流れの中で…。

更新日付:2002.04.28

ショップ金魚考・参 ID 1028

数多いショップの金魚達はいずれも私を魅了する個体ばかりなのですが、写真の琉金は、覗き込む私に愛想良くその美しさを披露してくれました。どちらかと言えば丸い体型の彼女は、全身を振るわせるように泳ぎながら私の目の前を行き交い、水槽中を駆け抜けるように…。
こちらの出目金嬢(別室)はいかにもインテリ風の水槽美人。次回も金魚達に、ご期待いただきますように。

更新日付:2002.04.21

ショップ・ムギツク ID 1026

行きつけのショップでムギツク(写真・別室)を見かけました。私は、このムギツクもフィールドではお目にかかったことの無い魚の一つで、興味深く見入っておりました。数多いコイ科の中でも吻端から尾鰭までのラインはとても美しく、シャープな印象で、いつかは我が家にもと考えております。

更新日付:2002.04.14

春・アカハライモリ ID 1024

桜も満開のここ大阪では、心地よい風に吹かれて花見のまっさかりと言うところでしょうか。のんびりとアカハラ諸氏のゲージを眺めていると、冬の間にしっかり成長されたと見える写真(別室) の個体は、流木の上から回りの観察をしておられます。
殺風景なゲージ内は花見と言う訳にもいかず、たいへん申し訳ないのですが、私と同じ暖かい空気に春を感じて頂ければ幸いです。

更新日付:2002.04.07

ブルーギル Lepomis macrochirus ID 1079

私の大好きなブルーギルは、スズキ目スズキ亜目サンフィッシュ科 Lepomis 属の魚です。いきなり彼の分類を言い出したからと云っても私が学術的なポジショニングを常に意識しながら魚たちを楽しんでるわけではありません。と、云うのも週末に訪れたショップで偶然、彼と同じサンフィッシュ科 の魚を見付けスナップショット(別室)を一枚。見慣れない美しい彼の事が知りたくなって、敷居の高い学術的な文献の紐を解く事に成ったのですが、残念ながら素人の私には詳細は解りませんでした(笑)我が家のブルーギルはショップの個体と体型は似ていても、まるで衣装を着替えたかのように華やかさが違います。いつもは少し清ました洋風スタイルの彼が、今日に限ってベーシックな和風仕様に思えました。

更新日付:2002.03.31

ヨシノボリ  ID1011

私の中でヨシノボリはどちらかと言えば”夏魚”の印象が強く、この時季は保温された水槽の中で数多い存在にもかかわらず、目立った行動が少ないように感じられます。
久しぶりに彼らの様子を観察していれば、相変わらずの陣地争いや餌の争奪戦が繰り広げられているにもかかわらず、夏本番の川で見る彼らと比べれば、少々迫力に欠けるような…。
おっといけない、これは失礼を申し上げたようで、写真の個体は、現在、雑居水槽のヨシノボリ軍を指揮、統括されておられる言わば参謀長官。私の前に現れた彼にはリーダーとしての覇気が見うけられます。
水槽で春を待つ充電期間、引き続き私を楽しませてほしいものです。

更新日付:2002.03.24

モロコ  ID1013

雑居水槽できわめて地味な存在のモロコ(写真)は、ここでもオイカワ、カワムツ政権の影の功労者とも言える存在であります。スリムな体型に控えめな口ひげはベーシックな魅力十分。昨年、木津川より入居以来、顕著な成長ぶりを見せて頂いております。
私の木津川水槽は実に多彩な顔ぶれによって統括、運営されておりますが、その中で、歴代のモロコ史を紐解いてみても、いつも控えめな彼らのスタンスは変わらず受け継がれております。

更新日付:2002.03.17

モロコ  ID1022

昨年入居のモロコ諸氏は順調な成長振りで私を楽しませて頂いておりますが、その中で他の魚たちに混じり、当初は魚種も定かでない程、幼少の身で我が家に来られた写真の個体は、私の期待通りのモロコの若魚として、現在、水槽中を駆け巡って居られます。
生存競争の激しい雑居水槽で巧みなまでの遊泳で、つわもの達からその身をかわして来られた彼に、エールを送るべく今回の記念撮影と成った訳ですが、若魚特有のみずみずしさと淡いブルーの体表に待ちわびた春の訪れを感じた次第です。

