日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

2000.03.26  Candidia temminckii

3月第4週  私のサイトも早1年が過ぎました。ここまで続けてこれましたのも皆さんの励ましのお陰だと感謝いたしております。 昨年11月主役のカム(雷魚)を亡くしてからしばらくはどうして更新していこうかと悩んでおりましたが、皆様からの激励のメールをたくさん戴き、随分と勇気付けられここまでやってこれました。 私自身、キャラの強い雷魚飼育を始めてから亡くすまでの間、カムルチー以外の魚達の魅力に殆ど目が向いてなかったのが事実です。そんな脇役的な存在だった日本産淡水魚達も、この1年で随分成長してくれました。 今は主役達の飼育日記をホームページという形態で記録していく事によって、みなさんとコミュニケーションを図りながらの魚飼育ができたことを、そして続けていけることを、たいへん有意義に感じ、又おおいに喜んでおります。 2年目を迎えることが出来ました雷魚図鑑を今後ともどうぞ宜しくお願い致します。尚、たくさんの方々から掲示板の設置希望をいただいておりますが、私自身の時間的な問題を解決することができないことと、 当サイトの私自身の目的から、今後とも今まで通り、メールでのお付き合いを宜しくお願い致します。 今週は昨年秋に稚魚で木津川より入居のカワムツです。現在、我が家の水槽には1年目を迎えたカワムツと5カ月目のこの写真の2匹が遊泳しております。

更新日付:2000.03.26

2000.03.19  Kizu River

3月第3週  朝晩の冷え込みはまだ続いておりますが、日中はかなり暖かい日が増えて参りました。我が家の雑居水槽の連中は、冬も無加温で過ごしております。今年はメンバー全員、ドック入りもなく順調に冬を越す事ができ喜んでいる次第です。 私の水槽管理は相変わらずいい加減で、一週間に一度の水替えを除いては、何も行っておりません。こんな私の管理下においても以前にお話しましたようにメンバー全員、順調に成長を遂げられ、水槽は過密の一途をたどっております。 そのような状況下においても暖かくなればまた木津川 (写真) に採取に行きたくなります。今年はニューフェイスの採取を除いては、フィールドでの観察だけを主眼に置くつもりではありますが、さてどう云った展開になることでしょう。

更新日付:2000.03.19

2000.03.12  Tanakia limbata

3月第2週  今週も雑居水槽は問題なく推移しました。 ところで昨年、これも木津川より入居のギギですが60cm水槽を別に立ち上げて4匹を単独で育てております。 塩ビの筒を各一本ずつ提供しておりましたが一匹だけが特に大きく成長し15cm程になりました。他の3匹は7~8cmと同じ大きさ位で入居したのにずいぶん差があるものです。昼間は殆ど筒の中なので写真撮影が思うようにいきません。そのうちにご紹介できそうな 写真がUPしましたら公開させていただきます。今週はめずらしく水槽前面に出てきたところを運良く撮れました私のお気に入りのスタイル、アブラボテをご覧ください。

更新日付:2000.03.12

2000.03.05 Rhodeus ocellatus ocellatus

3月第1週  まだまだ寒い日が続きますが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。 今年に入って私のフィールドはいぜんoff状態、暖かく成るのが待ちどおしいです。 我が家の魚達とは顔をつき合わせて何となくのコミュニケーションです。気が向けばデジカメでメンバーのショットを撮り続けています。ストロボの光が強すぎたりピンボケになったり数撃ちゃ当たる方式で楽しみながらの撮影会です。
今週はタイリクバラタナゴ(写真)のショットです。同じ個体なのにストロボ光の回り込み具合で随分お魚の衣装が変わるものです。

更新日付:2000.03.05

2000.02.27  Micropterus salmoides

2月第4週  しばらく話題に上らなかった単独飼育水槽のブラックバスですが順調に成長を続けております。毎朝、私の気配を感じただけで餌の催促が始まります。 餌魚を網に入れて与えるのですがその網から魚が出る前にかぶり付いてきて今にも破れてしまいそうです。最近は貫禄も出てきまして水槽内を優雅に泳いでおります。とにかく気の強い魚で、私を全く恐れることなく水替えの時はこちらがかぶられないかと心配しております。 何となく不気味さを感じるお方(写真)です…。

