10月第4週 雑居水槽も今週21日よりヒーターを設置しました。こちらの水槽は26度固定式のサーモ内蔵ヒーターです。やはり住人達はそれぞれ行動も活発で食欲も以前に増して旺盛に成っております。ところで我が家には2つの金魚鉢があり、それぞれ金魚とメダカが遊泳しておりまして、今週はメダカ鉢の話題です。 メダカ諸氏に付きましては私のいいかげんな管理下においても元気に成長してくれております。まして繁殖などというものには全くの知識も持ち合わせていなかったのですが、水草(キンギョ草)を入れておきましたらヒメダカが産卵、一時別に飼育していたものが大きくなりたいへん喜んでおります(写真)私としましては繁殖というより自然発生というのがふさわしい感覚なのですが…。
(写真は円形の金魚鉢の底の湾曲を利用して撮影しております。)
更新日付:1999.10.24
10月第3週 全国のカマツカファン並びにキーパーの皆様、ご無沙汰致しております。しばらく話題に上らなかったのですが我が家のカマツカはその後も元気に遊泳しております。相変わらず底砂に潜り込んだり忙しそうに底掃除に余念がありません。最近、雑居水槽でカマツカは大変重要な任務を毎日遂行しております。この水槽内におけるメインディシュは冷凍赤虫で、ブロックを入れますと一番巨体のカマツカがモーションを起こし、赤虫の解凍作業です。ほとんど自分一人で口の中へここで終わりますと他の連中の食事は抜きとなるのですが、カマツカは一旦口に入れた餌のほとんどをエラから勢いよく放出してしまいます。解凍された赤虫は水槽一面に広がって住人の全てにまんべんなく行き渡るという具合です。生存競争の激しい水槽内でほほえましい給餌風景を見ることが出来ます。セパレーターの向こうでは水槽一面に広がった赤虫を食べようとブラックバスが悪戦苦闘を繰り返しておりますが、所詮かなわぬ夢物語り。カマツカの口は餌の粉砕機の役目も果たしております。赤虫以外でもペレット状の餌もとりあえず口に入れて、しばらくすると数編に砕かれてエラから出てきます、すかさずギギやメダカの幼魚がゲットです。このように巨体のカマツカが幼魚の成長を支援。弱肉強食の世界でこうした光景を見るとほっとする思いです。ところで当のカマツカ氏(写真)いったい口に入れた餌の何割を自分で食べているのでしょうか…。
更新日付:1999.10.17
10月第2週 雑居水槽もそろそろヒーターを入れる時期になってきました。生存競争が厳しいからでしょうか、こちらの面々はまだ食欲は落ちていないようです。ブラックバスに至ってはやはり成長期ということもあるのでしょうが、衰えるどころか夏場より食欲旺盛のようです。セパレーターで仕切られたバスは当初、反対側に居るメダカなどに無駄な攻撃をかけておりましたが、最近は悟ったのか双方とも知らん顔です。
今週は我が家の単独飼育指定種第2号(第1号はカムです)に認定されたブラックバスの不屈な面構え…おっと不屈なボディ。
更新日付:1999.10.10
10月第1週 ブラックバスとの乱闘劇で一時は水槽の片隅で体色も黒ずんでしまってほとんど動けなくなったブルーギルですが、ストック水槽ドックで療養の末、無事に水槽復帰(写真)となりました。今回の復帰によりブラックバスと再び共存というわけにもいきませんので、単独飼育にふみきる事となりました。まぁモデルにも何度かなってもらったりお世話になっておりますので少し恩返しということで…。
先週行った琵琶湖博物館のブルーギルも綺麗な個体がたくさんです。婚姻色の出たものは特に綺麗で、やはりあれ位の個体に成長して欲しいものです。
更新日付:1999.10.03
9月第4週 セパレーターで隔離されたブラックバスとブルーギルに乱闘がおこりました。勝者はブラックバスです。敗れたブルーギルは水槽の隅に追いやられ瀕死の状態になってしまいました。とりあえずブルーギルをストック水槽にドック入りさせる事にしました。ブルーギルとブラックバスの共存は思っていたより早い時点で終止符が討たれました。予想以上のブラックバスの脅威を痛感いたしました。セパレーターの右と左では気がつけば日淡魚メンバーと外来魚メンバーに分かれていて、個々にはいずれも魅力のある魚達なのですが同居となると難しいものがあるようですね。我が家でも日淡魚キャストといえば定番のこの魚。カマツカ、ヨシノボリと並んで登場するのがこのフナ(写真上)です。基本的には温厚派が多い日淡魚なかでも一番安心して見ていられるのが大きな魅力で、我が家の水槽の脇役として無くてはならない大切な住人です。
