日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode

10枚 | 30枚

鯉  Cyprinus carpio  ID 1945

お天気の良い昼下がり、近くの用水路に放されている鯉( 別室 )を見に行きました。色とりどりの錦鯉に比べ随分と地味ではありますが、彼らを眺めているといつの間にか時間の経つのを忘れてしまいます。
随分、以前のお話ですが、メートル級の鯉を水槽で育てるのが念願で、釣ってきた真鯉の飼育を始めたのですが、50cm 近くまでになった時点で、手に負えなくなり断念。現在も親戚の池で優雅に泳いでる彼もまた写真の個体ぐらいに成長を遂げておられます。

更新日付:2010.06.06

クラウンローチ  Botia macracanthus  ID1943

クラウンローチ( 別室 )は、私のアクアリウムでも定番魚の位置付けとして随分、長い間お付き合いをいただいております。彼らはご存知の通り鯉の仲間で、現地では30cmにも達する個体も居られるようですが、 さすがに私の周りのショップではそこまで巨大な個体にはお目に掛かった事はありません。しかしながら数年前から流通の違いからでしょうか、20cm 前後の貫禄ある大物も見掛けるようになり、彼らの魅力に、いっそうの磨きが掛かったと云うところでしょうか。

更新日付:2010.05.30

サタンプレコ  Glyptoperichthys lituratus  ID1941

パロットパクー( ドルフィンパクー )との混浴から開放され、晴れて単独水槽に移行されたサタンプレコは、体調もすこぶる快調で食欲も旺盛。彼の場合、混浴水槽( 別室 )では、他の連中に食事を阻まれるケースが多く、そう云った意味でも少々、手狭ではありますが、現在の環境は彼にとってはベストだと考える次第です。実際のところ、彼の体調は排泄の状況を見れば一目瞭然。混浴状態以上に水の劣化も進むように感じられます。

更新日付:2010.05.23

パクー  Myleus sp  ID1939

一口にパクーと云っても多岐に亘る分類がなされ、個体差もそれなりに大きいとなれば、よほど造詣の深い方でもない限り、学術的なポジショニングの断定は難しく、特に私のような素人には見た目の特徴のみで、信憑性の低い種別の差別化をせざるを得ないのが現状ではないでしょうか。その中で、写真のパクー( 別室 )は、私の中では、興味ある個体の一匹であります。彼の場合、当初は、同時期に入居いただいた他の Myleus rubripinnis  と特徴的に何ら変わる事もなく推移しておりましたが、最近になりこの個体に限り、体表に斑紋は殆ど現れる事もなく、体型もずんぐり、がっちりとしたどちらかと云えばオーソドックスな出で立ちながら、成長スピードは早いと云った違いが出て参りました。この先、限られたスペース内でのMAXサイズまでの成長過程の中で確認は難しいかも知れませんが、ジャイアントパクー系の個体ではないかと想像を膨らませながら成りゆきを楽しんでいる次第です。

更新日付:2010.05.16

ルナ Myleus rubripinnis luna  ID 1937

私のパクータンクでは最長老である写真のルナ  別室  は、老いてもまだ健在で、血気盛んな、ジャイアントパクーカウアやチンガにも負けずと劣らない貫禄を備えておられます。彼の場合、派手な体色を身に纏って居られる訳でもなく、斑も山吹色一色でオーソドックスな出で立ちではありますが、まだまだパクータンクナンバーワンの位置付けは譲れないと云ったところでしょか。 

更新日付:2010.05.09

ルナ Myleus rubripinnis luna  ID 1935

一時の間、殆どショップでは見掛けなかったパクーですが、最近になり私の周りでは、一部の希少種は除いて、比較的リーズナブルに入手が可能になったように感じられます。
写真のルナ  別室  は、数年前に、たまたま訪れたショップで、タイミングよく入手できた個体です。彼の場合、入居当初から発色は低調で、どちらかと云えば、地味な存在だったのですが、月日が経つに従って、全身にヤマブキ色の斑が散りばめられ、彩りにはあまり変化はありませんが、魅力ある個体に変貌を遂げられ、今後の成りゆきに期待を寄せております。

更新日付:2010.05.02

ジャイアント・パクー  ID 1933

以前にもお話を致しましたが、ジャイアントパクーの魅力は、ルナのような斑紋の美しさとはまた違って、「迫力」にあります。写真のカウアは、パクータンクでは最大で、視覚的にはそれなりに迫力を感じるのですが、動画などではなく、写真と云うビジュアルでその迫力を表現するにはどうしても限界があります。いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、撮影を楽しんでおりますが、カウアの場合は、大きく張り出した尻鰭も含め、 別室  のチンガも同じように、下方からのショットが彼らにはベストなのかも知れません。

