日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2010.08.08   Metynnis sp

8月第 2週  今週も先週に引続き「酷暑」の一週間となりました。ここ暫くは、「暑い」と云う言葉が半ば呪文のように交わされ、当面は、呪から逃れる術もないと云ったところでしょうか。盂蘭盆会の法要をまじかに控え、何となく夏休みを待ちわびる心境の週末は、強烈過ぎる暑さとは裏腹に、心地良い睡魔に身を任せて夢見心地で魚達とのふれあいを楽しんでおります。

更新日付:2010.08.08

2010.08.01   Metynnis sp

8月第 1週 8月に入りましたが、日差しの勢いは、いっこうに衰える様子もなく相変わらず「酷暑」の日々が続いております。数年前には、週末になれば出掛けていた木津川もずいぶんご無沙汰で、この時期、石の間を行き来するヨシノボリ達の姿が懐かしく感じられます。炎天下の日差しを尻目に、ここ数年来のエアコンによる水槽管理は、暑さ対策には特に威力が発揮され、週末メンテナンスもスムーズです。

更新日付:2010.08.01

2010.07.25   Myleus schomburgkii

7月第 4週 先週末の梅雨明け後の暑さは強烈で、日中の日差しは容赦なく気温はうなぎのぼり。今週は正しく「大暑」に相応しい天候となりました。ここ大阪では、天神祭りの幕開け、鉾流(ほこながし)が炎天下の堂島川で行なわれ、二日間にわたる壮大な神事が繰り広げられます。「天神さん・・・」大阪生れ大阪育ちの私くしには、猛暑の中でも一息つける心地良い響き、遠い昔の思い出が甦るようです。

更新日付:2010.07.25

2010.07.18   Cyphotilapia frontosa

7月第 3週 今週は前半から中盤に掛けて荒れ模様の天候となり、ようやく週末に来て、真夏の太陽と共に近畿地方も梅雨明けとなりました。例年の事ながら、天神祭りを控えたここ大阪では、連日、茹だるような暑さが予想され、高水温対策には充分な配慮が必要です。さて写真のフロントーサ、眉間にシワを寄せたような暑苦しい表情はしていても、体色の水色と黒のコントラストに一時の涼が感じられます。

更新日付:2010.07.18

2010.07.11   Botia lecontei

7月第 2週 早いもので、7月も二週目となり中盤に差し掛かろうとしております。今週も相変わらずの梅雨空に、時折お目見えの太陽は真夏さながらの勢いです。先週に引き続き、シクリッド水槽で同居中のイエローフィンボーシャは大食漢。少々太り気味の体型をはたして貫禄と呼べるのでしょうか。

更新日付:2010.07.11

2010.07.04   Satanoperca jurupari

7月第 1週 7月に入り、いよいよ今年も後半戦に突入となりました。今週は、正に梅雨空の一週間で、蒸し暑く、傘の手放せない日が続きました。この時期になるとシクリッドの涼しげな顔が、涼を呼び込んでいただけるようにも思えるのですが、私のシクリッド水槽のジュリパリは、一足早い秋色の体色と云ったところでしょうか。

更新日付:2010.07.04

2010.06.27   Myleus rubripinnis luna

6月第 4週 今週も雨模様の日が続き、時折のぞく日差しが恋しい一週間となりました。いつの間にか6月も数日を残すのみとなりギラギラとした夏の太陽はもうそこまで迫っていると云うところでしょうか。この時期は、気温の上昇に伴って、水質変動も活発になるようで水槽メンテナンスは念入りに行うようにしております。

更新日付:2010.06.27

2010.06.20   Botia macracanthus

6月第 3週 近畿地方も梅雨に入りここ数日間はそれらしい天候が続いております。ようやく寒さから開放されたかと思えばすぐに蒸し暑さに見舞われる、例年以上に今年は季節のジョイントが短いように感じられます。さて週末は、あいにくの天候で、その分のんびりと魚達との時間を楽しむ事ができました。写真のクラウンローチは、酷暑を前に、いつになく慌しく食欲も旺盛です。

