1月第 1週 新年明けましておめでとうございます。
週末からここ大阪にも寒波到来。いよいよ本格的に厳冬シーズンの幕開けと云うところでしょうか。昨年に引き続きまして私の水槽の主役はパクー達。きらきらとシルバーに輝く美しい体表は、彼らのトレードマーク。新春のすがすがしさに相応しい乱舞は、よりいっそうメチニスの魅力を引き立てているようです。本年も「雷魚図鑑」並びにわたくし gonta036 も宜しくお願い申し上げます。
Metynnis sp
更新日付:2007.01.07
1月第 2週 お正月気分もいつの間にか冷めてしまい、元通りの喧騒に包まれております。歳を重ねる毎に、特別な日であった筈のお正月が懐かしく思い出され、振り返ると少し寂しい気になるのですが・・・。
新春の水槽では、お気に入りの魚達 ( 別室 ) はいつもと変わる事もなく。 Myleus schomburgkii
更新日付:2007.01.14
1月第 3週 私的には大寒が過ぎ、寒さも本格的に成ったと感じているのですが、例年に比べれば暖冬の様子。そうであるならばこの寒さを上限として、すみやかに春を迎えることが出来ればどれだけ楽かと密かな期待を抱いている次第です。メンテを終えた水槽をぼんやり眺めているとお気に入りのメチニスが通り過ぎました。Metynnis sp 2019.05.04 再
更新日付:2007.01.21
1月第 4週 例年の事とは云え保温された水槽環境ではこれと言ったトラブルもなくルーチンのメンテナンスを消化するなかで魚達も穏やかな成長を遂げて居られます。写真のストライプ柄のメチニスは幼少の頃から私の水槽に馴染んで居られるせいか記念撮影にも随分と協力的。ストロボの光に脅えることも無くいつもながら私のカメラ目線を心得て居られるようです。
Metynnis sp
更新日付:2007.01.28
2月第 1週 今週も暖冬傾向で推移し、さすがの私でも例年には無い暖かさを寒さの中に感じるようになりました。ここ数週間に導入したパクー達も落ち着きを見せ給餌時には我先にと云わんばかりの状況です。水槽に馴染んだパクー達は擦り傷程度の怪我は茶飯事ですが、いずれの個体も知らぬ間に完治していると云うところでしょうか。
Myleus schomburgki
更新日付:2007.02.04
2月第 2週 例年なら、言葉にしたくないほどの寒さに肩をすくめて、ただひたすら暖かくなるのを待つ事だけがこの時季の常なのですが、この冬は外套を忘れるほどの暖冬がいつまで続くのでしょうか。単独生活のフラワーホーンはパワーも食欲も絶好調。「人馴れ」の時期はいつの間にか過ぎ、メンテ中には管理者であり唯一、身元引受人でもある私にまで攻撃を仕掛けてくる彼には手を焼いて居る次第です。
更新日付:2007.02.11
2月第 3週 連休の一日は和歌山県の白浜に京都大学の水族館を訪ねました。道中の梅林では紅白の梅が満開で暖冬とは云うもののこの時季に一足早い春を体感させていただきました。2月も中盤を過ぎ、暖冬のまま春を迎えそうな気配は、状況的に保温された水槽の気分と云うところでしょうか。
Metynnis sp
更新日付:2007.02.18
2月第 4週 2月も終盤を向かえ例年にない暖かさにいつもならこの時季は奈良、東大寺のお水とりを待ちわびる毎日を過ごしているのですが・・・。ともすると4月初旬の気候にすでに体はシフトしているかのように思え、今更の寒波は重ねてご遠慮いただきたいと考えている次第です。ところでこの冬の間、私の水槽ルームに限り15度を下回ることも無くエアコンのお世話にならずに過ごす事ができましたが、本来に無い気象の変化には手放しでは喜べないものを感じて居ります。
Myleus rubripinnis
更新日付:2007.02.25
3月第 1週 3月に入り暖冬というよりも初夏を思わせるような陽気が桜の花まで咲かせそうな勢いです。この調子で夏を迎えるとすれば水槽の面々には過酷な季節がひと足早く訪れる事になるのでしょうか。深夜の水槽でミレウス達の記念撮影。彼らの美しい体色はいつまでも見飽きる事がなく・・・。
Myleus rubripinnis
更新日付:2007.03.04
