日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

2000.04.09  Trachemys scripta elegans

4月第2週  2日の日曜日、今年に入って初の木津川へ魚採取に出かけました。 その前に少し悲しい出来事がありました。あんなに元気だったヌマチチブが突然亡くなってしまったのです。外傷は無く 原因がはっきりとしないのですが、私の管理不行き届きで、たいへん残念な思いです。 話は戻って今回木津川での採取した魚はブルーギル、ニゴイ、オイカワ、ヨシノボリ、ミドリガメ、そして ヌマチチブの6種です。なによりもヌマチチブが採取出来たのが嬉しいのですが…。
ところでこれにはどんでん返しの後日談がありまして、翌朝の事、いくら探しても雑居水槽にヌマチチブの姿が見当たりません。目をこらして 探している私の前を風船のようにお腹が膨れたドンコ氏が通り過ぎました…。
今回の珍客は久しぶりの亀氏で甲羅15cmのミシシッピアカミミガメ(写真)です。 大雨で脱走しないように気を付けなければいけませんね。

更新日付:2000.04.09

2000.04.02  Acheilognathus rhombeus

4月第1週  先週末は香港へ出かけていましたので、留守番の魚たちはしばらくの間、食事は抜きということに…。
さすがに帰ってくればみなさん餌の催促です。
特にブラツクバスは水槽の蓋を開けようとすると「おっと危ない危ない」私の指に襲撃を掛けてきました。
フードタイマーも検討しなくてはいけませんが、冷凍の海老を解凍して与えているのでブラックバスにはだめですよね。
カネヒラが勢いよく餌に寄ってきました。
そこに突然、カネヒラの行く手を拒むようにギンブナもあわててやってきました(写真)しばらくの間空腹にさせて申し訳なかったのですが、急いで餌に飛びついて他の魚達とのクラッシュには御注意を。

更新日付:2000.04.02

2000.03.26  Candidia temminckii

3月第4週  私のサイトも早1年が過ぎました。ここまで続けてこれましたのも皆さんの励ましのお陰だと感謝いたしております。 昨年11月主役のカム(雷魚)を亡くしてからしばらくはどうして更新していこうかと悩んでおりましたが、皆様からの激励のメールをたくさん戴き、随分と勇気付けられここまでやってこれました。 私自身、キャラの強い雷魚飼育を始めてから亡くすまでの間、カムルチー以外の魚達の魅力に殆ど目が向いてなかったのが事実です。そんな脇役的な存在だった日本産淡水魚達も、この1年で随分成長してくれました。 今は主役達の飼育日記をホームページという形態で記録していく事によって、みなさんとコミュニケーションを図りながらの魚飼育ができたことを、そして続けていけることを、たいへん有意義に感じ、又おおいに喜んでおります。 2年目を迎えることが出来ました雷魚図鑑を今後ともどうぞ宜しくお願い致します。尚、たくさんの方々から掲示板の設置希望をいただいておりますが、私自身の時間的な問題を解決することができないことと、 当サイトの私自身の目的から、今後とも今まで通り、メールでのお付き合いを宜しくお願い致します。 今週は昨年秋に稚魚で木津川より入居のカワムツです。現在、我が家の水槽には1年目を迎えたカワムツと5カ月目のこの写真の2匹が遊泳しております。

更新日付:2000.03.26

2000.03.19  Kizu River

3月第3週  朝晩の冷え込みはまだ続いておりますが、日中はかなり暖かい日が増えて参りました。我が家の雑居水槽の連中は、冬も無加温で過ごしております。今年はメンバー全員、ドック入りもなく順調に冬を越す事ができ喜んでいる次第です。 私の水槽管理は相変わらずいい加減で、一週間に一度の水替えを除いては、何も行っておりません。こんな私の管理下においても以前にお話しましたようにメンバー全員、順調に成長を遂げられ、水槽は過密の一途をたどっております。 そのような状況下においても暖かくなればまた木津川 (写真) に採取に行きたくなります。今年はニューフェイスの採取を除いては、フィールドでの観察だけを主眼に置くつもりではありますが、さてどう云った展開になることでしょう。

