日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2003.09.21  Astronotus ocellatus

9月第3週  容赦ない夏の日差しもここに来てようやく翳りを感じるように成って参りました。日中の寒暖差は、微妙に私や魚たちの長かった夏の疲れを癒すように…。
水槽の連日の高水温は、魚たちにも大きなストレスを与え続けていたのですが、アバウトな私の管理に屈する事もなく、快適なシーズンに差し掛かったと言うところでしょうか。
この夏にスペースの都合でショップに居候をお願いしていた売約済みのオスカー嬢も、寒くなる前には、私の管理下にお出で頂かなくては…。 

更新日付:2003.09.21

2003.09.14  Rhinogobius brunneus

9月第2週  行く宛のない休日に、私の管理する水族群の環境メンテナンスを実施いたしました。従来の水交換に加えて、ろ過槽の一斉点検と水質チェック。最後は水族メンバーの個体 別、ご機嫌うかがいです。
久しぶりに同じ視線で彼らと向かい合っていると、写真のヨシノボリ氏を筆頭に、この夏ずいぶん成長され、驚いている次第です。

更新日付:2003.09.14

2003.09.07  Carassius auratus auratus

9月第1週  九月に入っても残暑厳しく。昼の灼熱は、空気さえ焼き払いそうな勢いをいつまで続けようとされているのでしょうか。夏魚の金魚嬢は、高水温の水槽環境にも一向に屈する様子もなく…。
真夏の記念撮影は、涼を呼ぶイメージショット。

更新日付:2003.09.07

2003.08.31  Astronotus ocellatus

8月第5週  私の売約済みのオスカー(写真)は、ショップの水槽で優雅に泳いで居られます。
いつまでもショップの、ご好意に甘えて預けておく訳にもいかないのですが、水槽の準備が整うまで、しばらくの間のご辛抱を。
八月も最終週。川遊びの季節もピークを過ぎようとしておりますが、慌しい毎日は、新しい季節の気配を感じる余裕もなく…。

更新日付:2003.08.31

2003.08.24  Rhodeus ocellatus ocellatus

8月第4週  比較的、過ごしやすい夏から一転したように八月も半ばを過ぎてからの猛暑には正直なところ閉口いたしておりますが、皆さんは如何おすごしでしようか。
殺風景な私のタナゴ水槽は、どちらかと言えば、夏にふさわしく…。

更新日付:2003.08.24

2003.08.17  Clarias fuscus 

8月第3週  ショップで最近、お知り合いに成ったヒレナマズ氏(写真)は、私にとってずいぶんユニークな存在に思えます。お腹を上に反り返って全く動かなく成っているので、どうしたのかと思っていると急に驚いたように泳ぎ出したり、威嚇のつもりなのでしょうか、同じ水槽の住人に自慢の髭を押し付けるように擦り寄って行ったり、その優柔不断な彼のスタンスは、怖いもの知らずで同居人泣かせのよう…。
今週も、日中の暑さとは裏腹に、朝晩の涼しさは、優柔不断な夏の気まぐれなのでしょうか。

更新日付:2003.08.17

2003.08.10   Botia macracantha

8月第2週  今週は 文字通りの酷暑に見舞われ、日中の炎天下に一時の涼を呼ぶ夕立が恋しく感じられると言うところでしょうか。
休日のショップには雄弁なアクアリストの人達が繰り広げる魚談義が始まっていました。ぼんやりと、ただ魚達の美しさに見とれているのが好きな私には、マニアックなレクチャーは難解すぎて…。
今週の水槽美人対談はクラウンローチ嬢、縞模様のドレスがとっても素敵。

更新日付:2003.08.10

2003.08.03  Pelteobagrus nudiceps

8月第1週  「暑中お見舞い申し上げます」
ここ大阪では、梅雨が明け、何となく穏やかな形相で推移しておりました夏も、八月に入りようやく酷暑を迎えた感があります。強い日差しの下、堰を切ったように鳴く蝉の声は外気を一段と押し上げているように思えるのですが…。
例年、梅雨明けと同時に私の川遊びが本格化するのですが、飽和状態にある管理水槽群の状況ではフィールド観察にも熱が入らないと言ところでしょうか。私にとって憩いの場所である行きつけのショップに今週はギギがお目見え。

