日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2008.04.27  Glyptoperichthys lituratus

4月第 5週  八重桜が終盤を迎える頃に成ると、初夏を思わせるような時季もあるのですが、雨の日などに油断をすれば想定外の寒暖差で体調を崩す結果にも成り兼ねません。
さて私のサタンプレコ水槽に、にわかに同居者( 別室 ) を迎える事になりました。当初は双方の相性を見守っていたのですが、お互いに弊害となりそうなストレスも無さそうなので、スペース的に不本意では有りますが、しばらくの間、混浴をお願いする事にしました。全くキャラ違いの二匹の中に今後どのようなストーリーが展開するのでしょうか。

更新日付:2008.04.27

2008.04.20   Myleus rubripinnis rubripinnis ( Columbia )

4月第 4週  いつの間にか4月も後半戦に差し掛かり、大型の連休を間近に控え、春を満喫していると云ったところでしょうか。冬の間、暖かい環境で快適に過ごして居られた魚たちも保温器具を外す時期から過酷な季節へと向かう訳ですが、彼らにとってもジョイントであるこの時期を穏やかに感じて居られるのでしょうか。

更新日付:2008.04.20

2008.04.13   Myleus rubripinnis luna

4月第 2週  桜もいよいよクライマックスを迎え、遅咲きの八重桜にバトンを譲ろうとしております。ようやく朝晩の寒さも緩和され、日中の陽気は正に春爛漫。写真のルナは巻頭の個体の美しさにはかなわないと云うもののパクータンクでは一番の巨体。老成魚の彼の貫禄は、燻し銀の魅力と云ったところでしょうか。

更新日付:2008.04.13

2008.04.06   Myleus rubripinnis luna

4月第 1週  4月に入り最初の週末は絶好の花見日和になりました。満開の桜は時おり吹く風に煽られ美しい花吹雪を青空に振り撒くように・・・。今週もメンテナンスを終えた水槽を、色とりどりのパクー達が、こちらも花吹雪を散らすように、眺める私を楽しませてくれます。

更新日付:2008.04.06

2008.03.30   Myleus rubripinnis rubripinnis ( Pantanal )

3月第 5週  3月も大詰となり、桜もいよいよ見頃を迎えました。例年通りここ大阪では大川是の桜並木が目も覚めるような美しさです。さて水槽メンテナンス「2008 Maintenance of the spring」は、先週の上部濾過槽に引き続き今週は、外部濾過槽の大掃除を敢行いたしました。急激な環境変化は魚体にダメージを与えますが、今のところこれと言ったトラブルも無く順調に推移しております。

更新日付:2008.03.30

2008.03.23   Myleus rubripinnis luna

3月第 4週 今週は休日があいにくの天候で、しばらく寒さに感けて億劫になっていた外出気分の出鼻を挫かれた格好です。私の逸る気持ちを尻目に、一雨ごとに春に近づき、桜の蕾は出番を間近に、着々と英気を養いつつあると云ったところでしょうか。
さて魚達の週末は・・・四半期に一度の濾過槽メンテナンスの時期を迎え、まずはパクータンクから春の大清掃を兼ねたインフラ整備及び調整作業「2008 Maintenance of the spring」を敢行いたします。

更新日付:2008.03.23

2008.03.16    myleus rubripinnis luna

3月第 3週  今週も春らしい陽気が続き、一気に季節が前に進んだように感じられます。このまま厳しい戻り寒波に見舞われる事もなく順調に春を迎える事が出来れば嬉しいのですが・・・。
桜の花びらが舞う時季を間近に控えて、色付き掛けたルナの花びらは七分咲きと云うところでしょうか。

更新日付:2008.03.16

2008.03.09    Cyphotilapia frontosa

3月第 2週  今週は三寒四温に相応しい気候となりました。週末は先週と同様に暖かく、ようやく春を身近に感じるようになりました。この時季は、逸る気持ちと裏腹に寒暖差が激しく油断をすれば体調を崩す事になるので注意が必要です。さて順調に成長を続けて居られるフロントーサ(写真)は、そろそろ現在のタンク( 600×450×450 )では手狭になって参りました。窮屈な環境下、ストレスに起因するトラブルでフォトジェニックな彼女を台無しにしないように対策が急がれます。