更新日付:2000.03.19

2000.03.12  Tanakia limbata

3月第2週  今週も雑居水槽は問題なく推移しました。 ところで昨年、これも木津川より入居のギギですが60cm水槽を別に立ち上げて4匹を単独で育てております。 塩ビの筒を各一本ずつ提供しておりましたが一匹だけが特に大きく成長し15cm程になりました。他の3匹は7~8cmと同じ大きさ位で入居したのにずいぶん差があるものです。昼間は殆ど筒の中なので写真撮影が思うようにいきません。そのうちにご紹介できそうな 写真がUPしましたら公開させていただきます。今週はめずらしく水槽前面に出てきたところを運良く撮れました私のお気に入りのスタイル、アブラボテをご覧ください。

更新日付:2000.03.12

2000.03.05 Rhodeus ocellatus ocellatus

3月第1週  まだまだ寒い日が続きますが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。 今年に入って私のフィールドはいぜんoff状態、暖かく成るのが待ちどおしいです。 我が家の魚達とは顔をつき合わせて何となくのコミュニケーションです。気が向けばデジカメでメンバーのショットを撮り続けています。ストロボの光が強すぎたりピンボケになったり数撃ちゃ当たる方式で楽しみながらの撮影会です。
今週はタイリクバラタナゴ(写真)のショットです。同じ個体なのにストロボ光の回り込み具合で随分お魚の衣装が変わるものです。

更新日付:2000.03.05

2000.02.27  Micropterus salmoides

2月第4週  しばらく話題に上らなかった単独飼育水槽のブラックバスですが順調に成長を続けております。毎朝、私の気配を感じただけで餌の催促が始まります。 餌魚を網に入れて与えるのですがその網から魚が出る前にかぶり付いてきて今にも破れてしまいそうです。最近は貫禄も出てきまして水槽内を優雅に泳いでおります。とにかく気の強い魚で、私を全く恐れることなく水替えの時はこちらがかぶられないかと心配しております。 何となく不気味さを感じるお方(写真)です…。

更新日付:2000.02.27

2000.02.20  Zacco platypus

2月第3週  昨年木津川より入居のオイカワ Zacco platypus の個体が立派に成長。個性豊かな連中ばかりで話題には事欠かない雑居水槽ですが、華やかさには乏しくて少し寂しい思いをしていましたがご覧のとおり淡いパステルカラーに身を包み雑居水槽の雰囲気作りに貢献していただいてます。 オイカワは遊泳力のある魚なので狭い水槽では勢いあまってガラスに鼻を打ち付けたりするのを気の毒に思っていたのですが、幼魚の頃より水槽育ちのせいか距離感を把握していると見えて今のところ、大怪我には至ってません。 なんとも言えない体色とスリムなボディは魅力十分。我が家のレギュラーメンバーとして申し分ないキャラをしております。

更新日付:2000.02.20

2000.02.13  Tridentiger brevispinis

2月第2週  ヌマチチブ(写真)は雑居水槽内で一番の暴れん坊です。とにかく気が強くて自分より大きな魚にも立ち向かっていきます。食欲もかなり旺盛で動物食、ヒメダカをとことんゲットするまで追いかけ回します。 昨年入居してからその強い性格で怖いもの知らず、ご覧のとおり立派に成長しました。とにかく初めから存在感の強い魚で、日ごとにその勢力範囲を広げていくようです。体型はヨシノボリの大型バージョンのようです。大食漢でいつもお腹いっぱい丸々としています。

更新日付:2000.02.13

2000.02.06  Rhodeus ocellatus ocellatus

2月第1週  今週も雑居水槽は平穏無事に過ぎました。ところで水槽の中で現在、一番大きい魚といえば昨年11月に天国に召されたカム(雷魚) の食卓に上るはずだったフナです。現在体長12cm、今から思えばカムはこんなに大きな魚を食べていたんですよね。 朝一番、水槽のメンバーは私の顔を見るなり一斉に集まってきてくれます。中でもさすがに体長が大きいだけあって大食漢のフナ氏は冷凍赤虫から人口フード、たまにヒメダカまでも胃袋に収めております。総体的に全てのメンバーは食欲旺盛で問題 無く成長し、私もその過程を十分楽しませてもらっております。稚魚で入居いただいた写真のタイリクバラタナゴもいつの間にか若魚に…。