更新日付:2010.06.20

2010. 06.013   Ossubtus xinguense

6月第 2週  今週も、先週に引続き晴天が続き、一足早い、梅雨明け体験と云ったところでしょうか。今週は、真夏を前に水槽の大清掃を敢行致しました。写真のパロット(ドルフィン)パクーも暫くの間、別水槽で仮住まい。シュチエーションの違いで彼の雰囲気も随分違って見えるものです。

更新日付:2010.06.13

2010. 06.06   Myleus rubripinnis luna

6月第 1週  6月に入り、入梅をまじかに控えた最初の週末は真夏を思わせるような陽気となりました。さて週末のメンテナンスを終えたパクー水槽は、今週も特別これと云った変化もなく推移いたしました。写真のルナ(レッドスポット)は、はっきりとしたオレンジのスポットがトレードマーク。比較的、大柄な体型に鮮やかなスポットが美しい個体です。

更新日付:2010.06.06

2010. 05.30   Myleus rubripinnis luna

5月第 5週  いよいよ5月も終盤を迎えました。振り返れば、今月もひと月遅れの気候で、4月と言っても可笑しくない気温で推移したように思います。温度管理された水槽の魚達は体感的に、普段と何ら変わる事もなく6月を迎えられる訳ですが、自然下にある魚達には、遅すぎる季節の変化をどのように感じておられるのでしょうか。

更新日付:2010.05.30

2010. 05.23   Ossubtus xinguense

5月第 4週  ようやく、寒さの心配もなくなり季節は、梅雨に向かい歩みを速めたと云ったところでしょうか。週末は、季節のジョイントには付きものの雨に見舞われ、少々残念な一日となりました。写真のパロット(ドルフィン)パクーは、数センチの幼魚からのお付き合いで、私の大のお気に入りの個体ですが、最近、ショップで見掛けないのが残念です。彼の場合、非常に友好的且つ写真撮影にも協力的で、頻繁にモデルをお願いしている次第です。

更新日付:2010.05.23

2010. 05.16   Myleus rubripinnis luna

5月第 3週  5月も中旬に差し掛かりましたが、今週は、また少し季節が逆戻りしたように肌寒い日が続き、いつまでも冬物が終えない状況です。この時期は、水温管理も難しく、水槽部屋のエアコンも日によって、また日中の間でも暖房と冷房が交互に入れ替わるような目まぐるしさです。幸いな事に、私達でさえ体調を崩しやすい季節の変わり目に、自ら環境を変えることの出来ないパクー水槽の面々は、それなりに体力もお有りになるようで、少々の水温変化にもこれと言った支障もなく毎日の給餌を楽しみにしておられます。

更新日付:2010.05.16

2010. 05.09   Ossubtus xinguense

5月第 2週  今週は、初夏を思わせる日もあり季節が一気に夏にシフトされたと云うところでしょうか。パクー水槽の面々は、冬の時期も一様に成長を遂げられ、水槽のスペースが少々、手狭に感じられるようになりました。写真のパロット(ドルフィン)パクーも単独飼育以来、体長もさることながら体幅に厚みが出て以前にも増して貫禄を身に付けられました。

更新日付:2010.05.09

2010. 05.02   Myleus rubripinnis luna

5月第 1週 5月に入り、大型連休のひと時を、皆様はいかがお過ごしでしょうか。気になる気候のほうも、ここ大阪ではようやく「安心できる春」を感じられるようになったと云ったところです。暖かくなれば、逆に水槽の魚たちにとっては、厳しい時期の到来となる訳ですが、こちらばかりは、私の体感では判断が難しいところ、水温管理器具のメンテナンスも今週のメニューに加えた次第です。

更新日付:2010.05.02

2010. 04.25   Myleus rubripinnis luna

4月第 4週  戻り寒波と云うよりは、体感的には3月が、2ヶ月間続いていると云った寒さで、来週末からとても 5月とは思えない気候に閉口致しております。ポカポカ陽気の心地よい春は、桜の見頃がいつの間にか過ぎてしまったように、気が付けば、酷暑を迎えていると云ったような事にならないことを願うばかりです。

更新日付:2010.04.25

2010. 04.18   Giant pacu

4月第 3週  今年は例年にない戻り寒波に見舞われ春の訪れを手放しで喜べない状況となりました。桜の見頃も、寒さに感けていつの間にか過ぎ去ってしまったようで、葉桜になった木々と片隅に掃きためられた花びらを見るたびに少々寂しい思いをしております。ジャイアントパクーカウアが、他のパクー達に、たまに見せる威圧感は、成長に伴って迫力が増してまいりました。

