5月第1週 日中はもう初夏の陽気、五月晴れの青空に行くあてのない時を過ごすのは、ある意味、苦痛に似た感覚です。多忙な毎日の中では考えられないスケジュールに追われない贅沢な時間を 埋めてしまおうとする愚かな自分を水槽の魚たちは笑っているようです。
タナゴのお嬢は、長くのびた産卵管が吹流しのように。
更新日付:2003.05.04
4月第4週 寒暖のはげしい時期も暖かさに軍配が上がるように成ると、私を含めたキーパーの皆様にとっては水槽管理の厳しい季節の到来と云ったところでしょうか。例年ならこの時期を境にフィールド観察・魚採取の機会が増え、にわかに活性化する我が家の水族環境も、ある意味、膨大化した現況では、木津川の美しい自然に踏み入れる回数も少なくなりました。今週の記念撮影は、我が家でお馴染みのカマツカ氏 。相変わらず底砂の環境美化に多大な貢献をして頂いております。慌しい活動の中、ふと休まれた瞬間に屈託のない目線をいただきました。
更新日付:2003.04.27
4月第3週 いつの間にか初夏を思わせるような陽気に、手放せなかった上着さえ忘れるほどの日差しが眩しくて。写真のギギ達も待ちわびた暖かさを楽しむように、戯れる姿を頻繁に見かけるように成りました。冬の間、忘れていた何かを取り戻したのは、どうやら私だけではないようです。
更新日付:2003.04.20
4月第2週 暖かな陽気に誘われて休日は、花見に出かけました。舞い落ちる桜の花ビラが、絨毯のように敷き詰められた山道は、足を踏み入れるには忍びなく感じられます。我が家の水槽では、タナゴ達が美しい装いで、こちらも今が花見のようです。
更新日付:2003.04.13
4月第1週 季節の移り変わりは早いもので、気が付けば春本番。ひと雨毎に舞い落ちる美しい桜の衣替えを寂しく感じております。写真のコメットは水槽に咲いた花一輪。花びらのような舞姿が魅力的です。
更新日付:2003.04.06
3月第5週 今週は待ちわびた春の暖かさを満喫する毎日が続き、ブラインドからこぼれる光にも勢いが感じられます。暖かくなればフットワークも軽くなり、冬の間は億劫だったろ過槽の大清掃も一気に済ませ、水槽は、春仕様に衣替えと云ったところでしょうか。写真のアブラボテは、冬の間も変わらず旺盛な食欲で貫禄十分。花見シーズンを前にタナゴ水槽では一足早い彼らの演舞を楽しんでおります。
更新日付:2003.03.30
3月第4週 この冬はずいぶん長い間、寒さとお付き合いさせて頂いた気が致します。数年来の暖冬に慣れていたせいか寒さ嫌いの私としましては、ここ数日の暖かさをたいへん喜ばしく感じております。春分の日は久しぶりに信楽に出かけました。今回は道中に有る、木津川、和束川の魚たちやアカハライモリを尻目に春探しのドライブと言うところでしょうか。
写真のクラウンローチ Botia macracantha はショップに群泳の若魚。スリムな体型がみずみずしいですね。
更新日付:2003.03.23
3月第3週 今週は公私ともに慌しい毎日が続き、水槽の魚達とのコミュニケーションも少ない上、水槽のメンテナンスまで不規則になってしまいました。そのような状況でも給餌時の短い間、時間の流れの違う屈託の無い彼らを見ていると気持に余裕が出てくるのが不思議ですね。
先週末、私とは、また時の流れの違う女性からマレーシャ旅行のお土産(別室1・2)を頂きました。
思い出の彼はクアラルンプールにも…。
更新日付:2003.03.16
3月第2週 三月も中旬に差し掛かり、私とすれば一気に春めいて欲しいところなのですが、今週もここ大阪では、なごり雪までガラス越しに見られ、冷たい日々と成りました。暖かい休日には木津川へ魚達の観察をもくろみながら体のほうは、通いなれた暖かいショップに。そう言えばこの冬は沢山の魚達と出会い、マニアの人達から御教授も頂き、知らなかった熱帯魚の事で、ずいぶん勉強し、又楽しませて頂きました。
今週のスナップショットは、以前にも登場のコリドラスゴッセイ Corydoras gossei 水槽中を忙しげに動き回る彼らもまた、私のお気に入りの魚です。
更新日付:2003.03.09