更新日付:1999.09.26
9月第3週 12日に今年4回目の木津川に出かけました。
当日は9月半ばにしては異常に暑い1日になりました。今回の面々はブルーギル、フナ、アメリカザリガニでいずれも手網での捕獲で水槽飼育サイズです。
途中タウナギの稚魚もゲットしたのですが同じケースに入れていたためにアメリカザリガニの胃袋に納まるというハプニングが発生してしまい、水槽飼育観察を考えていましたのでとても残念な思いです。
さてこのアメリカザリガニですが最初カムの食卓にと持ち帰ったのですが少し観察してみたくなって…。しかし雑居水槽に入れるわけにもいかないのでスペース的問題もあって悩んでおります。
雑居水槽では前回の木津川ゲット組のギギが順調に成長しておりまして新しい話題を提供してくれることを大いに期待しております。
いずれにしましてもブルーギルとブラックバスの隔離により温厚派のメンバーは平穏な生活をエンジョイしているように見うけられます。
別室
更新日付:1999.09.19
9月第2週 夏も終わりに近づき生き残った雑居水槽のメンバーも順調に成長してきております。
予想通り肉食派のブルーギル、ブラックバスのコンビが底物の魚達に影響を与え出してきました。ヨシノボリに犠牲者が…。
このままでは間違いなく肉食派が支配する環境になってしまいそうなので、早速セパレーターを水槽のセンターに設置して2匹(写真)を隔離することにしました。
共存を好む魚、一匹狼的な魚、それぞれの立場を尊重しながら見守っていくのが理想の水槽管理者なのでしようね。
犠牲者が出たりガラスの蓋を割られたり、どうも修行が足りないようで…。
更新日付:1999.09.12
9月第1週 底物の魚達もずいぶんメンバーが絞られてきました。ヨシノボリ同士がやはり領地闘争を展開しております。
勝ち組は今のところトウヨシノボリです、これはチームプレーの結果なのでしょうか。
彼らの争いを見ていると尻尾を集中攻撃しているようです。尻尾がきれいな者は優性側で力尽きた者の尻尾はほとんどが原型を留めておりません。
今まで我が家で飼ってきたヨシノボリをはじめとする底生魚の攻撃パターンのようにも思われます。
追いやられたヨシノボリはガラス面に退避(写真)勝ち組みは水槽中央に陣取りガラス組はそのうちに力尽きて、という図式です。
いずれの社会も少数の勝組に残れるように…。魚達を見ている私も、私を見ている魚達も同じ穴のむじなと言えそうですね。
更新日付:1999.09.05
8月第4週 雑居水槽は上物、底物ともに生存競争が激化しております。
上物はブルーギル、ブラックバスにフナの3匹。
少し体長の大きいブルーギルがブラックバスに仕掛けていきます、今のところはバスも軽くかわしていますが反対にバスから仕掛けることはありません。(現状はブルーギルが優位に立っております)
不思議に思うのですが、バスと同じ位のサイズのフナには両者とも仕掛けていかないのは何故なのでしょう。
やはりライバルとしてのターゲットを絞り込んでいるようですね。
上物の3匹の相対関係は、フナを行司に挟んでまるで東西の相撲もようです。
更新日付:1999.08.22
8月第3週 15日に今年3回目の木津川へ出かけました。
あいにくの雨もようで2時間程の滞在になってしまいましたが…。
本日のニューフェイスはギギとドンコの幼魚です。雑居水槽の新人としてこれからの成長を期待しておりますが、この水槽の生存競争は極めて過酷で晴れてブラックバスのようなデビューができるでしょうか。
ギギもドンコもチョコチョコ動き回って餌の赤虫を口一杯ほおばっております。
これからいろんな話題を提供してくれそうで大いに期待しております。
この水槽の下半分を演出しているキャストはカマツカとヨシノボリです。ヨシノボリもけっこうユニークなキャラを持っています。底生魚用の餌をブルーギルから必死に守る姿は勇敢で、体がもう少し大きければ風体もなかなかのツワモノです。吸盤でガラスにひっついて居るかと思えば底砂を駆け回って相手を威嚇したりと、見ていて退屈しません。このヨシノボリもカマツカとならんでみなさんにお勧めの魚です。
それにしても底生魚には行動のユニークな連中が多いですね。
更新日付:1999.08.15