3月第 2週 今週は先週とは打って変わったように寒い日が続きました。今年は「戻り寒波」と云う響きが何となく不自然に感じるほどの暖冬で、まるでここ数日の寒さがこの冬一番の冷え込みであるかのように感じている次第です。写真は私の水槽で最大のレッドフック・メチニスと最小のスポット・メチニス。
Myleus rubripinnis
Metynnis sp
更新日付:2007.03.11
3月第 3週 3月も中盤になり今更ながらここに来て寒さが定着した感があります。春が近づくに連れて色付き出した写真のメチニスは派手な体表とスポットが魅力的。入居当初から朱色の発色が美しく飼い込むほどに体色も深く仕上がってきたように感じられます。
Metynnis sp 2019.05.04 再
更新日付:2007.03.18
3月第 4週 春分を過ぎると暖かさにも力がこもってくるように感じられます。今年は厳冬の頃に一足早い春を迎えたもののその後の戻り寒波が温かさを知った体にはたいへん厳しく感じられました。
春を迎えたフラワーフォーンは今日も手狭になった水槽で一人のんびりと過ごして居られます。体長30cmの彼とは一年半のお付合い。短期間の成長振りには目を見張るものがあります。
更新日付:2007.03.25
4月第 1週 4月に入り新年度がスタート。魚達にとって快適な保温の時期が過ぎれば、今度は一転して過酷な高水温シーズンの到来となります。ひと冬の間に幼魚から若魚に成長された写真のレッドフック・メチニス Myleus rubripinnis はスタンダードな出で立ちですが、シルバーに輝く体表がとっても綺麗。
更新日付:2007.04.01
4月第 2週 ここ大阪の大川堤をかすむ程の桜並木が覆い尽くすと花見も佳境を迎えます。この時期は昼間の暖かさに惑わされ、逸る気持ちで夜桜見物を決め込むと、意外と肌寒さに見舞われたりもするものです。私の水槽の紅一点は写真のキングコングパロット C. citrinellum x c. synspilum 桜の花びらに似た体色の彼女には失礼ですが、ヒラヒラ舞うと言うには存在感が大き過ぎるようです。
更新日付:2007.04.08
4月第 3週 満開だった桜も葉桜に姿を変え大阪造幣局の通り抜けも終了すると一連の「桜イベント」が終局を迎えます。私の水槽では写真のレッドフック・メチニス Myleus rubripinnis がにわかに赤みを増した美しい姿を魅せてくれております。そう云えば昨年のこの時期にも同じように赤く染まった姿態を見せていただいてたのですが、桜が葉桜に姿を変えるようにいつの間にかオーソドックスなスタイルに戻られるようです。
更新日付:2007.04.15
4月第 4週 4月も後半に入り大型連休を前に慌しい毎日を送っております。
写真のバンデッド・メチニス Myleus schomburgkii は私のパクー水槽では重鎮。20cmオーバーの彼は若魚には無い独特な雰囲気と貫禄が感じられます。飼い込むほどに魅力を増すパクー達にも厳しい高水温シーズンが訪れようとしています。
更新日付:2007.04.22
4月第 5週 ゴールデンウイークに入り、のんびりした時間の流れに身を置くと、普段はゆっくりとながめる暇もない魚達の成長振りに驚かされる事がよく有ります。写真のサタンプレコ Glyptoperichthys scrophus もいつの間にか 40cm に届こうとする体長にまで成長され、数年前の幼さが嘘のようです。
更新日付:2007.04.29
5月第 1週 大型連休終盤。今年の連休は比較的、天候に恵まれ最終日を除いては行楽日和の毎日でした。とは、言うものの殆ど外出もしないまま時間を過ごした私にすれば、数冊の本とお気に入りの魚達にお付き合いを戴いたというところでしょうか。
水槽を覗き込む私に何処からともなくその巨体を揺すりながら現れる人懐っこい写真の彼女と、赤い砲弾のように我先に給餌を争う俊敏な身のこなしはまるで別人のようです。
C. citrinellum x c. synspilum 2019.05.04 再
更新日付:2007.05.06
5月第 2週 5月も中盤に差し掛かり真夏を思わせる日があるかと思えば肌寒さを感じる日もあり油断をすれば体調を崩しそうな気候です。水槽の状況もヒータが作動する事も少なくなりいよいよ高水温時期の到来と云うところでしょうか。写真のメチニスは小柄ながら美しいスタイルが以前から気に入って居ります。学名を含めた詳細な資料がないのが残念なのですが、大柄なミレウス族にはない繊細は魅力が感じられます。
