日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode

ブルーギル近況  ID 939

久しぶりに登場のブルーギルは我が家の定番魚といった感があります。
我が家の水槽においての成長は、ごゆっくりで同時期に入居した魚達とはずいぶん違うように思うのですが…。
いずれにしても以前からこの魚のスタイルや体色は美しくて私のお気に入りなのですが、なかなか大きく成ってもらえないのが残念です。和洋折衷。キラキラ光る体色はある意味、違ったスタンスで私の水槽を飾ってくれております。

更新日付:2001.05.20

ニューフェイスⅡ  ID 938

今年二度目の木津川では淡水魚話でお話したように、流木(水槽オブジェ)の採取がメインに成ってしまいましたが、魚採取におきましては、写真のオイカワが水槽のニューフェイスとして入居となりました。幼魚のうちは水槽でカワムツ達と入り乱れて餌の争奪戦を繰り広げておりますが、両者とも相譲らずの食欲で、給餌時も終わりに近ずけば、体型が変わるほどの容貌の変化に可笑しくなってしまいます。

更新日付:2001.05.13

金魚  Carassius auratus auratus  ID937

以前にもお話しましたが、我が家の金魚は土佐錦金と金魚すくいで入手しました数匹の連中で、手狭な金魚鉢で遊泳しておられたのですが、このたび新しく金魚水槽を立ち上げる事にいたしました。夏の涼を呼ぶ金魚は私のお気に入り。スペース問題も有りますので、大きな声では言いにくいのですが、今後、単独の飼育は金魚鉢も並行して…。
写真の個体は最近入手の期待の新人。入居時からすれば一回り大きく成長、この夏の活躍を今から楽しみにしております。

更新日付:2001.05.06

ヒガイ  ID929

我が家の雑居水槽、中、上層域はスプリンター系に所属する魚達の勢力圏。その中で、ヒガイ(写真・別室)も水槽環境や私に慣れていただいたようで、至近距離からのフラッュ攻勢にひるむ気配もなく、水槽中を闊歩しておられます。スポーティなボディラインに、幾何学模様を配したような体表は彼らの大きな魅力。どちらかと言えば、彩りの少ない私の水族群には無くては成らないキャラクターです。

更新日付:2001.03.31

土佐錦金  Carassius auratus  ID931

どちらかと言えば我が家の水族群は地味キャラが多いのですが、金魚鉢の連中はヒラヒラぴかぴか、派手キャラ揃い。写真のキッズな土佐錦金は自慢の尾びれをなびかせて優雅な舞姿を見せてくれます。夏になれば彼らの舞が涼を呼ぶように…。
今年は盛夏に向けて、我が家の金魚ファミリーの充実を図る為の準備に今から取り掛かろうとしております。

更新日付:2001.03.31

ヒガイ  ID932

我が家のヒガイ(別室)は、カワヒガイとビワヒガイです。いずれの個体も魅力は同じ、スポーティでお洒落なボディデザインが雑居水槽に華を添えて頂いております。行き付けのショップで、野外展示の彼らは、我が家の水槽とは随分と趣が違うようで…。私のイメージ中でのヒガイはいつも夕焼けのシチュエーション。いずれの魚に限らず、個性的な彼らを限られた空間で演出し、最高に楽しむ事が私の目的ですが、波乱万丈まだまだ修行が足りなくて、理想はまだ空想の領域を越えないようで…。

更新日付:2001.03.31

シロヒレタビラ  ID934

私のお気に入りのタナゴ達は、それぞれの個性で水槽を飾っているのですが、いづれの個体も美しい体色のみならず体型的特長に、その魅力を感じております。写真(別室)のシロヒレタビラは尻びれのツートンカラーがチャームポイント。私の目の前を数多いタナゴ達が通り過ぎる中、さりげなくアピールされた配色がとってもお洒落ですね。

更新日付:2001.03.31

タモロコ  ID936

春になれば、我が家の水槽もニューフェイスの登場で活況を見せるように成ります。今年、木津川での”採取初め”では、珍しくタモロコ(写真)をゲットする事ができ、幸先の良いスタートに喜んでおります。ところで昨年もそうだったのですが、今年はクサガメ(甲羅18cm)が入居に成りました。当日、私が川に入って魚採取に夢中になっていると、草むらからガサガサと音がしたと思えば、しばらくすると”ドボン”と水音がします。数時間で7~8回。水を求めてカメ達の移動のようです。今回は最大25cmのミシシッピーアカミミガメを筆頭にクサガメを数匹ゲットする事ができました。もちろん全て入居して頂く訳にはいかないので、今年もニューフェイスは一匹。昨年に引き続き年間のカメ採取予定は、初回でクリアーしてしまいました。