更新日付:2010.04.18

2010. 04.11   Myleus rubripinnis luna

4月第 2週  桜の花も、そろそろ散り時を迎え、待ちわびた春も今年は意外と天候に恵まれず、肌寒さが長引いております。4月と言えば、新しいスタートに相応しく初々しい人たちとすれ違う事が多くなりましたが、パクー水槽の新人、若魚のルナもこれからが楽しみと云ったところでしょうか。

更新日付:2010.04.11

2010. 04.04   Ossubtus xinguense

4月第 1週  今週も前半は、肌寒い日が続き、週末は、ようやく暖かな春を感じる陽気となり桜の花もここ数日がピークと云ったところでしょうか。ところで、写真のパロットパクーは、春霞に覆われた訳でもなく、特殊な撮影をしたのでもないのですが、外気と水槽部屋の温度差に一瞬でレンズがパニックに・・・。状況が落ち着いたところで、彼の話題は、episode43 にて。

更新日付:2010.04.04

2010. 03.28   Myleus rubripinnis luna

3月第 5週  待ちわびた3月も終盤に差し掛かり、早咲き桜の淡い花びらの初々しさに春の息吹が感じられるようになりました。季節の歩みは確実に暖かさに向かっているとは云うものの、今週はまだ、肌寒さが抜け切れず、心地よい小春日和の穏やかな陽気には、後もう一歩。
週末のメンテナンスを終えた水槽の面々には、ガラス越しに見え隠れする季節の移ろいをどのように感じているものか・・・他愛もない事を考えながら彼らと過ごすのんびりとした時間は、ウィークデーの喧騒を忘れさせてくれる至極の世界と云ったところでしょうか。

更新日付:2010.03.28

2010. 03.21   Myleus rubripinnis luna

3月第 4週 いよいよ春も本番を迎えようとしております。例年の事ながらこの時期の天候は、はやる気持ちに水を差すかのように気まぐれで、週末は、春の嵐が、ビルの谷間を我がもの顔で通り抜け、季節が少し逆戻りと云ったところでしょうか。ゆきつ戻りつの天候とは裏腹に、パクータンクの面々は、日を追う毎に美しく成長しておられます。

更新日付:2010.03.21

2010. 03.14  Myleus rubripinnis luna

更新日付:2010.03.14

2010. 03.07  Myleus rubripinnis luna

3月第 1週  3 月に入り暖かい日も次第に増えて参りました。今年は、桜の開花も早い予想で、待ちわびた春はもうそこまで。 今週もいつものメンテナンスを終え、記念撮影 ( 別室 ) を始める事にしました。今回はいつもとは違ったアングルで、パクー達の視線を避けたショットです。迫力のある彼らはどの角度から見てもフォトジェニック。

更新日付:2010.03.07

2010. 02.28  giant pacu

2月第 4週  2 月も後、数時間を残すだけとなり、明日からは、待ちわびた3 月。今週は、半ばに暖かい日が続き、気分と体は、すでに春を意識しておりますが、お水取り(東大寺二月堂修二会)の法要が終わるまでは、まだまだ早春の寒暖は気まぐれと云ったところでしょうか。写真のジャイアントパクー・チンガは、私見では、パクーの原型とも言える体型で、Myleus rubripinnis  に近似しますが、尻鰭は赤く染まらず、ルナのような派手な、斑も体色もみられません。タンク内での成長スピードは今のところカウアほど早くありませんが、私が、感じる魅力の第一は、次第にがっしりと重厚さを増していく成長過程にあります。オーソドックスなパクーではありますが、大切に飼い込んでいきたい個体です。

更新日付:2010.02.28

2010. 02.21  Myleus schomburgkii

2月第 3週  長かった寒さのトンネルもそろそろ出口が見え掛けたと云ったところでしょうか。今週も水槽メンテナンスを終えてパクータンクを眺めていると、最近、気になっていたのですが、写真のシングー産のバンデッド・ミレウスは、同じバンデッドでも先週、episode42 でもお話した、野生的に見える太バンドの個体 ( 別室 ) と比較すると、バンドが縦に走るとは云うものの、ずいぶん雰囲気も体型も異なり、ただ単に産地の問題だけでなく、違う種類のようにも感じられます。

