日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2000年

10枚 | 30枚

2000.03.12  Tanakia limbata

3月第2週  今週も雑居水槽は問題なく推移しました。 ところで昨年、これも木津川より入居のギギですが60cm水槽を別に立ち上げて4匹を単独で育てております。 塩ビの筒を各一本ずつ提供しておりましたが一匹だけが特に大きく成長し15cm程になりました。他の3匹は7~8cmと同じ大きさ位で入居したのにずいぶん差があるものです。昼間は殆ど筒の中なので写真撮影が思うようにいきません。そのうちにご紹介できそうな 写真がUPしましたら公開させていただきます。今週はめずらしく水槽前面に出てきたところを運良く撮れました私のお気に入りのスタイル、アブラボテをご覧ください。

更新日付:2000.03.12

2000.03.19  Kizu River

3月第3週  朝晩の冷え込みはまだ続いておりますが、日中はかなり暖かい日が増えて参りました。我が家の雑居水槽の連中は、冬も無加温で過ごしております。今年はメンバー全員、ドック入りもなく順調に冬を越す事ができ喜んでいる次第です。 私の水槽管理は相変わらずいい加減で、一週間に一度の水替えを除いては、何も行っておりません。こんな私の管理下においても以前にお話しましたようにメンバー全員、順調に成長を遂げられ、水槽は過密の一途をたどっております。 そのような状況下においても暖かくなればまた木津川 (写真) に採取に行きたくなります。今年はニューフェイスの採取を除いては、フィールドでの観察だけを主眼に置くつもりではありますが、さてどう云った展開になることでしょう。

更新日付:2000.03.19

2000.03.26  Candidia temminckii

3月第4週  私のサイトも早1年が過ぎました。ここまで続けてこれましたのも皆さんの励ましのお陰だと感謝いたしております。 昨年11月主役のカム(雷魚)を亡くしてからしばらくはどうして更新していこうかと悩んでおりましたが、皆様からの激励のメールをたくさん戴き、随分と勇気付けられここまでやってこれました。 私自身、キャラの強い雷魚飼育を始めてから亡くすまでの間、カムルチー以外の魚達の魅力に殆ど目が向いてなかったのが事実です。そんな脇役的な存在だった日本産淡水魚達も、この1年で随分成長してくれました。 今は主役達の飼育日記をホームページという形態で記録していく事によって、みなさんとコミュニケーションを図りながらの魚飼育ができたことを、そして続けていけることを、たいへん有意義に感じ、又おおいに喜んでおります。 2年目を迎えることが出来ました雷魚図鑑を今後ともどうぞ宜しくお願い致します。尚、たくさんの方々から掲示板の設置希望をいただいておりますが、私自身の時間的な問題を解決することができないことと、 当サイトの私自身の目的から、今後とも今まで通り、メールでのお付き合いを宜しくお願い致します。 今週は昨年秋に稚魚で木津川より入居のカワムツです。現在、我が家の水槽には1年目を迎えたカワムツと5カ月目のこの写真の2匹が遊泳しております。

更新日付:2000.03.26

2000.04.02  Acheilognathus rhombeus

4月第1週  先週末は香港へ出かけていましたので、留守番の魚たちはしばらくの間、食事は抜きということに…。
さすがに帰ってくればみなさん餌の催促です。
特にブラツクバスは水槽の蓋を開けようとすると「おっと危ない危ない」私の指に襲撃を掛けてきました。
フードタイマーも検討しなくてはいけませんが、冷凍の海老を解凍して与えているのでブラックバスにはだめですよね。
カネヒラが勢いよく餌に寄ってきました。
そこに突然、カネヒラの行く手を拒むようにギンブナもあわててやってきました(写真)しばらくの間空腹にさせて申し訳なかったのですが、急いで餌に飛びついて他の魚達とのクラッシュには御注意を。

更新日付:2000.04.02

2000.04.09  Trachemys scripta elegans

4月第2週  2日の日曜日、今年に入って初の木津川へ魚採取に出かけました。 その前に少し悲しい出来事がありました。あんなに元気だったヌマチチブが突然亡くなってしまったのです。外傷は無く 原因がはっきりとしないのですが、私の管理不行き届きで、たいへん残念な思いです。 話は戻って今回木津川での採取した魚はブルーギル、ニゴイ、オイカワ、ヨシノボリ、ミドリガメ、そして ヌマチチブの6種です。なによりもヌマチチブが採取出来たのが嬉しいのですが…。
ところでこれにはどんでん返しの後日談がありまして、翌朝の事、いくら探しても雑居水槽にヌマチチブの姿が見当たりません。目をこらして 探している私の前を風船のようにお腹が膨れたドンコ氏が通り過ぎました…。
今回の珍客は久しぶりの亀氏で甲羅15cmのミシシッピアカミミガメ(写真)です。 大雨で脱走しないように気を付けなければいけませんね。