更新日付:2000.02.06

2000.01.30  Odontobutis obscura

1月第5週  毎朝の給餌には参加せずに揚水ポンプの上に陣を構えて様子をうかがっているツワモノはドンコです。 最近、ドンコの行動を観察しているとお腹が膨れている時はポンプの上で動かずにおとなしく、お腹が減ってくると写真のポーズでゆっくりと下界に舞い降りてきて、夜に備えて餌魚の選定でしょうかしばらく水槽内を徘徊して定位置にもどります。器用に狭いスペースで、体を壁に立てかけるようにして上を向いてじっとしている時があります。 以前からドンコの飼育には挑戦するのですが、なかなか巧く育ってもらえないので今度こそはと内心はりきってるのですが。 ところで強面のドンコさん、最近よくヨシノボリが行方不明になるのはあなたの仕業なのでしょうか…。

更新日付:2000.01.30

2000.01.23  Hemibarbus barbus

1月第4週   我が家の雑居水槽のメンバーは大半が木津川から移籍の魚達で構成されております。私としましては居ながらにして木津川を楽しむというのも魚飼育の目的の一つでもあります。 この時期は魚採取もオフシーズンとなり「我が家の木津川」とPCのモニターとを交互に眺めながらメンバーの成長をぼんやり観察しております。 ところで水槽の引越し以来、数日しかたたないのに見慣れたせいなのか、それぞれの個体の成長が早いのか、広く感じていたスペースも適度に思えてきました。このままではすぐに過密化してしまいそうですね。 最近、メンバーの中で将来かなりのスペースをしめそうなニゴイ(写真)の存在感が出てきました。餌の食べっぷりも一人前以上で顕著な成長ぶりを見せてくれております。 それにしても成長期の個体は造作ひとつ見ても成魚とは違った張りとみずみずさを感じますよね

更新日付:2000.01.23

2000.01.16  Rhodeus ocellatus ocellatus

1月第3週  先週に引き続きタイリクバラタナゴの話になりますが。
私の独断と偏見で選んでおりましたベストスタイルのブルーギルにはたいへん申し訳ないのですが、最近はこのタイリクバラタナゴ(写真上)の美しいスタイルに夢中になっておりまして…。
体高の割に細身で有りながら、ふくよかな曲線美を持つボディは、たいへん魅力的でフォトジェニック。 新春早々、我が家のベストスタイルフイッシュは順位入れ替えとなりました。

更新日付:2000.01.16

2000.01.09  Tanakia lanceolata

1月第2週  新しい雑居水槽では新しい秩序が出来上がりつつあります。 ドンコがフィルター給水ポンプの上を独占してしまい、ヨシノボリを寄せ付けません。 水槽の各コーナーにはヌマチチブやヨシノボリなどの底生魚が陣地を構えました。カマツカは驚くと底砂一面が言わばテリトリーになります。そう考えると上物の魚達には決まった場所が用意されていないのでお気の毒ですね。 最近私が覗き込むとタナゴ(写真)達がよく訪れてくれます。自然とモデルに成って頂く機会も増えて、新しい魅力を楽しんでおります。ふくよかな体型をしているのに結構アクティブな身のこなしも見せてくれます。

更新日付:2000.01.09

2000.01.02  Rhinogobius brunneus

1月第1週   新年明けましておめでとうございます。今年も当サイト(雷魚図鑑)を私gonta036共々宜しくお願い致します。さて新しい木製水槽台、床下補強工事も無事に終わり私の物理的構想は一応予定通りに進行し、年末に雑居水槽の転居を決行致しました。 60cmから120cmに移った連中は初めは戸惑っていたようですが慣れるに従ってのんびりと泳ぎだしました。
水槽の隅でヨシノボリが懸命に跳躍を繰り返しています(写真)他のメンバーはゆったりとくつろいでいるのに…。
いづれの社会も同じように、そして我が家の水槽の中でもそれぞれの「2000年」が始まっているようですね。

更新日付:2000.01.02

1999.12.26  Cyprinus Carpio Linnaeus

12月第4週 今週は23日に昨年と同じように奈良へ魚採集に出かけました。 目的はブラツクバスの餌魚とフイールド観察にありますが、願わくば雑居水槽の新しいメンバーに巡り合えたらと…。
結果は昨年と同じで豊漁でした。冬場のポイントは替わっていませんでした。鮒とオイカワをそれぞれ50匹程大きさをセレクトして持ち帰る事が出来ました。当分、食事情は安泰というところでしょうか。 すくった魚は大小とり混ぜて、のべ200匹近くに成りました。この中で今回の最大は鯉50cm(写真)です。今回というより、今まで手網ですくえた魚の最大と言えます。やはり冬眠前で動きが鈍くなっていたからでしょうか、記念撮影後にお引取り願ったのですが、しばらく私の周りを旋回しておりました。 冬の川は、考えもしない出来事に遭遇したり普段とは違う面白さがあります。今回の採集では鮒とオイカワがほとんどで、後はご紹介した鯉とカマツカが一匹づつとヨシノボリが数匹という結果です。ナマズなんかもゲットしたかったのですが残念です。これで年内の採集は終了ですが、ウエダーを着用しての状況でも寒さ、冷たさは半端ではありませんでした。 メートル級真鯉の水槽飼育は私の念願ですが、もう少し先にとっておく事に…。