Metynnis sp
更新日付:2007.05.13
5月第 3週 私の爬虫類ゲージと云えば相変わらずクサガメ Chinemys reevesii が一匹。木津川出身の彼は決して環境の良いとは言えないゲージで過ごしていただいております。今年はどういう訳か餌を食べ始める時期が遅く心配していたのですが、最近は絶好調。日光浴にも気合を入れて、甲羅干しに余念がありません。
更新日付:2007.05.20
5月第 4週 5月も終盤を向かえ、梅雨シーズンの到来間近。久しぶりに登場のオレンジフィン・カイザープレコ Baryancistrus sp は1,800mm 水槽のマスコット的存在です。体長約 80mm 入居されてからの成長振りは確認出来ていませんが、ベアタンクにしている加減で何処に居られても美しいスポットを見失う事はありません。
更新日付:2007.05.27
6月第 1週 梅雨のジメジメとしたイメージが強い六月ですが、私的にはこの時期の穏やかな気温は過ごしやすく多少の湿度は時折見せる日差しに打ち消され、迫り来る酷暑の前の静けさを感じます。
写真のタイガーメチニス Metynnis sp は、個性的なストライプ柄がトレードマーク。派手キャラの少ないパクーの中で洗練された美しさがうかがえます。
更新日付:2007.06.03
6月第 2週 近畿地方は今週も梅雨明けが棚上げになりました。わたくし的には晴天は大歓迎なのですが、一足早い真夏を彷彿させる暑さには閉口している次第です。久しぶりに登場のフロントーサ Cyphotilapia frontosa 成長が遅いと感じていた彼もいつの間にか15cmを超え、性格的かつ環境的にもそろそろ単独での生活がふさわしいかと・・・。
善は急げ。さっそく週末に引越しを慣行いたしました。
更新日付:2007.06.10
6月第 3週 近畿地方も今週になりようやく入梅宣言が成されましたが、週末は晴天に恵まれ、早くも梅雨の中休みと言ったところでしょうか。今週のサタンプレコ Glyptoperichthys scrophus は・・・と、云ってもこれと言ったエピソードもなく、長時間 一定のポジションで微動だにしない彼のスタンスは、同じ単独生活でも愛想の良いフラワーフォーンやフロントーサとは大いに異なるキャラであり魅力でも有ります。
更新日付:2007.06.17
6月第 4週 6月も後半に入り、梅雨らしい日が続いて居ります。今週は、まもなく迎える高水温シーズンに向けて久しぶりの大掃除。濾過槽のメンテナンスを敢行いたしました。週末の雨は何となくメンテナンスには相応しいと自らに言い聞かせ、梅雨の晴れ間には億劫な作業に気合を入れていると云うところでしょうか。
Glyptoperichthys lituratus
更新日付:2007.06.24
7月第 1週 6月も過ぎ、今年もいよいよ折り返しに入りました。
水槽の魚達にとって後半戦は過酷な時期からのスタート。特に水温と水質には目が離せない毎日、メンテナンスに手綱を入れ直している次第です。
写真のレッドフック・ミレウスは、春からの色付きが美しく、記念撮影にも熱が入ります。出来る事ならこのままずっと「よそゆき姿」で居てほしいものです。
Myleus rubripinnis
更新日付:2007.07.01
7月第 2週 7月も中盤に差し掛かると梅雨もいよいよ後半戦と云うところでしょうか。私の大好きなパクー達は厳しい水温にも今のところ問題無く、食欲に比例した成長には目を見張るものがあります。写真の横長タイプのバンデッドも、入居以来若干3ヵ月とは云うものの、当初の幼さも消え、貫禄が出て参りました。
myleus schomburgki
更新日付:2007.07.08
7月第 3週 個々に冷却装置を施していない私の水槽では、今年から水槽部屋ごと終日エアコンによる管理に切り替える事にしました。例年なら上部濾過層のカバーを外すなどの熱対策を講じていたのですが、密閉された水槽部屋では今度は湿度の問題も浮上。魚達には28度付近の設定で十分効果が期待でき、総合的に考えた場合、エアコン管理のほうが合理的であると判断を下した次第です。
屋外日光浴を終えたクサガメの棲家も水槽部屋の窓際が定番となりました。
