日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2004.10.31  Cobitis sp

10月第5週  いつの間にか10月も終わろうとしておりますが、多忙な日々を過ごしていると、季節の歩みはただ暦の数字だけがまわっているようで…。
私の管理下にある日本産淡水魚水槽は、今週も異常なく推移したように思われますが、あまり覗き込む余裕のなかった私には詳細は霧の中。そう云えば守備範囲が広い写真のドジョウ氏は砂の中までお見通し。アバウト管理の私には強い見方と云うところでしょうか。

更新日付:2004.10.31

2004.10.24   Cynops pyrrhogaster

10月第4週  めっきり涼しくなり油断をすれば体調を崩しそうな時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか。夏場の暑い時期にはあまり覗き込まなかったアカハライモリのゲージにも最近よくお邪魔して居ります。今朝も数匹が集まって井戸端会議でしょうか、私にまで何か話し掛けていただいてるようです。
ところで私が用意した彼らのゲージにはもう数年もお住まいいただいておりますが、他の魚たちに比べると成長のスピードが把握しきれないのは私の管理不行き届きなのでしょうか。このゲージで生まれた個体もいつの間にか立派な青年に…。

更新日付:2004.10.24

2004.10.17   Tanakia limbata

10月第3週  十月も半ばになり、いつの間にか朝晩の冷え込みが厳しく成ってまいりました。
夏の間、日中の高水温対策の一環として、魚達の記念撮影時以外は、水槽のライトを消灯して居りましたが、ようやくここに来て復活と成りました。
例年の事ながらこの頃を境に、季節は晩秋に向って急ぎ足。寒さの苦手な私には、この時期の心地良いはずの秋風まで妙に寂しく思えるのですが…。

更新日付:2004.10.17

2004.10.10  Botia macracanthus

10月第2週  すがすがしいこの時期に開け放った部屋の窓から運動会の声援が聞こえてくると、遠い昔、心待ちにしていた青空と、かけっこの順番を待つ緊張感が甦ってくるようです。
メンテナンスを終えた水槽を何気なく眺めていると、クラウンローチ Botia macracanthus 諸氏が勢ぞろい。なにやら戯れておられるご様子ですが…。おっとこれはいけない。どうするべきか、一番手前の選手は確かにフライングですよね。

更新日付:2004.10.10

2004.10.03  Rhodeus ocellatus ocellatus

10月第1週  十月に入り急に秋めいたように感じるのは朝晩の肌寒さのせいでしょうか。
週に一度の水槽メンテナンスを終えると、のんびりとした休日も後半に差し掛かると云うのが最近のパターンになっております。ゆっくりと魚達の様子を観察するのも、ほんのひと時。
写真のタナゴ嬢も、私のお気に入りで、1cmに満たないような頃に木津川からお出でいただいた個体です。まだまだ若魚とは云え見違えるように成長した彼女を見ていると 美しさに貫禄が出てきたように思うのですが…。

更新日付:2004.10.03

2004.09.26  Botia macracanthus

9月第4週  九月も後半に差し掛かり、ここに来てようやく過ごし易い気候に成りましたが、今年の暑さは例年になく長く、また厳しかったように感じます。水槽の魚たちも同じように、特別な水冷装置もない私の水槽で、酷暑を無事に乗り切っていただいた事を感謝している次第です。
写真(上)のクラウンローチ Botia macracanthus 嬢は食欲、体調ともに絶好調。秋に向かってナイスなプロポーション…と、云うよりも一段と健康的な感じに見うけられます。

更新日付:2004.09.26

2004.09.19  Rhodeus ocellatus ocellatus

9月第3週  休日の朝。何もする事のない贅沢な時間にタナゴ達を眺めていました。派手な衣装に身をまとうでもなく、コミカルな道化を演じてくれるわけでもない彼らを観ている至福の時間は、彼らからすれば、ガラス越しにパントマイムを演じる私と云うモバイルに、見えないパワーを送り込むような感覚なのでしょうか。他愛も無い事を考えている内に、充電が完了に近づいてきたようで、今度は彼らの環境整備に移行しなくては。
いずれの社会も同じ様にガラスの向こうがはっきり見えますように…。

更新日付:2004.09.19

2004.09.12  Botia macracanthus

9月第2週  いつの間にか九月も中盤に差し掛かり、気候的には過ごし易い時期の到来と云うところでしょうか。今週も水槽のメンテナンスを終えて魚たちの様子を眺めていると睡魔に襲われてしまいました。虚ろな意識の中で通り過ぎる彼らの動きはウイークデーの喧騒を拭っていただいてるようで…。
クラウンローチ Botia macracanthus

更新日付:2004.09.12

2004.09.05   Rhinogobius brunneus

9月第1週  今年の夏は木津川に訪れる機会も無く初秋を迎えようとしております。例年ならこの時期、新しい魚たちで賑わう私の日本産淡水魚水槽も、今年はまるで時間の流れが違うかのようにのんびりとした状況が続いております。写真のヨシノボリ氏は昨年度入居の個体とは云え、水槽ではニューフェイス。

更新日付:2004.09.05

2004.08.29  Corydoras similis

8月第5週  夏の終わりの夕暮れには遠くでヒグラシの鳴き声が聞こえてくるようで…。猛暑には似合わない彼らの羽音は、季節を秋に誘う囁きに聞こえるのですが。私の水槽の魚たちに夏を惜しむ感覚が有るとすれば、同じように晩夏の蝉たちの音色から秋の気配を感じているでしょうか。
今週のモデルはコリドラス・シミリス Corydoras similis 彼女の体色は夏から秋に向かうグラデーション。

更新日付:2004.08.29

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