5月第4週 先週末は、東京出張で、水槽のメンテも出来ないまま慌しく大阪を後にしました。すべてのカリキュラムを終え、夜は台場のホテルグランパシフィックで少しのバーボンとレインボーブリッジの夜景を楽しませて頂きました。翌日は帰阪の列車を待つ間、以前から気に成っていた東京タワー水族館へ。名前も知らない美しい熱帯魚(写真)に魅せられて少しの間、楽しい時間を過ごしました。そう言えば、微妙に熱い視線を送ってこられる方(別室)も居られましたが…。
更新日付:2002.05.26
5月第3週 今週は水槽のメンテナンスを実施致しました。冬バージョンから夏バージョンへの移行。ヒーター類の撤去から上部ろ過層ならびに底砂大掃除と、久しぶりの環境改善ウィ-クと言うところでしようか。作業中はいつもの事ながら、水槽内はパニック状態。仮水槽にみなさん移動頂くまでは大騒動となります。いつも水槽を覗き込んで観る魚たちと、実際にアミに採って見る魚達の大きさはずいぶん違い、その成長ぶりに驚かされております。写真のタモロコ氏も魚種の判別がつかない程の稚魚で入居の個体。ずいぶんと立派な若魚に成長されましたが、私流、夏バージョンの水槽を気にいって頂けるでしょうか。
更新日付:2002.05.19
5月第2週 ゴールデンウィークも後半の日曜日、先週に引き続き木津川へ川遊びに出かけました。今週の採集魚はタナゴ、ドンコ、ブルーギル、オイカワ、カワムツ、フナ、ヨシノボリ、ヌマチチブ、この場所ではめずらしくコイ(写真)も顔を見せてくれました。快晴の木津川。魚たちの採集・観察を終日堪能してきましたが、真夏の川遊び、涼を兼ねた水中での魚観察を今から心待ちにしている次第です。
更新日付:2002.05.12
5月第1週 5月に入りゴールデンウィークの今週は、今年2度目の木津川に出かけました。採集した魚は、タナゴ、オイカワ、ドンコの3種。今回はドンコが5匹と、最近何故かドンコ氏に縁があるようです。観察を楽しみ、記念撮影の後、みなさんそれぞれのポイントにお引取り頂いた次第です。日中は汗ばむほどの陽気で、川遊びに拍車がかかるこの時季、連休中にもう一日、彼らとのフィールド観察をもくろんでいるのですが…。 今週ご紹介致しますのは、我が家の雑居水槽、オイカワ派の参謀長官。対抗するカワムツ派対策は如何に。
更新日付:2002.05.05
4月第4週 先週の木津川訪問から一週間、我が家に入居のドンコ氏、タナゴ諸氏は体調に別段の問題も無く、ウオーミングアップを終了し、無事、私の率いる水槽群の一員と成られました。これから彼らは、朝の食事から始まるカリキュラムをこなしていかれる中で、私との交流を深め、お互いの見識を高めていくことに成るのですが、従順なあなた達とは違う、私のアバウトな管理に業をにやさないで頂きたいものです。 今週のスーパーモデル、ヨシノボリ氏はエアレーションに跳躍一番。
更新日付:2002.04.28
4月第3週 14日の日曜日は今年に入って初めて、木津川へ出かけました。天候にも恵まれ、訪れたのが夕方近くにもかかわらず、気温、水温とも暖かく、ウエダーを着用しての採集、観察も2時間近くに及び、楽しい時を過ごせました。採集した魚はヨシノボリ、ヌマチチブ、フナ、ニゴイ、タナゴ、オイカワ、カワムツ、ドンコの8種。その中で今回、我が家においで頂いたのは数匹のタナゴと写真のドンコ氏、彼は体長15cmオーバーと本来ならお引取り頂いているところ、あまりの貫禄ぶりに急きょ、別水槽を立ち上げることに成った次第です。川遊び解禁、初日の木津川は、予想以上の成果に大満足のスタートと言うところでしょうか。
更新日付:2002.04.21
