日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2001.12.30   Opsariichthys platypus

12月第5週  暮れも押し迫り、23日に今年最後の、木津川に出かけました。採取した魚はタナゴ、オイカワ、カワムツ、ドンコ、ヨシノボリ、ヌマチチブ、タモロコ、フナの8種におよび、その中からタナゴ、オイカワ、ヨシノボリの数匹を持ち帰りました。当日は比較的穏やかな日和となりましたが、ウェダーを着用しているとは言え、(家人の冷たい視線と相まって)予想以上に川の水は冷たく…。
いずれにしても、持ち帰った個体は、来春にかけての成長株。雑居水槽の期待のニューフェイスとして、現在予備水槽にて観察中と成っております。

更新日付:2001.12.30

2001.12.23   Tanakia limbata

12月第4週  12月に入ったなと思いきや、早やクリスマスを迎える頃となり、例年の事とは言え、師走の”逃走ぶり”には戸惑いさえ感じております。今年もいろいろな魚たちにスポットを当てながら楽しんで参りましたが、個性派ぞろいの日淡の魅力は尽きる事がなく…。
写真のアブラボテ氏は小兵ながら素早い動きで、水槽中を疾風の如くかけて居られますが、均整の取れた美しいシルエットは私の大のお気に入り、さり気ない口ひげも素敵ですよね。

更新日付:2001.12.23

2001.12.16  Cynops pyrrhogaster

12月第3週  今週も暖かい水槽か゛羨ましく感じる程、寒い日が続き、いつのまにか色あせた風景を窓ごしに眺めていると、冷たい風まで吹き込んで来るようで…。
普段から井戸端会議の盛んなアカハラ諸氏のケージでは、いったい何が話し合われているのでしようか。寒いこの時季、仲睦まじい光景は何となく暖かく感じられますよね。

更新日付:2001.12.16

2001.12.09  Opsariichthys platypus

12月第2週  師走も中旬に差し掛かれば、ずいぶん寒さも勢い付いて、外出するのもおっくうな時季になりました。今年の後半はフィールドに出かける回数も少なく、物足りなさを感じておりますが、年末にかけては締めくくりの「厳冬川遊び」を目論んでいる次第です。今週の雑居水槽は血気盛んなオイカワ氏(写真)の独壇場となり、他の魚の追随を許さないスピードと迫力は、水槽中を駆け抜けるほどの勢いすら感じられます。

更新日付:2001.12.09

2001.12.02   Cynops pyrrhogaster

12月第1週  12月に入り何となく気忙しく感じられる頃になりましたが、我が家の水槽群にはフィールドからの来訪者も無く、春までの充電とも言えるこの期間を楽しんで居られると言うところでしょうか。今週に成って、アカハラ諸氏のケージにも保温を始め、厳冬に向けての準備を行なったところですが、相変わらずポーカーフェイスの彼らには、暖かい環境が気にいって戴けたでしょうか…。

更新日付:2001.12.02

2001.11.25  Opsariichthys platypus

11月第4週  今週の雑居水槽は何となくあわただしく、それなりに成長された面々が繰り広げる活劇に見入っておりました。写真はオイカワ氏とカワムツ氏のスプリンター同士の水槽レース。狭いスペースでの彼らのデッドヒートはデジカメ片手にこちらが疲れてしまいましたが、婚姻色も鮮やかなオイカワ氏を追うカワムツ氏、いずれの個体も我が家の水族群の代表格。いつまでもその勇姿で私を魅了して欲しいものです。

更新日付:2001.11.25

2001.11.18  Lepomis macrochirus

11月第3週  紅葉の美しい季節、近くに見える山が急に色付き出す頃と成りました。我が家の水槽には、季節を感じる変化こそ無いものの、成長したそれぞれの魚たちの泳姿に、紅葉にも似た満足を見せて頂いております。今週の水槽美人はブルーギル嬢。彼女もまた、あどけない幼魚からボリュームを上げられたようでキラキラ光るボディが綺麗です。

更新日付:2001.11.18

2001.11.11   Acanthogobius flavimanus

11月第2週  今週は、ここ大阪でも足早に季節が進んだようで、魚達ならずとも私達も暖房の欲しい時季と成りました。雑居水槽では、数少ないニューフェイスの中、マハゼ氏(写真・別室12)の存在が光っております。今週は活発な動きの彼の記念撮影に挑戦してみる事にしました。デジカメ片手に撮影を始めると他の連中も集まり出し、なかなか目的のマハゼ氏にスポツトが決まりません。気が付けばどちらのお方の記念撮影だったのかと苦笑することも多いのですが…。

更新日付:2001.11.11

2001.11.04  Pelteobagrus nudiceps

11月第1週  冬になるまでの過ごしやすいこの時季、我が家の水槽群は一足早く冬支度を終えて各自、飽食を堪能しておられると言うところでしようか。水槽を見渡せば、いつも姿の見えない写真のギギ氏は、ご覧のようにエンビ管の中でユラユラと寝床を暖めておられます。朝の給餌でもあまり顔を出さない彼もいつの間にか恰幅よろしく成長され、ひとまわり大きな住居を最近、ご用意させていただきました。闇夜の彷徨人ギギ氏はストロボの光もあまり好まれないご様子。久しぶりの記念撮影、新居の中で、しばらくは動かないでいただけますでしょうか。

更新日付:2001.11.04

2001.10.28  Candidia temminckii

10月第4週 休日毎に所用が重なり、フィールド観察から遠ざかっておりますが、我が家のフイールドだけは時間の許す限り、魚たちとコンタクトを取っております。どちらかの社会とは違って、彼らにアポは不要ですものね。今週は均衡の保たれている魚達に、どういう訳か争い事が目立つようになり、管理人の私としては見過ごすわけにもいかず、仲裁に入ることにしました。よくよく観察していますと、棲家をめぐって、私の住宅戸数の不備が起因するトラブルが増えているようです。彼らの棲家にはエンビ菅を提供しているのですか゛、ヨシノボリ諸氏、ギギ氏、ドジョウ氏に混じって、最近、ビワヒガイ氏までが占領するようになり、慢性的な住宅供給不足。いずれのお方も隠れ家がお好きなようで…。早速、エンビ菅を追加して一件落着と言うところでしょうか。門外漢のスプリンターはカワムツ氏(写真)。スポーティなボディが最近、光ってますね。

更新日付:2001.10.28

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