今週も先週に引き続きまして、大和郡山で見かけた金魚達の話題に成ります。
一口に金魚と言いましてもその品種の豊富さと美しさ、またそれに比例した愛好家数には目を見張るものがあります。
金魚の世界は、私のような「にわかファン」には理解の及ばない長い歴史と奥深さが有ります。
現況の私には、目の前で優雅に泳ぐ金魚たちとは、家人と並んでガラス越しの傍観者で在り続けるほうがふさわしいと思う半面、我が家の水槽で沢山の彼女達の舞姿を実現したいという相反する葛藤が…。
水泡眼(写真)は、以前からショップを訪れる楽しみの一つで、そのユニークな表情に見入ってしまうのは、半ば習慣化しております。
「和金」は何となくフナに似た体形でオーソドックスな魅力。
大きな口を開けて私に愛想を振りまいてくれるのは、「出目金」嬢。次回も金魚たちに好御期待。
更新日付:2002.02.03
以前、我が家のベストスタイリストに選ばれた実績を持つブルーギルは、私の管理体制に問題があるのか、雑居水槽での生存期間に恵まれず、毎回残念な思いを繰り返しております。
その中で、昨年入居の個体(写真)は、今のところ順調な成長ぶりを見せ、将来に大きな期待を寄せております。現状の雑居水槽におきましては、頭角を現すほどの活躍は見られないとは言うものの、個性派揃いの日淡勢の中、将来の勢力争いにどう影響を及ぼすのか関心のあるところです。
更新日付:2002.01.27
昨年の9月入居のウキゴリ氏(写真・別室)は、当初、か弱そうな風貌をしておられ、生存競争の激しい雑居水槽で無事に生き抜いて頂けるか心配していたのですが、昨今の余裕ある態度を見ていると、ひと安心と言うところでしょうか。
先日も自分より大きなヨシノボリとの間に争いが起きました。冷や冷やしながら見ていると、けん制合戦になり、双方一歩も譲らず威嚇する雄姿に彼の成長振りを感じました。
いずれにしても雑居水槽では唯一のウキゴリ、いつまでも元気で居てほしいものです。
更新日付:2002.01.20
しばらく話題に上らなかった単独水槽のドンコ氏は、相変わらず苦虫を噛み潰したような険しい表情で、一点を見つめながら物思いに浸っておられます。私が覗き込んでも陶器の置物のようにピクリともしない彼も、朝の給餌時には水槽にもたれ掛かるようにして、赤虫の到来を心待ちにされているようです。
それにしても、成長に伴って”ガンコ親父”のイメージが色濃くなっていくような…。
おっといけない、私のささやきが聞こえましたでしょうか、視線は少しはずしておくことに。
更新日付:2002.01.13
昨年も大いに私を楽しませて頂いたアカハラ諸氏は、シリアスな一面とユニークな一面を併せ持った我が家の水族郡屈指の人気者です。今年も彼らの活躍に期待を寄せつつ水槽を覗き込むと、みなさんいつもながら私の事など眼中にない様子で、それぞれのテリトリーで楽しんで居られます。最近仲のよい二人は(写真)将来を語り合って居られるのか、やけに神妙な雰囲気…。
これはこれは、いつも愛想の良い彼 (別室) は、私の視線に気付いて頂いたようで、新年早々ずいぶんくつろいでおられるようですね。
更新日付:2002.01.06
2001年も暮れを迎え、振り返れば、公私ともに慌しかった今年は、木津川に訪れる回数もずいぶん少なかったように思います。
私と木津川との10数年にもおよぶ付き合いは、魚達だけではありません。季節の移り変わりを多彩な表情にして迎えてくれるこの川には、ずいぶん安息を与えて戴いております。
別室(1・2)では、この冬、私に見せてくれたとっておきの表情を少しの間でも味わっていただければ幸いです。
更新日付:2001.12.30
雑居水槽の両雄、カワムツ、オイカワ(別室)においては壮絶なバドルを昼夜、繰り返されております。つい最近までは、両者スピードレースに終始しておりましたが、近頃は攻撃の仕掛け合いとなり、凄まじさに拍車がかかりました。
双方とも美しい婚姻色に体表を染め、その精鋭たる成長ぶりは、管理者冥利に尽きると言うところでしょうか。
ところで我が家では、オイカワ、カワムツと人気が分かれるところですか゛皆さんのお宅ではどちらに軍配が上がるのでしょうか。
更新日付:2001.12.23
ヒラヒラと舞うように泳ぐ金魚たちを見ていると(写真・別室)時間の経つのも忘れて見入ってしまいます。夏魚のイメージが強い彼女達の美しい舞姿を冬の間に楽しめるのは、私にすれば嬉しい話なのですが、段上の主役達は、オールシーズンの舞台に堪能して戴いているのでしょうか。
更新日付:2001.12.16
個性派揃いの雑居水槽の中でも、美しい体型と体色を合わせ持つタナゴ達は、ユニークな連中とは一線を引く、言わば美形派の主役と言うところでしょうか。移り変わる季節のように出で立ちを変え、体色を変えていく彼らを見るのは私のタナゴを楽しむ醍醐味ともいえます。写真のヤリタナゴ氏は冬を迎え恰幅のある美しい個体に成長され、最近お気に入りの個体ですが、別室では私が来春あたりに大いに期待を寄せている若魚を…。
更新日付:2001.12.09