4月第2週 以前にもお話しましたが、暖かく成り、我が家の雑居水槽ではヨシノボリ連の活動が目立つように成って参りました。彼らの行動が活発化すると、威嚇合戦が水槽内の所々で見られるように成ります。今にも乱闘劇が繰り広げられそうな彼らの形相(写真)を見ていると、こちらまで緊張感が伝わってくるようです。春…。新しい出会いが生まれるこの時期に、引き続き、雑居水槽はそれぞれに成長されたメンバーで飽和状況が続いております。大きく成られた彼らの勇姿をこうして身近に楽しめるのは、私の目的の一つでもあり、管理者冥利に尽きると言うところでしょうか。
更新日付:2002.04.14
4月第1週 春の陽気に誘われて、休日は木津川行きを敢行すべく計画を立てておりましたが、家人の一声に依り、川遊びは却下され「山歩き桜散策」に決定。満開のさくらの中、花吹雪を楽しんできた次第です。この時季、水も温む木津川で、魚達は花吹雪のような活況を演じておられるのでしょうか。
今週もまた、ショップの水槽を覗き込む私に写真のコイ氏はずいぶん勢いよく…。
更新日付:2002.04.07
3月第5週 4月の声を聞くようになり寒さから開放されるこの頃、慌しい毎日の中で、せめて気分だけは春の霞のようにしていたいのですが…。
我が家の水族群は特別な変化もなく、保温された環境の中で優雅に過ごされております。春爛漫、桜の咲き誇る野外とは趣の違う、どちらかと言えば控えめな色合いの水槽にも、冬を乗り越え、元気に成長した幼魚たちの姿から新しい季節の到来を感じております。今週はショップで見かけたすばらしい令嬢(写真上)を。ヒラヒラと舞うように泳ぐ彼女たちには季節を超越した美しさが…。
更新日付:2002.03.31
3月第4週 暖かくなると我が家の雑居水槽ではヨシノボリ(写真)達の行動が目立つように感じられます。冬の間、水槽下部がテリトリーの彼らも春の暖かい陽気に誘われて(別室)…。
ヨシノボリファンの私としましては、夏の木津川における彼らの楽園探訪を今から心待ちにしている次第です。
ところで、当(雷魚図鑑)サイトも今週で丸三年が過ぎ、四年目を迎える運びとなりました。ここまで続ける事が出来ましたのもひとえに皆様のおかげとたいへん感謝しております。相変わらず、私のサイトは魚達との感情的観察記録とでも言いますか、学術的な解説とは縁遠い内容に終始致しております事をご理解頂き、今後とも「gonta036的よもやま話」にお付き合いの程、宜しくお願い致します。
そして、今週はもうひとつお話を別室(1・2)にて…。
更新日付:2002.03.24
3月第3週 関西では奈良、東大寺の行事「お水取り」が終わると春が訪れると言われるように、この時期を寒暖の目安に考えております。今週はちょうどその週にあたり、何となく気持ちまで暖かく感じられ、そろそろ川遊びのプロローグと言うところでしょうか。若魚のタナゴは彩りも美しく、久しぶりに開け放した窓から水槽の面々も春を感じておられるようです。
更新日付:2002.03.17
3月第2週 暖かい陽気に誘われて今週は京都府相楽郡にある浄瑠璃寺(九体寺)にでかけました。参道には馬酔木の花がたいへん美しく…。我が家の園芸部、家人の嬉しそうな横顔を尻目に参拝を済ませた境内には大きな池が、ここでも水族部の私としては水際が気になるところです。近寄ると人影を察知したのか、沢山の鯉たちが集まってきました。お寺の池の鯉たちは何となく威厳が在るように見えるのですが…。
更新日付:2002.03.10
3月第1週 3月に入り三寒四温の時季。ようやく寒さのトンネルを抜け出そうとしておりますが、皆様のお住まいの地では如何なものでしょうか。写真のタナゴ女史は昨年、木津川より入居のタナゴファミリーの代表選手。ご覧のように派手な出で立ちではないのですが、若魚の魅力たっぷりの輝きが気に入っております。