更新日付:2010.04.25

メチニス Metynnis sp  ID 1931

写真のメチニス  別室  は、入居当初、600mm×450mm 水槽にお住まいいただいておりましたが、現在は、1,800mm ×750mm 水槽で他のパクー達と同居生活をしておられます。活発なメチニスは幼魚の内は 600mm×450mm 水槽で、順調にお過ごしいただけていたのですが、小柄とは云え若魚に差し掛かる頃から活発さに磨きが掛かり水槽内で落ち着いて観て入られなくなり引越しとなりました。ところが同じ、600mm×450mm 水槽に、25cm を超えるパロットパクー( ドルフィンパクー )は、ご機嫌よろしく単独生活を楽しんでおられます。総体的に水槽は大きいに越したことはないとは云うもののスペース的な問題もあり、止むを得ず、パロットパクーには窮屈な思いをしていただいておりますが、混浴に問題の多い彼には現状のほうが、どちらかと云えば、小柄でも群泳向きなメチニスにはゆったりとしたスペースがベストなのかも知れません。 

更新日付:2010.04.18

ブラックバンデッド・ミレウス Myleus schomburgkii  ID 1929

写真の太いバンドのミレウス  別室  は、私のパクータンクでは重鎮としての位置付けであります。昨年入居のペルー、ナナイ産のバンデッド(太バンド)に、いつの間にか体長では追い越されたと云うものの、若魚にはない成魚の魅力をその出で立ちに纏って居られます。いずれの魚もそうで有るように数年の間、飼い込んでいくうちには、さまざまなトラブルや変化を体験され、次第に重鎮としての貫禄を身に付けていかれる訳ですが、水槽と云う限りあるスペースの中にどれほどの経験値があるのかは別にして、縁あって私と過ごす時間の中に自然界に過ごす幾ばくか以上の安らぎを感じていただいているとすれば、飼育者冥利に尽きると云うところなのですが・・・。

更新日付:2010.04.11

Ossubtus xinguense  ID 1927

先週に引き続き、パロットパクー( ドルフィンパクー 別室  のお話になりますが、パクー水槽では、その凶暴さ故に現在の単独水槽でお住まいいただいている彼も、現状は、非常に大人しく毎朝の給餌時以外は、のんびりと過ごしておられます。これが、同じようなサイズでもシクリッドであればそうもいかないのでしょうが、彼の場合、少々、手狭ではありますが、何とか我慢いただけていると云ったところでしょうか。

更新日付:2010.04.04

パクーの魅力 ② Ossubtus xinguense  ID 1925

先週もお話しましたようにパクーの魅力は一言では云い表せないものがありますが、その中でもパロットパクー( ドルフィンパクー )  別室  の魅力と云うのはまた、他のパクーにはない一種独特のものがあります。幼魚の頃には差ほど感じなかったその個性は、25cm オーバーの現在、より顕著なものとなりました。ご覧のように、扁平した体型、異質な斑紋に、櫛のような尻鰭、赤みを帯びた体色もその奇妙ともいえる彼の容姿に輪を掛けるようです。この先、彼がどのように成長されるのか、非常に楽しみなパクーであります。

更新日付:2010.03.28

パクーの魅力  ID 1923

一口にパクーの魅力と言いましても千差万別。キーパーのみなさま、お一人ずつのインフラによっても大きく左右され、傾倒だったお話は出来ないものです。そこでまず私の場合、彼らを写真のモデルとしていかに美しく、自然に、またフォトジェニックに撮影する事が出来るものか・・・そのためにはインフラの整備・メンテナンス・体調管理、などそのプロセスに楽しみと魅力を感じるといった、言わば、目的の第一が「記録」であり、飼育・鑑賞が、手段と付加価値に近い・・・と云った少々、イレギュラーな楽しみ方をしていると言えなくもありません。
理由はどうであれ、その中でモデルとしての Myleus rubripinnis luna の存在は貴重で、美しさにおける、潜在的なファクター及び個体差による豊富なバリエーションを合わせ持ったこの種を私はパクーナンバーワンと位置付けております。一方、写真のジャイアントパクーカウアや ( 別室 ) のバンデッドミレウス(太バンド)、パクーチンガのように、被写体としての美しさ以上に「迫力」に魅力を感じるタイプは、私のような素人カメラマンには辛い存在で、現地での迫力ある個体を水槽で育て上げる事に限界がある以上、必然的に撮影にも限界があると感じている次第です。

