老成魚のルナ ( 別室 ) は、数年前、京都にあったショップからお出でいただいた個体です。当時、店主さんから、この個体の状況や経緯を聞きながら、ミレウス全般の情報をご教示いただきました。現在は、ミレウス系も少ないとは云え流通するようになり、特にレアな個体以外は、リーズナブルに楽しめるようになりました。彼の場合、写真では、どれほどの雰囲気を感じていただけるかは疑問ですが、派手な体色でない反面、若魚にはない、飼い込むほどに身に付ける年輪のような貫禄が私を魅了してくれます。
更新日付:2010.01.17
写真のジャイアントパクー・チンガ ( 別室 ) は、私のパクー水槽では、双璧である、ジャイアントパクー・カウアより、一回り小ぶりではありますが、オーソドックスなスタイルと、少し前からオレンジ色の斑も見られるようになり、今後、どういった変化をみせていただけるのか、興味あるあるところです。体型は、Myleus rubripinnis の大型タイプと云うのが、現在、彼の印象に近いのですが、同居する Myleus rubripinnis とは、成長過程に違いを感じます。
更新日付:2010.01.10
ルナの魅力は、斑紋と体色の美しさにあるのですが、若魚から成魚に至る過程の個体 ( 別室 ) は、初々しいシルバーのボディに描かれた斑紋が輝くようで、魚体の勢いさえも感じられるようです。私のパクータンクには、以前からお話をさせていただいているように、発色の違いで4種類のルナが存在するのですが、その中でも、写真の山吹色に輝く個体が一番気に入っております。
更新日付:2010.01.03
入居から1年半、写真のジャイアントパクー・カウア ( 別室 ) は、パクータンクの主役的存在に。成長に伴って、穏やかだった気性も、次第に激しくなり、他のパクーを追いかける行動も見られますが、ドルフィンパクーのような執拗さはなく、現在のところ混浴に支障を来たす程ではありません。
2010年 EPISODE の幕開けは、貫禄十分のカウアから。
更新日付:2009.12.27
2009年のファイナルは、ルナ ( 別室 ) 、タイプ(C)で、締めくくりとなりました。現在、彼の体色は、ほぼ色揚げも終わり、私としては上々の仕上りと云ったところでしょうか。今後、成長に伴って彼がどのような変化を遂げていくものか、非常に興味深いところです。ところで、、変化と云えば、ここ数年で、私の周りでも熱帯魚飼育を取り巻く環境は、随分、変わって参りました。私のように素人アクアリストにとっては、ショップにお伺いしていろいろとご教示いただいた情報が、そのまま、水槽管理に反映する訳ですが、その貴重な経験談や飼育技術を提供いただいたショップの数が、年々、少なくなっていく事実をとても寂しく感じながら、押し詰まった歳の瀬の水槽メンテナンスを終えた次第です。
更新日付:2009.12.20
現在もサタンプレコとの混浴が続いているドルフィン(パロット)・パクー ( 別室 ) は、過去に措ける、パクー達との混浴では、少なからず彼の横暴振りがまかり通っておりましたが、サタンプレコに対して同じようにそれが通用するかと云えば、そこは少々勝手が違い、むしろ防戦を強いられているのは彼の方かも知れません。個性の強い彼らを長期的な混浴で考えるべきか、単独飼育に踏み切るかは、今年中に解決できる話ではありませんが、抜本的に、それ相応な水槽インフラの充実と整備と云う難関を避けて通ることが出来ない以上、今しばらくは彼らにご辛抱をいただかざるを得ない状況です。
更新日付:2009.12.13
写真のルナは入居から早、2年目を迎えられました。当時からすれば、一回り大きく成長され、斑の色も鮮やかに、若魚から成魚の円熟味を増されたと云うところでしょうか。いづれの個体もそうですが、ショップの環境から一転して新しい環境下に置かれた場合のストレスには、計り知れないものがあります。彼の場合、どのような経緯で私のタンクにお出でいただけたのかは不明ですが、入居からトリートメントタンクでの1週間を終え、パクータンクにデビュー直後の写真 ( 別室 ) から想像すれば、幾度かの荒波に揉まれてたどり着かれたようにも感じられます。いずれにしても私のパクータンクの住人として落ち着かれるまでの数ヶ月は、本来の彼ではなかったのではないでしょうか。
更新日付:2009.12.06
写真 ・ ( 別室 ) のサタンプレコは私くしの身勝手な水槽事情により強制的にパロットパクーを同居人とする混浴生活を数ヶ月続けていただいております。そして私くしとサタンプレコとの付き合いも4年目を迎え、いつの間にか彼は、私のアクアリウムライフに無くては成らない存在となりました。
その彼を永年、観察してきた結果、彼の体調は、体表の斑と呼べるかどうかは甚だ疑問ですが、どうやらそのベージュ部分の鮮明度がバロメータになっているようです。ベージュ部分が鮮明な時は、体調も良好で、食欲も旺盛。反対にくすんで見える時は、ベストコンディションではない、と云った具合です。
いずれにしても彼のコンディションは別にして、現在のパロットパクーとの混浴生活は、彼の40㎝近い、殆どMaxな体長からしても双方に無理があり、出来る限り早いうちに単独飼育に切り替えたいと考えております。
更新日付:2009.11.29
今週のレッドフックミレウス・ルナ ( 写真・別室 ) Red Spot は、私の分類ではタイプ(B)に属する個体で、最近はショップでも見掛ける事がなくなりました。私のパクータンクでは、Myleus rubripinnis rubripinnis に比べ、かなり活発で用心深く、なかなかモデルに成っていただきにくいタイプなのですが、はっきりとした朱色の斑紋が美しく、他のパクーとは一味違った魅力をかもし出して居られます。
更新日付:2009.11.22
写真のレッドフックミレウス・ルナ ( 写真・別室 ) は、私の分類ではタイプ(A)に属する個体で、その定義は、尻鰭が赤く染まらず体表の斑紋も山吹色もしくは黄色だけの筈だったのですが、最近、腹部の一部が朱色に染まり始めました。保温の影響なのか、今後また、どのような変化を見せていただけるのかは解りませんが、非常に興味を持って監察している次第です。
更新日付:2009.11.15