更新日付:1999.12.26

1999.12.19  Cobitis sp ID 57

12月第 3 週  主役交代は別世界の話題で、雑居水槽の面々は相変わらずのんびりと過ごして居られます。 新しい水槽への引越しをまじかにひかえて、現在、メンバーの割り振りを検討中です。 この雑居水槽も朝、ライトを付けると行動開始です。カマツカが底砂に潜り込む音が聞こえます。鮒たちが餌を催促しだします。毎朝の習慣で行動が決まっているようですね。 カム(雷魚)の食卓に上るはずだった鮒たちは計4匹がそのまま住人になっております。この鮒達は食欲旺盛で底生魚に餌がいきわたる前に全て平らげてしまいます。最近は冷凍の赤虫を解凍してから与える事にしております。こうすれば水槽一面に広がって全員にいきわたるというあんばいです。 一時前ならカマツカの口でのんびり解凍粉砕が行われていたのですが、これも生存競争の激化と言えそうですね。 給餌がひと段落付いた頃に水槽の底砂からにわかにドジョウ(写真)が…。息抜きでしょうか。突然ユーモラスなスタイルで現れたドジョウは私をなごませてくれます。2019.05.01 再

更新日付:1999.12.19

1999.12.12  Micropterus salmoides

12月第2週  最近、我が家のブラックバスの成長には目をみはるものがあります。日に日に大きくなるのが見えるようです(写真)。毎朝の給餌時間ともなれば、私が覗き込むとガラスに突進するように寄ってきては餌の催促が始まります。胸びれを忙しそうにバタバタと大慌てです。 それにしても成長期の肉食魚の食欲には猛烈なものがありますね。そういえばカム(カムルチー)にも同じような時期がありました。やはり食欲に比例して、成長スピードもすごかった事を思い出しました。

更新日付:1999.12.12

1999.12.05   Hemibarbus barbus

12月第1週  11月の初めに木津川で採取してきましたニゴイの幼魚(写真)は現在体長約6cmです。 初めのうち他の魚に餌を横取りされて気の毒な思いで見ていたのですが、最近になってようやくタイミングが掴めたのか要領よくご馳走に有り付いております。名前の由来は鯉に似ているということからのようですが、吻のあたりはカマツカの雰囲気ですね。 水槽内では以前に紹介いたしました風雲児のヌマチチブの攻撃をうまくかわしながら元気に泳いでおります。 体の割に大きな目が現在のトレードマークです。

更新日付:1999.12.05

1999.11.28  Pseudogobio esocinus esocinus

11月第4週 今週はあまりにショッキングな事がありましたので、雑居水槽には意識があまり向かなくて、餌を与えるのを忘れるほど混乱しておりました。 週末に近づいて少し落ち着けた時に私を癒してくれたものは後に残ったこのメンバーでした。思い出しました、カムが来る以前はここに泳ぐ魚達が主役だったのです。解答はここにあったのです。私はそれを見つける事が出来ました。みんなやさしい素朴な魚達です。私の大好きなカマツカが驚いたように跳ねました(写真) 新しい水槽を早く買わなくてはいけません。雑居水槽の引越しです。ここにいるメンバーには私はまだ何かをしてあげることができるのですよね。

更新日付:1999.11.28

1999.11.21  Tridentiger brevispinis

11月第3週   雑居水槽の面々は隔離したブラックバスを除いては自然に出来上がったテリトリーの中で平和に暮らしております。 同種の中でも優劣により居場所がきまっています。小さないざこざは頻繁に起こっていますが死闘迄には至っておりません。 最近になって気づいたのですがヨシノボリチームの中で一匹がどうも違う行動をとっていて、上物の魚にも勇敢に攻撃をかけています。よく観察してみると、どうやらヨシノボリではなさそうです。動きも素早くて絶えず水槽の中を走り回っています、班紋からしてヌマチチブではないかと思うのですが(写真) 眼をいっぱい見開いて、なんだか忙しそうな顔に見えないでしょうか。 どうもハゼ科の仲間は見わけがつきにくい連中が多くて…。
とにかく良く似ているものを総称してヨシノボリにしてしまうのを反省しなくてはいけませんね。