更新日付:2001.03.31

ヨシノボリ  Rhinogobius sp.OR  ID925

以前にもお話しましたように我が家の雑居水槽下層域はヨシノボリの統治する領域に成っております。現在ヨシノボリ王国のメンバーは10匹足らず、その中では頻繁に権力争いが繰り広げられ、彼らの中での秩序が確立されております。私が観察していますと、写真の個体がどうやら現在、一番の権力保持者。威厳ある態度は同種間にとどまらず、餌を漁りにきたカワムツなどにも威嚇攻撃で寄せ付けないパワーを持っております。我が家の水族群をマネジメントする私にすれば、水槽の一領域を統治するヨシノボリ達をディレクションする彼の労に報いるために何かをしてあげたいのですが。私におもいあたるとすれば、記念撮影を(別室)撮る事ぐらいで…。
それにしても歴代のヨシノボリ史上、いったい彼が何代目の覇者なのでしようか。

更新日付:2001.02.28

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID927

日中のアカハラ諸氏は、比較的控えめな行動で私を避けるようにして居られるのですが、夜から早朝にかけては活発でユニークな彼らを観察する事が出来ます。そんな彼らに以前から不意打ちショットで、スクープを頂いて居ります。写真のご両人は、いつもの脱走を企てておられるのか、見たところ連携プレイで肩車作戦のようです。キッズ優先とはさすが紳士。マナーは心得ておられるようで…。
それはそうと(別室)のショットは私のマナー違反、プライバシーの侵害でしょうか。

更新日付:2001.02.28

屋島山上水族館  ID917

香川県高松市。源平合戦で有名な屋島には「屋島山上水族館」が有ります。この水族館は日本一高い所(海抜300m)に有り、今回で二度目の訪問になりました。私のお気に入りのこの水族館は「琵琶湖博物館」の前身でもある「琵琶湖文化館水族展示部門」に何となく趣が似ております。
早速、チケットを買って館内に入りますといきなり大型水槽でピラルクー・レッドコロソマ・レッドテールキャット等が迎えてくれます。さすがに大物、貫禄十分なその姿に圧倒されながら順路を進むと四国淡水魚グループの水槽・熱帯淡水魚水槽と私には魅力十分のコーナーが続きます。一方、定期的に行われているアシカショーでは多岐に及ぶユーモラスなパフォーマンスの数々に感心させられます。尚(12345)では私を迎えてくれた魚達のスナップ写真を展示しております。屋島山上水族館の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。

更新日付:2001.01.31

ヌマチチブ  Tridentiger brevispinis  ID923

何となくおっとりとした物腰で体型もふっくらと。ヌマチチブ(別室)は、私にもずいぶん慣れ親しんでいただいたようで、毎朝の給餌は、私の姿が見えると催促するように水面まで急浮上。大慌てで冷凍アカムシを召し上がって居られます。私の管理水族群において彼の存在はドンコ・ギギと並ぶ云わば雑居水槽卒業組。このヌマチチブは一見、温厚そうな体型でヨシノボリ風の味わいに魅力を感じるのですが、けっこう独裁的。同一水槽内では同種間における共存には問題があり、よほど気に入った者同士でないと同居は難しいと思われます。

更新日付:2001.01.31

オイカワ  ID905

水槽一番の遊泳力、スプリンターのオイカワはその成長スピードにおいても目を見張るものがあります。(別室)の個体は2~3カ月前には網の目をすり抜けそうな程の存在だったのですが、ご覧のとおり立派に成長し若魚の初々しさを感じるように成ってきました。彼らはスリムなボディにどちらかと言えば寒色系の衣装でシャープな切れ味に魅力を感じるのですが、もう少し成長すれば持ち前の遊泳力があだになり水槽とクラッシュする機会が増えて…。

