日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2015年

10枚 | 30枚

和金  Carassius auratus auratus  ID 2568

現在、1200mm 規格水槽は和金中心の長物メンバー構成となっております。
写真の素赤和金は 23cm。 別室 の更紗和金は25cm。今年は貫録ある大柄な和金を中心にバリエーションの充実をはかりたいと考えております。

更新日付:2015.01.04

キャリコ和金  Carassius auratus auratus  ID 2571

先週の大和郡山行脚で、キャリコ和金 別室 にお出でいただきました。
トリートメントを終えて1200mm 規格水槽に無事にデビューした彼女達はしばらく振りの食事に先住者に負けない食べっぷりです。

更新日付:2015.01.12

京都大学白浜水族館 ①  Platax orbicularis  ID 2574

先週末にお伺いした京都大学白浜水族館ですが、ユニークなヤドカリや写真のツバメウオ属ナンヨウツバメウオはエキゾティックな雰囲気が以前から気に入っております。
別室 のマツカサウオなど他にもフォトジェニックな魚達がいっぱいで時間を経つのも忘れて見入ってしまいます。

更新日付:2015.01.18

京都大学白浜水族館 ②  Chromis albicauda  ID 2577

写真のスズメダイ科のコガネスズメダイは熱帯魚のような体色で寒さ厳しいこの時期に暖かさを感じます。
同じくスズメダイ科のオヤビッチャ 別室 も温暖な地域に分布し熱帯魚のような出で立ちです。
こちらの水族館は個々の水槽のサイズが魚達の様子を観察するにはもってこいの大きさで私にはとっては親しみ易い空間サイズです。
数多い個体の個性を楽しめる水族館として楽しませていただいております。

更新日付:2015.01.25

京都大学白浜水族館 ③  Balistoides conspicillum  ID 2580

派手な装いが目を引く紋殻皮剥。
彼はフグ目の仲間で温暖な海域に分布し正に熱帯魚の出で立ちです。
こちらの水族館にお伺いする度に彼のコスチュームが気に成り記念撮影をお願いしております。
モンガラカワハギと同様ヒブダイ 別室 もまた熱帯魚の彩でとってもフォトジェニック。

更新日付:2015.02.01

京都大学白浜水族館 ④  Ostracion immaculatus  ID 2583

先週のフグ目、モンガラカワハギ科モンガラカワハギに引き続きハコフグ科ハコフグとフグ科の魚 別室 は、色彩もさることながらフグ特有のユニークな表情が魅力的で見飽きません。
彼らに付いては口が鳥のクチバシのようで、多くのフグの仲間がフグ毒を持っている程度の知識しか私は持ち合わせていませんが、その種類、形態の多様性は驚くばかりです。

更新日付:2015.02.09

京都大学白浜水族館 ⑤  Oplegnathus punctatus  ID 2586

スズキ目イシダイ科 イシガキダイ(石垣鯛)別室 は、体表が石垣に似た文様である事から命名されたようです。
老成魚とも成れば、大型肉食魚に相応しい出で立ちで貫録が感じられます。
写真の個体は石垣柄が見事でひじょうにフォトジェニック。
記念撮影もさることながら暫くの間、泳姿を眺めその魅力を堪能させていただきました。

更新日付:2015.02.15

京都大学白浜水族館 ⑥  Lutjanus gibbus  ID 2589

赤い美しい体色がひときは目をひくヒメフエダイ(姫笛鯛)はスズキ目・フエダイ科。
普段、海水魚の生体を水族館以外では見る機会が少なく水槽越しにいろいろな魚達を眺めているだけで楽しい気分に成ります。
叶わぬ夢ではありますがバリエーション豊富なその美しさをそのまま私の水槽に再現してみたくも成ります。
こちらのヒメフエダイ 別室 もまた非常にフォトジェニックで魅力ある個体です。 

更新日付:2015.02.22

京都大学白浜水族館 ⑦  Lutjanus bohar  ID 2592

正に怪魚に相応しい出で立ちのバラフエダイ(薔薇笛鯛) 別室 はフエダイ科フエダイ亜科の肉食魚です。
大型種とも成れば1mオーバーの個体も居るようです。
シガテラ毒を持つ魚として筆頭に出てくるバラフエダイですが毒性も強く中毒も長期化するシガテラ毒を必ず持っているとは限らないようです。