更新日付:2002.03.10

ウグイ  ID1023

今ひとつ寒さが抜けきらないこの時期は、休日にショップへ足を運ぶ機会も増えてまいります。
最近は私がフィールドでお目にかかったことの無い魚や、以前はショップでもあまり見かけなかった種類がずいぶん多くなったように感じられます。アクアリストの増加と共にニーズも多様化しているようですね。
ウグイは私にとっては以前からあまりお付き合いの無い魚のひとつですが、写真の個体は、オレンジの体色がとてもきれいで、やさしい顔付きをしております。いずれにしても、新しい出会いは嬉しいものですよね。

更新日付:2002.03.03

金魚  ID1016

私の行き付けのショップは以前にもお話しましたように、金魚の種類が豊富なお店で、マニアの方々との会話と共にいつも楽しませて頂いております。水槽を覗き込む私に向かって上目使いにお出まし頂けたのは写真の「頂天眼」何ともユニークな出で立ちは見飽きる事がなく…。
ランチュウ」はこのショップでも話題の多い存在で、マニアックな魅力。
丹頂鶴を思わせるシンプルな色彩の「タンチョウ」は清楚なイメージで、ドレスをまとう御令嬢。
後に控えまするは…次回と言う事で。

更新日付:2002.02.24

オイカワ  ID1015

現在の雑居水槽のキングは以前にもお話しましたように写真のオイカワ。
身体つきも一段と厚みを増し貫禄十分と言うところでしようか。彼に対向する勢力のカワムツも以前に増して貫禄を付けておられるのですが、体型的なやさしさからか、今のところオイカワに一歩譲っておられるように見受けられます。

更新日付:2002.02.17

マハゼ  ID1014

昨年、知人から頂いたマハゼ氏は雑居水槽の異端児として普段はコーナーの片隅で大人しくしておられるのですが、一旦、遊泳を始められますと、しばらく水槽内を闊歩するかのようにその存在をアピールして回られます。私がデジカメを向けても動じるような気配も無く、記念撮影には気持ちよく答えて頂いております。
派手な色合いこそ在りませんが、少し大きめの蝶ネクタイがお洒落ですね。

更新日付:2002.02.10

金魚(大和郡山)  ID1019  

今週も先週に引き続きまして、大和郡山で見かけた金魚達の話題に成ります。
一口に金魚と言いましてもその品種の豊富さと美しさ、またそれに比例した愛好家数には目を見張るものがあります。
金魚の世界は、私のような「にわかファン」には理解の及ばない長い歴史と奥深さが有ります。
現況の私には、目の前で優雅に泳ぐ金魚たちとは、家人と並んでガラス越しの傍観者で在り続けるほうがふさわしいと思う半面、我が家の水槽で沢山の彼女達の舞姿を実現したいという相反する葛藤が…。
水泡眼(写真)は、以前からショップを訪れる楽しみの一つで、そのユニークな表情に見入ってしまうのは、半ば習慣化しております。
和金」は何となくフナに似た体形でオーソドックスな魅力。
大きな口を開けて私に愛想を振りまいてくれるのは、「出目金」嬢。次回も金魚たちに好御期待。

更新日付:2002.02.03

ブルーギル  ID1012

以前、我が家のベストスタイリストに選ばれた実績を持つブルーギルは、私の管理体制に問題があるのか、雑居水槽での生存期間に恵まれず、毎回残念な思いを繰り返しております。
その中で、昨年入居の個体(写真)は、今のところ順調な成長ぶりを見せ、将来に大きな期待を寄せております。現状の雑居水槽におきましては、頭角を現すほどの活躍は見られないとは言うものの、個性派揃いの日淡勢の中、将来の勢力争いにどう影響を及ぼすのか関心のあるところです。

更新日付:2002.01.27

ウキゴリ  ID1008  

昨年の9月入居のウキゴリ氏(写真・別室)は、当初、か弱そうな風貌をしておられ、生存競争の激しい雑居水槽で無事に生き抜いて頂けるか心配していたのですが、昨今の余裕ある態度を見ていると、ひと安心と言うところでしょうか。
先日も自分より大きなヨシノボリとの間に争いが起きました。冷や冷やしながら見ていると、けん制合戦になり、双方一歩も譲らず威嚇する雄姿に彼の成長振りを感じました。
いずれにしても雑居水槽では唯一のウキゴリ、いつまでも元気で居てほしいものです。