更新日付:2000.12.31

ヒガイ  ID907

しばらくご無沙汰をしておりました我が家のヒガイ氏(写真・別室)は、相変わらずその美しい背びれが私のお気に入りです。以前から魚達の衣裳を、その行動と対比しながら興味深く観察しております。オイカワやカワムツなどに代表されるいわゆる遊泳力のある魚達は、比較的シンプルであっさりとした衣装を身にまとい、軽やかなフットワーク。底物のヨシノボリやドンコ氏は、どちらかといえばシックな色合いで隠密タイプ。日本産淡水魚の中では私的分類上、番外にランクされるのがこのヒガイ氏で、何となくエスニックな色合いはスポーティでもあり、丸みを感じるやさしい体型とマッチして和洋折衷タイプというところでしょうか。

更新日付:2000.12.31

タモロコ  ID909

我が家の雑居水槽では比較的、オーソドックスで地味なキャラのタモロコ(写真・別室)氏は、今まであまり話題に上らなかったのですが、ごらんの通り、立派な恰幅に成長されまして、現在、水槽中央域の勢力圏争いにおいては給餌、遊泳力ともオイカワやカワムツに引けを取らない健闘ぶりです。
最近になり、我が家のギャラリーからも、その成長に伴う存在感に人気が集まるようになって参りましたが、入居当初から、現在に至るまでのいわゆる注目度においては、どうしても派手なキャラの連中に引けを取り、私と致しましてはひじょうに残念な思いをしておりました。
写真でもわかりますように、ずんぐりとした丸みのある体型に、ライトアップしたシンプルな体色がとてもお似合いですね。

更新日付:2000.12.31

タイリクバラタナゴ  ID911

昨年より私の主宰する水族郡、雑居水槽エリアにおいてあくまでも私の独断と偏見による選考でベストスタイルフィツシュを選出しております。
現在の状況は次の通り、ベストスタイル部門の最高峰に即位されておられますのが二期目に突入しましたタイリクバラタナゴです。
トップに続きまして二番手はブルーギル氏を僅少差で交わしたアブラボテ氏 (別室) が、そして今回初めてのノミネートでベスト4としてヤリタナゴ氏 (別室) がランクイン…。
いずれにしてもタナゴ連の優勢が目立ち、ギャラリーからの指摘もあり、今回からベストトピック部門を新設する運びとなりました。数多い水族郡のスタッフ中、優秀なトヒ゜ック提供者で、初代チャンプの名に相応しいと言えば、やはり彼 (別室) をおいては考えられないでしょうね。
それはそうと優勝のタイリクバラタナゴ氏の記念撮影に特別参加のカワムツ氏(写真左)は、残念ながら選外の結果に終りましたが、次回ノミネートの有力候補、今後の成長を大いに期待しております。

更新日付:2000.12.31

鮒  ID915

いろいろな水槽の状況下においてもいつも沈着、冷静であり続ける事が、彼らのスペシャリティかどうかは別として、オーソドックスなスタイルは正統派としての魅力十分。
個性派揃いの雑居水槽の中で、さり気ない彼らの存在にはギャラリーもつい見過ごす事も多いようです。管理する私と致しましては隠れた主役としての位置付けを声を大にして主張したい処ですが、控えめな彼らのライフコンセプトからは少し離れるようなので…。
(別室)の鮒氏は秘蔵の…とは言わないまでも私の水族群には重要な必須アイテムというところでしょうか。

更新日付:2000.12.31

モツゴ  ID896

しっかり我が家の定番魚として定着しましたモツゴ氏(写真・別室)はカワムツやオイカワ諸氏と並んで、水槽内での私的分類上、”忙しい系”の代表としての位置付けがあります。とにかく慌しい彼らの行動は朝のライト点灯時から始まります。環境の変化には敏感なようで、驚けば慌てて底物の棲家に居候を決め込み、涼しい顔をしているかと思えば、縄張り意識も強いのか、他の連中を追い払うような過激な行動も見うけられます。給餌になれば素早く、その小さな口には似合わない、食通ぶりを披露して頂いておりますが、上品でスリムなボディはキープしておられます。

更新日付:2000.11.30

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID898

しばらくご無沙汰をしておりましたアカハライモリ諸氏もみなさんこれと言った変化もなく平穏な日々を過ごされております。彼らの水槽も魚達同様に暖房完備。食欲、ならびに行動においても活発で、時おり見せるユーモラスなポーズは私をはじめ家人を楽しませてくれております。写真の個体 (写真・別室)も入居当初からすれば、ずいぶん水槽にも慣れ親しんで頂けたようなのですが、持ち前の逃走癖は今だ治まらないようで、予行演習のガラスクライミングには真剣さが伺えます。

