日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2024年

10枚 | 30枚

オレンジ シクリッド  Metriaclima estherae

アフリカンシクリッド水槽ではフロントーサがトップに君臨し、続いて写真のオレンジシクリッドの順番だったのですが先日お出でいただいた正体不明 別室 のアフリカンシクリッドが入居以来、事情が変わって参りました。
この正体不明のアフリカンシクリッドは小さいながらオレンジシクリッドが全く攻撃もしないばかりか逆に避けているようにも見えこのまま成長すれば2位の座を明け渡すことになると思われます。通常は同種間では体の大きい方が小さい方を制圧するのが常かと思っていましたが意外に例外もあるようです。 

更新日付:2024.01.07

パロッドシクリッド  Hoplarchus psittacus

私の熱帯魚飼育の中で4匹目(4代目)のパロッドシクリッド 別室 を導入致しました。
その内、歴代の1個体だけは国内ブリードで残りの3個体はワイルド個体でありながら全て導入当初から人口餌に餌付けが可能だった為、飼育自体は比較的スムーズだというのが私のこの魚に対する印象です。
名前の由来通り吻周りの形状とエメラルドグリーン基調の体色は正に「オウム」の魚バージョン(笑)だと思っております。

更新日付:2024.01.14

アカリクス ヘッケリー  Acarichthys hecklii

アメリカンシクリッド水槽のタンクメイトにゲオファーガスではなく近縁種のヘッケリー別室を選択したのは少しでも穏やかな性格の方が良いと考えたからですが通説にそぐわない事もあるし論勿、個体差もあるので一概に言いきることはできません。その中でヘッケリーの比較的、普遍的と思える特徴である背ビレのフィラメントの伸長と体色の変化していく過程を楽しみにしております。

更新日付:2024.01.21

トライアングル シクリッド  Uaru amphiacanthoides

現状の水槽下における最優位な存在であるトライアングルシクリッド 別室 はその美しさと魅力を存分に発揮しておられます。現在は体長、体高ともに他(シクリッド)に追随を許さないといったところでしょうか。
それにしても我々とは違って一人で生きていくか、複数のタンクメイトと過ごすかに自らの選択肢を選べない環境は個々に於いて如何に感じておられるのでしょうか。 

更新日付:2024.01.28

パキスタン ローチ  Botia almorhae

パキスタンローチ 別室 …現在はアフリカンシクリッドのタンクメイトとして正に水槽内を駆け巡っておられます。
一時期は尾腐れ病を発症し鰭の欠損も激しくウッドキャット(ナマズ水槽で絶好調)と共に瀕死状態に陥りましたが薬浴で無事に生還されました。
入居時の幼さも無くなりシクリッド達とも対等に遊泳、このサイズにまで成長すると他の水槽に移動させたとしてもツワモノ達と問題なく過ごせそうです。

更新日付:2024.02.04

パロットファイアーシクリッド  Cichlasoma citrinellum x Cichlasoma synspilum

ハイブリッドで作出されたパロットファイヤーシクリッド 別室 ですがそのスタイルは独特で口の形状、体色、体型と原種からかけ離れた存在です。
そういう意味では金魚も鮒からの改良種なので似たような経緯なのかも知れませんが今後、この魚が長年に亘り改良が繰り返されるのかどうかは興味のあるところです。

更新日付:2024.02.11

シノドンティス  Synodontis sp.

アフリカンシクリッド水槽のタンクメイトで今のところ問題なく推移しております。Synodontis albertiに酷似はしていますが私には同定するスキルもなく不明のシノドンティス 別室 です。
いずれにせよツワモノシクリッド達に全く怯むこともなく順調に成長しておられます。サカサナマズの仲間は非常に数が多く最もポピュラーなSynodontis nigriventrisいわゆるサカサナマズ、以前に飼育していたSynodontis euptrusフェザーフィンといった流通量の比較的多い種類以外は入手が困難である事からも私には魅力あるグループながら複数種飼育に拍車が掛からないと云ったところです。
  
「シノドンティス」

「サカサナマズ」

更新日付:2024.02.18

アカリクス ヘッケリー Acarichthys hecklii

ゲオファーガスの近縁種で1種1属のヘッケリー 別室 は幼魚の内は比較的、地味な体色をしておりますが背ビレのフィラメントが伸長を始める頃から鮮やかさが増し飼い込む程に管理者の期待を満足させてくれます。
幼魚はリーズナブルであり流通量も多いことも人気の要因です。
現在はアメリカンシクリッド水槽で、まだまだタンクメイトに体格差を許してはいますが気性の強さでカバーしておられます。     
  