更新日付:2002.03.03
2月第4週 今週は雑居水槽を眺めて彼らの個性を楽しみながらシヤッターチャンスを待つ事にしました。私がデジカメを構えて覗き込んでいると、朝の給餌時のように、みなさん興味深々のご様子でこちらを伺っておられます。数多いモデルの中でも写真のブルーギル嬢は私のお気に入りの個体。ご覧の通りのポーカーフェイスも魅力の一つと言うところでしょうか。
更新日付:2002.02.24
2月第3週 先週の水槽メンテナンスから魚達は春を意識しておられるのか、活発な行動ならびに食欲に一段と拍車がかかったように見受けられます。ひと冬を越えられ一回り大きくなられた彼らに雑居水槽は手狭に写っているのでしょうか。写真のカマツカ氏、春に向かって跳躍一番。ゆっくりとした着地に余裕が感じられませんでしょうか。
更新日付:2002.02.17
2月第2週 立春を過ぎたあたりから大阪では春めいた日差しに恵まれる日も有り、忘れかけていた夕暮れの明るさまで何となく嬉しく感じております。今週は春までの水槽メンテナンスを実施。ヒーター器具類の動作確認、並びに清掃を一通り済ませて水槽群の体調をハード面からサポート。私の些細な心使いに気付いておられたか、軽快なフットワークで水中回転を披露して頂いたのは写真のヨシノボリ氏。随分、熱心に繰り返しておられる処をみるとソルトレークを意識しておられるのでしょうか。
更新日付:2002.02.10
2月第1週 一月は足早に過ぎ、厳冬の二月。フィールドの魚達は春を待つ固いつぼみのように寒さに逆らう事もなく静かな時を過ごしておられるのでしょうか。我が家の雑居水槽では、厳しい自然とは無縁の日々を過ごされている魚達が、何食わぬ顔で私の前を行きかい、毎日の飽食を当然の様に楽しんでおられます。写真のビワヒガイ嬢はオイカワ、カワムツ両氏の勢力争いの陰で、いつの間にか見違えるように成長を遂げられ、ファインダー越しに思わず伏兵に出会ったようで…。
更新日付:2002.02.03
1月第4週 我が家の雑居水槽は、不定期とはいえ私の趣向による模様替えを行なっております。あくまでも日本産淡水魚のイメージを壊さず、木津川の情景に見合うように、現地で収集したオブジェを配置して、雰囲気作りを楽しんでいる次第です。厳冬のこの時季、我が家の木津川もシンプルに底砂と流木だけの組み合わせ。はたして住人である皆様は満足して戴けているのでしょうか。今週の写真はウキゴリ氏、彼もまたシンプルな水槽には似合っておられます。
更新日付:2002.01.27
1月第3週 正月気分が抜けると寒さだけが妙に現実味を増し、何かしら行動を起こすにも大義名分が必要なくらい億劫に成りそうなこの時季、保温された環境の魚達には、私の行動は歯がゆいように写っているのでしようか。昨年も後半より雑居水槽の政権はオイカワ(写真)、カワムツ(別室)両氏に移行し、その勢力は依然衰えを見せず…。
新年の開幕は両スプリンター氏の続投から。
更新日付:2002.01.20
1月第2週 お正月休みもいつの間にか過ぎ、いつもの慌しさが舞い戻ってきまたが、今週は休養モードに成っておりました自分を現実に引き戻すまでのアプローチ。水槽では年中、底砂掃除に明け暮れて居られるカマツカ氏(写真)が、私に発破を掛けているようで…。
一年、いや一生を通じて変わることのないあなたの献身とも言える労働、ならびに勤労精神には、いつも頭の下がる思いです。
更新日付:2002.01.13