更新日付:2003.08.03

2003.07.27  Colossoma brachypomum

7月第4週  海の日に木津川へ出かけました。慌しく過ぎていく毎日の喧騒も、こうして一人で川の流れを見ていると、知らぬ間に落ち付いている自分が不思議ですね。
とりとめのない事を考えているといつの間にか夕暮れに…。
帰り道、行き付けのショップに立ち寄ると、先週もお話した看板娘、レッドコロソマが「 売約済み 」に成っていました。しばらくの間、ショップのメイン水槽で、私を楽しませていただいた彼女は、新天地へ。
何となく寂しい思いでショップを後にしたのですが、新しい住まいが、彼女にとって、のんびりと暮らせる環境で有りますように…。

更新日付:2003.07.27

2003.07.20  Piaractus brachypomum

7月第3週  ここ数日で、近畿地方も梅雨明けの様相で、夏休みを間近に控える今週は、夏本番を前に蝉の声にも気合が入って参りました。
今週のモデル、レッドコロソマ Piaractus brachypomum は、行き付けのショップの看板娘。明かりが消えた水槽で、ドレスアップした彼女はとてもフォトジェニック。ノーメイクの彼女は今週のepisodeにて…。

更新日付:2003.07.20

2003.07.13  Carassius auratus auratus

7月第2週  今週は、にわかに勢い付いてきた夏が、居座ろうとするに雨空に王手を掛けそうで、長く感じられた梅雨もそろそろクライマックスと言うところでしょうか。
ウイークデー、遅く帰った静かな部屋で、観客は私一人。ひっそりとライトアップされたステージでは、静かに彼女 (写真) の演技が繰り広げられております。優雅に舞う演者の動きを観ていると、駆け足で過ぎていく毎日と、小さなガラス越しの世界では、ずいぶん、時の流れが違うようで…。

更新日付:2003.07.13

2003.07.06   Lepomis macrochirus

7月第1週  今年の梅雨は中休みも少なく、雨季に相応しいと思えば、傘をさして歩く道に諦めも付くのでしょうか。今週は余りにスピーディな毎日に、のんびりと魚たちと向き合う間もなく…。
ずいぶん久しく話題に上らなかった写真のブルーギル嬢は、雑居水槽2年目のベテラン選手。いつの間にか立派な個体に成長した彼女のプロフィールに、なみ居る”つわもの”を交わし続けた余裕と威厳を感じたのですが。いずれの社会も同じように、お気に入りのあなたが一握りの勝ち組に残れますように…。

更新日付:2003.07.06

2003.06.29  Carassius auratus auratus

6月第5週  梅雨も序盤戦を過ぎ中盤に差し掛かかると、そろそろ雨空にも飽きがきたと言うところですが、どんよりとした毎日を皆さまは如何お過ごしでしょうか。
夏魚…。我が家の金魚嬢はそんな梅雨空にはお構いなしと言わんばかり、旺盛な食欲と行動力で水槽内を闊歩しておられます。引き締まったスリムなボディにフレアの利いたスカートがとっても素敵。

更新日付:2003.06.29

2003.06.22   Clarias fuscus

6月第4週  梅雨の中休みは、もう真夏の形相です。時折覗く太陽は、来たるべく酷暑を前に、充電は充分のようです。写真の御仁はショップの大型水槽で泳ぎまわるヒレナマズ氏。ふてぶてしい泳ぎ振りにパワーを感じる彼もまた、夏に向かってエネルギーはマキシマムと云ったところでしょうか。

更新日付:2003.06.22

2003.06.15  Botia macracanthus

6月第3週  近畿地方も入梅となりました。どんよりとした曇り空を眺めていると、慌しい毎日を、空と同じようなアンバー系のフィルターに包み込んで、のんびり昼寝でもしていたい気分になります。今週は、ショップで見かけたクラウンローチ  Botia macracanthus  は、仲のよいカップルでしょうか、沢山の個体の中、微笑ましいワンシーンです。