「ゲオファーガス」

更新日付:2024.02.25

オレンジスポット セルフィンプレコ Pterygoplichthys joselimaianus

苔取り担当としてセルフィンプレコ 別室 を導入するとそれなりにメリットはあるとは云うものの大型化することも前提に考えなくてはなりません。
同じように苔取り要員としてブッシープレコを比較したときの選択は重要ともいえます。いずれにせよ永続的に任務を全うしていただけるかは疑問を残すところであり適切な給餌とメンテナンスの確立を目指す方がより安全とも思えます。
それ以上にセルフィンプレコ、ブッシープレコの魅力は私にとっては絶大ではあるのですが。
過去動画に成りますが画像がアンダーでたいへん見ずらい(汗)のですがご視聴いただければ幸いです。

「ブッシープレコ&セルフィンプレコ」

更新日付:2024.03.03

寿恵廣錦金 Carassius auratus auratus

金魚水槽は90cm規格アクリル水槽で現在はこの寿恵廣錦金(鉄扇)別室 3匹をメインとしております。
遊泳力がある魚であり活動が活発な事からこの水槽に限り給餌を1日複数回としております。体色もさることながら鰭の美しさが際立つ寿恵廣錦金ですが鰭の欠損が回復せず気に成るところで試行錯誤しながら回復に努めております。

更新日付:2024.03.10

ブラック ドラゴン Carassius auratus auratus

文献によるとブラック ドラゴンとは鈴木東錦を交配された品種のようです。
私の管理下のブラック ドラゴン 別室 は黒ではなく現在のところ寿廣錦金の鉄扇とほぼ同じ体色をしております。
実はショップで鉄扇に似た体色の金魚を探していたのでお出でいただいた次第です。
給餌時は自らの数倍ある寿廣錦金に怯むこともなく食欲はいたって旺盛です。 

更新日付:2024.03.17

パロット シクリッド Hoplarchus psittacus

アメリカンシクリッドの中で私の一番好きなパロットシクリッド(シッタクス)別室 は今年1月の入居時から予想通り急成長を遂げられました。
入居時にトライアングルシクリッドと一戦を交えて大敗をきしてから数か月で、体格もほぼ追い付き今と成れば互角に渉りあえると思われます。口の大きさからしても食には貪欲さが伺えシクリッドの中でも上位の強健種です。加えて混泳には注意が必要なツワモノです。体色の美しさも大きな魅力で私のアメリカンシクリッド水槽では外せない魚です。入手は流通量が少ないので頻繁にショップで見掛ける事はほぼないです。リーズナブルではないのですが見掛ける事があれば先ず連れて帰りそれから居場所を考えるというのが私のシッタクスに対する導入時のスタイルです。
シッタクスの導入後に入れる魚はよほど違う種類であるとかターゲットに成らないサイズ以外は難しいと思われます。ある意味厄介な面の多い魚でもあります。

「パロットシクリッド」

更新日付:2024.03.24

エレクトリック・ブルーアカラ Aequidens pulcher Var.

メンバー的にようやく落ち着いてきたアメリカンシクリッド水槽ですがアクアリストの性でしょうか新しい魚を導入したくなります。
先週もお話したシッタクスを筆頭にツワモノ揃いの水槽に如何にリスクの少ない魚を導入するのか。インフラに限界がある以上「混泳」は避けては通れない課題であり挑戦でもあります。エレクトリック・ブルーアカラ 別室 の導入は先ず幼魚である事、もちろん幼魚であっても捕食されないサイズなのは前提です。
そして遊泳力、逃げるスピードも大きな要素です。いずれにせよ過去の経験は参考に過ぎず混泳に絶対はないのでやってみるしかないですね。
他にも導入している個体はいますがトライアル期間という事でタンクメイトとして落ち着いたところでご紹介できたらと思います。

「コバルトブルーアカラ」

更新日付:2024.03.31

セベラム Heros severus

最近、幼魚を少しづつ導入しつつあるアメリカンシクリッド水槽ですがこれと云った変化はなく平和な時間が流れております。管理者、観賞者の私としても気分は良好で次の変化を目論んでいると云ったところです。
写真のセベラム 別室 は先週お話したシッタクスには上からポジションで現在はトライアングルシクリッドと共に「抑え役」を担っておられます。
原種系のセベラムはバリエーションも多くビジュアル的にもたいへん美しいシクリッドです。写真の個体は状況に寄ってストライプが鮮明に見えたり、現在は頭部はブルー、ボディはイエロー基調といった体色の変化も楽しむことのできるシクリッドです。