更新日付:2010.03.21

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1921

写真のミレウス ( 別室 ) は、一見、Myleus rubripinnis luna なのか Myleus rubripinnis  であるのか、見解の分かれるところですが、現状の幼魚から若魚に差し掛かった頃の体型で、尻鰭(フック)の形状と着色からすれば、Myleus rubripinnis luna と云う事でショップのベテランスタッフとの意見調整が終了致しました。しかしながら両者の違いが、はたして外見上の話だけで成立するものであるのかさえ理解できていない私にとって、スタッフとのパクー談議は、楽しさ半分、戸惑い半分と云ったところでしょうか。

更新日付:2010.03.14

ブラックバンデッドミレウス  Myleus schomburgkii  ID1919

幼魚から入居いただいた太バンドのミレウス ( 別室 ) の成長スピードには、目を見張るものがあります。おそらく、歴代のパクーの中では、幼魚からここまでのスピードはナンバーワンではないでしょうか。現状ジャイアントパクー チンガよりも早く感じられますが、チンガの場合、20cmを超えてからも顕著に成長が確認できるだけに、ようやく20cmオーバーまでになったバンデッドの今後に期待を寄せたいところです。

更新日付:2010.03.07

スポットメチニス  Metynnis sp  ID1917

先週は、Myleus rubripinnis luna の魅力をお話しましたが、ではメチニスはと云えば、確かにミレウス系とは違い、大型化し迫力が増すといったポテンシャルはありませんが、小兵ながらこちらはルナと同じように個体差、地域差によるバリエーションが楽しめるのが大きな魅力と云ったところでしょうか。 さて今週は、先日のルナに続いて( 写真・ 別室 )のメチニスを私のパクー水槽にお招き致しました。経緯は、お邪魔したショップのスタッフからいつものようにパクーエピソードをお聴きしている内、今までにない地域産のメチニスが入荷したと云う事で、ご推奨いただきました。よく観察すると肩口から背鰭に掛けての形状が、私のパクータンクには今まで存在しなかったタイプで、全身に散りばめられたスポットも美しく、私的コストパフォーマンスの高さに、思わず衝動飼いを押さえられなかったと云う次第です。

更新日付:2010.02.28

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1915

パクーの魅力に、立ち止まって久しいですが、それぞれに特徴のあるパクーのなかでも、私の場合、Myleus rubripinnis luna  (写真・ 別室 ) の存在は、その中でも格別といったところでしょうか。そしてルナに魅了される最大のポイントは、なんと云っても個体差による魅力が顕著に楽しめ、フォトジェニックであること、数々の魚たちのなかでもこの魅力を満喫できる魚種は数少なく、マニアックな存在がまたコレクション性にも拍車を掛けます。それにしても、ショップで、幼魚を見掛けることがないのは少々残念ではあります。

更新日付:2010.02.21

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1913

久しぶりにニューフェイスのルナ ( 別室 ) をパクー水槽にお出でいただきました。体長は、14~15cm とこれからの若魚で斑の数、色揚がりも現状のサイズ的には上々と云ったところでしょうか。このタイプのルナは、次第に腹部が赤く染まるタイプだと思われますが、若魚から成魚、そして老成魚と、彼の成長過程でどう云った変化をみせていただけるか楽しみの個体です。

更新日付:2010.02.14

ブラックバンデッドミレウス  Myleus schomburgkii  ID1911

太いバンドのミレウスが、昨年、ショップに一斉に出回るようになって久しいですが、中・細バンドのミレウスに比べてワイルド感の強い太いバンドは、存在感もそれなりに大きいと云ったところでしょうか。ところで、私のパクー水槽には数年前にお出でいただいた太バンドのミレウスと昨年、入居いただいた太バンドで、現在、若魚のミレウス(写真下)が混在しております。彼らは、同じ太いバンドのミレウスでありながら明らかにタイプが違うようで、両者、若魚の頃のスタイル ( 別室 ) を比較すれば、ご覧のように随分、趣が違います。産地は写真下の若魚は、ペルー産との事ですが、別室の個体は不明です。現在のところ食欲、体型、成長スピード共に 「ダイナミックなパクー」 のイメージは、ペルー産(写真下)が、圧倒的ですが、今後、飼い込むうちにどのような変化をみせていただけるのか楽しみにしております。

更新日付:2010.02.07

メチニス  Metynnis sp  ID1909

私のパクータンクは、一部の例外は除き、基本的に、大型で活発なミレウスグループ、メチニスを中心とするグループ、混浴に不適切と判断した個体と云うように、彼らを複数のエリヤに分け、維持・管理、致しております。写真の個体 ( 別室 ) は、以前から幾度か登場いただいておりますが、メチニスと一部の比較的温和なルナとの混浴パクータンクにお住まいいただいております。彼の特徴は、ご覧のように、側線の上部にスポットが集中するタイプで、シリビレから肩部に掛けての体色、グラデーションが気に入っております。さて、彼の学名は、となると、私に同定が可能ならば、もう少しアクアリウムを楽しめると云ったところですが・・・。ひとまず、数少ない海外文献からあくまでも見掛けだけではありますが、私の中では、 Metynnis lippincottianus (spotted metynnis)と言う事で一件落着。