更新日付:2003.06.15

2003.06.08  Sarcocheilichthys chinensis

6月第2週  梅雨は真夏までのジョイント。入梅間近のこの時季、晴天に恵まれると何となく得をしたような気分になります。今週の水槽メンテナンスは、夏に向けての水質維持政策の一環として、給餌制限、並びに、高水温による溶存酸素量の確保を目的としたエアレーションの強化を推進すべく準備に取り掛かりました。夏は、魚達にとっても厳しい季節、水質管理はキーパーにとって頭の痛いところです。今週のショットは、やさしい顔付きとスリムなボディが魅力的なカラヒガイ嬢です。

更新日付:2003.06.08

2003.06.01  Rhodeus ocellatus ocellatus

6月第1週  5月の最終日曜日は久しぶりに木津川に一人ドライブに出かけました。尽きる事のない川の流れをぼんやりと見ていると、慌しい毎日が嘘のようです。木津川生まれの水槽育ち、幼かった写真の彼も、いつの間にかスポーティな若魚に成長されました。そして彼の以前の棲家で見たものは、オッと、、、私には少々、管轄外なスパイラルな御仁 (別室) 粗相の無いように早々にお暇いたしました。

更新日付:2003.06.01

2003.05.25  Botia macracanthus

5月第4週  気候的に寒暖差の少ないこの時季は、梅雨までのアプローチと云ったところでしょうか。いつのまにか日常の忙しさに感けて、大好きな木津川の景色 (別室 12) さえ忘れている自分にガラス越しの魚たちは今日もやさしい視線を投げかけてくれます。そして私の脳裏にある木津の川面を渡る風は、四季折々、忘れかけていた自然の優しさを思い出させてくれます。大好きなクラウンローチ Botia macracanthus のやさしい視線の先に、故郷の景色は浮かんでいるのでしようか。

更新日付:2003.05.25

2003.05.18  Gnathopon elongatus elngatus

5月第3週  今週は寒暖差少なく、ゆったりとした季節の歩みが、何となく歯がゆく感じられました。週末は、最近さぼりがちな水槽環境のマネジメントに気合を入れて、ph 降下カーブとにらめっこ。今週のゲストは恰幅の良いタモロコ氏、体格の良い彼に付いては体調にも問題がなさそうです。

更新日付:2003.05.18

2003.05.11  Clarias batrachus 

5月第2週  アッと云う間に連休も過ぎ去り、いつもの慌しさが舞い戻って参りました。休養明のウォーミングアップウィーク、快適にお過ごしに成られたでしょうか。久しぶりに訪れたショップでは、いつものごとくマニアの人達による魚談義が始まっていました。相変わらず門外漢の私は、優雅な魚たちを眺めながら、いつの間にか水中の世界に。写真のアルピノクララ Clarias batrachus は私に何か言いたげな素振り、ずいぶん個性的な彼女も私のお気に入り。

更新日付:2003.05.11

2003.05.04  Rhodeus ocellatus ocellatus

5月第1週  日中はもう初夏の陽気、五月晴れの青空に行くあてのない時を過ごすのは、ある意味、苦痛に似た感覚です。多忙な毎日の中では考えられないスケジュールに追われない贅沢な時間を 埋めてしまおうとする愚かな自分を水槽の魚たちは笑っているようです。
タナゴのお嬢は、長くのびた産卵管が吹流しのように。

更新日付:2003.05.04

2003.04.27  Pseudogobio esocinus esocinus

4月第4週  寒暖のはげしい時期も暖かさに軍配が上がるように成ると、私を含めたキーパーの皆様にとっては水槽管理の厳しい季節の到来と云ったところでしょうか。例年ならこの時期を境にフィールド観察・魚採取の機会が増え、にわかに活性化する我が家の水族環境も、ある意味、膨大化した現況では、木津川の美しい自然に踏み入れる回数も少なくなりました。今週の記念撮影は、我が家でお馴染みのカマツカ氏 。相変わらず底砂の環境美化に多大な貢献をして頂いております。慌しい活動の中、ふと休まれた瞬間に屈託のない目線をいただきました。

更新日付:2003.04.27

2003.04.20  Pelteobagrus nudiceps

4月第3週  いつの間にか初夏を思わせるような陽気に、手放せなかった上着さえ忘れるほどの日差しが眩しくて。写真のギギ達も待ちわびた暖かさを楽しむように、戯れる姿を頻繁に見かけるように成りました。冬の間、忘れていた何かを取り戻したのは、どうやら私だけではないようです。