Chinemys reevesii
更新日付:2007.07.15
7月第 4週 今年の梅雨は例年に比べてずいぶんと長い気がするのですが・・・。7月も後半に差し掛かり、ぐずついた天候の合間に見せる日差しは、間もなく訪れる厳しい暑さそのもの。先週からエアコンを開始した水槽部屋は28度でも十分涼しく感じられ、魚達も落ち着いて見えます。美しい体色 ( 別室 ) のパクー達もこの時期だけは暑苦しく感じられます。
Metynnis sp
更新日付:2007.07.22
7月第 5週 近畿地方は梅雨が明けたとたんに茹だるような猛暑が続いております。今年も24・25日に天神祭りが行われましたが、大阪ではこの頃が一番厳しい暑さで、夕立でもない限り容赦のない日差しは翳る気配すらありません。先月入居のミロソマは食欲・成長スピード共に目を見張るものがあり将来が楽しみです。
Mylossoma aureum
更新日付:2007.07.29
8月第 1週 8月に入り相変わらず猛暑の毎日。照明点灯時に水温を28度以下に抑えるように、水槽部屋のエアコンを27度設定に変更。例年のように高水温に必要以上のストレスを感じていただく事もなく、魚達は快適にお過ごしいただけていると自負しております。ただ・・・私事でたいへん申し訳ないのですが、電気の消費を示すメータを横目に室温より財布を気にしている次第です。
酷暑に相応しく暑苦しそうな出で立ちのフラワーホーン嬢に、夏を吹き飛ばしそうなパワーを感じていただけますでしょうか。 Flower horn
更新日付:2007.08.05
8月第 2週 今週も暑さはピークが続き夕立にも見放されたような状況です。つかの間の夏休みもこの日差しでは避暑を求める行動さえ億劫に成ります。まもなく訪れる盂蘭盆会の法要が過ぎるまで容赦の無い暑さは衰える事もなさそうです。エアコンの効いた水槽部屋は別世界。メンテナンスにも気合を入れて 魚達と一足早い夏の終わりを楽しんでいると云うところでしょうか。
Cyphotilapia frontosa
更新日付:2007.08.12
8月第 3週 今週は猛暑に相応しく、と云うより異常な暑さが続き、アスファルトを焼く熱気には、なにか尋常ではない、人工的で作為的な夏を感じました。私が子供の頃の夏は確かに暑かったけれど、もっとやさしかったように思うのですが・・・。
夏休みの最終日、私の大好きな木津川に出掛けました。目的は魚採取でもなく川遊びでもなくただ何となく、ここにはまだ今年も「昔の夏」が残っている筈です。そして炎天下でも川面を流れる風には確かに「昔の夏」のやさしさがありました。夕方、日が翳りだす頃、木陰には涼しい風が。まだまだ秋は感じないものの季節は夏を登りきり秋に向かう気配が・・・。
ところで木津川の夕涼みで、盂蘭盆会の頃になると、毎年よく見かける彼らに出会いました。 ( 別室 ) 彼らもまた遠い昔 と少しも変わっていません。私の中ではヒグラシの鳴き声と相まって長かった夏休みを惜しむ「もの悲しいアイテム」
Calopteryx atrata
おっと・・・写真の彼は私のお気に入りのサタンプレコ。こちらは夏らしくない厚手の衣装を羽織られて。水槽部屋はもう「秋」だったでしょうか。
Glyptoperichthys lituratus
更新日付:2007.08.19
8月第 4週 相変わらず残暑厳しく。精霊流しも終わり地蔵盆を迎える頃に成ると夏もクライマックスに近づきます。暑さはまだまだ続くとは云うものの隆盛を極めた日差しも徐々に秋風に感化されるようになります。今年の夏は厳しい暑さに閉口しましたが、秋に渡すバトンはスムーズにお願いしたいものです。パクータンクの主役達にはこの夏は快適にお過ごしいただけたと自負しておりますが、如何なものでしょうか。今週の記念撮影は派手キャラの彼女に・・・。
Myleus sp
更新日付:2007.08.26
9月第 1週 9月に入り厳しい残暑の中にも朝夕は秋を感じるようになり、ひと雨ごとに吹く風は涼しさを運んできてくれます。単独水槽のフロントーサは体調もすこぶる良く順調な成長振りで少しずつではありますが頭部のコブも張りだしてきたように思います。
Cyphotilapia frontosa
更新日付:2007.09.02