更新日付:2015.03.01

京都大学白浜水族館 ⑧  Epinephelus cyanopodus  ID 2595

ツチホゼリ (土穿) 別室 はスズキ目ハタ科の魚です。
写真の個体は「当館で育てたサンゴ礁魚類」として紹介しておられます。
そう云えば迫力があり怪魚には違いはありませんがワイルド個体とは違い育てあげられた美しさが感じられます。

更新日付:2015.03.08

京都大学白浜水族館 ⑨  Myiripristis berndti  ID 2598

アカマツカサ (赤松毬) 別室 はキンメダイ目イットウダイ科。
文献に依れば夜行性との事ですが水族館では昼間も活発に遊泳されておられました。
鮮やかな赤色の体色が美しくインフラが整えれば是非飼ってみたい魚です。
美しいコスチュームには似合わず肉食魚と云う事で獰猛なのかも知れません。

更新日付:2015.03.15

京都大学白浜水族館 ⑩  Anampses caeruleopunctatus  ID 2601

スズキ目ベラ科 ブチスズキベラ 別室 はコバルトブルーのラインが体色に配された美しいベラです。ベラと云えば普段の食卓で調理された魚だけを見ていると自然界ではこんなに美しい体色をしているのかと改めて驚かされます。
数多いベラ科の中でも上位ランクのその美しさは格別です。

更新日付:2015.03.22

京都大学白浜水族館 ⑪  Takifugu poecilonotus   ID 2604

写真はコモンフグの幼魚で、成魚の容姿をそのまま踏襲した体型のため同定は比較的容易なのです.
しかしながら別室 別室 の幼魚となれば私のような素人には同定が困難と成ります・・・。
特に海水魚の場合は淡水魚と比較したとき種類の多さに加えて幼魚から成魚に至るまでの変化が著しく同定の難易度が更に増すようにも思われます。

更新日付:2015.03.29

地下鉄アクアリウム  ID 2607

以前にもお話しましたが、私くしは週の前半は東京勤務、後半は大阪勤務と慌しい毎日を過ごしております。
写真・別室 は東京オフィスのある水天宮前駅に設置されている水槽です。
定期的にメンテナンスがされるたびに美しく装いが変わり通りすがりの人達を楽しませていただいております。
さくら満開のこの時期は先週メンテナンスが行われたようで綺麗なレイアウトがとっても素敵です。

更新日付:2015.04.05

京都大学白浜水族館 ⑫  磯巾着  ID 2610

こちらの水族館には多種多様な磯巾着が展示されています。
魚類もそうですが磯巾着 別室 に付いても学術的な知識は全く持ち合わせていない私ですがその魅力、美しさと神秘性に虜に成っている次第です。
写真はこちらの水族館で2007年の冬に訪れた時の写真です。

更新日付:2015.04.12

京都大学白浜水族館 ⑬  パノラマ水槽  ID 2613

水族館の楽しみはまず魚達の生態をそれぞれに楽しむ事です。
次に少し目線を広げてレイアウトされたパノラマ水槽 別室 の魚達をぼんやりと眺めるのもまた違った味わいがあります。
こちらのパノラマ水槽は広すぎず、狭すぎず私の視界を美しく演出してくれます。

更新日付:2015.04.19

京都大学白浜水族館 ⑭  ヤセエビス  ID 2616

キンメダイ目イットウダイ科アカマツカサ亜科のヤセエビス 別室 Pristilepis oligolepis は、真っ赤な体表に列になった白点が美しく水槽でも特に目を引く存在です。

更新日付:2015.04.26

コメット  Carassius auratus auratus  ID 2619

写真のコメット 別室 は昨年の暮れに郡山の養魚場からお出で頂いた個体です。
各ひれにまんべんなく配された赤が美しく、尾の切れ込みはさほど深くないのですが配色がとても気に入っております。

更新日付:2015.05.03

水族館通り  ID 2622

大型連休は大阪でのんびりと過ごし、久しぶりに阪急梅田三番街にある水族館通り 別室 を訪れました。
殆どの人達は通りすがりに横目で眺めるだけの通路にあるちいさな水族館ですが、メンバーのキャラは半端ではなく短時間と云えども充分楽しませていただきました。