更新日付:2010.01.31

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1907

今週もパクー水槽の面々と向き合いながら、ひたすらシャッターを押しているうちに、いつのまにか夕刻を迎えました。本日のベストショットは、写真・ ( 別室 ) のルナに決定。少々擦り傷が気になるとは云うものの、腹部の赤色は相変わらず鮮やかです。彼の場合、もう少し斑の数が増えないものかとファインダー越しにいつも期待を込めて観察しているのですが、入居いただいた頃から、ほぼ、現状通り、更に飼い込むうちにどういった変化を見せていただけるものか楽しみにしております。

更新日付:2010.01.24

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1905

老成魚のルナ ( 別室 ) は、数年前、京都にあったショップからお出でいただいた個体です。当時、店主さんから、この個体の状況や経緯を聞きながら、ミレウス全般の情報をご教示いただきました。現在は、ミレウス系も少ないとは云え流通するようになり、特にレアな個体以外は、リーズナブルに楽しめるようになりました。彼の場合、写真では、どれほどの雰囲気を感じていただけるかは疑問ですが、派手な体色でない反面、若魚にはない、飼い込むほどに身に付ける年輪のような貫禄が私を魅了してくれます。

更新日付:2010.01.17

Giant pacu  ID1903

写真のジャイアントパクー・チンガ ( 別室 ) は、私のパクー水槽では、双璧である、ジャイアントパクー・カウアより、一回り小ぶりではありますが、オーソドックスなスタイルと、少し前からオレンジ色の斑も見られるようになり、今後、どういった変化をみせていただけるのか、興味あるあるところです。体型は、Myleus rubripinnis の大型タイプと云うのが、現在、彼の印象に近いのですが、同居する Myleus rubripinnis とは、成長過程に違いを感じます。

更新日付:2010.01.10

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1901

ルナの魅力は、斑紋と体色の美しさにあるのですが、若魚から成魚に至る過程の個体 ( 別室 ) は、初々しいシルバーのボディに描かれた斑紋が輝くようで、魚体の勢いさえも感じられるようです。私のパクータンクには、以前からお話をさせていただいているように、発色の違いで4種類のルナが存在するのですが、その中でも、写真の山吹色に輝く個体が一番気に入っております。

更新日付:2010.01.03

Giant pacu  ID1899

入居から1年半、写真のジャイアントパクー・カウア ( 別室 ) は、パクータンクの主役的存在に。成長に伴って、穏やかだった気性も、次第に激しくなり、他のパクーを追いかける行動も見られますが、ドルフィンパクーのような執拗さはなく、現在のところ混浴に支障を来たす程ではありません。
2010年 EPISODE の幕開けは、貫禄十分のカウアから。

更新日付:2009.12.27

レッドフック・ミレウス  Myleus rubripinnis luna  ID1897

2009年のファイナルは、ルナ ( 別室 ) 、タイプ(C)で、締めくくりとなりました。現在、彼の体色は、ほぼ色揚げも終わり、私としては上々の仕上りと云ったところでしょうか。今後、成長に伴って彼がどのような変化を遂げていくものか、非常に興味深いところです。ところで、、変化と云えば、ここ数年で、私の周りでも熱帯魚飼育を取り巻く環境は、随分、変わって参りました。私のように素人アクアリストにとっては、ショップにお伺いしていろいろとご教示いただいた情報が、そのまま、水槽管理に反映する訳ですが、その貴重な経験談や飼育技術を提供いただいたショップの数が、年々、少なくなっていく事実をとても寂しく感じながら、押し詰まった歳の瀬の水槽メンテナンスを終えた次第です。

更新日付:2009.12.20

ドルフィン(パロット)・パクー  Ossubtus xinguense  ID1895

現在もサタンプレコとの混浴が続いているドルフィン(パロット)・パクー ( 別室 ) は、過去に措ける、パクー達との混浴では、少なからず彼の横暴振りがまかり通っておりましたが、サタンプレコに対して同じようにそれが通用するかと云えば、そこは少々勝手が違い、むしろ防戦を強いられているのは彼の方かも知れません。個性の強い彼らを長期的な混浴で考えるべきか、単独飼育に踏み切るかは、今年中に解決できる話ではありませんが、抜本的に、それ相応な水槽インフラの充実と整備と云う難関を避けて通ることが出来ない以上、今しばらくは彼らにご辛抱をいただかざるを得ない状況です。