「アメリカンシクリッド top 5」

更新日付:2024.04.07

パキスタンローチ Botia almorhae

アフリカンシクリッドの異端児であるパキスタンローチ 別室 はこのところタンクメイトに纏わり付いていることは先週お話しましたが相変わらずオレンジシクリッドにも同じように…。
今後、この水槽に他のローチを導入したらどうなるのかも確認したいのですが現在のところショップで見合うような個体を見掛けないので捜索中です(笑)  

「アフリカンシクリッド」

更新日付:2024.04.14

テキサスシクリッド Herichthys carpinte

過去に数回、飼育歴のあるテキサスシクリッド 別室 ですがいずれも幼魚をショップから連れて帰り私の管理下でそこそこのサイズまで成長して頂だいた実績がない唯一の魚でもあります。
幼魚の内から美しい体色で成魚までこの体色が維持できればきっと素晴らしい個体に成りそうですが毎回、残念な思いをしております。
今回は何度目のトライになるのか記憶にはありませんが大切に見守っていきたいと考える次第です。

更新日付:2024.04.21

クーリーローチ  Pangio kuhlii

私のコリドラス水槽のタンクメイトであるクーリーローチ 別室 は総勢 20 匹から水槽掃除中に誤って流して(泣)しまった個体を除いて全て順調に成長しております。底砂を敷かない水槽なので潜る様子は観察できませんが、溶岩石の下や土管がお気に入りで上手に隠れてお暮しです。普段は数匹を見掛けるだけですが給餌時には一斉に飛び出してくるのである意味、圧倒されます(笑) 

「クーリーローチ」

更新日付:2024.04.28

プルケール(ぺルマト)    Pelvicachromis pulcher

西アフリカ河川産シクリッドであるプルケール別室はブリード個体がリーズナブルに入手可能で更に美しい事もあり以前から私のお気に入りの魚です。幾度となく飼育してきましたが継続的に飼育できていないのは無理な混泳の結果だと反省はしているのですが…。

更新日付:2024.05.11

Spindle hap  Protomelas taeniolatus

アフリカマラウイ湖の固有種であるスピンドルハップ 別室 にお出で頂きました。
今のところ地味な体色ですが今度どのような変貌を遂げられるのか楽しみにしております。
文献に寄ると彼らの住むマラウィ湖のシクリッドは800種以上が確認され南部は世界遺産にも登録されているようです。

更新日付:2024.05.12

フロントーサ  Cyphotilapia frontosa

アフリカンシクリッド水槽の私的ナンバーワンフィッシュであるフロントーサ別室は約一年で恰幅良く立派に成長されました。殆どがマラウイ湖の魚で占める私のアフリカンシクリッド水槽の中でタンガニイカ湖の優であるフロントーサの成長は嬉しい次第です。写真はメス個体ですが著しく発達した頭部を持つオス個体の飼育履歴は現在までありません。

アフリカンシクリッド

更新日付:2024.05.19

アフリカンシクリッド水槽

一気にアフリカンシクリッド別室を導入した事で賑やかに成った水槽ですが名前も分らない個体も多く私の愛用する海外文献 AQUARIUM ATLAS Photo index1-5 を片手に悪戦苦闘している次第です。もちろん私のライフワークである写真撮影に於いてフォトジェニックな個体であればそれはそれでよいのですが少々物足りなさを感じております。アフリカンシクリッドに造詣の深い方で詳細がお分かりになられる方はコンタクト(Contact)からご教示いただければ幸いです。

更新日付:2024.05.26

ナマズ水槽

ナマズ水槽(60cmワイド)は写真・別室のようにナマズだけではなくシルバーグーラミィ、プルケール(ペルマト)もタンクメイトとして同居しております。
一応現在のナマズメンバーの紹介をしておくとピクタスキャット・ブッシープレコ・ガレアタスウッドキャット・ストライプトーキングキャット(ストライプラファエル)2匹・ドワーフバンブルギーキャットになります。この水槽での最大種はガレアタスウッドキャット、最小はドワーフバンブルギーキャットです。
ドワーフバンブルギーキャットと云えば水槽メンテナンス中にほんの数秒ほどお目に掛るだけなのですがショップからお出で頂いた頃より数倍に成長しておられます。今までガレアタスウッドキャットのお腹に収まらずにこれたのは土管の連結部の隙間(棲家)が幸いしたと思われます。

更新日付:2024.06.02

プルケール(ぺルマト)  Pelvicachromis pulcher

プルケールは給餌時やタンクメイトの威嚇時に体色が著しく変わります。写真は平常時ですがものの数秒で別室のような体色になりその変化は他の魚達よりも顕著です。いずれの場合も美しい体色がプルケールの一番の魅力と云ったところでしょうか。ブリード個体がリーズナブルに入手可能でショップで見掛けると連れて帰りたくなりますがタンクメイトとの相性を考えて衝動飼いは出来るなら避けるべきです。