更新日付:2015.05.10

京都大学白浜水族館 ⑮ ウツボ水槽  ID 2625

ウツボ 別室 水槽の面々はそれぞれに個性派揃い。自由奔放に見える彼らの水槽にはルールと云うより「掟」のような秩序は存在するのでしょうか。

更新日付:2015.05.17

地下鉄アクアリウム ②  ID 2628

東京メトロ半蔵門線水天宮前駅の二つの改札付近にはそれぞれに水槽が設置されています。
当初は私が利用する改札にある水槽しか気付かなかったのですが片側には熱帯魚、片側は鯉の水槽 別室 と云った演出が成されています。
慌ただしく過ぎる時間の片隅に置かれた魚達、一時の憩を求める人達が増える事を願うばかりです。

更新日付:2015.05.24

キャリコ和金  Carassius auratus auratus  ID 2631

私のお気に入りのキャリコ和金 別室 は1月に大和郡山の養魚場から選別してきた個体です。
写真は入居二匹中の一匹で、春先から一気に食欲が旺盛となり美しい若魚に成長を遂げられました。

更新日付:2015.05.31

京都大学白浜水族館 ⑯ 千年鯛  ID 2634

こちらの水族館を訪れる楽しみの一つがこの 千年鯛 別室 (スズキ目フエダイ科) Lutjanus sebae の鑑賞にあります。
以前からビジュアル的にもたいへん美しい彼女の存在は極めて大きく、正にモンスター級に成長を遂げられた現在、私の中ではナンバーワンフィシュのポジショニングであります。

更新日付:2015.06.07

京都大学白浜水族館 ⑰ ハコフグ  ID 2637

文献に依ればハコフグ ostracion immaculatus 別室 の仲間は、フグ毒(テトロドトキシン)を持たない代わりにパフトキシンと呼ばれる毒があるようです。
捕獲時や刺激を与えられた時に皮膚からその毒を排出。
とぼけたようなユニークな表情が魅力の彼らにそのような一面が有る事など知る由もなく、今のところ記念撮影は好意的に受け止めていただけているようです。

更新日付:2015.06.14

京都大学白浜水族館 ⑱   サザナミフグ  ID 2640

先週のハコフグに続き同じくフグの仲間、サザナミフグ Arothron hispidus 別室 は、大きい個体は50㎝にも成るようで、写真では確認できませんが腹部に波状斑が見られます。
白点が美しいフォトジェニックな彼らですが、筋肉にも毒があり食用には成らないようです。

更新日付:2015.06.21

京都大学白浜水族館 ⑲   キタマクラ  ID 2643

キタマクラ Canthigaster rivulata の特徴は体側にある2本の縦帯です。
オスの婚姻色 別室 は腹部に鮮やかな水色が見られとても綺麗です。
フグの仲間はいずれの種類もフォトジェニックで見飽きる事がありません。

更新日付:2015.06.28

京都大学白浜水族館 ⑳ タイ科  ID 2646

フグ目のユニークなキャラクターとは裏腹にタイ科の魚達はオーソドックスな体型が魅力です。
写真はヘダイSparus sarba マダイ Pagrus major 別室 は迫力満点と云ったところでしょうか

更新日付:2015.07.05

京都大学白浜水族館  21  カゴカキダイ  ID 2649

別種ではありますが、同じスズキ目であるチョウチョウウオ類に似た体型のカゴガキダイ Microcanthus strigatus 別室 (写真)は、こちらの水族館ではイソギンチャクを食する事から水槽の掃除役として重宝されているようです。

更新日付:2015.07.12

京都大学白浜水族館  22   水槽のワッペン  ID 2652

水槽にまるでワッペンのように張り付くヒトデやウニ達 別室
残念な事に写真では吸盤になった裏の姿で美しい表のビジュアルは見えませんが、それでも充分にフォトジェニック。

更新日付:2015.07.19

京都大学白浜水族館  23  チョウチョウウオ  ID 2665

スズキ目チョウチョウウオ科のチョウチョウウオ chaetodon auripes 別室はその美しい色彩・斑紋がひじょうに魅力的でフォトジェニック。
蝶のように舞う泳姿は水槽の大きさに関わらず見入ってしまいます。

更新日付:2015.07.26

京都大学白浜水族館   24   ハタダテダイ  ID 2667

スズキ目チョウチョウウオ科 ハタダテダイHeniochus acuminatus 別室 はシンプルな体色が魅力で、観賞魚としても人気があり飼育されているアクアリストも少なくないようです。