更新日付:2000.11.30

アカハライモリ  ID900

以前からアカハライモリの”ボディデザイン”を興味深く眺めていたのですが、撮り貯めた記念撮影を整理して見返していると、個体によって違うさまざまな模様はとてもフォトジェニック。写真の幼体のボディはまだ赤く無いのですが成長に従って色と共に模様も変わってくるのでしょうか。 1234 では今までお付き合い頂いた個体(全では有りませんが…)現在遊泳中のアカハライモリ諸氏も含めましての「新春ボディデザイン展」を開催しておりますので、特殊なものは無いとは思いますが、そのバリエーションをお楽しみ下さい。

更新日付:2000.11.30

ドンコ  Odontobutis obscura  ID885

我が家の定番魚としては無くてはならない貴重な存在でありますドンコ氏(写真・別室)は、以前からやはり生存期間に問題があり最大クラスの個体まで成長した実績が無く残念な思いを繰り返しております。現在我が家では4匹のドンコが遊泳しておりまして、昨年入居のドンコ氏は一人住まい、残りヌーボーの3匹は雑居水槽で言わば修行中、アカムシや乾燥ミジンコ、人口飼料など、幼魚の内は、キッズなギギ氏同様、他の連中と同じ物を食し、同じように突付かれながら生存競争の厳しさを体感しております。一方の古参のドンコ氏は、雑居水槽での修行を無事に終えて単独飼育に移行した個体ですが、雑居水槽時代からのバランスのよい給餌を含めて管理がスムーズに進行しており、今度こそは最大サイズに成長する事を期待して見守っております。それにしても彼らのポーカーフェイスには目を見張るものがあり、ターゲットが近づくと、至近距離まではあくまでも平静を装い、射程距離からの即効攻撃、瞬発力にはいつも関心させられております。

更新日付:2000.10.31

ヤリタナゴ  ID887

我が家のタナゴファミリーは現在4種、その中でヤリタナゴ(写真)はそのシヤープな体形から、精鋭スプリンターを思わせる出で立ちをしております。それにしてもタナゴの仲間はみなさん個性派ぞろい、個々において、そのバラエティー豊かな魅力を楽しんでおります。元来、私のイメージの中ではタナゴの仲間を二分化して見ておりまして…。
一方は、タイリクバラタナゴのように体高の高い、丸みを帯びた体形に優雅さと美しさを感じるタイプで、もう一方は、体高の低い、スポーティな体形に、美しい体色が魅力のタイプです。写真のヤリタナゴは後者の位置付けとして有るのですが、両タイプとも優劣は着けがたく…。
雑居水槽内においてはヨシノボリファミリーと並ぶ、二大勢力とは言うものの、まだまだお付き合い頂いている種類も少なく、これからが大いに楽しみのタナゴファミリーです。

更新日付:2000.10.31

ヌマチチブ  ID888

今年の夏に木津川よりお出でいただいたキッズなカマツカ(別室)は、私の水槽ではいったい幾匹目の個体に成るのでしょうか。初めて水槽を立ち上げてから私のアバウトな管理下においては歴代のカマツカ諸氏を含め沢山の魚達とお付合いいただいております。キッズなカマツカは、歴代最小サイズ(約2cm)での入居で、当初は成長を心配しておりましたが順調に現在は8cm フィールド以上に水槽生活が長いからでしょうか、個体的な要因でしょうか、ギャラリーに脅える事もなく、他のカマツカ諸氏に見られる「砂潜り」を披露して頂けないのが何となく物足りなく感じております。同じように写真(上)のヌマチチブも幼魚から入居。以来、人馴れではカマツカ以上。愛嬌のある体型は仕草の面白いカマツカと並んで水槽の人気者です。

更新日付:2000.10.31

土佐錦魚  ID890

私がお世話になっておりますショップはどちらかと言えば川魚と金魚が大半を占める実に魅力あるショップですが、その中でも特に金魚には店主の気合が感じられ、またマニアックな方々もよくお越しになられます。私が密かに羨望の眼差しを送り続けております金魚にはランチュウ、土佐錦魚、リュウキンをはじめとする実にたくさんの魅力ある種類が有り、一旦どの種類においてもお付き合いを始めてしまいますとその魅力にとんでもなくはまり込んでしまいそうで、現状においての飼育は極力考えないようにしておりましたが…。
水槽に差し込む光の中で、優雅に、ひらひら舞うように泳ぐ(写真・別室)キッズ土佐錦魚に、つい魅了されてしまいご覧のように愛用金魚鉢への入居となりました。