1月第1週 新年明けましておめでとうございます。今年も昨年に引き続きまして「雷魚図鑑」並びにgonta036とお付き合いの程、宜しくお願い致します。さて、先週で川遊びが終了し、今年に入って我が家では実質的な水槽シーズンの到来と成りました。最終の木津川にて、遅ればせながらニューフェイスの確保を完了し、約10日間のウオーミングアップを終えて、無事彼らは雑居水槽デビューを果たされました。例年の事ながら、春を待つ数ヶ月は、ベテラン勢の飛躍とニューフェイスの成長を見守りながら、暖かい我が家の木津川を楽しんでおります。昨年は、いろいろと話題の絶えなかった我が家の水族群、さてさて今年はどんな展開を見せてくれるのでしようか。
更新日付:2002.01.06
12月第5週 暮れも押し迫り、23日に今年最後の、木津川に出かけました。採取した魚はタナゴ、オイカワ、カワムツ、ドンコ、ヨシノボリ、ヌマチチブ、タモロコ、フナの8種におよび、その中からタナゴ、オイカワ、ヨシノボリの数匹を持ち帰りました。当日は比較的穏やかな日和となりましたが、ウェダーを着用しているとは言え、(家人の冷たい視線と相まって)予想以上に川の水は冷たく…。
いずれにしても、持ち帰った個体は、来春にかけての成長株。雑居水槽の期待のニューフェイスとして、現在予備水槽にて観察中と成っております。
更新日付:2001.12.30
12月第4週 12月に入ったなと思いきや、早やクリスマスを迎える頃となり、例年の事とは言え、師走の”逃走ぶり”には戸惑いさえ感じております。今年もいろいろな魚たちにスポットを当てながら楽しんで参りましたが、個性派ぞろいの日淡の魅力は尽きる事がなく…。
写真のアブラボテ氏は小兵ながら素早い動きで、水槽中を疾風の如くかけて居られますが、均整の取れた美しいシルエットは私の大のお気に入り、さり気ない口ひげも素敵ですよね。
更新日付:2001.12.23
12月第3週 今週も暖かい水槽か゛羨ましく感じる程、寒い日が続き、いつのまにか色あせた風景を窓ごしに眺めていると、冷たい風まで吹き込んで来るようで…。
普段から井戸端会議の盛んなアカハラ諸氏のケージでは、いったい何が話し合われているのでしようか。寒いこの時季、仲睦まじい光景は何となく暖かく感じられますよね。
更新日付:2001.12.16
12月第2週 師走も中旬に差し掛かれば、ずいぶん寒さも勢い付いて、外出するのもおっくうな時季になりました。今年の後半はフィールドに出かける回数も少なく、物足りなさを感じておりますが、年末にかけては締めくくりの「厳冬川遊び」を目論んでいる次第です。今週の雑居水槽は血気盛んなオイカワ氏(写真)の独壇場となり、他の魚の追随を許さないスピードと迫力は、水槽中を駆け抜けるほどの勢いすら感じられます。
更新日付:2001.12.09
12月第1週 12月に入り何となく気忙しく感じられる頃になりましたが、我が家の水槽群にはフィールドからの来訪者も無く、春までの充電とも言えるこの期間を楽しんで居られると言うところでしょうか。今週に成って、アカハラ諸氏のケージにも保温を始め、厳冬に向けての準備を行なったところですが、相変わらずポーカーフェイスの彼らには、暖かい環境が気にいって戴けたでしょうか…。
更新日付:2001.12.02
11月第4週 今週の雑居水槽は何となくあわただしく、それなりに成長された面々が繰り広げる活劇に見入っておりました。写真はオイカワ氏とカワムツ氏のスプリンター同士の水槽レース。狭いスペースでの彼らのデッドヒートはデジカメ片手にこちらが疲れてしまいましたが、婚姻色も鮮やかなオイカワ氏を追うカワムツ氏、いずれの個体も我が家の水族群の代表格。いつまでもその勇姿で私を魅了して欲しいものです。
更新日付:2001.11.25
11月第3週 紅葉の美しい季節、近くに見える山が急に色付き出す頃と成りました。我が家の水槽には、季節を感じる変化こそ無いものの、成長したそれぞれの魚たちの泳姿に、紅葉にも似た満足を見せて頂いております。今週の水槽美人はブルーギル嬢。彼女もまた、あどけない幼魚からボリュームを上げられたようでキラキラ光るボディが綺麗です。