更新日付:2010.02.21

2010. 02.14  Ossubtus xinguense

2月第 2週  2月も中旬となり、あと半月あまりで、桜3月。寒い日は、まだまだ続くとは云うものの、3月は暖かい春のイメージ。今週は、以前から気になっていた、パロット(ドルフィン)パクー Ossubtus xinguense をサタンプレコ Glyptoperichthys lituratus との混浴を解消し単独水槽に移行しました。さすがに、25cm オーバーのパロット(ドルフィン)パクーには、単独とは云うものの、600×450mm 水槽は、手狭ではありますが、サタンプレコとのトラブルによって破綻が生じる前に、思い切って彼に、ご辛抱いただく事にしました。最近、ショップで幼魚を見掛けなくなったパロット(ドルフィン)パクーですが、可愛い容姿とは裏腹に、凶暴な彼は、幼魚の内から、他のパクーとの混浴は、避けたほうが無難でしょうか。

更新日付:2010.02.14

2010. 02.07  Metynnis sp

2月第 1週  2月に入り、寒さに感けて外出する機会も少ない中、熱帯魚ショップには、時々お邪魔いたしております。最近のショップは、年中、空調管理もいきとどき快適に魚たちとの時間を過ごす事ができますが、数十年前の熱帯魚屋さんは、夏場の暑さには少々、辛いものがありました。しかしながら、冬場は、私にとっては今も昔も快適な空間で、当時の石油ストーブが複数台、配置された独特な空気感が懐かしく感じられます。先日、久しぶりにお邪魔したショップで、ベテランのスタッフの方とパクー談議になり、昨今の入荷状況をお聴きするなかで、産地での輸出規制、流通コスト、希少種の高騰とワイルド、パクーを取り巻く環境には厳しいものがあるようです。写真の個体は、希少種でも高価なメチニスでもありませんが、私のタンクで幼魚の頃から他のパクー達に揉まれながら美しい若魚に成長されました。

更新日付:2010.02.07

2010. 01.31   giant pacu

1月第 5週  1月も今日限りとなり、明日からは、いよいよ厳冬の2月に突入です。2月と云えば、一年中で私の一番苦手な月、例年、暖かい春を指折り数えて待ちながら過ごす2月は、日数の短かささえ、北風にかき消されるようです。徐々に貫禄を増してきたジャイアントパクー・チンガ、双璧のカウアには、現在のところ体長こそ及ばないとは云うものの彼の追随に期待しております。

更新日付:2010.01.31

2010. 01.24   Myleus rubripinnis luna

1月第 4週  1月もいよいよ後半に入り、通勤の車窓から眺める風景は冬枯れ色。今週もメンテナンスを終えたパクー水槽で彼らの写真を撮りながら、コンディションの確認を行いました。丈夫な彼らには、これと言った体調不良こそありませんが、活発な分、擦れや、個体間の衝突による外傷は日常茶飯事、水槽内の障害物には、怪我防止の注意が必要です。出来る事ならトラブルを引き起こす可能性のある、彼らにとっての障害物の配置は、避けるのが無難でしょうか。

更新日付:2010.01.24

2010. 01.17   Myleus rubripinnis luna

1月第 3週  今週は、半ばに寒い日が続き、週末にようやく一息付けたと云ったところでしょうか。厳冬の2月を前に、例年の事ながら、保温された水槽の暖かさが羨ましく感じられます。冬場の水槽は、ある意味、メンテナンスが楽な面があり、ルーチン化された作業を淡々とこなすだけで、ここ数年、これと言ったトラブルに遭遇する事もなく推移いたしております。写真のルナも、先週の個体同様、老成魚ではありますが、地味である分、重厚で、大柄な分、貫禄が感じられます。

更新日付:2010.01.17

2010. 01.10   Myleus rubripinnis luna

1月第 2週  束の間の休日から現実に引き戻どされる時間が、年を追うごとに早くなるように感じるのは、私の歳のせいなのでしょうか、それとも、昨今の時代の流れなのでしょうか。そんな事をふと考えてる間に、1月も三分の一が過ぎ去り、お正月気分に浸ったかどうかの記憶さえも忘れている自分に苦笑しております。写真のルナは、老成魚で、シルバーに輝く若魚の初々しさはありませんが、体表全面に散りばめられた斑紋は、私のパクータンクでも、ひときわ目を引く存在です。