更新日付:2000.02.27

2000.02.20  Zacco platypus

2月第3週  昨年木津川より入居のオイカワ Zacco platypus の個体が立派に成長。個性豊かな連中ばかりで話題には事欠かない雑居水槽ですが、華やかさには乏しくて少し寂しい思いをしていましたがご覧のとおり淡いパステルカラーに身を包み雑居水槽の雰囲気作りに貢献していただいてます。 オイカワは遊泳力のある魚なので狭い水槽では勢いあまってガラスに鼻を打ち付けたりするのを気の毒に思っていたのですが、幼魚の頃より水槽育ちのせいか距離感を把握していると見えて今のところ、大怪我には至ってません。 なんとも言えない体色とスリムなボディは魅力十分。我が家のレギュラーメンバーとして申し分ないキャラをしております。

更新日付:2000.02.20

2000.02.13  Tridentiger brevispinis

2月第2週  ヌマチチブ(写真)は雑居水槽内で一番の暴れん坊です。とにかく気が強くて自分より大きな魚にも立ち向かっていきます。食欲もかなり旺盛で動物食、ヒメダカをとことんゲットするまで追いかけ回します。 昨年入居してからその強い性格で怖いもの知らず、ご覧のとおり立派に成長しました。とにかく初めから存在感の強い魚で、日ごとにその勢力範囲を広げていくようです。体型はヨシノボリの大型バージョンのようです。大食漢でいつもお腹いっぱい丸々としています。

更新日付:2000.02.13

2000.02.06  Rhodeus ocellatus ocellatus

2月第1週  今週も雑居水槽は平穏無事に過ぎました。ところで水槽の中で現在、一番大きい魚といえば昨年11月に天国に召されたカム(雷魚) の食卓に上るはずだったフナです。現在体長12cm、今から思えばカムはこんなに大きな魚を食べていたんですよね。 朝一番、水槽のメンバーは私の顔を見るなり一斉に集まってきてくれます。中でもさすがに体長が大きいだけあって大食漢のフナ氏は冷凍赤虫から人口フード、たまにヒメダカまでも胃袋に収めております。総体的に全てのメンバーは食欲旺盛で問題 無く成長し、私もその過程を十分楽しませてもらっております。稚魚で入居いただいた写真のタイリクバラタナゴもいつの間にか若魚に…。

更新日付:2000.02.06

2000.01.30  Odontobutis obscura

1月第5週  毎朝の給餌には参加せずに揚水ポンプの上に陣を構えて様子をうかがっているツワモノはドンコです。 最近、ドンコの行動を観察しているとお腹が膨れている時はポンプの上で動かずにおとなしく、お腹が減ってくると写真のポーズでゆっくりと下界に舞い降りてきて、夜に備えて餌魚の選定でしょうかしばらく水槽内を徘徊して定位置にもどります。器用に狭いスペースで、体を壁に立てかけるようにして上を向いてじっとしている時があります。 以前からドンコの飼育には挑戦するのですが、なかなか巧く育ってもらえないので今度こそはと内心はりきってるのですが。 ところで強面のドンコさん、最近よくヨシノボリが行方不明になるのはあなたの仕業なのでしょうか…。

更新日付:2000.01.30

2000.01.23  Hemibarbus barbus

1月第4週   我が家の雑居水槽のメンバーは大半が木津川から移籍の魚達で構成されております。私としましては居ながらにして木津川を楽しむというのも魚飼育の目的の一つでもあります。 この時期は魚採取もオフシーズンとなり「我が家の木津川」とPCのモニターとを交互に眺めながらメンバーの成長をぼんやり観察しております。 ところで水槽の引越し以来、数日しかたたないのに見慣れたせいなのか、それぞれの個体の成長が早いのか、広く感じていたスペースも適度に思えてきました。このままではすぐに過密化してしまいそうですね。 最近、メンバーの中で将来かなりのスペースをしめそうなニゴイ(写真)の存在感が出てきました。餌の食べっぷりも一人前以上で顕著な成長ぶりを見せてくれております。 それにしても成長期の個体は造作ひとつ見ても成魚とは違った張りとみずみずさを感じますよね

更新日付:2000.01.23