6月第3週 今週もお魚達にはご機嫌うるわしく、毎日の日課並びに習慣を無事に過ごされたというところでしょうか。
寝込みを襲うと言えば人聞きが悪いのですが、”寝込みを写す”というのは魚達のスナップによく使う私の手段です。日中は素早い動きでなかなか私の思うようにモデルになってもらえない魚達(種類にもよりますが)も夜半前にもなりますと目に見えて動きが鈍くなってきます。その頃を見計らっての写真撮影となるのですが、こちらが派手な動きをしますと万事休す。じっとチャンスを狙っているうちに私のほうが眠ってしまいそうになる事もしばしば…。
先日も眠気まなこの私の前を素早い動きで、急降下のヨシノボリ氏(写真)
オット、寝込みを襲われてしまったのはどうやら私のほうだったようですね。
更新日付:2000.06.18
6月第2週 今週はウィークデーに晴天が続き、まるで梅雨明け後の天候の様でしたが後半には近畿も入梅となり魚採取の事を思うと意気消沈というところです。最近、我が家では水槽の水替えは部分換水を一週間に一度。交換の水は庭に常設の水槽に水道水を汲み置き、数日間炎天下に晒したものを使用しております。現在、我が家の水族連はみなさんこの水の恩恵を受けて問題も無く育っております。以前は水道水にカルキ抜きと金属除去の定番商品を添加した直後の水で交換を行っていましたが、メンバーの多様化に伴い、飼育水が汚れやすい連中の為の頻繁な水交換などには、汲み置き水のほうが容易でなにより安心できることを考慮しての事です。…が、しかし私事ばかりを優先するといろいろな弊害が起きるもので、我が家の園芸部からすれば庭に突如、水槽が設置され、ただ水が張られているだけのスペースはまったく理解しがたいようで。それでなくとも家には水槽が少なからず幅をきかせているだけに…。
魚飼育に限らず生き物を飼うということは実にいろいろな問題を包含して、難しいものですね。みなさんのお宅では円満にお魚達と暮らせておられるでしょうか。水替えを終えてしばらくするとタイリクバラタナゴが寄ってきてくれました。婚姻色が綺麗です。
更新日付:2000.06.11
6月第1週 6月に入り梅雨を目前に控えてこの時期、なるべく天気の良い日には魚採取に出かけようと考えているのですが…。
今週も雑居水槽の面々は食欲旺盛で問題なく過ごせたと言うところでしょうか。最近、幼児期に採取してきました連中については、まず、別室へ。病気や相性の問題をクリアーしたものから順に雑居水槽に移行する形をとっております。以前にもお話したように、急な環境変化はストレスを生み、病気を少なからず誘発します。先月入居しましたニューフェイス達も現在単独水槽での監視管理中です。こうした期間を経ることにより、以前からすればかなりのトラブルを回避出来ていると確信しております。現在、幼児期のヨシノボリ、ドンコ、ヌマチチブはしばらくは単独生活ですが、いずれの個体も現状では問題となる個所は見受けられませんので、近い将来、デビューということに…。
更新日付:2000.06.04
5月第4週 今週は水槽の下層水域で行われている大好きなヨシノボリの行動を観察してみる事にしました。一見、平和そうなこの水域にも静かな戦いが日常において繰り返されております。古参のヨシノボリは新人ヨシノボリに王座を明渡すまいと懸命な努力を繰り返し、 新人はその戦略テクニックに我武者羅に立ち向かっていく…。彼らの社会で負けは致命傷ですからここは正に戦国時代、戦場を彷彿させる情景なのでしょうね。見ている私にすればどちらもかわいい連中で威嚇しあう表情も愛嬌タップリ。それでも犠牲者が出て修羅場になりそうな時は、フィールドを分ける事も検討しなくてはいけませんが、今のところはそれなりの均衡が保たれているようです。 管理人の私としては、できるだけ無駄な戦いを避けて犠牲者を少なくする環境をつくるのが、闘争癖のある彼らに対しての最低限のモラルではないかと自問自答を繰り返しております。しかしながら、その闘争の発端が、夏になれば何処からともなく水槽に運ばれてくるヨシノボリの輸送人の私に有る事など、彼らは知る由も無く…。
今週は私のお気に入りの古参ヨシノボリ氏(写真)、その風体に何処となく哀愁が漂っているようには見えませんでしょうか。
更新日付:2000.05.28