「プルケール(西アフリカ河川産シクリッド)」

更新日付:2024.06.09

ヘッケリー  Acarichthys hecklii

ヘッケリーはアメリカン水槽では小兵ながら背ビレの伸長も顕著に成り体色にも深みが出て参りました。数か月前の写真と比べて大幅な違いこそありませんがその少しの差異を楽しんでいる次第です。

「ゲオファーガス」

更新日付:2024.06.16

パキスタン ローチ  Botia almorhae

パキスタンローチ 別室 の幼魚時は体表の模様も単調ですが成長に伴って複雑に成りました。私の個体(写真)は昼行性で夜は隠れ家に拘らず水槽のどこでも横に成っております。導入後しばらくしてガレアタスウッドキャット(現在はナマズ水槽在住)と2匹が私の管理不足で尾腐れ病を発症し生死をさまよいましたが薬浴後に両者無事に復帰致しました。  

更新日付:2024.06.23

パロット シクリッド  Hoplarchus psittacus

シッタクス 別室 の成長は過去の同個体と同じように著しく早く、入居半年で体長ではアメリカン シクリッド水槽でナンバーワンと成られました。私見ですがこの水槽内でのポジショニングはいつの間にか上昇し現在はナンバー2と云ったところです。入居当日にトライアングル シクリッドとの攻防で敗者と成りその状態は今だそのままのように見られます。トライアングル シクリッドと再び争うことはなく他の個体には明らかに優位な態勢で、トライアングルには敬意を示しつつも向かうところ敵なしと云ったところでしょうか。 

「パロットシクリッド」

更新日付:2024.06.30

キングコング パロット  Cichlasoma citrinellum x Cichlasoma synspilum

通常、鑑賞しているとその成長振りが分かりつらいものですが多分に漏れずこのキングコングパロット 別室 も同様で期待以上の成長が確認しつらく導入当初の写真等で比較してようやく判断できると云ったところでしょうか。以前から水槽唯一のパクーと犬猿の仲ですが今のところこれと云った障害は発生しておりません。

更新日付:2024.07.07

大和郡山金魚行脚

大和郡山金魚行脚 三連休の初日は早々に用事を済ませて大和郡山の金魚行脚に出掛けました。私の家から一番近い金魚のメッカはこの大和郡山で私の金魚ブームが始まるとこちらにお伺いする機会が徐々に増えていきます。金魚の魅力はもちろんその可愛らしさ、優雅さ、カッコよさに有りますが私にとってはもう一つ非常にフォトジェニックなモデルの存在でもあります。そして今回も養魚場のタタキ池は金魚達が映える抜群のシュチエーション。写真撮影も大いに楽しんで参りました。過去にランチュウ型金魚(もみじらんちゅう)の動画をYouTubeにアップしてから10年に成りますがそれ以降で金魚を紹介した動画はなく今回はぜひ金魚動画にも力を入れたいと考えております。当時は今ほどYouTube もメジャーではなかったように思いますが私も何となく撮影した動画をあくまでも飼育魚の記録と自身でPCで楽しむ事が目的でしいて編集したわけでもなく画質もとてもお粗末なものでした。

「らんちゅう型金魚(もみじらんちゅう)②」

「らんちゅう型金魚(もみじらんちゅう)①」
   

更新日付:2024.07.20

大和郡山金魚行脚 2

先週末の大和郡山では金魚をお迎えしませんでしたが金魚に対するテンションが高くなってまいりました(笑)今のところ和金(鮒尾素赤和金)と寿恵廣錦金の面子を大きく育てることが目標で他の魚は導入はしないで養魚場や品評会で金魚観賞と撮影を楽しむつもりです。今週も養魚場ならではのシュチエーションショット(別室)です。
 

更新日付:2024.07.21

パクー

今となれば写真の個体のみとなったパクー、レッドフックミレウス(別室)はアメリカンシクリッド水槽で唯一パロットシクリッド(シッタクス)に脅威を感じていないタンクメイトだと思えます。勝ち負けで云うのはおかしいですが現在のところシッタクスに体長は負けますが体高ではかろうじて勝っています。口のサイズは小さいですがセルラサルムス科特有の歯と強靭な顎で噛み砕いて餌を飲み込むので効率よく成長するのだと思えます。片やシッタクスは口が大きいので量と一旦口に入れた餌を吐き出す事がないのでやはり大きく成長します。口の大きさは例外もありますが成長に比例するものです。

更新日付:2024.07.28

10枚 | 30枚