更新日付:2001.11.18
11月第2週 今週は、ここ大阪でも足早に季節が進んだようで、魚達ならずとも私達も暖房の欲しい時季と成りました。雑居水槽では、数少ないニューフェイスの中、マハゼ氏(写真・別室1・2)の存在が光っております。今週は活発な動きの彼の記念撮影に挑戦してみる事にしました。デジカメ片手に撮影を始めると他の連中も集まり出し、なかなか目的のマハゼ氏にスポツトが決まりません。気が付けばどちらのお方の記念撮影だったのかと苦笑することも多いのですが…。
更新日付:2001.11.11
11月第1週 冬になるまでの過ごしやすいこの時季、我が家の水槽群は一足早く冬支度を終えて各自、飽食を堪能しておられると言うところでしようか。水槽を見渡せば、いつも姿の見えない写真のギギ氏は、ご覧のようにエンビ管の中でユラユラと寝床を暖めておられます。朝の給餌でもあまり顔を出さない彼もいつの間にか恰幅よろしく成長され、ひとまわり大きな住居を最近、ご用意させていただきました。闇夜の彷徨人ギギ氏はストロボの光もあまり好まれないご様子。久しぶりの記念撮影、新居の中で、しばらくは動かないでいただけますでしょうか。
更新日付:2001.11.04
10月第4週 休日毎に所用が重なり、フィールド観察から遠ざかっておりますが、我が家のフイールドだけは時間の許す限り、魚たちとコンタクトを取っております。どちらかの社会とは違って、彼らにアポは不要ですものね。今週は均衡の保たれている魚達に、どういう訳か争い事が目立つようになり、管理人の私としては見過ごすわけにもいかず、仲裁に入ることにしました。よくよく観察していますと、棲家をめぐって、私の住宅戸数の不備が起因するトラブルが増えているようです。彼らの棲家にはエンビ菅を提供しているのですか゛、ヨシノボリ諸氏、ギギ氏、ドジョウ氏に混じって、最近、ビワヒガイ氏までが占領するようになり、慢性的な住宅供給不足。いずれのお方も隠れ家がお好きなようで…。早速、エンビ菅を追加して一件落着と言うところでしょうか。門外漢のスプリンターはカワムツ氏(写真)。スポーティなボディが最近、光ってますね。
更新日付:2001.10.28
10月第3週 今週は朝晩の冷え込みが、日を追う毎に増すように感じられ、また一歩、季節が前進したと言うところでしょうか。以前にもお話し致しましたように、今年の我が家の水属群はニューフェイスの数が少なく、ベテラン勢の活躍が功を奏し、水槽環境の秩序が維持されているのではないでしょうか。この時季フィールドでは川遊びシーズンも終盤を迎え「水槽シーズン」到来。暖かい春までに、円熟味を増した魚たちの魅力を堪能できるのではないかと、楽しみにしております。見わたせば、単独水槽のヌマチチブ氏(写真)、彼もまたベテランの顔役として、ガラス越しのポーズが、板に付いているではありませんか。
更新日付:2001.10.21
10月第2週 10月に入って初めての日曜日は、久しぶりに六甲山(兵庫県)にある六甲森林植物園に出かけました。植物はどちらかと言えば家人のテリトリー。紅葉には少し早いのですが、私としては森林浴を楽しむ気持ちで一日を過ごしてきました。広大な植物園の中央部に位置する池には、(写真・別室)のように、亀や色鯉がのんびりと泳いでいます。「何処に出かけても魚が気に成るのね…」日中は暑さを感じる陽気でも、水面を渡る風はもう秋です。
更新日付:2001.10.14