更新日付:2010.01.10

2010. 01.03   Myleus rubripinnis

1月第 1週  新年、明けましておめでとうございます。2010年も、私くし gonta036 の「お魚四方山話」にお付合いの程、宜しくお願い申し上げます。さて、今週は、年末からの寒波の影響で、元日は晴天に恵まれたとは云うものの強風と寒さに閉口いたしました。・・・が、日を追うごとに寒さも和らぎ、週末には、陽だまりにほのかな暖かさを感じるまでになりました。写真の個体は、シルバーに輝く幼魚期から、徐々にではありますが、ご覧のように美しく、個性的に仕上がって参りました。そんな彼を学術的にみた場合、その美しい体色や斑紋が、環境に寄って作られるものなのか、それぞれの個体が生まれながらに持ち合わせているものなのかは、素人アクアリストの私には理解する事が出来ません。いずれにしても、飼い込む程に変化する彼らのビジュアル的な魅力を、今年も引き続き官能していきたいと考える次第です。

更新日付:2010.01.03

2009.12.27   Metynnis hypsauchen fasciatus  (Striped Silver Dollar)

12月第 4週 今年、最後の水槽メンテナンスを終えて一息つき、周りを見渡せば、新年を迎える準備を滞りなく済ませる事が出来たのは、目の前の魚たちだけ・・・と云う状況に少々戸惑いを感じながら、残り少なくなった暦を眺めては、溜め息をついております。パクーを中心とする私の管理水槽は、今年一年もまた大きな事故もなく、無事に過ごす事が出来ました。最近はミレウスをメインにお話を進める事が多くなりましたが、メチニス達も彼らに勝るとも劣らない魅力を秘めておられます。今年も数日を残すところとなりましたが、来年も引き続き「雷魚図鑑」ならびに私くし gonta036 も宜しくお願い申し上げます。それでは皆様、良いお年をお迎えください。

更新日付:2009.12.27

2009.12.20   Myleus rubripinnis luna

12月第 3週 今年も残すところ10日あまり、ずいぶんいろいろな出来事のあった一年でしたが、私の水槽環境と云えば、ここ数年あまり大きな変化もなく推移いたしております。以前は、週末になれば出掛けていた木津川の魚たちがメインだった水槽も、いつの間にか熱帯魚に席を譲り、唯一、採取組として残るのは、魚類ではありませんが、アカハライモリだけとなりました。めまぐるしく移り変わる社会状況に翻弄される毎日が続く中、日々の短い給餌の間や何気なく立ち寄ったショップで魚たちと過ごす少しの時間に疲れを忘れさせてくれるパワーに魅せられたアクアリストの皆様も多いと思います。書く云う私もその一人、そんな魚たちとの時間を来年も大切にしたいですね。おっと、年末のご挨拶のようになりましたが、来週、27日もお付合いよろしくお願い致します。

更新日付:2009.12.20

2009.12.13 Myleus rubripinnis

12月第 2週  師走も中旬に差し掛かり、気持ちだけは焦るものの多忙に感けて年末の準備など忘れた振りのまま年の瀬を迎えるのが慣例となっております。元来、「余裕」や「暇」とは縁遠い生活に、一種、ステータスを感じる私くしは、慌しさが性に合っているのかも知れません。銀色に輝く、若魚のパクーにはスタイリッシュなシチュエーションがとってもフォトジェニック。

更新日付:2009.12.13

2009.12.06  Myleus rubripinnis

12月第 1週  12月。いよいよ2009年もひと月を切り慌ただしさがほんの少し寒さを忘れさせてくれるように感じます。写真のレッドフック・ミレウスは、小ぶりながら綺麗な発色で私を楽しませてくれます。彼の場合、他の個体に比べると体型は丸く斑の数も少ないのですが、発色はルナに近いものがあります。まだまだ疑問だらけのパクーですが、バリエーション豊富な彼らの魅力は尽きないと云ったところでしょうか。