9月第 2週 今週も日中の残暑は厳しく、いさぎよく季節を次に進めてはいただけないようです。パクータンクの面々は酷暑を味わう事もなく、ただひたすら自らの成長に専心された結果、個々に重量感を身に付けられ成魚の貫禄を増されたと云うところでしょうか。イエローフック・ミレウス Myleus sp 彼の場合、幼魚からの成長が比較的のんびりとされていた事もあり、この夏の成長振りには目を細めている次第です。
更新日付:2007.09.09
9月第 3週 9月も中盤になり朝晩は秋を感じるようになりましたが、相変わらず残暑は厳しく、日中に突然 雷雨に見舞われる不安定な天候が続いております。水槽部屋のエアコンもフル稼働から徐々に解放され、いよいよ夏も終局に近づいたと云うところでしょうか。水換えを終えたパクータンクの連中は一様にご機嫌うるわしく。銀色に染まった体表が綺麗です。
Myleus sp
更新日付:2007.09.16
9月第 4週 9月も後半に入り、お彼岸の中日を迎えたとは思えないほどの残暑に少なからず戸惑いを感じております。久しぶりの登場はアカハライモリ。水替えを済ませ冷凍アカムシの給餌を終えた彼らのゲージでは現在10匹のアカハラ諸氏が暮らして居られます。相変わらずヒョウキンな表情を見せてくれる彼らを眺めていると、とてものんびりとした気分に浸れるのは、アカハラマジックなのでしょうか。
更新日付:2007.09.23
9月第 5週 さすがに9月もファイナルを迎えると秋の気配を感じるようになってきました。厳しかった夏の暑さからようやく開放されようとしておりますが、迎える冬の寒さを前に可能な限り充電期間は長くお願いしたいところです。私のパクータンク唯一のプレコストムスであるオレンジフィンカイザーは文献によると最大で30cmまで成長するが水槽内では最大に達する事は少ない・・・と云う解説が大方で、私としては実績がない事に肯定も否定もできず、ただひたすら彼が30cmに成長した美しい姿をここに実現したいと願うばかりです。
更新日付:2007.09.30
10月第 1週 10月に入り朝晩はずいぶんと涼しく・・・と云うよりは肌寒く感じられ隆盛を誇った夏もいよいよ秋にバトンを譲ろうとしておられます。
久しぶりに登場のクラウンローチ。彼は今、パクー水槽(1800×750×600mm)に居候をお願いしております。入居当初は片隅で申しわけなさそうにしておられましたが、いつの間にか存在感のある個体に成長され、最近は回りの環境に感化されたのかパクー達に混じって中層を泳ぎまわるようにまでなられました。今回は身体測定を兼ねまして、暫しのあいだ彼にとっては手狭なトリートメント水槽(600×450×450mm)にお出でいただき記念撮影です。計測の結果、現時点での体長は約 23cm どちらかと云えばチョコチョコと動き回る「可愛いキャラ」が印象で人気のあるクラウンローチですが、私のパクー水槽では大きく成るに従って自己主張も激しくなり、一戦を交えるくらいのツワモノに成長されたと云うところでしょうか。
更新日付:2007.10.07
10月第 2週 10月も中旬に差し掛かり一段と秋も深まってきたように感じられます。パクー水槽の水温も26℃を下回るようになりさっそくサーモスタットとヒーターを設置・始動いたしました。今年は夏の暑さが長引き、ほんの少し前まで秋の訪れも遅いものとばかり思っていたのですが、ここに来ての肌寒さは一気に晩秋を迎えたような気分です。
更新日付:2007.10.14
10月第 3週 秋晴れの週末は空気まで凛として身が引き締まる思いです。日中の暖かさは朝夕の清々しさをよりいっそう引き立てているようで・・・。
先週から保温をスタートしたパクー水槽の面々は、例年の酷暑を体感する事もなく、まもなく始まろうとする冬に一抹の寒さを味わずして、心地よい春を迎えるまでの間、ひたすら自身の成長に努められる訳ですが、閉鎖された環境の中、せめて水槽越しに展開される私のパントマイムにわずかでも季節の移ろいを感じていただけたらと願うばかりです。
更新日付:2007.10.21
10月第 4週 いつの間にか10月も後半を迎え、冬に向かうステップに拍車が掛かり出す頃になりました。例年、水槽に保温を施す時期になると秋も本番。朝晩の冷え込みを心地よい気分で過ごせる冬までのジョイントは出来るだけ長く楽しんで居たいところです。
更新日付:2007.10.28