更新日付:2000.04.09

2000.04.16  Lepomis macrochirus

4月第3週  雑居水槽は先週の採取から少しメンバーが増えました。 昨年までは採取した魚は殆ど持ち帰っていたのですが、今年は必要以上の個体(定義は曖昧ですが…)は持ち帰らずにその場で観察後おひきとり願う事にしております。 先週紹介しましたミシシッピアカミミガメは慣れないせいかまだ餌を食べようとしませんが、まぁそのうちに食べていただけるでしょう。今週も期待の新人をご紹介しましょう。我が家ではベストスタイル第2位に君臨しておりますブルーギルの幼魚です。これはこれは小さいうちから素質十分の可愛いルックス(写真)ですね。

更新日付:2000.04.16

2000.04.23  Opsariichthys platypus

4月第4週 今週は木津川へ出かける事も考えていたのですが桜の季節に魚では家人にも少し申しわけないと…。
16日の日曜日、天気は快晴でしたが風はまだ少し冷たく花寒の一日でした。昨日の雨で桜もいよいよ終わりかと少し寂しい思いがしましたが摂津峡にある桜公園の桜はまだまだ綺麗でした。 花見の帰り道、川沿いに車を走らせていると釣りをする人達が見えました。上から見るだけで終われば良かったのですが、つい川岸に降りてしまったのが間違いです。水面にオイカワの姿を発見、次の瞬間には車からウェダーと採取網、プラケースを持ち出していました。
隣であきれる家人を尻目に夢中で約1時間、採取した魚はオイカワ、カワムツ、ヨシノボリと我が家ではおなじみの魚達ですがとても楽しいひと時を過ごしました。プラケースの魚達(写真)は寒い冬を耐えた余裕でしょうかとても輝いて見えました。ところで帰路の車中は何故か沈黙が…。

更新日付:2000.04.23

2000.04.30   Rhinogobius brunneus

4月第5週  暖かくなると休みの日は川に行きたくなります。ゴールデンウイークを間じかに控えてそろそろ採取計画を立てなくてはいけませが、今回は少しフィールドを変えてみるのもいいかと検討中です。
ただ先週の花見は少し予定外で”はしゃぎ”過ぎたと反省しておりまして…。
今週は先週入居の新人ヨシノボリ(写真)が元気に水槽内をかけ回っております。十人十色はこのヨシノボリにも言えるようで、容姿、行動共に実に個性的な魚です。それはそうと新入ヨシノボリさん、この雑居水槽にはあなた以外にもいろいろな個性をお持ちの諸先輩が多いのでくれぐれもご注意を。

更新日付:2000.04.30

2000.05.07  Pelteobagrus nudiceps

5月第1週  ゴールデンウイークの3日は午後から木津川に出かけました。天気は上々でしたがやはり道路は渋滞していました。到着するやいなやウエダーに着替えてさっそく採取開始です。水温も暖かく絶好の採取日和となりました。 そして本日の捕獲魚はドンコ、ヨシノボリ、カワムツ、オイカワ、ブルーギル、フナ、ヌマチチブの7種に及びました。   今回は以外にカワムツが5匹、ドンコが3匹と、いつもはほとんど1匹だけの採取に終わる魚が珍しい事です。川は耐えず表情を変えていて雨の状況や流れの変化で捕れる魚のポイントも移り変わるようですね。翌日、30cmの水槽を1本立ち上げました。今度はドンコ氏のお腹に収まる前にヌマチチブの棲家を確保することに成功しました、これでひと安心です。 ところでやってしまいました。またしても水槽が増えてしまったのです、家人が留守のあいだに。今週はギギの可愛い表情(写真)をご覧下さい。私ならこのギギのやさしそうな眼を見れば多少の事は許せるのですが、皆さんはいかがでしょうか…。

更新日付:2000.05.07

2000.05.14  Lepomis macrochirus

5月第2週  今週は、ゴールデンウイーク疲れで、おまけにここ大阪は、急に夏が訪れたのかと思わせる程の暑い週でした。 これから夏に近づくにつれ少なからず水温管理に頭を悩ますキーパーの方もおられると思いますが、我が家はメンバーの顔ぶれを見ましても毎年、別段変わった事もせずにおりますが、唯一120cm水槽はエアレーションの強化をすることにしております。 私がごそごそと水槽をいじってますと先日、木津川より入居のブルーギルが様子を伺いに来てくれました。人によく慣れて近づいてくるこの魚を見てるとついモデルに成ってもらう機会が増えて…。

更新日付:2000.05.14

10枚 | 30枚