更新日付:2009.12.13

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1893

写真のルナは入居から早、2年目を迎えられました。当時からすれば、一回り大きく成長され、斑の色も鮮やかに、若魚から成魚の円熟味を増されたと云うところでしょうか。いづれの個体もそうですが、ショップの環境から一転して新しい環境下に置かれた場合のストレスには、計り知れないものがあります。彼の場合、どのような経緯で私のタンクにお出でいただけたのかは不明ですが、入居からトリートメントタンクでの1週間を終え、パクータンクにデビュー直後の写真 ( 別室 ) から想像すれば、幾度かの荒波に揉まれてたどり着かれたようにも感じられます。いずれにしても私のパクータンクの住人として落ち着かれるまでの数ヶ月は、本来の彼ではなかったのではないでしょうか。

更新日付:2009.12.06

サタンプレコ  Glyptoperichthys lituratus  ID1891

写真 ・ ( 別室 ) のサタンプレコは私くしの身勝手な水槽事情により強制的にパロットパクーを同居人とする混浴生活を数ヶ月続けていただいております。そして私くしとサタンプレコとの付き合いも4年目を迎え、いつの間にか彼は、私のアクアリウムライフに無くては成らない存在となりました。
その彼を永年、観察してきた結果、彼の体調は、体表の斑と呼べるかどうかは甚だ疑問ですが、どうやらそのベージュ部分の鮮明度がバロメータになっているようです。ベージュ部分が鮮明な時は、体調も良好で、食欲も旺盛。反対にくすんで見える時は、ベストコンディションではない、と云った具合です。
いずれにしても彼のコンディションは別にして、現在のパロットパクーとの混浴生活は、彼の40㎝近い、殆どMaxな体長からしても双方に無理があり、出来る限り早いうちに単独飼育に切り替えたいと考えております。

更新日付:2009.11.29

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1889

今週のレッドフックミレウス・ルナ ( 写真・別室 ) Red Spot は、私の分類ではタイプ(B)に属する個体で、最近はショップでも見掛ける事がなくなりました。私のパクータンクでは、Myleus rubripinnis rubripinnis に比べ、かなり活発で用心深く、なかなかモデルに成っていただきにくいタイプなのですが、はっきりとした朱色の斑紋が美しく、他のパクーとは一味違った魅力をかもし出して居られます。

更新日付:2009.11.22

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1887

写真のレッドフックミレウス・ルナ ( 写真・別室 ) は、私の分類ではタイプ(A)に属する個体で、その定義は、尻鰭が赤く染まらず体表の斑紋も山吹色もしくは黄色だけの筈だったのですが、最近、腹部の一部が朱色に染まり始めました。保温の影響なのか、今後また、どのような変化を見せていただけるのかは解りませんが、非常に興味を持って監察している次第です。 

更新日付:2009.11.15

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID1885

久しぶりに登場と成ります、アカハライモリ ( 写真・別室 ) のゲージには、現在、11匹の個体が、元気に暮らして居られます。かれこれ10年の間、これと言ったメンテナンスや特別な給餌を行っている分けではないのですが、特筆に価するトラブルもなく現在に至っております。ここ半年程は、管理が容易と云う私の身勝手な理由から、彼らにとっては殺風景な60cm規格水槽のベアタンクで暮らしていただいております。

更新日付:2009.11.08

レッドフック・ミレウス  Myleus rubripinnis  ID1883

幼魚の頃はオーソドックなミレウス ( 写真・別室 ) でも飼い込む程に、色付きを見せ始め、次第に美しく仕上がって参ります。写真の個体も例外ではなく、幼魚で入居以来、色々な段階を踏みながら現在に至っております。一旦、パクー達のその魅力に取り付かれると、いつの間にか水槽も手狭に感じられるようになり、気が付けば、複数本のタンク管理に明け暮れると云ったところでしょうか。
パクーの魅力はキーパーの皆様方それぞれに見解も分かれるとは思いますが、私の場合、最初はミレウスのオーソドックスな個体収集から、次第にメチニスにも移行し、ルナの発色を横目にジャイアントパクーへとスパイラルアップ・・・。私くし自身、この先、パクーを中心とするアクアリウム計画のPDCAを如何に回すか、机上論と現実の狭間を行きつ戻りつを楽しみながら過ごしていると云ったところでしょうか。

更新日付:2009.11.01

ミロソマ  Mylossoma aureum  ID1881

以前にもお話しましたがパクー水槽では脇役的なミロソマですが、それぞれの個体は、それぞれにフォトジェニック。( 写真・別室 ) の個体は aureum 種で、時季的にも見る角度に拠っても微妙な体色の変化があり、水槽を覗き込みながら、またファインダー越しにも楽しませていただいております。