更新日付:2008.03.09

2008.03.02    Metynnis hypsauchen fasciatus (Striped Silver Dollar)

3月第 1週  3月に入り最初の週末は比較的暖かく春の訪れを予感させる小春日和となりました。まだまだ寒いこの時季に、時おり暖かな日差しに包まれると何となく得をしたような気分になるのですが・・・。
いつの間にか恰幅も良く、幼さが抜けたタイガーメチニスは大柄なパクー達に混じって美しいストライプが素敵です。

更新日付:2008.03.02

2008.02.24    Botia macracanthus

2月第 4週  今週は、この時季にすれば暖かい日が続き、春までこの暖かさで推移する事を密かに願っていたのですが、週末にまた一段と冷たい風に見舞われ閉口している次第です。単独水槽のクラウンローチは相変わらず食欲旺盛。この冬一段と恰幅を増され 600×450×450 水槽が手狭に見えるようになりました。現在約 23cm の彼はこの先、どこまで大きく成られるのでしょうか。

更新日付:2008.02.24

2008.02.17    Myleus rubripinnis rubripinnis

2月第 3週  今年の冬は、ここ数年来の暖冬とは裏腹に、厳しい寒さが続いております。コートの襟を立ててうつむき加減で歩く坂道を、冷たい北風に吹かれるとやるせない気分になりますが、暖かい部屋でのんびりと魚たちを眺めていると、ガラス越しの粉雪さえ暖かく感じられます。

更新日付:2008.02.17

2008.02.10   myleus rubripinnis luna

2月第 2週  流石に2月も中盤にもなると寒さに気合が入り今週末はここ大阪でも何年ぶりかの積雪に見舞われました。普段、雪に対する防備がない私には想定外の出来事に成す術も無く・・・。
写真のルナはごらんのような派手キャラで、先週の個体とは大違い。いつまでも水槽の彩を華やかにしていただきたいものです。

更新日付:2008.02.10

2008.02.03   myleus rubripinnis luna

2月第 1週  厳冬の2月。私的には一年中でも特に寒さの厳しいこの月を大の苦手としております。さて、今年も早一ヶ月が過ぎ去った訳ですが、公私ともに多忙に感け、振り返ればこれと言って何かに充足を感じる事もない日々に、多少の憤りを感じている次第です。いつものように週末のメンテナンスを終え、のんびりとパクー達を眺める至極の時は、ウィークデーの疲れを忘れさせてくれる常備薬と云ったところでしょうか。

更新日付:2008.02.03

2008.01.27  Cynops pyrrhogaster

1月第 4週  先週に引き続き今週も厳しい寒さとなりました。いよいよ来週には月が替わり、寒さもピークを迎えると言ったところでしょうか。今週のゲスト、アカハライモリ氏は滋賀県の山岳地帯出身。最近、すっかりご無沙汰をしております。山あいの静かな彼らの棲家は、この時季、凍てつく寒さに見舞われ、暖かいゲージとは比較になりませんが、かれこれ 9 年の歳月が、彼らの自然の感覚をどう変えたのでしょうか。

更新日付:2008.01.27

2008.01.20   Myleus rubripinnis rubripinnis ( Brazil pantanal )

1月第 3週  今週末は厳冬に相応しい天候となり、身を切るような冷たさに閉口しております。寒さキラーの私には、この先春までの道のりを思うと、溜め息の連続と云ったところでしょうか。
写真のパンタナル産のレッドフックミレウスは、入居時からすれば見違える程の成長を遂げられ、若魚としての魅力も十二分に身に付けられました。

更新日付:2008.01.20

2008.01.13   Mylossoma aureum

1月第 2週  お正月気分も抜け、いつも通りの生活にも慣れて参りました。今週末はパクータンクの四半期に一度の濾材クリーニングを敢行いたしました。いつもの事とは云うものの、何かに付け敏感なパクー達を驚かさないように、こちらの行動には注意が必要です。特にメンテナンス時には細心の気配りと段取りを要し、いつも以上に時間と労力を費やす事に成ります。一通りメンテナンスを終えてのんびりと彼らを眺めている時を今年も大切にしたいと考えております。