更新日付:1999.11.21

1999.11.14  Cobitis sp

11月第2週 我が家の雑居水槽に住んでいながらしばらく顔を見せないので底砂の中で天国にいったのかと思っていると、ちゃんと元気で潜り込んでいました。 久しぶりに顔を見たついでに別水槽へ移動し、モデルになっていただく事にしました。底砂がないので戸惑っておられたようですが、しばらくの辛抱を…。
オットこれはおみそれしました。とってもフォトジェニックではありませんか(写真) 今まであまり話題に上らなかったシマドジョウですが何となくしぐさがユーモラス。
よく観ると斑紋もきれいに並んでいて夜汽車の窓のようです。

更新日付:1999.11.14

1999.11.07  Rhodeus ocellatus ocellatus

11月第1週 今週初め31日に久しぶりに木津川へ出かけました。さすがにこの時季になれば水温も低くなってきております。今回捕獲した魚はニューフェイスがタイリクバラタナゴ、ニゴイの2種と後はいつもの顔ぶれでカワムツB型、オイカワ、ドンコ、ギギ、ヨシノボリの計7種類です。その他にアメリカザリガニ、エビ類も採取いたしました。今年はできるだけ厳冬時にも木津川へ訪れて観察をする予定ですが寒さには弱い私ですのでどうなるでしょうか。雑居水槽も過密状態になってまいりまして、こっそり60cm水槽を1本立ち上げてしまいました。すぐにばれてしまいましたが…。
スペースが広くなってゆったりと。食事も以前よりいきわたるようになって、魚達には喜んでもらえたと思います。お気に入りのタイリクバラタナゴ(写真)の撮影もスムーズです。しかし、あちらを立てればこちらが立たないのは、いずれの社会も同じようで、私のスペースは一段と狭くなったようです。

更新日付:1999.11.07

1999.10.31  Carassius auratus auratus ID 50

10月第5週  毎年冬に近づいてきますと忘れられるのが我が家の金魚達です。やはり夏の魚なんですね、保温もしないで少し可哀相な気もしますが元気に泳いでおります。ところで金魚といえばショップで最近、流金や水包眼が何故か気になっております。あの舞うように動く尾びれは見あきないですよね。「きれいね…」なんて独り言のようにつぶやけば、隣でまた独り言のように「素敵な豹柄の魚がいなければね…」当分のあいだ我が家では可憐な舞姿(写真)は見れそうにありません。2019.05.01 再

更新日付:1999.10.31

1999.10.24  Oryzias latipes

10月第4週  雑居水槽も今週21日よりヒーターを設置しました。こちらの水槽は26度固定式のサーモ内蔵ヒーターです。やはり住人達はそれぞれ行動も活発で食欲も以前に増して旺盛に成っております。ところで我が家には2つの金魚鉢があり、それぞれ金魚とメダカが遊泳しておりまして、今週はメダカ鉢の話題です。 メダカ諸氏に付きましては私のいいかげんな管理下においても元気に成長してくれております。まして繁殖などというものには全くの知識も持ち合わせていなかったのですが、水草(キンギョ草)を入れておきましたらヒメダカが産卵、一時別に飼育していたものが大きくなりたいへん喜んでおります(写真)私としましては繁殖というより自然発生というのがふさわしい感覚なのですが…。
(写真は円形の金魚鉢の底の湾曲を利用して撮影しております。)