11月第 1週 11月に入り、今年も残すところ2ヵ月となりました。冬の寒さと慌しさが徐々に加速度を付けながら今年もファイナルステージを迎えようとしております。
私の水族群は今年もまたパクータンクを中心とした展開となりましたが、単独水槽のサタンプレコを始めとする脇役達にも数々のエピソードを頂戴しながら楽しい時間を共有することができました。
それはそうと先月半ばより例年より一足早い保温シーズンを迎えられた彼らには春までの快適な水槽インフラが早くも現実化した訳で、これから寒さを迎える私には何となく羨ましく思えるのですが。
更新日付:2007.11.04
11月第 2週 週末は季節が逆戻りしたような陽気となり、木々の衣替えも先送りと言ったところでしょうか。ところで、この時季恒例、大阪城の銀杏並木は今年もまた目の覚めるような黄葉を御披露いただき、束の間に通り過ぎる私を絵画の世界に招き入れてくれます。
今週もメンテナンスを終えたパクー水槽を覗き込むと、何となく魚たちが気持ち良さそうに感じるのは私の思い過ごしでしょうか。
更新日付:2007.11.11
11月第 3週 11月も中盤から後半に差し掛かるとそろそろ寒さにも気合が入り出します。寒さキラーの私には厳しい季節の到来にただただ閉口するばかり。できる事なら魚たちと同じようにサーモスタッド的生活を送りたいものです。写真のイエローフック・ミレウスはシルバーのボディが眩しくて・・・。
更新日付:2007.11.18
11月第 4週 11月もそろそろクライマックスを迎えようとしております。来週末にはいよいよ師走に突入し何かと慌しさを感じる時期となります。
最近入居(写真・ 別室 )のブラックバンド・ミレウス(シングー産)は地域的な特徴なのか個体差なのか分かりませんが左右を縮めて体高を高くしたような、どことなく「そら豆」を思わせる体型をしておられます。
更新日付:2007.11.25
12月第 1週 今年も残すところひと月を切り、気忙しい毎日を過ごしております。水換えを終えたパクータンクの面々はストロボの閃光に美しいシルバーの体色を輝かせながら通り過ぎていきます。フォトジェニックな彼らのスタイルとその輝きに魅せられている内、ずいぶん短くなった日が暮れようとしています。
更新日付:2007.12.02
12月第 2週 この時期の週末はどうしてもアルコールをたしなむ回数が増えてまいります。一見魚たちには関係の無い話なのですが・・・。いつもなら魚たちの様子を観察し朝を向かえるのですが、深夜に心地よく帰宅するまでの水槽は昼間の明るさを保ったまま。成すすべのない彼らには申し訳なく思いながらも、度々 ご迷惑をお掛けしている次第です。
更新日付:2007.12.09
12月第 3週 凛とした空気が少し緩む午後に、魚たちが寄り添い暖をとるお寺の池を眺めていました。陽だまりとは言うものの初冬の池に吹く風は身を切るような冷たさで・・・。
日常の喧騒を離れ、のんびりとした気持ちで魚たちを眺める至極の時を来年も大切にしたいものです。
更新日付:2007.12.16
12月第 4週 いよいよ2007年も残すところわずかとなりましたが年々、年の瀬の雰囲気が薄れていくように感じるのは私だけでしょうか 。さてここで私のタンクの一年を振り返れば、顔ぶれにはこれと言った変わりはないのですが、個体数は確実に右肩上がり。これに比例し、過密化の対策として外部フィルターを導入し水質維持に努めたところ、予想以上に魚たちの様子が活き活きとし、今更ながら濾過の重要性を再認識いたしました。
更新日付:2007.12.23
12月第 5週 ここ大阪では、お正月を目前に冬型の気圧配置が強まり、厳しい寒さに加え強い季節風に閉口していると云う状況です。例年の事ながらこの時期は保温された水槽がとても羨ましく感じられます。魚たちにとって、冬の寒さとは裏腹に春までの快適なシーズンを謳歌されていると言ったところでしょうか。
写真のウーパールーパーは、昨年の暮れと同様に暫くのあいだ私の管轄下での居候を余儀なくされ、新しい年を共に迎える事に成られました。本年もまた、わたくし gonta036 の四方山話にお付合いいただきましてありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
更新日付:2007.12.30