日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode

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オイカワ・近況  ID 994

この春に木津川より入居のオイカワ氏(写真・別室)は、ご覧のように、威厳(別室)のある出で立ちに成長され水槽を闊歩しておられます。彼もまた、歴代のオイカワ諸氏にひけをとらない水槽上部エリアの覇者ともいえる貫禄を感じさせてくれます。彩り少ない雑居水槽においては、彼の美しい装いはひときわ目を奪う存在感で、私を楽しませて戴けるのですが、水槽で一、二を争うその俊足では、こちらの視線には気付きもしておられないでしょうね。

更新日付:2001.11.24

ショップ探訪・(弐) ID 991

先週に引き続きましてショップ探訪の2回目は、カラヒガイ(写真・別室)です。先週のエンツユイと同じゼブラ模様がとても印象的で、我が家のヒガイ諸氏の仲間という事もあり、スタッフの方に勧められ思わず、衝動飼いしそうに成ってしまいました。ところでゼブラ模様と言えば、数ある水槽を見わたせば…ドジョウの仲間のクラウンローチ氏(別室)も、ご機嫌よろしく遊泳しておられ、こちらは前者の個体とは違うカラフルなベージュとブラックの縞模様にオレンジの鰭がとてもお似合いですね。

更新日付:2001.11.18

ショップ探訪 ID 989

最近はとんとフィールドに出かける機会に恵まれず、空いた時間はもっぱら行きつけのショップでいろいろな魚達との出会いを楽しんでる次第です。エンツユイ(写真・別室)は以前、琵琶湖博物館でお目にかかって以来、ショップで見かけたのは初めてです。最近は実にいろいろな魚たちがショップで楽しめるようになり、身近な水族館という感がありますよね。エンツユイは中国大陸に棲む魚で、最大は1m以上にも成るようですが、10cm足らずのこの個体は実に神秘的な背びれを持ち、優雅な泳姿で一時の間、私を魅了してくれます。

更新日付:2001.11.11

ガラス・ヌマチチブ ID 987

先週に引き続きましてガラスシリーズは写真(別室)のヌマチチブ氏。水槽と私に慣れるまでは、なかなか腹の内を見せていただく事も無かったのですが、最近に成って私が近づくだけで、給餌と勘違いされるのか、ご覧のようにヨシノボリ諸氏と同じようにガラスクライミングにチャレンジしておられます。どちらかと言えばずん胴のヌマチチブ氏は、ガラスに張り付くと、たまに体重を支えきれなくなるのでしょうか、真下にスライド。そのスタイルと愛嬌のある仕草が魅力の彼も又、私の水槽には欠かせないキャラなんですよね。

更新日付:2001.11.04

ショップ・金魚考  ID 976

夏といえば彼らのシーズン。秋に向かい一抹の寂しさを感じながらも、酷暑を乗り超えられた我が家の金魚たちの表情(写真)には、すがすがしさを感じるのですが…。
休日の午後、金魚観賞を目的に、久しぶりに訪れたショップには、新しい顔ぶれ(別室)も増えており、今更ながら美しい体型と豊富なバリエーションに、時間の経つのも忘れてつい見入ってしまいました。ブクブクとエアーレーションの合唱の中で、色とりどりの金魚たちを眺めている私と、眺められている私が、いつか観た夢のようで…。

更新日付:2001.10.29

ヒガイ・近況  ID 978

我が家の定番魚のヒガイ氏はこの夏、写真のようにずいぶんふっくらと肉付き良く成長され、雑居水槽で一段と存在感を増されました。上品なおちょぼ口には似合わない食べっぷりは、見ていても気持ち良い程です。いつもながらジャガードを思わせる風体は水槽の色彩りアップにたいへん貢献して戴いております。秋にはお似合いのオレンジの背びれがとても魅力的です。

更新日付:2001.10.28

釣魚・マハゼ  ID 979

突然、予備水槽に入居と成ったマハゼ氏(写真・別室)は釣り好きの知人からの戴き魚で、私のテリトリーではお目にかからない、珍客と言うところでしょうか。いずれにしてもハゼの仲間は体型、仕草においても見飽きる事がなく、思わぬ来客に喜んでいる次第です。それはそうと、沢山の仲間と共に釣り上げられた魚たちが、「天婦羅」になった後日談を友人から聞かされて、のんびりと泳いでいる彼を見るに付け、何となく複雑な気持ちがしております。

更新日付:2001.10.21

ブルーギル・近況  ID 981

我が家の水槽美人といえば、タナゴファミリーが上位を占めるなか、写真のブルーギル嬢が、にわかに頭角を現してまいりました。夏の間、順調な成長を遂げられ、スリムな体型を維持しつつ、一回り大きくなられました。私が眺めていると、近寄って来ては、自慢のプロポーションを披露するように…。

更新日付:2001.10.14

水陸点描  ID 982

我が家の水属群、アカハラ・エリアでは他水槽の冬支度が進む中、これといった環境の変化もなく、静かな時が流れております。実際、彼らの様子を眺めていると実に大らかなもので、他のイモリが上乗りになったり水中クラッシュが起きたりと、ハプニングにもなんら動じる事も無く、持ち前の、遠くを見据えるような眼差し(写真)には余裕さえ感じられます。しばらくすると私の視線にも飽きたと見えて、水中に姿を消しました。水の中の彼(別室)は何となく気合が入っているように見えるのですが…。

更新日付:2001.10.07

水草水槽  ID 971

夏の水槽は非情なまでの高温と、油断をすれば激しい水質劣化という魚たちにとって好ましくない環境になるのですが、その反面、キーパーとしては、彼らの成長に拍車のかかる楽しみの季節でもあります。この時季の環境改善として、高温対策を考えるうち、夏の木津川の妙に鮮やかな水草が目に浮かびました。さっそく水槽の光源熱の緩和を目的とし、加えて水草の効用をフルに活用できるエリアを作るため、まずは素材採取を敢行致しました。「水草水槽」を考えるにあたり、過去の教訓を生かすとすれば、水草の美しさを楽しむのではなく、あくまで、魚たちとの共存共栄を考えたエリアとして、水面から水槽中部まで水槽の一角を水草で埋め尽くし、魚たちの棲家としての装いに仕立ててみました。結果的には「水草水槽」と言っても整然と植え込まれた美しい情景とはかけ離れた代物に成ってしまいましたが…。
しばらくすると水草エリアには、水槽下部のヨシノボリ戦線で角に追いやられた連中が陣地をかまえ出し、予想外と言えば、普段は底砂に潜り込んでいるドジョウ氏(写真)まで、ご覧の通りに休憩場所として利用しておられます。夏場における高温対策と、あくまでも機能を重視した夏水槽の風景バリエーションとして、水草を利用されるかどうかは別として、一時の趣向を楽しんでみられるのも一考かと。

更新日付:2001.09.23

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