7月第 3週 梅雨も後半になると時折のぞく太陽はもう真夏の形相で、魚たちにとっては過酷なシーズンの到来となりました。例年の事ながらここ数か月、週末メンテナンスに加えて日々の観察も重要ですね。夏と云えばヨシノボリやカマツカ、ヌマチチブを採取した木津川の川遊び、最近は訪れる機会も減りましたが、川面を流れる風はいつも優しく疲れを忘れさせてくれます。
更新日付:2012.07.15
7月第 2週 今週は蒸し暑く、湿度の高い言わば梅雨らしい一週間となりました。
夏の暑さ、冬の寒さとそれぞれに厳しさがある反面、それがまた味わいとして楽しめる場合もあります。が、しかしこの梅雨の蒸し暑さに味わいを感じる事が出来ないのは私の感受性の問題なのでしょうか。
さて今週のモデルである「鮒」は夏の風物詩である金魚のルーツと言われ云われますが、このオーソドックスなスタイルは金魚に限らず全ての魚の基本形であるように感じられます。
日本産淡水魚水槽ではあまり目立たない存在の彼ですが、四季折々さまざまなシュチエーション対しての対応力は抜群で、正にスーパーフィッシュと云ったところでしょうか。
更新日付:2012.07.08
7月第 1週 今週は中盤まで梅雨の中休み状態で、来るべく酷暑を垣間見たような天候となりました。
今夏は節電対策と水槽管理との両立が一段と難しく私くしを含めて複数本の水槽を抱えておられるキーパーの皆様には頭の痛いシーズンと云ったところでしょうか。
数年来お付き合いいただいている写真のメチニスですが、ショップからお出でいただいた当初から比べるとずいぶん大きく成長され美しい体色とスポットも見違えるようです。
更新日付:2012.07.01
6月第 4週 今週は前半が荒れ模様の天候となり週末にようやく晴れ間がのぞきホッと一息と云ったところでしょうか。天気が回復すれば水温も上昇し今年もいよいよ魚たちにとっては過酷な時期の到来です。溶存酸素量の減少に伴う数々の弊害を最小限に抑える為にも週末のメンテナンスには手が抜けません。パクー水槽のツワモノ達は比較的、高水温にも耐性があるのか今までは夏場にこれと言ったトラブルは発生していませんが油断は禁物、水温の変化には特に注意を払っております。
更新日付:2012.06.24
6月第 3週 入梅からしばらく晴天の日が続いたかと思うと週末は雨模様。
いつものメンテナンスが終わると魚たちにとって今週は記念撮影日和と云ったところでしょうか。
日本産淡水魚水槽のアブラボテはしっかりと恰幅のある体型が魅力的で褐色を帯びた体色がまた貫禄を醸し出しています。
写真の個体は入居から数年で体長約10cmとほぼMAXサイズと思われます。
ご覧のように少々、過食気味かメタボチックな体型は水槽飼育特有のスタイルなのでしょうか。
更新日付:2012.06.17
6月第 2週 ここ近畿地方も梅雨に入り酷暑を迎えるまでの準備期間。これから涼しくなるまでの数ヶ月、魚たちにとっては厳しい季節の到来で、高水温下における溶存酸素不足には特に注意が必要です。今週末は、活発なミレウス達を横目にパクータンクの濾過周りメンテナンスを念入りに行いました。シルバー色が美しいミレウスの若魚、この時期の彼らには真夏の太陽を思わせるパワーが感じられます。
更新日付:2012.06.11
6月第 1週 アカハライモリ(日本イモリ)のゲージから優しい視線を投げ掛けていただいた彼が、当サイトの今週号の表紙・・・と云うわけではありませんが、アカハライモリファンの私には彼の自然な表情に疲れを忘れさせてくれる何かが感じられるのですが。6月に入り晴天の日は初夏を思わせる陽気。夏までのアプローチは意外に短そうに思えます。
更新日付:2012.06.03
5月第 4週 今週のウイークデーは息つく暇もないほどの喧騒のなかで喘ぎながら過ごす毎日。
週末はいつもの水槽メンテナンスを終え、数時間、近くのお気に入りスポットであるお寺の池で亀達の様子を眺めながらのんびりと過ごしました。
いつの間にか5月も終盤となり梅雨を間近に控え、心地の良い暖かさと日差しはその後に控える酷暑までの至極のアイテムと云ったところでしょうか。
更新日付:2012.05.27