更新日付:2009.12.06

2009.11.29  Myleus rubripinnis luna

11月第 5週  今週は、寒さが一段落。季節が少しだけ逆戻りしたような陽気となり、寒がりな私にとっては、たいへんありがたい時が過ごせました。早いもので11月もいつの間にか終盤を迎え、紅葉狩りも今がピークと云ったところでしょうか。写真の個体は、入居以来、オーソドックスな体色とスタイルが魅力で、他の派手なルナとは一線を置いて居られます。入居から3年目を迎えられ、地味ながら重厚感を漂わす長老の彼がとても気に入っております。

更新日付:2009.11.29

2009.11.22  Myleus rubripinnis luna

11月第 4週  今週は、一時的とは云え12月並みの気温となり、いよいよ本格的な寒さに向けて、たずなを引き締め直したと言ったところでしょうか。例年の事ながら、この時期になると、保温された水槽の魚達を羨ましく思うのですが、ここ大阪の寒さに怖気付いている私を尻目に、優雅に泳ぐ彼らには、故郷の暖かさを少しでも味わっていただけているのでしょうか。

更新日付:2009.11.22

2009.11.15  Myleus rubripinnis luna

11月第 3週  11月も中旬となり、次第に肌寒く、日差しに恋しさを覚えるようになって参りました。
しかしながら、例年のこの時期に比べて今年は、暖かいようで、私の管理下にある数本の水槽も数週間前から保温器具の設置を済ませ、冬を迎える準備は整えていたとは云うものの、ようやくここに来て日中の寒暖差が顕著となり、彼らにとっては一足早い冬の訪れと云ったところでしょうか。

更新日付:2009.11.15

2009.11.08  Myleus rubripinnis

11月第 2週  秋も次第に深まって参りましたが、紅葉には後、もう少しと言ったところでしょうか。写真は、久しぶりに登場の、パンタナル産レッドフックミレウス。彼の場合、他のレッドフックとは少し違った進化で、幼魚時代のスタイルをあまり変えることも無く、体長も小振りで、発色もご覧の通りシルバー基調が強いまま成魚を向かえられたと云ったところでしょうか。個性の少ない個性もまた、今後、楽しみなパクーです。

更新日付:2009.11.08

2009.11.01  Myleus rubripinnis luna

11月第 1週  いよいよ11月に入り今年も残すところ2ヵ月となりました。この時期になると例年、一年の短さと寒さに向かうアプローチを実感させていただいております。私の気持ちとは裏腹に水槽の面々は加温により来春までの約束された穏やかな暖かさを今年も手に入れられた訳で、彼らにとっては厳しかったであろう夏の暑さを凌いだご褒美と云ったところでしょうか。

更新日付:2009.11.01

2009.10.25  Giant pacu

10月第 4週  10月も後半になり秋も深まって参りました。日中の日差しは一時の勢いもなく、今しばらくは快適な過ごしやすさが楽しめると云ったところでしょうか。写真のジャイアントパクーカウアは入居から14ヵ月。私のパクー水槽では一番大柄な個体で、現在約28cm。最近、彼の尻鰭の伸張が写真でも確認できるようになりました。ちょうど、色が薄く見えるところが伸張した部分で、今後の成長振りを楽しみにしております。

更新日付:2009.10.25

2009.10.18   Myleus rubripinnis luna

10月第 3週  水槽部屋のエアコンも稼動する事もなくなり、それに変わって水槽は保温の時期を迎えようとしております。週末のメンテナンスは保温器具の点検も同時に行い稼動までは秒読みの段階となりました。写真のルナは間もなく入居から丸二年を数え、古株パクーの仲間入り。入居当初からすればひとまわりの成長は遂げられましたが、幼魚から若魚へそして成魚に向かう飛躍的な成長期は既に昔。最近は何処となく貫禄を感じられるまでに成られました。

更新日付:2009.10.18

2009.10.11   Myleus rubripinnis luna  ID 642

10月第 2週  10月も中旬に差し掛かり、秋の気配も次第に濃くなって参りました。寒さの苦手な私には、朝晩の冷え込みは、涼しさの域を既に通り越し、身の引き締まる思いに一足早い冬の気配を感じている次第です。写真のルナは派手な装いを年中、纏って居られるのですが、妙にこの時期にマッチしているように思えるのですが・・・。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.11