更新日付:1999.10.24

1999.10.17  Pseudogobio esocinus esocinus

10月第3週 全国のカマツカファン並びにキーパーの皆様、ご無沙汰致しております。しばらく話題に上らなかったのですが我が家のカマツカはその後も元気に遊泳しております。相変わらず底砂に潜り込んだり忙しそうに底掃除に余念がありません。最近、雑居水槽でカマツカは大変重要な任務を毎日遂行しております。この水槽内におけるメインディシュは冷凍赤虫で、ブロックを入れますと一番巨体のカマツカがモーションを起こし、赤虫の解凍作業です。ほとんど自分一人で口の中へここで終わりますと他の連中の食事は抜きとなるのですが、カマツカは一旦口に入れた餌のほとんどをエラから勢いよく放出してしまいます。解凍された赤虫は水槽一面に広がって住人の全てにまんべんなく行き渡るという具合です。生存競争の激しい水槽内でほほえましい給餌風景を見ることが出来ます。セパレーターの向こうでは水槽一面に広がった赤虫を食べようとブラックバスが悪戦苦闘を繰り返しておりますが、所詮かなわぬ夢物語り。カマツカの口は餌の粉砕機の役目も果たしております。赤虫以外でもペレット状の餌もとりあえず口に入れて、しばらくすると数編に砕かれてエラから出てきます、すかさずギギやメダカの幼魚がゲットです。このように巨体のカマツカが幼魚の成長を支援。弱肉強食の世界でこうした光景を見るとほっとする思いです。ところで当のカマツカ氏(写真)いったい口に入れた餌の何割を自分で食べているのでしょうか…。

更新日付:1999.10.17

1999.10.10  Micropterus salmoides

10月第2週  雑居水槽もそろそろヒーターを入れる時期になってきました。生存競争が厳しいからでしょうか、こちらの面々はまだ食欲は落ちていないようです。ブラックバスに至ってはやはり成長期ということもあるのでしょうが、衰えるどころか夏場より食欲旺盛のようです。セパレーターで仕切られたバスは当初、反対側に居るメダカなどに無駄な攻撃をかけておりましたが、最近は悟ったのか双方とも知らん顔です。
今週は我が家の単独飼育指定種第2号(第1号はカムです)に認定されたブラックバスの不屈な面構え…おっと不屈なボディ。

更新日付:1999.10.10

1999.10.03  Lepomis macrochirus

10月第1週 ブラックバスとの乱闘劇で一時は水槽の片隅で体色も黒ずんでしまってほとんど動けなくなったブルーギルですが、ストック水槽ドックで療養の末、無事に水槽復帰(写真)となりました。今回の復帰によりブラックバスと再び共存というわけにもいきませんので、単独飼育にふみきる事となりました。まぁモデルにも何度かなってもらったりお世話になっておりますので少し恩返しということで…。
先週行った琵琶湖博物館のブルーギルも綺麗な個体がたくさんです。婚姻色の出たものは特に綺麗で、やはりあれ位の個体に成長して欲しいものです。

更新日付:1999.10.03

1999.09.26   Carassius auratus langsdorfii

9月第4週  セパレーターで隔離されたブラックバスとブルーギルに乱闘がおこりました。勝者はブラックバスです。敗れたブルーギルは水槽の隅に追いやられ瀕死の状態になってしまいました。とりあえずブルーギルをストック水槽にドック入りさせる事にしました。ブルーギルとブラックバスの共存は思っていたより早い時点で終止符が討たれました。予想以上のブラックバスの脅威を痛感いたしました。セパレーターの右と左では気がつけば日淡魚メンバーと外来魚メンバーに分かれていて、個々にはいずれも魅力のある魚達なのですが同居となると難しいものがあるようですね。我が家でも日淡魚キャストといえば定番のこの魚。カマツカ、ヨシノボリと並んで登場するのがこのフナ(写真上)です。基本的には温厚派が多い日淡魚なかでも一番安心して見ていられるのが大きな魅力で、我が家の水槽の脇役として無くてはならない大切な住人です。

更新日付:1999.09.26

1999.09.19  Kizu River

9月第3週  12日に今年4回目の木津川に出かけました。
当日は9月半ばにしては異常に暑い1日になりました。今回の面々はブルーギル、フナ、アメリカザリガニでいずれも手網での捕獲で水槽飼育サイズです。
途中タウナギの稚魚もゲットしたのですが同じケースに入れていたためにアメリカザリガニの胃袋に納まるというハプニングが発生してしまい、水槽飼育観察を考えていましたのでとても残念な思いです。
さてこのアメリカザリガニですが最初カムの食卓にと持ち帰ったのですが少し観察してみたくなって…。しかし雑居水槽に入れるわけにもいかないのでスペース的問題もあって悩んでおります。
雑居水槽では前回の木津川ゲット組のギギが順調に成長しておりまして新しい話題を提供してくれることを大いに期待しております。
いずれにしましてもブルーギルとブラックバスの隔離により温厚派のメンバーは平穏な生活をエンジョイしているように見うけられます。
別室

更新日付:1999.09.19