10月第1週 この時季に成ると急に日暮れが早くなり、例年の事とはいうものの、一時の間、もの悲しさを感じるようになります。川遊びシーズンもいよいよ終わりに近ずき、水ぬるむ、新緑の春までは、水槽シーズンの到来と言うところでしょうか。フィールドにおいては、魚たちの行動も次第に低調になるというのに、我が家の水族群といえば、保温により、活動期の延長に選択の余地も無く…。変化の少ない環境と、アバウト管理の私との退屈なお付き合いを余儀なくされる彼らには、たいへん申し訳なく感じております。 私のお気に入り、単独水槽のドンコ氏(写真)は、相も変わらずのポーカーフェイス。得意の水中ホバーリングが決まるときは、ご機嫌が宜しいのでしようか…。
更新日付:2001.10.07
9月第5週 気温の寒暖差が大きいこの季節、皆様におかれましては体調を崩しておられないでしょうか。我が家では、例年この頃に成りますと、保温器具の整備及び設置準備に取り掛かっております。この時季の保温は低温と言うよりあくまでも高低差の是正を目的として実施しております。いろいろと準備を整えておりますと、少し離れたゲージからアカハラ氏(写真)が私の様子を伺うように…。
更新日付:2001.09.30
9月第4週 今週のモデルのオイカワはカワムツと並んで雑居水槽の上域エリアを共有するスプリンター同志。私見として、そのスピードは、オイカワに軍配が上がりそうなのですが…。いずれの個体も木津川を同郷に持つ良き友として、限りあるスペースの中、節度を保ったスピードで水槽遊泳を楽しんで戴きたいものです。
更新日付:2001.09.23
9月第3週 暑かった夏を無事に過ごされた我が家の水族群は、ひとまわりの飛躍(成長)を遂げられたようで、何となくそれぞれの水槽が手狭に思えるのは私の錯覚なのでしょうか。
もともと派手なコスチュームと言うよりは、地味キャラが魅力の我が家の日淡勢は、成長に従ってそれぞれの個性に磨きをかけ、味わい深い風貌へと自らをクリエートしていかれるのですが、今年も酷暑という難関を克服した彼らには、冬を迎えるまでの充電期間をより一層の飛躍の時季としてもらいたいものです。
アブラボテTanakia limbata
更新日付:2001.09.16
9月第2週 9月も中旬にもさしかかると、朝夕に秋らしさを感じるすがすがしい時季になってまいりました。水槽の環境も季節と歩みを合わせるように落ち着きを見せ、魚たちも一息というところでしょうか。この夏は我が家の雑居水槽における新人の入居が例年に無く少なく、言い換えればベテランの活躍(成長)が目を引く状況下であります。管理人の私といたしましては、彼らの威風堂々とした容姿に満足しながらも、新しい水族環境への展開を見据えたメンバーの充実に駒を進めたいところなのですが…。
写真のヒガイ氏もこの夏の成長株。なんとなくエスニックな風体は私のお気に入り、晩夏の水槽にはお似合いですね。2019.05.04 再
更新日付:2001.09.09
9月第1週 8月最後の日曜日、琵琶湖は長浜へガラス細工の見学に出かけました。
色とりどりのガラスの彫刻を堪能した帰り道、湖岸道路から見る夕暮れの琵琶湖はたいへん美しくて…。
久しぶりに訪れた巨大な淡水魚の宝庫を前に、何かしら魚たちとの出会い無く素通りするには私としましてはたいへん忍びなく、陽も暮れかけた琵琶湖にそそぐ小川に、トランクに常備している手網とプラケースを片手に、少しの間、魚採取を楽しみました。プラケースにお目見えの魚達は、お馴染みのヨシノボリとドジョウに混じって、ハゼの一味(ウキゴリの一派)と見られる彼(写真・別室)を我が家に特別ゲストとして御同行いただく事になったのですが、現在は予備水槽で、記念撮影と身許確認中となっております。
更新日付:2001.09.02