更新日付:2015.08.02

京都大学白浜水族館   25   タカノハダイ  ID 2670

文献に依ればタカノハダイ(スズキ目タカノハダイ科)別室 Goniistius zonatus は体側の茶褐色のラインが鷹の羽に似ている事から命名されたようです。
横顔がどことなくダンディで尾鰭も茶褐色に白色の水玉模様とビジュアル的にはとてもお洒落な印象です。

更新日付:2015.08.09

京都大学白浜水族館   26 メガネハギ  ID 2673

メガネハギ Sufflamen fraenatus 別室 は派手な体色の多いモンガラカワハギ科の魚としては珍しくシンプルな体色をしておられます。
フグの仲間らしいどことなく間延びしたような表情がひょうきんでとってもフォトジェニック。

更新日付:2015.08.16

京都大学白浜水族館   27  クマノミ  ID 2676

クマノミ Amphiprion clarkii スズキ目スズメダイ科。観賞魚として人気の高いクマノミ 別室 は岩礁やサンゴ礁でイソギンチャクと共生し派手な体色と容姿が美しくてフォトジェニック。
いつの間に身に付けられたのか共生するイソギンチャクの毒に免疫力があって刺されても大丈夫なようです。

更新日付:2015.08.23

キャリコ和金  Carassius auratus auratus  ID 2679

大和郡山のショップからお出でいただいた2匹のキャリコ和金 別室 は、私の管理下で最初の厳冬と酷暑を通り過ぎられ心地よい初秋をこれから迎える事に成られます。
ポコポコと水面を這うエアレーションの気泡が、睡魔を誘う週末の午後はキャリコ和金の成長ぶりに大満足と云ったところでしょうか。

更新日付:2015.08.30

和金型水槽  Carassius auratus auratus  ID 2682

現在、和金型水槽 (1.200mm×450mm 規格水槽)には体格で云えば横綱級の更紗和金、大関に隼人和金 別室 と鮒尾素赤和金、関脇のコメットにたびたび登場するキャリコ和金は幕下三枚目と云ったメンバー構成と成っております。
それぞれ違った持ち味のある面々にお出でいただき殺風景なベアタンクもいつの間にか賑やかに感じられるように成りました。

更新日付:2015.09.06

三色和金  Carassius auratus auratus  ID 2685

三色和金 別室 の魅力はその美しい色柄にあります。
貫禄ある成魚にまで育て上げられた個体を観ていると時間の経つのを忘れてしまいます。
実は以前からこの三色和金を探し求めていたのですが、意外に見掛けることの少ない種類で、昨年暮れに大和郡山のショップで偶然に出会い数匹の中から気に入った体色の幼魚2匹(四つ尾とくじゃく尾)をチョイスして参りました。

更新日付:2015.09.13

養魚場  Carassius auratus auratus  ID 2688

大和郡山、金魚行脚の楽しみの一つが養魚場の訪問にあります。
私くしの場合、養魚場にもよりますがまず最初にタタキ池 別室 から気に入った金魚をチョイスします。
その後、顔馴染みの店主さんからいろいろとノウハウをお聴きするのが慣例に成っております。
タタキ池は種類とランクに依ってそれぞれのゾーンに金魚達が振り分けられていて気に入った個体を網でチョイスするシステムです。
ショップの水槽から選別するのとはまた違う趣が新鮮で、今回も数匹の金魚にお出でいただきました。

更新日付:2015.09.20

ジャンボオランダ  Carassius auratus auratus  ID 2691

ジャンボオランダ 別室 の食べっぷりと云えば見事なもので、観ているだけで爽快感を覚えます。
正に食べたモノがそのまま身に付くようなイメージで今後の成長振りが楽しみです。

更新日付:2015.09.27

丸もの水槽  Carassius auratus auratus  ID 2694

らんちゅうにらんちゅう型金魚 別室 、琉金、ピンポン、水泡眼・・・私の丸もの雑居水槽は温厚かつ穏やかなメンバー構成と成っております。
彼女達が演じる舞踏会が優雅に繰り広げられている時、パフォーマンスは絶好調。
身にまとわれたドレスがとっても素敵です。

