5月第 1週 大型連休終盤。今年の連休は比較的、天候に恵まれ最終日を除いては行楽日和の毎日でした。とは、言うものの殆ど外出もしないまま時間を過ごした私にすれば、数冊の本とお気に入りの魚達にお付き合いを戴いたというところでしょうか。
水槽を覗き込む私に何処からともなくその巨体を揺すりながら現れる人懐っこい写真の彼女と、赤い砲弾のように我先に給餌を争う俊敏な身のこなしはまるで別人のようです。
C. citrinellum x c. synspilum 2019.05.04 再
更新日付:2007.05.06
4月第 5週 ゴールデンウイークに入り、のんびりした時間の流れに身を置くと、普段はゆっくりとながめる暇もない魚達の成長振りに驚かされる事がよく有ります。写真のサタンプレコ Glyptoperichthys scrophus もいつの間にか 40cm に届こうとする体長にまで成長され、数年前の幼さが嘘のようです。
更新日付:2007.04.29
4月第 4週 4月も後半に入り大型連休を前に慌しい毎日を送っております。
写真のバンデッド・メチニス Myleus schomburgkii は私のパクー水槽では重鎮。20cmオーバーの彼は若魚には無い独特な雰囲気と貫禄が感じられます。飼い込むほどに魅力を増すパクー達にも厳しい高水温シーズンが訪れようとしています。
更新日付:2007.04.22
4月第 3週 満開だった桜も葉桜に姿を変え大阪造幣局の通り抜けも終了すると一連の「桜イベント」が終局を迎えます。私の水槽では写真のレッドフック・メチニス Myleus rubripinnis がにわかに赤みを増した美しい姿を魅せてくれております。そう云えば昨年のこの時期にも同じように赤く染まった姿態を見せていただいてたのですが、桜が葉桜に姿を変えるようにいつの間にかオーソドックスなスタイルに戻られるようです。
更新日付:2007.04.15
4月第 2週 ここ大阪の大川堤をかすむ程の桜並木が覆い尽くすと花見も佳境を迎えます。この時期は昼間の暖かさに惑わされ、逸る気持ちで夜桜見物を決め込むと、意外と肌寒さに見舞われたりもするものです。私の水槽の紅一点は写真のキングコングパロット C. citrinellum x c. synspilum 桜の花びらに似た体色の彼女には失礼ですが、ヒラヒラ舞うと言うには存在感が大き過ぎるようです。
更新日付:2007.04.08
4月第 1週 4月に入り新年度がスタート。魚達にとって快適な保温の時期が過ぎれば、今度は一転して過酷な高水温シーズンの到来となります。ひと冬の間に幼魚から若魚に成長された写真のレッドフック・メチニス Myleus rubripinnis はスタンダードな出で立ちですが、シルバーに輝く体表がとっても綺麗。
更新日付:2007.04.01
3月第 4週 春分を過ぎると暖かさにも力がこもってくるように感じられます。今年は厳冬の頃に一足早い春を迎えたもののその後の戻り寒波が温かさを知った体にはたいへん厳しく感じられました。
春を迎えたフラワーフォーンは今日も手狭になった水槽で一人のんびりと過ごして居られます。体長30cmの彼とは一年半のお付合い。短期間の成長振りには目を見張るものがあります。
更新日付:2007.03.25
3月第 3週 3月も中盤になり今更ながらここに来て寒さが定着した感があります。春が近づくに連れて色付き出した写真のメチニスは派手な体表とスポットが魅力的。入居当初から朱色の発色が美しく飼い込むほどに体色も深く仕上がってきたように感じられます。
Metynnis sp 2019.05.04 再
更新日付:2007.03.18
3月第 2週 今週は先週とは打って変わったように寒い日が続きました。今年は「戻り寒波」と云う響きが何となく不自然に感じるほどの暖冬で、まるでここ数日の寒さがこの冬一番の冷え込みであるかのように感じている次第です。写真は私の水槽で最大のレッドフック・メチニスと最小のスポット・メチニス。
Myleus rubripinnis
Metynnis sp
更新日付:2007.03.11
3月第 1週 3月に入り暖冬というよりも初夏を思わせるような陽気が桜の花まで咲かせそうな勢いです。この調子で夏を迎えるとすれば水槽の面々には過酷な季節がひと足早く訪れる事になるのでしょうか。深夜の水槽でミレウス達の記念撮影。彼らの美しい体色はいつまでも見飽きる事がなく・・・。
Myleus rubripinnis
更新日付:2007.03.04
2月第 4週 2月も終盤を向かえ例年にない暖かさにいつもならこの時季は奈良、東大寺のお水とりを待ちわびる毎日を過ごしているのですが・・・。ともすると4月初旬の気候にすでに体はシフトしているかのように思え、今更の寒波は重ねてご遠慮いただきたいと考えている次第です。ところでこの冬の間、私の水槽ルームに限り15度を下回ることも無くエアコンのお世話にならずに過ごす事ができましたが、本来に無い気象の変化には手放しでは喜べないものを感じて居ります。