更新日付:2003.04.20

2003.04.13  Rhodeus ocellatus ocellatus

4月第2週  暖かな陽気に誘われて休日は、花見に出かけました。舞い落ちる桜の花ビラが、絨毯のように敷き詰められた山道は、足を踏み入れるには忍びなく感じられます。我が家の水槽では、タナゴ達が美しい装いで、こちらも今が花見のようです。

更新日付:2003.04.13

2003.04.06  Carassius auratus auratus

4月第1週  季節の移り変わりは早いもので、気が付けば春本番。ひと雨毎に舞い落ちる美しい桜の衣替えを寂しく感じております。写真のコメットは水槽に咲いた花一輪。花びらのような舞姿が魅力的です。

更新日付:2003.04.06

2003.03.30   Tanakia limbata

3月第5週  今週は待ちわびた春の暖かさを満喫する毎日が続き、ブラインドからこぼれる光にも勢いが感じられます。暖かくなればフットワークも軽くなり、冬の間は億劫だったろ過槽の大清掃も一気に済ませ、水槽は、春仕様に衣替えと云ったところでしょうか。写真のアブラボテは、冬の間も変わらず旺盛な食欲で貫禄十分。花見シーズンを前にタナゴ水槽では一足早い彼らの演舞を楽しんでおります。

更新日付:2003.03.30

2003.03.23  Botia macracantha

3月第4週  この冬はずいぶん長い間、寒さとお付き合いさせて頂いた気が致します。数年来の暖冬に慣れていたせいか寒さ嫌いの私としましては、ここ数日の暖かさをたいへん喜ばしく感じております。春分の日は久しぶりに信楽に出かけました。今回は道中に有る、木津川、和束川の魚たちやアカハライモリを尻目に春探しのドライブと言うところでしょうか。
写真のクラウンローチ Botia macracantha はショップに群泳の若魚。スリムな体型がみずみずしいですね。

更新日付:2003.03.23

2003.03.16  Sarcocheilichthys variegatus

3月第3週  今週は公私ともに慌しい毎日が続き、水槽の魚達とのコミュニケーションも少ない上、水槽のメンテナンスまで不規則になってしまいました。そのような状況でも給餌時の短い間、時間の流れの違う屈託の無い彼らを見ていると気持に余裕が出てくるのが不思議ですね。
先週末、私とは、また時の流れの違う女性からマレーシャ旅行のお土産(別室12)を頂きました。
思い出の彼はクアラルンプールにも…。

更新日付:2003.03.16

2003.03.09  Corydoras gossei

3月第2週  三月も中旬に差し掛かり、私とすれば一気に春めいて欲しいところなのですが、今週もここ大阪では、なごり雪までガラス越しに見られ、冷たい日々と成りました。暖かい休日には木津川へ魚達の観察をもくろみながら体のほうは、通いなれた暖かいショップに。そう言えばこの冬は沢山の魚達と出会い、マニアの人達から御教授も頂き、知らなかった熱帯魚の事で、ずいぶん勉強し、又楽しませて頂きました。
今週のスナップショットは、以前にも登場のコリドラスゴッセイ Corydoras gossei 水槽中を忙しげに動き回る彼らもまた、私のお気に入りの魚です。

更新日付:2003.03.09

2003.03.02  Sarcocheilichthys chinensis

3月第1週  三月の声を聞くと気分はもうすっかり春ですが、この時期の戻り寒波には厳冬を彷彿させるものがあります。三寒四温、暖かい休日には、木津川で魚たちとの出会いを楽しみたいところです。
我が家の木津川水槽では、写真のカラヒガイがのんびりと。私に春を教えて頂いてるのでしょうか…。

更新日付:2003.03.02

2003.02.23  Carassius auratus langsdorfii

2月第4週  少し前の厳冬の日々から比べると一雨ごとに暖かく成るようです。季節が春に向かって少しずつ歩んで行くのを微妙に体で感じながら、窓越しの見慣れた街路樹を眺めていると日なたの木々まで生き生きとして見えるのが不思議ですね。
雑居水槽の住人は厳冬のフィールドが少しずつ春の気配を見せ始めるこの時期ものんびりと初夏を楽しんでおられます。優雅に泳ぐ写真のフナ氏はオーソドックスなスタイルが魅力です。