更新日付:2008.01.13

2008.01.06   Myleus rubripinnis luna

1月第 1週  新年明けましておめでとうございます。
いつのまにか年が明け、いつのまにかいつもの喧騒に戻ろうとしております。年々、年の瀬の雰囲気が薄れていくように、お正月もまた、特別な行事であった筈の昔を懐かしく感じます。
今年もまた同じスタンスで展開するであろう当サイトは、魚たちの顔ぶれは変わっても始めた時から変わる事もないワンパターン。いよいよ今年で10年目を迎えようとする「雷魚図鑑」とわたくし gonta036 をよろしくお願い申し上げます。

更新日付:2008.01.06

2007.12.30   Ambystoma mexicanum

12月第 5週  ここ大阪では、お正月を目前に冬型の気圧配置が強まり、厳しい寒さに加え強い季節風に閉口していると云う状況です。例年の事ながらこの時期は保温された水槽がとても羨ましく感じられます。魚たちにとって、冬の寒さとは裏腹に春までの快適なシーズンを謳歌されていると言ったところでしょうか。
写真のウーパールーパーは、昨年の暮れと同様に暫くのあいだ私の管轄下での居候を余儀なくされ、新しい年を共に迎える事に成られました。本年もまた、わたくし gonta036 の四方山話にお付合いいただきましてありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

更新日付:2007.12.30

2007.12.23   Myleus rubripinnis rubripinnis ( Columbia )

12月第 4週 いよいよ2007年も残すところわずかとなりましたが年々、年の瀬の雰囲気が薄れていくように感じるのは私だけでしょうか 。さてここで私のタンクの一年を振り返れば、顔ぶれにはこれと言った変わりはないのですが、個体数は確実に右肩上がり。これに比例し、過密化の対策として外部フィルターを導入し水質維持に努めたところ、予想以上に魚たちの様子が活き活きとし、今更ながら濾過の重要性を再認識いたしました。

更新日付:2007.12.23

2007.12.16   Carassius auratus langsdorfii

12月第 3週  凛とした空気が少し緩む午後に、魚たちが寄り添い暖をとるお寺の池を眺めていました。陽だまりとは言うものの初冬の池に吹く風は身を切るような冷たさで・・・。
日常の喧騒を離れ、のんびりとした気持ちで魚たちを眺める至極の時を来年も大切にしたいものです。

更新日付:2007.12.16

2007.12.09   Ossubtus xinguense

12月第 2週  この時期の週末はどうしてもアルコールをたしなむ回数が増えてまいります。一見魚たちには関係の無い話なのですが・・・。いつもなら魚たちの様子を観察し朝を向かえるのですが、深夜に心地よく帰宅するまでの水槽は昼間の明るさを保ったまま。成すすべのない彼らには申し訳なく思いながらも、度々 ご迷惑をお掛けしている次第です。

更新日付:2007.12.09

2007.12.02   Mylossoma aureum

12月第 1週  今年も残すところひと月を切り、気忙しい毎日を過ごしております。水換えを終えたパクータンクの面々はストロボの閃光に美しいシルバーの体色を輝かせながら通り過ぎていきます。フォトジェニックな彼らのスタイルとその輝きに魅せられている内、ずいぶん短くなった日が暮れようとしています。

更新日付:2007.12.02

2007.11.25   Myleus schomburgkii

11月第 4週  11月もそろそろクライマックスを迎えようとしております。来週末にはいよいよ師走に突入し何かと慌しさを感じる時期となります。
最近入居(写真・ 別室 )のブラックバンド・ミレウス(シングー産)は地域的な特徴なのか個体差なのか分かりませんが左右を縮めて体高を高くしたような、どことなく「そら豆」を思わせる体型をしておられます。