更新日付:2015.10.04

達磨琉金  Carassius auratus auratus  ID 2697

達磨琉金 別室 は現在、先週お話した丸もの水槽のメンバーではありますが、インフラに余裕が有れば「らんちゅう」とはちがう水槽で管理したいところです。
写真の個体も入居当初からすればひとまわり大きく丸みが増しました。
和金の面々が成長に伴って「貫禄」を付けた…というならば、琉金は「味わい」を増したというのが相応しい表現でしょうか。

更新日付:2015.10.11

ジャンボオランダ  Carassius auratus auratus  ID 2700

写真はジャンボオランダの幼魚 別室 です。
大和郡山のショップからお出でいただいた個体で、まだまだジャンボには程遠い体長ながら食べっぷりの良さはしっかり引き継がれているようです。

更新日付:2015.10.18

pacu Mylossoma aureum  ID 2703

パクーの魅力はその迫力とセラサルムス亜科特有の体型にあります。
20cmを超えてくるような個体はそれなりに破壊力もあり生傷は絶えませんが、その魅力にはまり込むとなかなか抜け出せないと云ったところでしょうか。
私の場合、写真のミロソマもそうですが、ブラックバンデッドミレウス Myleus schomburgkii 別室 をきっかけにパクーに魅せられていった次第です。

更新日付:2015.10.25

pacu ② Myleus rubripinnis  ID 2706

先週に引き続きパクーのお話です。
セルラサルムス科のミレウス属、メティニス属、及びミロソマ属に魅せられてしまった私くしにとって、当初ショップで殆ど見掛ける事のなかった彼らは「高嶺の花」的存在です。
ありがたいことにいろいろな方々から入手アドバイスをいただきながら徐々に個体数を増やす事が出来た次第です。
後にブームとは言わないまでも数々の魅力ある個体が出回り出し、特にネットでは思っても見なかった希少種までが登場となります。
その頃、私くしにとってリーズナブルな域を遥かに超えていた彼らは違う意味の「高嶺の花」。
飼育にあたっても非常に活発で成長も早く大型化する傾向に有るため収容するインフラの問題など何かと手の掛かるグループではあります。
写真の Myleus rubripinnis rubripinnisMyleus rubripinnis luna 別室 をはじめ数年飼い込む事により徐々に美しい体色(斑紋)に変化し、個々にそのバリエーションを楽しめるパクーに魅了されるアクアリストも少なくありません。

更新日付:2015.11.01

ギギ  Pseudobagrus nudiceps  ID 2709

今週は日本産淡水魚、ギギのお話です。
ギギはナマズ目ギギ科ギバチ属の淡水魚で写真は以前に京都府木津川市の木津川で採取した個体です。
当時はこの辺りでは普通に見られた定番魚と云った存在だったのですが・・・。
飼育は比較的容易で冬の間も無加温です。
塩ビ管を入れて置くと何時の間にか隠れ家となり顔をこちらに向けて私の様子を伺っているような表情がとても可愛いくてユニークな存在です。
餌は人口飼料をメインに冷凍アカムシをたまに与える程度で20cm前後まで成長しました。
その後は小康状態。60cm規格水槽が手狭なのか、餌による要因かは定かではありませんが、30cmとはいわないまでも、もう少し大きく成っていただきたいものです。
幼魚のうちは活発に泳ぎ回りますが、ある程度大きく 別室 なると夜行性が顕著に成り日中は物陰に隠れて泳ぐ姿を見る事が少なくなります。
習性と云えるのかどうかは解りませんが以前、琵琶湖博物館(現在リニューアル中)の展示水槽で沢山の個体が群がってかたまりのように成った様子がとても印象的で、家で見る事がない珍しい光景なのでしばらく立ち止まって楽しませていただきました。

更新日付:2015.11.08

カワヒガイ sarcocheilichthys variegatus variegatus  ID 2712

今週は採取してきた日本産淡水魚のお話です。
ここ数年はご無沙汰をしておりますが、シーズン中(初夏から晩秋に掛けて)の天候に恵まれた週末にはバケツと網を持って木津川での川遊びを楽しんでいた時期があります。
採取してきた魚達は淡水魚図鑑で確認しつつ記念撮影後は水槽に・・・。
その頃から数えると数十年、川魚の面々とはずいぶん永いお付き合いをさせていただいております。
写真のカワヒガイやヌマチチブ Tridentiger brevispinis 別室 も幼魚の頃にお出でいただいた個体がいつの間にか若魚に。
私の管理下では基本的に熱帯魚も同じですが、特別に変わった事を行うわけではなく日毎の給餌と観察(記念撮影を含)、週一回の換水と水槽メンテナンスだけは怠らないように心掛けております。