更新日付:2009.10.25

ブラックバンデッド・ミレウス  Myleus schomburgkii  ID1879

写真のバンデッドは、シングー産の個体 ( 別室 ) で一番、オーソドックスな体型をしております。ショップでも比較的リーズナブルな価格で幼魚を購入する事が出来るようになりましたが、成長も早い事から水槽のサイズには注意が必要です。私のタンクでは幼魚の内から人口飼料だけを与えてきましたが、これと言った問題もなく現在18cm、今後の成長振りに期待しております。

更新日付:2009.10.18

ドルフィンパクー(パロットパクー)  Ossubtus xinguense  ID1877

最近、一段と貫禄を増したドルフィン(パロット)パクー ( 別室 ) は、成長に伴って他のパクーとは一味違う魅力が開花したと云うところでしょうか。特に私が気に入っているのは、大きく張り出した尻鰭で、幼魚の頃には想像できなかった独特の形状が、彼の貫禄を象徴しているように思えます。ルナの派手さとは大違いで、体色も斑も地味ではありますが、モノトーンが醸し出すダンディな配色は、彼の個性をより強固に演出しているようです。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.11

レッドフック・ミレウス  Myleus rubripinnis rubripinnis  ID1875

私のパクー水槽のレギュラーメンバーである Myleus rubripinnis rubripinnis 別室 は、以前に比べるとショップでも幼魚を見掛けるようになり、リーズナブルで求めやすくなりました。成長は早く飼育・管理も容易で人口飼料にも簡単に餌付きます。飼い込む内に現れる斑紋はルナのような派手さはありませんが、個体ごとに異なり、それぞれのバリエーションが楽しめます。遊泳力はパクー全般に高いのですが、メチニスに比べるとより活発なように思います。何かと、レア物が脚光を浴びるパクーですが、いずれの個体も幼魚のうちはオーソドックスでも見違えるように変化する過程に魅力が感じられます。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.04

ブラックバンデッド・ミレウス  Myleus schomburgkii  ID1873

写真のブラックバンデッド・ミレウス は、ペルー、ナナイ産の個体で、入居から2ヵ月が経ちました。外見上の大きな変化は、背鰭と尻鰭がずいぶん長く伸張 ( 別室 ) した事でしょうか。今後、成長に伴って、どう云った変貌を遂げられるか楽しみにしております。ところで写真のブラックバンデッド・ミレウスは、バンドの太いタイプですが、このタイプは、一時期、それも比較的、長い間ショップで幼魚を見掛けることがなく、飼い込まれた個体のみが、ほんのたまにお目に掛かる程度で、私の中では希少な存在だったのですが、最近、ショップでも頻繁に見掛けるようになり喜んでいる次第です。2019.06.27 再

更新日付:2009.09.27

ミロソマ  Mylossoma aureum  ID1871

パクー水槽の中ではどちらかと言えば脇役的な存在である写真のミロソマ aureum 種と ( 別室 ) の duriventre 種 ですが、独特な尻鰭の形と発色が、彼らの特徴であり魅力でもあります。このミロソマもショップではあまり見掛ける機会が少ないのが残念なのですが、他のパクー同様に飼い込む程に味の出てくるタイプです。飼育は容易で、人口飼料にもすぐに餌付きます。

更新日付:2009.09.20

ジャイアント・パクー(カウア)  Giant pacu  ID 1869

写真のジャイアント・パクー(カウア) ( 別室 ) は、入居から11ヵ月。体長も 約27cm とパクータンクでは、現在のところナンバーワンを誇っておられます。体長の成長に伴って体高のほうも高くなり、彼の貫禄に拍車を掛けていると言ったところでしょうか。ご多聞に洩れず、成長と共に性格も荒くなるようで、他のパクーを追い回す行動も以前にも増して顕著になって参りました。・・・とは云うものの、パクー水槽から二度も強制退去となったパロット(ドルフィン)パクーのように、他の個体の鰭をかじる悪癖は今のところ見られません。

更新日付:2009.09.13

ジャイアント・パクー  giant pacu  ID1867

私のパクー水槽のジャイアントパクーは、写真のチンガと ( 別室 ) のカウアの2匹です。彼らの特徴は、他のパクーに比べて体高の伸張が顕著なことでしょうか。入居から一年が過ぎ、一段と存在感を増した二匹の今後を大いに楽しみにしている次第です。