Myleus rubripinnis
更新日付:2007.02.25
2月第 3週 連休の一日は和歌山県の白浜に京都大学の水族館を訪ねました。道中の梅林では紅白の梅が満開で暖冬とは云うもののこの時季に一足早い春を体感させていただきました。2月も中盤を過ぎ、暖冬のまま春を迎えそうな気配は、状況的に保温された水槽の気分と云うところでしょうか。
Metynnis sp
更新日付:2007.02.18
2月第 2週 例年なら、言葉にしたくないほどの寒さに肩をすくめて、ただひたすら暖かくなるのを待つ事だけがこの時季の常なのですが、この冬は外套を忘れるほどの暖冬がいつまで続くのでしょうか。単独生活のフラワーホーンはパワーも食欲も絶好調。「人馴れ」の時期はいつの間にか過ぎ、メンテ中には管理者であり唯一、身元引受人でもある私にまで攻撃を仕掛けてくる彼には手を焼いて居る次第です。
更新日付:2007.02.11
2月第 1週 今週も暖冬傾向で推移し、さすがの私でも例年には無い暖かさを寒さの中に感じるようになりました。ここ数週間に導入したパクー達も落ち着きを見せ給餌時には我先にと云わんばかりの状況です。水槽に馴染んだパクー達は擦り傷程度の怪我は茶飯事ですが、いずれの個体も知らぬ間に完治していると云うところでしょうか。
Myleus schomburgki
更新日付:2007.02.04
1月第 4週 例年の事とは云え保温された水槽環境ではこれと言ったトラブルもなくルーチンのメンテナンスを消化するなかで魚達も穏やかな成長を遂げて居られます。写真のストライプ柄のメチニスは幼少の頃から私の水槽に馴染んで居られるせいか記念撮影にも随分と協力的。ストロボの光に脅えることも無くいつもながら私のカメラ目線を心得て居られるようです。
Metynnis sp
更新日付:2007.01.28
1月第 3週 私的には大寒が過ぎ、寒さも本格的に成ったと感じているのですが、例年に比べれば暖冬の様子。そうであるならばこの寒さを上限として、すみやかに春を迎えることが出来ればどれだけ楽かと密かな期待を抱いている次第です。メンテを終えた水槽をぼんやり眺めているとお気に入りのメチニスが通り過ぎました。Metynnis sp 2019.05.04 再
更新日付:2007.01.21
1月第 2週 お正月気分もいつの間にか冷めてしまい、元通りの喧騒に包まれております。歳を重ねる毎に、特別な日であった筈のお正月が懐かしく思い出され、振り返ると少し寂しい気になるのですが・・・。
新春の水槽では、お気に入りの魚達 ( 別室 ) はいつもと変わる事もなく。 Myleus schomburgkii
更新日付:2007.01.14
1月第 1週 新年明けましておめでとうございます。
週末からここ大阪にも寒波到来。いよいよ本格的に厳冬シーズンの幕開けと云うところでしょうか。昨年に引き続きまして私の水槽の主役はパクー達。きらきらとシルバーに輝く美しい体表は、彼らのトレードマーク。新春のすがすがしさに相応しい乱舞は、よりいっそうメチニスの魅力を引き立てているようです。本年も「雷魚図鑑」並びにわたくし gonta036 も宜しくお願い申し上げます。
Metynnis sp
更新日付:2007.01.07
12月第 5週 大晦日。今年もあと数時間を残すばかりとなりました。私の管理する水族達にとって今年は良い年だったのでしょうか。伺う術もない私には自己満足の管理法をこれからも続けていく他に手立てはないのですが、最近のネット環境の充実に比例して管理情報も多岐に亘り、問題の解決に大いに参考とさせていただいております。そうそう今週のゲストモデルは写真のウーパールーパー Ambystoma mexicanum 彼らは私の管理下ではないのですが、訳あって数日間の居候となっております。
本年もわたくし gonta036 の四方山話にお付合いいただきましてありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
更新日付:2006.12.31
12月第 4週 クリスマスイブ。暮れも押し迫って参りましたが、厳冬に移行するスピードは思ったより緩やかで、この時季とすれば「暖冬」と云うところでしょうか。写真のフロントーサ Cyphotilapia frontosa は抑圧されていたスペースが緩和されたことにより一気にその存在感を増して参りました。タンクメイトのパクー達とは現状、混浴による弊害は見受けられませんが、今後マックスサイズに近付くにつれ、どういった展開までを想定して置くべきか・・・。年の瀬の喧騒が落ち着き、新しい年が始動するまで水槽の諸案件も凍結と云うことに。
更新日付:2006.12.24