更新日付:2003.02.23

2003.02.16  Lepomis macrochirus 

2月第3週  三寒四温とは言えないまでも、今週は早春を思わせる暖かい日差しが嬉しく感じられました。
雑居水槽の面々は季節を意識しないまま、冬の間に、ひと回りの成長を遂げられ、何となく水槽が手狭に見えて複雑な心境です。いつも愛想の良いブルーギル氏(写真)は、カメラを構える私の前で水中ホバーリング。いつのまにか彼も立派な若魚に…。

更新日付:2003.02.16

2003.02.09  Opsariichthys platypus

2月第2週  いつのまにか写真のオイカワは初々しい若魚に成長しておられ、気づかずに居たアバウトな管理人の私に鮮やかな体色が眩しくさえ有ります。
個性派揃いの雑居水槽には無数の魅力が詰まっているようで…。
厳冬のこの時期、我が家の木津川で見つけた彼に、かすかな春の暖かさを感じた次第です

更新日付:2003.02.09

2003.02.02   Cynops pyrrhogaster

2月第1週  二月に入りますと、日中の寒さにも気合のような勢いが感じられ、身の引き締まる思いで毎日を過ごしております。ご無沙汰しておりました写真のアカハラ諸氏は、ここ数年、厳冬のフィールドの記憶を封印したまま、暖かいゲージ生活を送っておられる訳ですが、寒い朝、おもむろに流木から下りてこられた彼は、何かしら言いたげな眼差しを私に向けておられるようで…。

更新日付:2003.02.02

2003.01.26  Acheilognathus melanogaster

1月第4週  今週も水槽の魚たちには平穏無事に過ごして頂き、慌しい毎日の楽しみも倍増と言うところでしようか。最近は少なく成ったとは言え、水槽のコンディションが良くない時には魚たちも色あせて見えて、こちらまでストレスに成ってしまいますね。写真のタナゴ氏はすっきりとした出で立ちで、お住まいの居心地は快適でしょうか。

更新日付:2003.01.26

2003.01.19  Gnathopogon caeruiescens

1月第3週  厳冬の時期、休日に出かけることも少なく成ってまいりました。年末に訪れた香港の暖かさが懐かしく、また羨ましく感じられます。我が家の水族たちは、戸外の寒さなど別世界で、想像も出来ないのんびりとした環境の中で過ごしておられますが、些細なトラブルはあちらこちらで繰り広げられ、また繰り返されております。
今週のモロコ氏(写真)は実に冷静な物腰で、覗き込む私にもやさしく接して頂きました。

更新日付:2003.01.19

2003.01.12  Acheilognathus melanogaster

1月第2週  新年も二週目に入りますとお正月気分も抜け、加えて寒さも本番を迎え、休日モードの体も引き締まる思いです。毎年、この時期に成ると魚達の水槽の暖かさまでが羨ましく、水の緩む頃が待ち遠しく感じられます。写真のタナゴ氏は厳冬の季節感を味わう事もなくタナゴ水槽のニューフェイスとして暖冬を 体験されている訳で、美しい体色の変化が気温に依って繰り広げられるイベントで在るならば、温度変化の少ない水槽は、彼らにとって味気のない世界なのでしょうか。

更新日付:2003.01.12

2003.01.05  Silurus asotus

1月第1週 新年明けましておめでとうございます
早々と新春のご挨拶を頂いた皆様にはこの場をお借り致しましてお礼申し上げます 今年も「雷魚図鑑」ならびに私gonta036とお付き合いの程、宜しくお願い致します
アバウトな水族管理人である私くしは、昨年末から気ままな時間を過ごしており、水槽の皆さんにはずいぶん迷惑をお掛けしております。久しぶりに登場のナマズ氏(写真)は体長15cm 攻撃派の彼は他の魚たちと共存に問題があり、一人きりのお正月をエンビ菅の中で過ごしておられます。私が覗き込むとやさしい笑顔で迎えてくれた彼の初夢はきっと楽しかったのでしょうね。

更新日付:2003.01.05

2002.12.29  Acheilognathus melanogaster

12月第5週  暮れも押し迫り、寒さにも拍車が掛かって参りました。慌しいこの時期、水槽を覗き込む時間も少なくなり、水族諸氏には申し訳なく思っております。今年の雑居水槽は、昨年来の傾向として、魚達の大型化に伴う過密対策に終始しましたが、メンテナンス上のトラブルも少なく無難に推移した事を嬉しく思っております。写真のタナゴとクラウンローチの同居は今のところ問題も無く。皆様には良いお年をお迎え下さい。