2009.10.04   Myleus rubripinnis luna  ID641

10月第 1週  10月に入り、最初の週末は清々しい一日となりました。いつものように水槽メンテナンスが終わると、暫らくの間、慌しかったパクーたちも落ち着きを取り戻し、のんびりとした彼らの時間に逆戻り。普段から活発な彼らは、こちらの動きにはとても敏感で、驚かすような素早い行動は厳禁です。長年に亘る付き合いで、彼らの習性がおぼろげながら掴めてきましたが、いずれの社会も同じように、お互いのルールを守っていれば、私が望むフォトジェニックなポーズを提供いただけます。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.04

2009.09.27   Ossubtus xinguense

9月第 5週 9月も残すところ後、僅かとなりました。週末は天候にも恵まれ、汗ばむ程の陽気となり、絶好の行楽日和と言ったところでしょうか。さて今週のモデル、写真のドルフィン(パロット)パクーですが、他のパクー達との混浴には全く不向きと言わざるを得ませんが、成長に伴って(15cmを超えるあたりからでしょうか)その独特な体型や体色、尻鰭の形状に至るまで幼魚の頃には想像も出来なかった魅力が開花し始めます。飼育は、上記のように混浴さえ考えなければ容易です。給餌も幼魚の内から人口飼料をメインに食しておられますが、これと言った問題もなく現在まで推移しております。

更新日付:2009.09.27

2009.09.20   Myleus rubripinnis luna

9月第 4週 9月も後半に差し掛かり、初秋の心地良さは、魚達とのふれ合いと同じようにウイークデーの喧騒を和らげてくれます。ところで、漢詩 「春眠暁を覚えず・・・」 は、例年この時期の睡魔にも当てはまるように感じるのですが、皆様は如何でしょうか。今週もメンテナンスを終えた水槽をカラフルではナンバーワンのルナが通り過ぎました。

更新日付:2009.09.20

2009.09.13   Myleus schomburgkii  ID 638

9月第 2週  9月も中旬を迎え、日中の日差しさえ一時の勢いはなく、ずいぶん過ごしやすく成って参りました。心地よい秋の気配は、穏やかな気持ちにさせていただけるのですが、来たるべく先にある寒さが苦手な私にすれば、駆け足による季節の移ろいは、ご容赦いただきたいところです。写真はシングー産のブラックバンデッド・ミレウス、最近、太バンドのミレウスを見慣れているせいか彼のバンドが細く見えます。2019.06.02 再

更新日付:2009.09.13

2009.09.06   Myleus schomburgkii

9月第 1週  9月に入り、相変わらず残暑は厳しいとは云うものの例年に比べると随分穏やかに感じられます。さて先週、お話しましたが、パロット(ドルフィン)パクーの凶暴さ故に水槽を行き来する事になった 写真のブラックバンデッド・ミレウスの幼魚ですが、成長期と云う事もあり食欲は旺盛で、諸先輩の食べ残しまで、実に綺麗に平らげていただいております。おかげさまでパクー水槽は、隅々まで掃除が行き届いた状況で、ある意味において献身的な清掃活動とも言える給餌行動が、いつまで継続するかは分かりませんが、現時点においては彼らの食欲に感謝している次第です。

更新日付:2009.09.06

2009.08.30   Ossubtus xinguense

8月第 5週  今週も朝晩の涼しさとは裏腹の残暑に閉口いたしました。写真のパロット(ドルフィン)パクーは、先週、パクー水槽に移動をお願いし、代わりにブラックバンデッド・ミレウスをお迎えしたのですが、今週末のメンテナンスでまた元通りに。理由は、パロットパクーの行動にあります。当初、パクー水槽で大人しくしていた彼は、今から思えば、猫を被っていた様で、次第に本性が表れ、週の半ばには、同居のパクー達を追い掛け回したあげく、一部の個体を除いて、鰭が無残な状態に。やはり昔の凶暴ぶりは、変わる事もなく、むしろパワーアップを図られていたようです。再び同居が決まったサタンプレコ氏は、暫らくの間、平和な毎日を過ごしておられましたが、ここに来て、また緊張の毎日を生きる事になられました。

更新日付:2009.08.30

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