更新日付:2002.01.20

ドンコ  ID1010

しばらく話題に上らなかった単独水槽のドンコ氏は、相変わらず苦虫を噛み潰したような険しい表情で、一点を見つめながら物思いに浸っておられます。私が覗き込んでも陶器の置物のようにピクリともしない彼も、朝の給餌時には水槽にもたれ掛かるようにして、赤虫の到来を心待ちにされているようです。
それにしても、成長に伴って”ガンコ親父”のイメージが色濃くなっていくような…。
おっといけない、私のささやきが聞こえましたでしょうか、視線は少しはずしておくことに。

更新日付:2002.01.13

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID1006

昨年も大いに私を楽しませて頂いたアカハラ諸氏は、シリアスな一面とユニークな一面を併せ持った我が家の水族郡屈指の人気者です。今年も彼らの活躍に期待を寄せつつ水槽を覗き込むと、みなさんいつもながら私の事など眼中にない様子で、それぞれのテリトリーで楽しんで居られます。最近仲のよい二人は(写真)将来を語り合って居られるのか、やけに神妙な雰囲気…。
これはこれは、いつも愛想の良い彼 (別室) は、私の視線に気付いて頂いたようで、新年早々ずいぶんくつろいでおられるようですね。

更新日付:2002.01.06

オイカワ  ID 1003

2001年も暮れを迎え、振り返れば、公私ともに慌しかった今年は、木津川に訪れる回数もずいぶん少なかったように思います。
私と木津川との10数年にもおよぶ付き合いは、魚達だけではありません。季節の移り変わりを多彩な表情にして迎えてくれるこの川には、ずいぶん安息を与えて戴いております。
別室(12)では、この冬、私に見せてくれたとっておきの表情を少しの間でも味わっていただければ幸いです。

更新日付:2001.12.30

カワムツ vs オイカワ  ID 1001

雑居水槽の両雄、カワムツ、オイカワ(別室)においては壮絶なバドルを昼夜、繰り返されております。つい最近までは、両者スピードレースに終始しておりましたが、近頃は攻撃の仕掛け合いとなり、凄まじさに拍車がかかりました。
双方とも美しい婚姻色に体表を染め、その精鋭たる成長ぶりは、管理者冥利に尽きると言うところでしょうか。
ところで我が家では、オイカワ、カワムツと人気が分かれるところですか゛皆さんのお宅ではどちらに軍配が上がるのでしょうか。

更新日付:2001.12.23

土佐錦金  Carassius auratus auratus  ID 999

ヒラヒラと舞うように泳ぐ金魚たちを見ていると(写真・別室)時間の経つのも忘れて見入ってしまいます。夏魚のイメージが強い彼女達の美しい舞姿を冬の間に楽しめるのは、私にすれば嬉しい話なのですが、段上の主役達は、オールシーズンの舞台に堪能して戴いているのでしょうか。

更新日付:2001.12.16

ヤリタナゴ  ID 997

個性派揃いの雑居水槽の中でも、美しい体型と体色を合わせ持つタナゴ達は、ユニークな連中とは一線を引く、言わば美形派の主役と言うところでしょうか。移り変わる季節のように出で立ちを変え、体色を変えていく彼らを見るのは私のタナゴを楽しむ醍醐味ともいえます。写真のヤリタナゴ氏は冬を迎え恰幅のある美しい個体に成長され、最近お気に入りの個体ですが、別室では私が来春あたりに大いに期待を寄せている若魚を…。

更新日付:2001.12.09

ガラス・ヨシノボリ ID 984

遠くから水槽を眺めているとヨシノボリ氏がガラスに登りだしました(写真・別室12)。以前から彼らのその様子が好きでそっと近寄っては覗き込んでおります。水槽中を見回すようにしているかと思えば、急に水面までよじ登るように起用にスライド。多彩な表情を見せてくれるヨシノボリ氏は何時までたっても見飽きることの無い雑居水槽の人気者です。これから寒い季節に向かって、皆様の水槽のヨシノボリ諸氏にもご機嫌宜しく…。

更新日付:2001.12.02