更新日付:2002.12.29

2002.12.22  香港 通采街

12月第4週  週末は香港。二年ぶりに香港へ出かけました。今回は香港島、灣仔(ワンチャイ)を基点に二泊。活気溢れる生のアジアを堪能してきました。
ここでのお話は、やはり通采街(金魚街)です。地下鉄、太子(プリンスエドワード)から徒歩数分、数十件の熱帯魚、金魚ショップが軒を連ねる通采街(金魚街)は、私のような魚好きにはこたえられない魅力の街です。二年前に訪れた時より町並みが少しお洒落に感じたのは、水槽用品のデザインの変化でしょうか。変わらないのは店頭で陳列された魚達(写真)。実に合理的な売り場の展開に今回も見入ってしまいました。
是非、通采街へ…。

更新日付:2002.12.22

2002.12.15  Carassius auratus auratus

12月第3週  ここ数日の冷え込みは、いよいよ冬本番を感じさせるものが有りますが、季節に反して私のプライベートを含めた年内のスケジュールは少々加熱気味というところでしょうか。
仕事を終えて、行きつけのショップで、恒例の金魚マニアの人達による談義が熱く語られている中、門外漢の私には理解の範疇を超える話題に聞くとも無く、ぼんやり美しい金魚達の泳姿を眺めていると、いつの間にか静かに成ったシヨップで私一人。難解な話題には付いていけなくても彼女の美しさは理解できたようです。

更新日付:2002.12.15

2002.12.08  Carassius auratus auratus

12月第2週  師走も中旬に差し掛かろうとしておりますが、頭の中は慌しく駆け巡っているものの、町並みの活気はいつもと変わりなく感じられるのは私だけでしょうか。
我が家の水槽環境は、最近の傾向とも言えるのですが、それぞれの個体の大型化に伴いスペース問題がクローズアップ。それに伴い我が家の環境省ならびに財務省からは、フィールド魚観察の名の元に密かに行われていた採取に「待った」が掛かり、木津川に訪れる回数が激減。その反動によるショップ探訪に拍車が掛かると言う事態に。もちろんショップにおける衝動飼いに至っては、厳重な審査が、家人同行に寄ってのみ敢行される運びとなり、加えて新年度より細密な水槽条例の施行にまで発展しそうな雲行きです。
今週は、タイニーな御令嬢。金魚水槽の秘蔵っ子の彼女は、どちらかと言えばのんびりとした成長振り、末長いお付き合いを宜しく。

更新日付:2002.12.08

2002.12.01   Carassius auratus auratus

12月第1週  師走に入れば例年の事ながら頭の片隅でお正月を意識するように成りますが、幾つになってもひと月先のイベントが待ち遠しいと言うのが何となく可笑しくて…。
今週は、時おり思い出したように始める雑居水槽の模様替えを敢行いたしました。私にとってリフレッシュのつもりの行事が、魚達にはどう写っているのでしょうか。写真のニゴイ氏は今回は殺風景にレイアウトされた水槽にとまどう事もなく、きまぐれな管理人の私に寄ってきていただきました。

更新日付:2002.12.01

2002.11.24  Clarias batrachus

11月第4週  11月も後半に差し掛かると、何となく気ぜわしく。今年は例年にも増して月日が短く感じられるのは、私の歳の事は棚に上げて、昨今のブロードバンドのせいと言う事で…。
保温設備完備の我が家の水槽群は、春を迎えるまで私達以上に安定したハイテク環境下。変化の少ないリズムはある意味、申し訳なくも有るのですが、食事の催促をする彼らに申し開くわけにもいかず、せめて快適な水槽をエンジョイして頂ければと考えている次第です。今週もショップで見かけた個体。私的に未知の彼は、ヒレナマズ科のClarias batrachus ここでは「アルピノクララ」の名が有りました。