12月第 3週 何となく気忙しい毎日を淡々と過ごしていくうちに今年も残り少なくなってまいりました。私の水槽の一年を振り返れば、主役のパクー達の成長が顕著であり単独水槽のフラワーホーン・サタンプレコは依り一層カリスマ性に磨きが掛かり、彼らの専属カメラマンの私とすれば飼育並びに撮影を大いに楽しませていただきました。加えて慣例に従って、迎春の準備とは縁遠い私の師走スタイルは今年も滞りなく進行していると云うところでしょうか。
更新日付:2006.12.17
12月第 2週 12月も中旬に差し掛かると、暖かさに期待を抱く事も少なくなり、ただひたすら厳冬に向けて進んでいく季節に成す術もなく・・・。
保温された水槽では厳冬を迎える事も無く、来春の水和む頃まで魚達には秋の装いのまま心地よく推移する時間だけを満喫される訳です。写真のメチニスは正に紅葉をまとった出で立ちで寒さキラーの私に一瞬の暖かさを与えてくれます。(2019.03.12 再)
更新日付:2006.12.10
12月第 1週 師走に入り寒さにも気合が入って参りました。慌しく過ぎ去ろうとしている今年も気が付けば新春となっている喧騒の時期を間近かに控え、今年こそは段取りの悪さを払拭するべく意気込みはあるのですが・・・。写真は今年一年でずいぶん成長されたブラックバンデッドミレウス。
更新日付:2006.12.03
11月第 4週 11月も残すところ数日となり寒さに向かうスピードにも拍車が掛かってきたように感じられます。こちらはずいぶんご無沙汰しておりましたが水槽ルームの片隅にはアカハライモリのゲージ。無造作に流木を積み上げた彼らの世界では相変わらず静かなパントマイムが演じられております。総勢11名の彼らの世界は、給餌時の慌しさを除けば平穏な毎日の繰り返し、人里離れた彼らの故郷には到底及ばないまでも温厚な彼らに私のゲージが少しでも快適な空間で有りますように。
更新日付:2006.11.26
11月第 3週 さすがに11月も後半に差し掛かると寒さも本格的に成って参りました。新しい水槽の立ち上げから約1ヵ月が経ち、ようやく水質も安定してきたようで魚達の様子もどことなく落ち着きをみせ、成長にも拍車が掛かってきたようです。写真のファットスリーパー Dormitator latifrons は一番の成長株。ずっしりとした体型には威厳さえ感じられます。
更新日付:2006.11.19
11月第 2週 週の初めに急に冷え込んだ日があり慌しくサーモとヒーターをセットしました。11月も中盤に差し掛かると真冬の片鱗を窺うような寒さに見舞われる事も有り、予想以上に寒暖差の大きいこの時季の水温管理には注意が必要です。転ばぬ先の杖ではないですが早いうちから保温器具のお世話に成っておくほうが無難なようです。今週はサタンプレコのプロフィールショット。
更新日付:2006.11.12
11月第 1週 11月に入り朝夕は肌寒く感じられるようになりましたが、水槽ルームは室温・湿度とも高く水温もヒーターを入れずに26度前後をキープしております。写真はサタンプレコ glyptoperichthys scrophus の腹側ですが、強面で頑丈な甲冑 ( 別室 ) をまとった出で立ちとは裏腹に、お世辞にも美しいとは云えないものの以外に柔らかくて温かそうなお召し物を身に着けておられます。
更新日付:2006.11.05
10月第 5週 先週に引き続き今週も過ごしやすい毎日となりました。一段と風船のような体型に成長された彼女(キングコングパロット)は、その愛らしい風体とは裏腹に結構、攻撃的な一面があるのは DNA とその圧倒的な巨体に由来するものでしょうか。
更新日付:2006.10.29
10月第 4週 季節は秋に向って順調な歩み。
今週は一段と柔らかくなった日差しの中で快適な毎日を過ごす事ができました。新しい水槽と云えば、こちらも順調に立ち上げが進み、アクリル板を隔てた私にも窮屈な状況から少しだけ緩和された魚達の活況が見て取れるようです。写真は先週に引き続きレッドフックメチニス。不安そうな先週の表情から一転した彼に、新しいインフラが快適で有りますように。
更新日付:2006.10.22
10月第 3週 週末に新しい水槽に魚達を移動しました。これといった混乱もなく引越しが完了しました。水槽は全て水槽ルームに収容しポンプのノイズが BGM と云うところでしょうか。広くなった新しい水槽で、魚達がのんびりと泳ぐ姿を眺めていると時間の経つのも忘れてしまいそうです。立ち上げた水槽には旧水槽から出来るだけ沢山の飼育水と濾過材を持ち込み、早期の水質安定を心掛けております。
写真はレッドフックメチニス myleus rubripinnis パクータンクのバックスクリーンを外し、飼育水を徐々に少なくしていくとにわかに始まった環境の変化に何となく不安そうな雰囲気が伺われます。
更新日付:2006.10.15