更新日付:2000.10.31

ニゴイ  ID892

スリムな体型にやさしい顔の若魚のニゴイ氏(写真・別室)は、我が家の水槽内において成魚になれば数少ない大型種。
食においてはカマツカ程ではないにしろ、下方に開く独自バキュームマウスで効率良い給餌、体高こそ今は低いものの、体長の成長スピードには目を見張るものがあります。
それにしても最近のニゴイ氏のスナップ撮影はたいへん私泣かせ。その俊敏な身のこなしゆえ、シャッターチャンス並びにカメラアングルにたいへん苦労させられております。

更新日付:2000.10.31

スジシマドジョウ  Cobitis taenia striata  ID894

我が家の雑居水槽内で、ドジョウ科の連中と言えば、ドジョウ、シマドジョウ、スジシマドジョウの3属が遊泳しております。その中でもシマドジョウとスジシマドジョウはよく砂にもぐりこみ、底砂の間から顔だけ出してこちらの様子を伺っているなんともいえない可愛い表情が気に入っております。両者とも前者のドジョウと比較すればそのスマートな体形にとても似合うお洒落な模様柄のコスチュームを身にまとい、私を楽しませてくれております。スジシマドショウ氏(写真・別室)は中々その遊泳姿を見せて頂けませんが、透き通るような美白もまた、上品な魅力の一つといったところではないでしょうか。

更新日付:2000.10.31

カネヒラ  ID877

我が家の雑居水槽で、現在、権力並びに統率力を思うがままに、なみいる個性派をしりぞけて王座に君臨しておりますのがカネヒラ氏(写真)です。食に至りましては、量もさながら全てにバランスよく摂取して頂いた甲斐もあり、体長も現在11cmオーバーと立派に成長され、管理者みょうりに尽きるというところでしょうか。カネヒラ氏の魅力は、獅子のたてがみの威厳と、孔雀の優美を思わせるヒレのダイナミックなフォルム、ならびに体色美に有るのですが、それに加えて水槽内を優雅に遊泳し、他の魚達を威嚇する様子は覇者としての貫禄も十分。当分の間、私を魅了して頂けそうですね。

更新日付:2000.09.30

ブラックバス  ID879

最近、話題に上がらなかった我が家のブラックバス氏、単独生活も長期にわたり、加えてギャラリーも少ないと成ると面白くないと見えて、人の気配がしますとガラス蓋を突き上げて存在感のアピールです。仕事を終えて魚たちを静かに眺めながら疲れを緩和する日々を送っております私ですが、成長と言うより、パワーアップの言葉がふさわしいエネルギッシュな彼の”勇姿”を見ていると何故か緊張感が…。
私としましても以前からイメージアップショットにチャレンジしては挫折を繰り返しておりますが、今回もまた…。彼らしいスタイルというところでしょうか。

更新日付:2000.09.30

タナゴ  ID880

我が家の雑居水槽は現在、カネヒラ率いるタナゴファミリーが最大勢力となっております。この夏の猛暑におきましても後継の順調な成長により、当分その勢力も安泰と言うところでしょうか。写真のタイリクバラタナゴも若魚とは云え主君カネヒラの参謀として、貫禄こそ及びませんが瑞々しい体色はファミリー屈指。別室のタナゴは艶やかな体色で寄り添って泳ぐ姿を楽しんで居ります。

更新日付:2000.09.30

アブラボテ  ID882

以前からアブラボテにはスタイルを含め特別な願望を抱きながら見守っておりましたが、写真の個体は我が家の歴代アブラボテ変遷においてもAランクに入るスタイリストに成長したと自負しております。均整が取れ、落ち着いた体型とアンバーな体色、扇を思わせる鰭のシックな形には以前から羨望ともいえる思い入れがありました。 ダイナミックなカネヒラの勇姿、艶やかなタイリクバラタナゴの美麗、そしてこのアブラボテは小柄で地味ではありますが端麗で繊細な美しさを見せてくれます。 日本産淡水魚に魅せられて…いずれの魚にも依らず、また出会いはどうであれ、入手した個体を維持管理し、願わくば極上の個体に育てることはキーパーとして楽しみでもあり目的でもありますよね。

更新日付:2000.09.30