日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2003.07.06   Lepomis macrochirus

7月第1週  今年の梅雨は中休みも少なく、雨季に相応しいと思えば、傘をさして歩く道に諦めも付くのでしょうか。今週は余りにスピーディな毎日に、のんびりと魚たちと向き合う間もなく…。
ずいぶん久しく話題に上らなかった写真のブルーギル嬢は、雑居水槽2年目のベテラン選手。いつの間にか立派な個体に成長した彼女のプロフィールに、なみ居る”つわもの”を交わし続けた余裕と威厳を感じたのですが。いずれの社会も同じように、お気に入りのあなたが一握りの勝ち組に残れますように…。

更新日付:2003.07.06

2003.06.29  Carassius auratus auratus

6月第5週  梅雨も序盤戦を過ぎ中盤に差し掛かかると、そろそろ雨空にも飽きがきたと言うところですが、どんよりとした毎日を皆さまは如何お過ごしでしょうか。
夏魚…。我が家の金魚嬢はそんな梅雨空にはお構いなしと言わんばかり、旺盛な食欲と行動力で水槽内を闊歩しておられます。引き締まったスリムなボディにフレアの利いたスカートがとっても素敵。

更新日付:2003.06.29

2003.06.22   Clarias fuscus

6月第4週  梅雨の中休みは、もう真夏の形相です。時折覗く太陽は、来たるべく酷暑を前に、充電は充分のようです。写真の御仁はショップの大型水槽で泳ぎまわるヒレナマズ氏。ふてぶてしい泳ぎ振りにパワーを感じる彼もまた、夏に向かってエネルギーはマキシマムと云ったところでしょうか。

更新日付:2003.06.22

2003.06.15  Botia macracanthus

6月第3週  近畿地方も入梅となりました。どんよりとした曇り空を眺めていると、慌しい毎日を、空と同じようなアンバー系のフィルターに包み込んで、のんびり昼寝でもしていたい気分になります。今週は、ショップで見かけたクラウンローチ  Botia macracanthus  は、仲のよいカップルでしょうか、沢山の個体の中、微笑ましいワンシーンです。

更新日付:2003.06.15

2003.06.08  Sarcocheilichthys chinensis

6月第2週  梅雨は真夏までのジョイント。入梅間近のこの時季、晴天に恵まれると何となく得をしたような気分になります。今週の水槽メンテナンスは、夏に向けての水質維持政策の一環として、給餌制限、並びに、高水温による溶存酸素量の確保を目的としたエアレーションの強化を推進すべく準備に取り掛かりました。夏は、魚達にとっても厳しい季節、水質管理はキーパーにとって頭の痛いところです。今週のショットは、やさしい顔付きとスリムなボディが魅力的なカラヒガイ嬢です。

更新日付:2003.06.08

2003.06.01  Rhodeus ocellatus ocellatus

6月第1週  5月の最終日曜日は久しぶりに木津川に一人ドライブに出かけました。尽きる事のない川の流れをぼんやりと見ていると、慌しい毎日が嘘のようです。木津川生まれの水槽育ち、幼かった写真の彼も、いつの間にかスポーティな若魚に成長されました。そして彼の以前の棲家で見たものは、オッと、、、私には少々、管轄外なスパイラルな御仁 (別室) 粗相の無いように早々にお暇いたしました。

更新日付:2003.06.01

2003.05.25  Botia macracanthus

5月第4週  気候的に寒暖差の少ないこの時季は、梅雨までのアプローチと云ったところでしょうか。いつのまにか日常の忙しさに感けて、大好きな木津川の景色 (別室 12) さえ忘れている自分にガラス越しの魚たちは今日もやさしい視線を投げかけてくれます。そして私の脳裏にある木津の川面を渡る風は、四季折々、忘れかけていた自然の優しさを思い出させてくれます。大好きなクラウンローチ Botia macracanthus のやさしい視線の先に、故郷の景色は浮かんでいるのでしようか。

更新日付:2003.05.25

2003.05.18  Gnathopon elongatus elngatus

5月第3週  今週は寒暖差少なく、ゆったりとした季節の歩みが、何となく歯がゆく感じられました。週末は、最近さぼりがちな水槽環境のマネジメントに気合を入れて、ph 降下カーブとにらめっこ。今週のゲストは恰幅の良いタモロコ氏、体格の良い彼に付いては体調にも問題がなさそうです。

更新日付:2003.05.18

2003.05.11  Clarias batrachus 

5月第2週  アッと云う間に連休も過ぎ去り、いつもの慌しさが舞い戻って参りました。休養明のウォーミングアップウィーク、快適にお過ごしに成られたでしょうか。久しぶりに訪れたショップでは、いつものごとくマニアの人達による魚談義が始まっていました。相変わらず門外漢の私は、優雅な魚たちを眺めながら、いつの間にか水中の世界に。写真のアルピノクララ Clarias batrachus は私に何か言いたげな素振り、ずいぶん個性的な彼女も私のお気に入り。

更新日付:2003.05.11

2003.05.04  Rhodeus ocellatus ocellatus

5月第1週  日中はもう初夏の陽気、五月晴れの青空に行くあてのない時を過ごすのは、ある意味、苦痛に似た感覚です。多忙な毎日の中では考えられないスケジュールに追われない贅沢な時間を 埋めてしまおうとする愚かな自分を水槽の魚たちは笑っているようです。
タナゴのお嬢は、長くのびた産卵管が吹流しのように。

更新日付:2003.05.04

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