8月第4週 連続の川遊びを今週はひと休み。自宅から木津川、和束川を横目に今年も陶器の町、信楽へ出かけました。私の楽しみは今回も魚を題材にした陶器探訪にあります。昨年はハゼをモデルにしたような箸おき(第一水槽)今年はナマズモデルの箸おき(第二水槽)と創作陶器とでも言うのでしょうか、思わず買ってしまった不思議な魚(別室)の置物です。増え続ける魚グッズのコレクションに冷ややかな視線を感じながら、いろいろと角度を替えてデジカメ撮影を楽しんでおります。
更新日付:2001.08.26
8月第3週 先週に引き続き今週もフィールド観察に出かけました。今回は木津川から一足伸ばして和束川へ。アカハライモリのエリアに到着です。幸いな事に昨年と変わった様子も無く、山からの湧き水をひっそりとたたえた彼らの棲家は、年に数回訪れる私をいつもと同じ表情で迎えてくれました。ゆっくりと数回、差し入れた網には幼生達(写真・別室)と二匹の成体(別室1・2)が。現地にてプラケースの臨時スタジオで記念撮影です。撮影を済ませたアカハラ諸氏は何も無かったようにゆっくりと棲家に帰っていきました。個々に違うお腹の模様は再会の目印になるのでしょうか…。
更新日付:2001.08.19
8月第2週 8月に入って最初の日曜日は夏の大きな楽しみ、「ヨシノボリ採取・観察」に、お馴染みの木津川へ出かけました。この日は渇水の影響でしょうか、川の水も比較的少なく、対岸まで少し泳げば渡れる絶好のコンディションです。炎天下、まずはひと泳ぎを済ませて、ひと気の無いこの時季だけのヨシノボリエリアへ。今回も水中眼鏡とシュノーケルで彼らの楽園の観察です。水槽では見る事の出来ないヨシノボリ達の世界は時間の経つのも忘れるほど私を楽しませてくれます。今年は我が家の水槽は過密状態、とてもニューフェイスを受けいれる余裕などないはずなのですが…。写真の個体(現在どう言う訳か我が家の予備水槽で遊泳中)はヨシノボリエリアでたまに見かけるヌマチチブ氏。ここでも彼はヨシノボリ達にとって邪魔者のようですが、広いフィールドではその脅威も半減と言うところでしょうか。
更新日付:2001.08.12
8月第1週 7月最終の土曜日はこの数年、恒例に成っている日本海へ海水浴に出かけました。今年も同じく海中探索の後は海水魚採取で時間を過ごし、ホテルの部屋は臨時スタジオと化しました。スタジオといっても昨年はガラスコップで、今年はプラケースとモデルさんには少し窮屈な状態ですが…。今年のゲストは昨年に引き続いてのフグ氏(別室)とニューフェイスは写真のカレイ氏で底物の代表格。ヨシノボリで鍛えた捕獲劇は偶然、私に軍配が上がりましたが数十分に及ぶ捕り物に疲れ果てて…。それにしても絶妙の保護色もプラケースではカモフラージュのしようがないと言うところでしょうか。
更新日付:2001.08.05
7月第5週 夏真っ盛りの厳しい暑さの中、食傷気味の私を尻目に、食欲旺盛な魚たちはたいへんパワフル。水槽に拡がるエアレーションのバブルに涼を求めて…。
この時季、食欲に比例し、魚たちの成長は目を見張るものがありますが、反面、水質悪化の要因も増過。我が家では換水を中心とする水槽のメンテナンスには細心の注意をはらっております。 いつの季節もマイペース。底砂の美化に大いに貢献して戴いているカマツカ氏(写真)は水槽の片隅で一休み、やさしい彼の横顔は、以前から私のお気に入り。
更新日付:2001.07.29
7月第4週 梅雨も明けて、今週は「海の日」の金曜日に木津川へ出かけました。川はその表情を事あるごとに変えているのですが、長年に渡って同じ所に出かけていると、何となく旧知の仲とでも言うのでしょうか、楽しい時間とフィールドを提供して頂いています。快晴。水も温かく感じる絶好の川遊び日和の一日、上物の魚達は川面にキラキラ舞うように…。