更新日付:2007.11.25

2007.11.18   Myleus sp

11月第 3週  11月も中盤から後半に差し掛かるとそろそろ寒さにも気合が入り出します。寒さキラーの私には厳しい季節の到来にただただ閉口するばかり。できる事なら魚たちと同じようにサーモスタッド的生活を送りたいものです。写真のイエローフック・ミレウスはシルバーのボディが眩しくて・・・。

更新日付:2007.11.18

2007.11.11   Metynnis maculatus

11月第 2週  週末は季節が逆戻りしたような陽気となり、木々の衣替えも先送りと言ったところでしょうか。ところで、この時季恒例、大阪城の銀杏並木は今年もまた目の覚めるような黄葉を御披露いただき、束の間に通り過ぎる私を絵画の世界に招き入れてくれます。
今週もメンテナンスを終えたパクー水槽を覗き込むと、何となく魚たちが気持ち良さそうに感じるのは私の思い過ごしでしょうか。

更新日付:2007.11.11

2007.11.04   Glyptoperichthys lituratus

11月第 1週  11月に入り、今年も残すところ2ヵ月となりました。冬の寒さと慌しさが徐々に加速度を付けながら今年もファイナルステージを迎えようとしております。
私の水族群は今年もまたパクータンクを中心とした展開となりましたが、単独水槽のサタンプレコを始めとする脇役達にも数々のエピソードを頂戴しながら楽しい時間を共有することができました。
それはそうと先月半ばより例年より一足早い保温シーズンを迎えられた彼らには春までの快適な水槽インフラが早くも現実化した訳で、これから寒さを迎える私には何となく羨ましく思えるのですが。

更新日付:2007.11.04

2007.10.28   Metynnis sp

10月第 4週  いつの間にか10月も後半を迎え、冬に向かうステップに拍車が掛かり出す頃になりました。例年、水槽に保温を施す時期になると秋も本番。朝晩の冷え込みを心地よい気分で過ごせる冬までのジョイントは出来るだけ長く楽しんで居たいところです。

更新日付:2007.10.28

2007.10.21  Myleus schomburgkii

10月第 3週  秋晴れの週末は空気まで凛として身が引き締まる思いです。日中の暖かさは朝夕の清々しさをよりいっそう引き立てているようで・・・。
先週から保温をスタートしたパクー水槽の面々は、例年の酷暑を体感する事もなく、まもなく始まろうとする冬に一抹の寒さを味わずして、心地よい春を迎えるまでの間、ひたすら自身の成長に努められる訳ですが、閉鎖された環境の中、せめて水槽越しに展開される私のパントマイムにわずかでも季節の移ろいを感じていただけたらと願うばかりです。

更新日付:2007.10.21

2007.10.14   Myleus sp

10月第 2週  10月も中旬に差し掛かり一段と秋も深まってきたように感じられます。パクー水槽の水温も26℃を下回るようになりさっそくサーモスタットとヒーターを設置・始動いたしました。今年は夏の暑さが長引き、ほんの少し前まで秋の訪れも遅いものとばかり思っていたのですが、ここに来ての肌寒さは一気に晩秋を迎えたような気分です。

更新日付:2007.10.14

2007.10.07   Botia macracanthus

10月第 1週  10月に入り朝晩はずいぶんと涼しく・・・と云うよりは肌寒く感じられ隆盛を誇った夏もいよいよ秋にバトンを譲ろうとしておられます。
久しぶりに登場のクラウンローチ。彼は今、パクー水槽(1800×750×600mm)に居候をお願いしております。入居当初は片隅で申しわけなさそうにしておられましたが、いつの間にか存在感のある個体に成長され、最近は回りの環境に感化されたのかパクー達に混じって中層を泳ぎまわるようにまでなられました。今回は身体測定を兼ねまして、暫しのあいだ彼にとっては手狭なトリートメント水槽(600×450×450mm)にお出でいただき記念撮影です。計測の結果、現時点での体長は約 23cm どちらかと云えばチョコチョコと動き回る「可愛いキャラ」が印象で人気のあるクラウンローチですが、私のパクー水槽では大きく成るに従って自己主張も激しくなり、一戦を交えるくらいのツワモノに成長されたと云うところでしょうか。

更新日付:2007.10.07

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