更新日付:2002.11.24

2002.11.17  Corydoras panda

11月第3週  休日の朝はたいてい水槽のメンテナンスに時間を充てているのですが、例年の事ながら寒くなるに従って開始時間がアバウトに成ってきております。
それでも一仕事を終えた水槽を眺めていると魚たちまで輝いて見え、何となく嬉しく成りますよね。今週は行きつけのショップに魚たちの食料を求めてお邪魔致しました。美しく並んだ熱帯魚水槽には色とりどりの魚たちが所狭しと遊泳しております。今週のモデルはコリドラスパンダCorydoras panda 忙しそうにチョコチョコと動き回る彼らを見ていると何となく楽しくなってきます。

更新日付:2002.11.17

2002.11.10  Gnathopogon elongatus

11月第2週  「何となく今年は秋が無いわね…。」一足飛びに冬が訪れたような気候に閉口しながら今週も過ごしておりましたが、少しずつ寒さに慣れてくると、反対に日差しの暖かさを感じるように成るのが不思議ですね。写真のタモロコ氏は雑居水槽では古株。今でこそ立派な出で立ちで、大きく感じられるように成りましたが、木津川から入居された時は、ひ弱な存在感のうすい個体だったのですか゛…。
冬を前により一層の飛躍を願いたいものです。

更新日付:2002.11.10

2002.11.03  Hemibarbus barbus

11月第1週  11月に入り今週は季節が急に冬に向けて前進したような感が有り、慌てて上着を着込むように成った次第です。この連休には魚達にも同じように冬支度。ヒーターをセットする運びとなりました。いずれにしても急な温度変化は私たちばかりではなく魚達にも好ましくないように思えるのですが、今のところ我が家の連中にはこれといった特別な変化も見られず食欲の秋を満喫しておられるようです。写真のニゴイ氏(別室)は恰幅もよく冬を向かえる準備も万端のようです。

更新日付:2002.11.03

2002.10.27  Acheilognathus melanogaster

10月第4週  心地よい時期は足早に過ぎ去りそうな様相で、朝晩の冷え込みが日毎に厳しく感じるようになって参りました。夏の間、水温の上昇を出来るかぎり抑える為に最小限に留めていた照明が今度は水温の急激な下降を抑える役割に一役かって頂いております。
夏の初めに木津川より入居の若魚タナゴ氏(写真)は、新しい季節を正装で迎えるかのように美しい体色が眩しくさえあります。寒さに向かう我が家の水槽群は今年も木津川メンバーで大賑わい。春を迎えるまでのフィールドは我が家の雑居水槽と言う事で…。

更新日付:2002.10.27

2002.10.20  Rhinogobius flumineus

10月第3週  10月も下旬に差し掛かり紅葉の晩秋はもうそこまで。寒くなるまでの過ごしやすいこの時期、フィールドの魚達にとっても同じように快適な日々と言えるのでしょうか。我が家の水槽は冬支度まであと少し、厳しい自然下の魚たちとは違う彼らにも寒暖差の大きい一日が体調に心地よいリズムと成りますように。
休日の雑居水槽、ガラス越しのヨシノボリがとても美しく見えました。

更新日付:2002.10.20

2002.10.13  Carassius auratus langsdorfii

10月第2週  夕方から雨が予想される休日、足早に木津川へ出かけました。川面を渡る風はもう秋。さすがに水も冷たく今年の川遊びも終盤を迎えたと言うところでしょうか。
当日の採取魚はドンコ、タナゴ、カワムツ、オイカワ、フナ、ブルーギル、カマツカ、ニゴイ の8種。今回は、帰り間際にお目見えの15cmクラスのカマツカ氏に我が家にお出で頂きました。いつものようにウォーミングアップ終了後、雑居水槽クリーンアッフ部隊に配属予定と成っております。
我が家の各水槽では、共存が可能な限り底砂の美化活動にカマツカ氏を配属し、その重要な任務を遂行して頂いております。実際、彼らの献身的な活動は長期にわたる私の管理水槽には不可欠な要素であり、今後においてもその重要性は不変のものであると考える次第です。
かく言うカマツカ氏、慣れない水槽でいつの間にか底砂の中。記念撮影もまま成らない状況で…。
今週のピンチヒッターは、こちらも木津川生まれの先輩で、オーソドックスなスタイルのフナ氏、彼もまたクリーンアップ要員と言えなくもないのですが。

更新日付:2002.10.13

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