今回の採取魚はギギ・ドンコ・タナゴ・カワムツ・オイカワの5種と常連の顔ぶれです。
私がよくお邪魔しているギギ、ドンコの各エリアは今回も崩壊の危機にさらされた形跡も無く、幼魚がエリア内に数多く見られ順調に世代交代が行なわれているようです。今年は採取シーズンを迎える前から我が家の水槽は飽和状態。ニューフェイスを受け入れられない状況となっております。仕方なく現地で記念撮影後はみなさんお引取り頂きました。次回は水浴も兼ねてヨシノボリエリアの観察を楽しみにしております。
今週はごらんの通りのドジョウ氏、ねぐらの底砂を掻き分けて息抜きでしょうか…。
更新日付:2001.07.22
7月第3週 先週に引き続き、快晴の毎日で、ここ近畿地方も梅雨明け間じかと言うところでしょうか。うなぎ上りの水銀柱を眺めては、ため息の出るこの暑さの中で、一時の間だけでも状況を緩和してくれる金魚(写真)は、”涼をよぶ魚”として、普段、私の水族群には無関心な家人からも賞賛を受けております。ひらひらと舞うような泳姿がそよ風を呼ぶように…。
更新日付:2001.07.15
7月第2週 今週は梅雨の中休みと言うより、まるで梅雨が開けたように快晴の暑い日が続き、魚たちにも酷暑の訪れとなりました。今年もエアレーション最強化と水質維持を柱とする私のお決まりの水槽管理に終始いたしておりますが、わが家の水族群はみなさん、ご機嫌よろしく過ごしておられます。その中で貫禄を備えられたアブラボテはと云うと・・・やはり暑苦しそうですね。
更新日付:2001.07.08
7月第1週 雑居水槽の過密化が進み、高水温と相まって水質管理を密にしなくては成らないこの時期は、魚たちもコンディションを崩しやすく、朝晩の観察を念入りに行うようにしております。写真のドンコ氏は他の魚たちとのコミュニケーションに少々問題があり、単独水槽で独身生活を優雅に楽しんでおられます。彼の場合、私を含めた数名のギャラリーが唯一の交友範囲なのですが、朝の給餌時を除けば、きわめて無愛想。そんな彼にもどことなくその風貌に親しみと愛着を感じております。
更新日付:2001.07.01
6月第4週 今週は文字通り”梅雨らしい”一週間になり、何となく水槽の中までしっとり感じられるのが可笑しくて…。
川遊びもお預けのこの時期に我が家の木津川を楽しむのは毎年の恒例になっております。過去において、梅雨の晴れ間の川遊びは水も濁っていて、楽しみきれないところがあり、本格的な夏の訪れを前に勇み足を抑えていると言ったところでしょうか。雑居水槽、底砂掃除の名手カマツカ氏、いつになく遊泳を楽しんでおられ、そろそろ梅雨にも飽きられたのでしょうか。
更新日付:2001.06.24
6月第3週 以前にもお話ししましたが、私の行き付けのショップは金魚と川魚がメインの魅力いっぱいのお店です。そこに集まる「お魚マニア」にもいろいろな人がおられますが、特に金魚マニアは、熱心な方が数多くおられ、私がお話しを伺うと、その知識たるもの並大抵のものではなく、長年の飼育実績に裏付けされた経験談にはいつも関心させられております。一口に金魚と言いましても私のように金魚すくいでに入手したものから、品評会に出品されるような高級金魚まで千差万別、その種類も半端な数ではありません。いつもこのショップで羨望の眼差しを向けながら手を出すことが出来ない金魚たちをファインダー越しにしばらく楽しむ事にしました。ランチュウ(写真下・別室)は、その独特な容姿、色、泳ぐ姿など、「金魚の王様」として、常連客の間でも話題が絶えないようです。いずれにしても飼育設備・環境などの話しをお伺いしていると、今のところ、ショップでこうして拝見しているのが一番だと…。
更新日付:2001.06.17