5月第3週 暑い日が有るかと思えば雨が降ると少し肌寒く感じ、これから梅雨にかけて私達にとっても 結構体調を壊しやすいシーズンです。我が家の水族達は今のところ皆さん元気に遊泳しておりますが 、油断をすれば病気にかかりやすい時期でもありますので、毎日の観察は念入りに行うようにしております。 比較的丈夫な魚たちなのですが、過去には管理不行きとどきがあり、今もって少なからず反省を繰り返しております。実際のところ体調不良は行動や体表に現れてきますので、早期発見で隔離し、それなりの手立てを行うのが私のようなアバウト管理者には必須のようです。(コミュニケーション不足はいずれの社会も良い結果を生まないものですよね) 今までの経験では病気が進行してしまってからの投薬治療での水槽復帰率は残念ながらかなり低い数字になっております。 今日もまた魚たちを見ていると、いつもは遠くからこちらを伺っているタモロコ(写真)が珍しく寄ってきてくれました。なかなかのプロポーションで体調は良さそうですね。 それはそうと毎日水槽を食い入るように覗いている様子は家人からすれば少し奇異に映るようですが…。
更新日付:2000.05.21
5月第2週 今週は、ゴールデンウイーク疲れで、おまけにここ大阪は、急に夏が訪れたのかと思わせる程の暑い週でした。 これから夏に近づくにつれ少なからず水温管理に頭を悩ますキーパーの方もおられると思いますが、我が家はメンバーの顔ぶれを見ましても毎年、別段変わった事もせずにおりますが、唯一120cm水槽はエアレーションの強化をすることにしております。 私がごそごそと水槽をいじってますと先日、木津川より入居のブルーギルが様子を伺いに来てくれました。人によく慣れて近づいてくるこの魚を見てるとついモデルに成ってもらう機会が増えて…。
更新日付:2000.05.14
5月第1週 ゴールデンウイークの3日は午後から木津川に出かけました。天気は上々でしたがやはり道路は渋滞していました。到着するやいなやウエダーに着替えてさっそく採取開始です。水温も暖かく絶好の採取日和となりました。 そして本日の捕獲魚はドンコ、ヨシノボリ、カワムツ、オイカワ、ブルーギル、フナ、ヌマチチブの7種に及びました。 今回は以外にカワムツが5匹、ドンコが3匹と、いつもはほとんど1匹だけの採取に終わる魚が珍しい事です。川は耐えず表情を変えていて雨の状況や流れの変化で捕れる魚のポイントも移り変わるようですね。翌日、30cmの水槽を1本立ち上げました。今度はドンコ氏のお腹に収まる前にヌマチチブの棲家を確保することに成功しました、これでひと安心です。 ところでやってしまいました。またしても水槽が増えてしまったのです、家人が留守のあいだに。今週はギギの可愛い表情(写真)をご覧下さい。私ならこのギギのやさしそうな眼を見れば多少の事は許せるのですが、皆さんはいかがでしょうか…。
更新日付:2000.05.07
4月第5週 暖かくなると休みの日は川に行きたくなります。ゴールデンウイークを間じかに控えてそろそろ採取計画を立てなくてはいけませが、今回は少しフィールドを変えてみるのもいいかと検討中です。
ただ先週の花見は少し予定外で”はしゃぎ”過ぎたと反省しておりまして…。
今週は先週入居の新人ヨシノボリ(写真)が元気に水槽内をかけ回っております。十人十色はこのヨシノボリにも言えるようで、容姿、行動共に実に個性的な魚です。それはそうと新入ヨシノボリさん、この雑居水槽にはあなた以外にもいろいろな個性をお持ちの諸先輩が多いのでくれぐれもご注意を。
更新日付:2000.04.30
4月第4週 今週は木津川へ出かける事も考えていたのですが桜の季節に魚では家人にも少し申しわけないと…。
16日の日曜日、天気は快晴でしたが風はまだ少し冷たく花寒の一日でした。昨日の雨で桜もいよいよ終わりかと少し寂しい思いがしましたが摂津峡にある桜公園の桜はまだまだ綺麗でした。 花見の帰り道、川沿いに車を走らせていると釣りをする人達が見えました。上から見るだけで終われば良かったのですが、つい川岸に降りてしまったのが間違いです。水面にオイカワの姿を発見、次の瞬間には車からウェダーと採取網、プラケースを持ち出していました。
隣であきれる家人を尻目に夢中で約1時間、採取した魚はオイカワ、カワムツ、ヨシノボリと我が家ではおなじみの魚達ですがとても楽しいひと時を過ごしました。プラケースの魚達(写真)は寒い冬を耐えた余裕でしょうかとても輝いて見えました。ところで帰路の車中は何故か沈黙が…。
更新日付:2000.04.23
4月第3週 雑居水槽は先週の採取から少しメンバーが増えました。 昨年までは採取した魚は殆ど持ち帰っていたのですが、今年は必要以上の個体(定義は曖昧ですが…)は持ち帰らずにその場で観察後おひきとり願う事にしております。 先週紹介しましたミシシッピアカミミガメは慣れないせいかまだ餌を食べようとしませんが、まぁそのうちに食べていただけるでしょう。今週も期待の新人をご紹介しましょう。我が家ではベストスタイル第2位に君臨しておりますブルーギルの幼魚です。これはこれは小さいうちから素質十分の可愛いルックス(写真)ですね。
更新日付:2000.04.16