更新日付:2009.09.06

ルナ(タイプD)  Myleus rubripinnis luna  ID1865

パクー水槽で最長老のルナ(タイプD) ( 別室 ) は、腹部が赤く染まらない黄色の斑紋の(タイプA)と、(タイプB)のレッドスポットをミックスしたパターンです。ショップでは殆ど見かける事のない発色(ルナ自体を見掛けることも稀ですが・・・)で、各タイプ(A~C)のルナが年月を経る事によって醸し出される発色であるのか、最初からのものなのか、私の理解の及ぶところではありません。しかしながらそれぞれのルナが原種から自然に交雑され、分化したものであるならば、他にも違った発色をしたルナが存在し、将来的に私を楽しませてくれる機会が有る事を期待して止みません。
* 以前にもお話しましたように、ルナの区別(タイプA~D)は、当サイト(雷魚図鑑)内で、私見として分類しているに過ぎず、学術的な根拠はおろか、参考にした文献等も一切無く、私の勝手判断だと云う事をご承知おきください。

更新日付:2009.08.30

ルナ(タイプC)  Myleus rubripinnis luna  ID1863

ルナの中では一番派手な出で立ちの(タイプC) ( 別室 ) は、腹部の赤がとても印象的です。体長は約 20cm とやや小ぶりで、ジャイアントパクーのような迫力には欠けますが、持ち前の彩で、パクー水槽の引き立て役と云ったところでしょうか。そう言えば、これはルナ全般に言える事ですが、ショップでは、 Myleus rubripinnis rubripinnis のように幼魚を見掛ける事がなく ( もしくは見分ける事が出来ていないのかも解りませんが・・・) 願わくば、幼魚の内から育ててみたいと考えている次第です。

更新日付:2009.08.23

ドルフィンパクー(パロットパクー)  Ossubtus xinguense  ID1861

暫らくの間、サタンプレコと同居いただいて居りましたドルフィンパクー ( 別室 ) 氏をパクー水槽にお迎えする事にしました。体長も25cmを超え、40cm 近いサタンプレコとの同居はかなり厳しい状況になってきたからです。以前、パクー水槽に居られた時に比べれば、彼も、その他のパクー達もずいぶん大きく成長を遂げられ、一方的に攻撃を仕掛けていたドルフィンパクーも昔の勢いは通用しなくなっているようです。

更新日付:2009.08.16

ルナ(タイプA)  Myleus rubripinnis luna  ID1859

パクー水槽のルナ(タイプA) ( 別室 )  は3匹。斑紋の色は黄色(ヤマブキ色)一色で、派手さで言えば他のルナには及びませんが、野生的でオーソドックスな感じが気に入っております。現在、このタイプの3匹は、20cm~23cm と入居当初より、若干の成長と云ったところですが、最低でも25cmオーバーは目指したいところです。

更新日付:2009.08.09

ブラックバンデッド・ミレウス  Myleus schomburgkii  ID1857

私のパクー水槽に久しぶりにニューフェイスを2匹お迎えしました。写真のブラックバンデッド・ミレウス ( 別室 ) の幼魚です。サイズは約 8cmと5cm でペルー産の個体との事です。ここ数年、バンドの太いタイプの幼魚は全く見掛けなかったのですが、久しぶりにお邪魔したショップで、偶然、お目に掛かれた次第です。

更新日付:2009.08.02

ミロソマ  Mylossoma duriventre  ID1855

現在、私のパクー水槽には、2種類のミロソマ ( duriventre 種 ・ aureum 種 ) が生息しております。写真の個体は duriventre 種で、2008年10月に幼魚で入居いただきました。( 別室 ) の個体は、彼よりも1年早い2007年10月に入居の aureum 種、派手な鰭の色付で duriventre 種とは随分と趣が違っています。

更新日付:2009.07.26

ブラックバンデッド・ミレウス  Myleus schomburgkii  ID1852

写真のブラックバンデッド・ミレウス ( 別室 ) は、太いバンドのタイプですが、バンドの太さから言えば、私の水槽では以前からこの太いタイプとミディアムタイプ ( 別室 ) の2種が定番です。文献などにはかなり細いバンドの個体も見受けられますが、今までお付合いいただいた経験はありません。体色はシルバー色にブラックバンドが基調で、若魚の内からレッドフック・ミレウスのような斑紋が顕著に表れた個体は見掛けませんが、成魚から老成魚に、稀に貫禄と共に派手な色合いで魅力あるバンデッドに出会う事があります。私の水槽では、写真の彼が一番派手な個体ですが、キーパーの皆様の飼い込まれたバンデッドはいかがでしょうか。

