7月第1週 稚魚採取で底生魚生存組にヨシノボリが頭角をあらわしてきました。
初めは底砂にまぎれていた稚魚が、少し大きくなり成魚の風体になってきました。上物の魚よりいくぶん成長は遅いようで、何処まで生存競争に勝ち残ることができるのかは、まだ分かりませんがこれからの楽しみの一つです。
7月第2週 カムのハプニング(詳細はHistoryで紹介しております)で30cm水槽の住人には目がいってなかったのですが、幼魚のヨシノボリが大きくなりテリトリーがはっきりしてきました。強いオスが水槽の真中あたりを陣取り他を寄せつけないようです。
カムの水槽とは違って一見穏やかそうに見える世界にも熾烈な戦いが繰り広げられております。
7月第3週 この夏2回目の木津川。
11日、本日も快晴で梅雨もそろそろ明けそうな真夏の1日です。
今日のゲストメンバーは8種類です。網で捕獲した魚はオイカワ、ブルーギル(写真)フナ、ドジョウ、ヨシノボリ、タウナギ、新顔のブラックバス。
オイカワは偶然に10cmクラスがすくえました。これはカム(雷魚)のお土産です。本流ではヨシノボリを数匹。中にはけっこう成魚サイズで婚姻色を出しているものも採取できました。この木津川ではブラックバスの幼魚(3cm)を捕まえたのは今回が初めてです。移動中のバケツの中では小さいサイズながら他の魚を追いかけ回して、つわものぶりを披露してくれました。
釣り上げた魚はフナ、カマツカです。フナは25cmクラスの銀ブナ、カマツカは15cmクラスで、木津川では今まで2~3cmのものをすくえただけだったので(15cmクラスはショップで買っていました)まさか釣れるとは思ってなかった魚です。本来からあまりストレスに強い魚ではないので、サイズは大きいとはいえ衰弱しているように見えます
更新日付:1999.07.04
6月第1週 今年最初の木津川…6月に入り今年もまた木津川の季節到来です。毎年この頃になると休日に出かけて行くようになります。
今回現地では、まず水草の下に群れをなしている稚魚を場所の離れたところからそれぞれ何匹かづつ採取して持ち帰りました。家で水槽に入れると同じように見えていた稚魚も上ものと底ものというように分かれます。たいていの上ものはオイカワやカワムツで、底ものはヨシノボリです。一月も経たないうちに種類が判明します。変わったところでは昨年はギギなども採取できました。ひょっとするとカム(雷魚)の子供が…なんて思いながら観察していますが今回はどうでしょうか。この時期の楽しみのひとつです。
6月第2週 ドンコ水槽激変…乱闘劇にピリオドがうたれました。結果はドンコ大(上記写真)の勝利です。
敗北したドンコも一時は優性にたっていたように見えたのですが、どうやら体力、気力とも大のほうが勝っていたようですね。数日後、敗者は静かに天国に召されました。これによりドンコ水槽は単独飼育となってしまいました。
6月第3週 全てにピリオドがうたれました。19日朝、昨日まで動き回っていたドンコが急変、ヒレを左右に広げた状態で天国に逝ってしまいました。原因はやはり私の管理不行きとどきでしょうか。ユニークなキャラクター、スタイル共にたいへん気にいっていたドンコだけに、とても残念です。
6月第4週 先週のドンコ水槽騒動で生き消沈していたのですが、別の水槽では、木津川より稚魚採集していた中から生存競争に勝ち残った2匹が順調に成長、これからが大いに楽しみです。種類の判別はまだつきにくいサイズではありますが、どうやらオイカワかカワムツのようです。両者とも小さいうちは良いのですが、大きくなると遊泳力のある魚ですので、狭い水槽では、勢い余ってガラスに鼻を打ちつけ、形が変わってしまっているのを見るたびにたいへん気の毒で…。(2019.03.21 再)
更新日付:1999.06.06
連休に奈良へ魚採取に出かけました。捕獲したのはドジョウ、カワムツ、タウナギ、ヨシノボリ、フナ、今回の珍客としてドンコが3匹と甲羅が25cmもあるミシシッピアカミミガメも捕まえました。この亀にヨシノボリを一匹提供すると一口で平らげて終われました。さすがに甲羅25cmではインフラが確保できないと云う事もあり今回アカミミガメは、早々にお引き取りいただきました。 さて、珍客のドンコはその名にふさわしい風体でユニークなキャラクターの持ち主です。昼間はほとんど動きません。図鑑によると動物食で夜間活動型。 現在はテーブルの上の30cm水槽で仮住まいです。観察していて感心させられましたのは保護色です。川砂を入れて私が目を離したわずかの間に砂の色に変身していました。砂を入れる前は水槽の底の黒色だったのでこちらが錯覚に陥りました。現在、本格的飼育にふみきるかどうか思案中です。これから夏になり川に行くようになれば、次々に採取した魚が増えて、部屋中水槽だらけというのも問題なので…。かといってカムルチー(雷魚)の水槽での共存は不可能ですし。
その後ドンコの近況ですが、テーブルに置いた30cm水槽のドンコ3匹は、入居後3日目に乱闘がおこり、翌朝1匹が天国に召され生存は2匹だけとなっています。とりあえず餌にメダカを買って来て5匹を水槽に、一晩で3匹に減少しましたが、どちらの個体が捕食されたのかは不明です。
2匹のドンコは体長10cmと5cm、体長こそ倍ほど違いますが、小さいサイズのほうが気が強いとみえて次の乱闘で大の背中に傷を負わせました。 闘争癖があるのでしようか、縄張り意識が強いのでしょうか、けっこう頻繁に乱闘が起こっております。面白いのは乱闘が始まったかなと見ていると派手な立会い劇の後、両者重なり合ったままで、相撲で言う”水いり”の状態になり、長い間時間が止まったままです。そのうち私の知らぬ間に離れて、両者が水槽のそれぞれのコーナーに戻って睨み合っているという状態です。
ところで3週間たった現在、最初に差し入れたメダカ5匹は残り1匹になっていますが、ストックのメダカ10匹から稚魚が8匹も孵化しており結果的に頭数は4匹増えた事に成ります。(2019.03.21 再)
更新日付:1999.05.02
今まで日本産淡水魚をいろいろ飼ってきました。それも主に木津川で採ってきたものです。 あまり派手な色の魚はいませんが、ヨシノボリやカマツカなどはユニークな表情で見ていて退屈しません。
真鯉も釣ってきて育てました。大きくなり過ぎて水槽で飼えなくなり、やむなく親戚の池に行きました。オイカワやカワムツは動きが早く、狭い水槽では鼻をよく打ちつけています。
そして偶然に採取したカムルチーを今はメインに育てています。なかなか問題の多い魚ですが、意外におとなしくてめったに暴れたりしません(注意:暴れた時は半端ではありませんが…。) 一日の内、じっとしているときが大半で、餌を食べるときの俊敏さは別の魚のようです。 ただ幼魚の時から水槽で育ってきているので自然界の環境とは違い性格も野生の個体に比べて温厚になっているのかも知れませんね。
ちょっとしたきっかけから雷魚を飼うことになってしまいましたが、我が家の住人としてこれからも大切に付き合っていくつもりです。
カテゴリー日本産淡水魚・熱帯魚編、淡水魚話では、このサイトの主役であるカムルチー(雷魚)以外の日本産淡水魚及び熱帯魚そして金魚の話題を中心に更新していく予定です。
更新日付:1999.03.20