更新日付:2015.11.15

パロットパクー Ossubtus xinguense  ID 2715

セルラサルムス科ミレウス亜科オッスブトゥス属の写真の個体は英名パロットパクーもしくははドルフィンパクーとも云われます。
私の管理下にある個体(写真)は10cmに満たない幼魚から20cmオーバーまで成長いたしました。
当初、他のパクーと1800 水槽で混浴いただいておりましたが、兎に角、気性が荒く幼魚のうちから頭角を現し自分より大きいパクーを一日中追い掛け回すありさま。
いよいよ手に余り単独飼育と成りましたが単独生活では意外に大人しく同じ個体とはとても思えない変わりようです。
単独飼育と云えば、私の管理下のサタンプレコもまた他の連中とは混浴が不向きな御仁で、こちらは30cmを超えるスーパーへビィ級。
その両者ですが、インフラの都合で一時期やむを得ず混泳 別室 いただいたのですが、私くしの心配を他所にこれと云ったトラブルもなくお過ごしいただけ胸を撫で下ろした次第です。
それにしてもこの両者はお世辞にも「可愛い」であるとか、「美しい」と云った表現とは程遠いキャラであり金魚達とは違ってギャラリーは私くし一人。
それなりに活発で事故対策として水槽にも飾り気はもちろん障害物も全て排除せざるを得ない状況です。
今後も殺伐とした重い雰囲気が漂うダークなイメージは払拭できそうにないのですが、姿形は違っても彼らに共通したレアな雰囲気に魅せられております。

更新日付:2015.11.22

パクー ③  Myleus rubripinnis luna  ID 2718

パクーはシルバーに美しく輝く幼魚から次第に色付きを増して美しい若魚から成魚に。そして正にライトアップされた紅葉にも似た彩りの老成魚 別室 に至ります。
数年間の飼い込む過程で見せる体色の変化は、まるで四季折々の移ろいのようです。
個体によってその美しさが違う事も大きな魅力の一つと云ったところでしょうか。

更新日付:2015.11.29

パクー ④  Metynnis sp  ID 2721

写真のメチニスはセルラサルムス科ミレウス亜科メチニス属。
メチニスともずいぶん永いお付き合いをして頂いております。
彼ら
もまた他のパクーと同じように飼い込むことで次第に美しく変身する魅力ある魚です。個々に美しさのバリエーションが異なり 別室 コレクション性が高いと成れば次第に個体数が増え過密化が進行します。
そこで新たに水槽を大きくするか数を増やすか、いずれにしても経済的要因を含めたインフラ問題が浮上。
そうこうしている間にまたネットやショップで目新しい個体を見つけて、えいやーとばかり衝動飼い・・・。
このサイクルを繰り返す内に次第に深みにはまっていくのがパクー飼育(お魚飼育)の難問、いや醍醐味と云ったところでしょうか。
衝動飼いにはくれぐれもお気を付けくださいませ。

更新日付:2015.12.06

パクー ⑤  Myleus rubripinnis luna  ID 2724

セルラサルムス科ミレウス亜科ミレウス属。
彼らとの永い付き合いの中でも特に成魚から老成魚に至る期間は特に魅力的で経年から滲み出た「貫禄」と「味わい」を開花させます。
ミレウス(中でもルナ) 別室 に魅せられ続けております。
ショップで数センチの幼魚(呼称レッドフックメチニス)をたまに見掛けますが、シルバーの体色と尻鰭の朱色からは、この魚の成長過程でどういった変貌を遂げるものなのか想像すらできません。
そして美しい斑紋が完成された個体は、ネットルート、もしくはマニア間での流通が主流なのでしょうか、一般にお目に掛る機会が極めて少ないのが現状です。
経緯はどうであれ永年にわたり大切に飼い込まれた美しいミレウスは、彼らを熟知されたマニアの方々の水槽でスターフィッシュとして天寿を全うしていただきたいものです。

更新日付:2015.12.13

10枚 | 30枚