更新日付:2009.07.19

ドルフィンパクー(パロットパクー)  Ossubtus xinguense  ID1850

ドルフィンパクー ( 別室 ) は入居当初 5cm の個体が、約二年で25cm と立派に成長を遂げられました。彼の場合、入居後すぐに自分より大きなパクーに攻撃を開始し、その凶暴さ故にパクー水槽から退場となり、現在はサタンプレコと同居生活。このコンビは、お互いに相譲る・・・と云う言葉とは無縁の性格で、両者とも単独飼育が原則のツワモノ同士。現在のところサタンプレコがやや優位の展開で推移しておりますが、多少の小競り合いがあるとは云うものの、何とか同居が成立しております。

更新日付:2009.07.12

ミロソマ  Mylossoma duriventre  ID1848

いつの間にかあんなに鮮明だったボディのストライプも消え、立派な若魚に成長を遂げられた写真 ( 別室 ) のミロソマは、短期間の成長スピードとすればパクー水槽でも屈指の存在です。入居当初は、ストライプ・メチニスとの区別が解り難いほどだったのですが・・・。

更新日付:2009.07.05

ルナ(タイプB)  Myleus rubripinnis luna  ID1846

今週は先週に引き続きルナの話題です。先週のルナはタイプ A で、今週は、タイプ B 、俗にレッドスポット ( 別室 ) と呼ばれております。その名の通り、ボディに散りばめられたレッドスポットがとても綺麗です。この個体は大きく張り出した尻鰭が特徴で、現在は、ボディサイズと比べてアンバランスにも見えますが、成長に伴ってバランスがとれてくるのでしょうか。

更新日付:2009.06.28

ルナ(タイプA)  Myleus rubripinnis luna  ID1844

ルナの魅力は、圧倒的に斑紋の美しさに有ります。私のパクー水槽には、あくまでも外見上だけ(体長・体色・斑の色等)で、学術的な根拠こそ有りませんが、4タイプのルナが存在します。写真 ( 別室 ) の個体もその一つのタイプ(私見としてタイプA)で、斑紋が黄色一色のパターン。体色はどちらかと云えば、地味な印象を受けますが、一番大きくなるタイプです。彼の場合、入居から3年の間に斑の色が変わる事も腹部が赤く染まる事もなく、これから先もこのまま推移すると思われます。

更新日付:2009.06.21

ブラックバンデッド・ミレウス  Myleus schomburgkii  ID1842

写真のブラックバンデッド・ミレウス ( 別室 ) は、2007年10月入居のシングー産の個体。オーソドックスなスタイルで際立った特徴こそ無いものの価格的にはリーズナブルで飼い易く、飼い込む程に魅力が出てまいります。

更新日付:2009.06.14

ドルフィン・パクー  Ossubtus xinguense  ID1840

久しぶりに登場のドルフィン・パクー ( 別室 ) は、サタンプレコと混浴をお願いしております。いつの間にか 23cm と、立派に成長された彼は、見かけによらず気が荒く、パクー水槽では他のパクー達の鰭を傷めるために別居生活を余儀なくされております。

更新日付:2009.06.07

レッドフック・ミレウス  Myleus sp  ID1838

写真のミレウス ( 別室 ) は、以前から少々気には成っているのですが、私の中で正体不明の個体で Myleus rubripinnis  とは体型が少し違って見えます。もう少し体高が出てくればジャイアントパクー・チンガにも似ているようなのですが、真相は謎のままです。

更新日付:2009.05.31

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1836

鮮やかなオレンジと山吹色の斑は、写真のルナ ( 別室 ) のトレードマーク。老成魚の彼には若魚のみずみずしさこそ有りませんが、ビジュアル的な完成度の高さは他の個体にはない大きな魅力です。特定のショップ以外では殆ど見る事のないミレウスですが、その中でもレアなミレウスと並んでルナの流通量も少なく、比例して供給率も厳しい状況です。

更新日付:2009.05.24

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID1833

アカハライモリの魅力には、ユニークな仕草・疲れを緩和させてくれるアカハラマジックなどがある事は以前にお話しましたが、ビジュアル的に大きな特徴である腹部の模様(バリエーション)もその一つです。写真 ( 別室 ) の個体は、幾何学模様が美しく配列されたタイプでフォトジェニック。私のゲージ内11匹は全て滋賀県採取(同一地点)の個体ですが、見たところ、共通した特徴と云うにはそれぞれに違い ( 別室 ) が有り過ぎて、私には傾向すら言及が出来ないのを残念に思います。

更新日付:2009.05.17

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1831

色鮮やかなレッドフックのなかでもひときわ美しいルナの面々ですが、その中でも私の一番お気に入りの彼 ( 別室 ) は、山吹色の斑が、ボディ一面にバランス良く配置され、とってもフォトジェニック。ところで彼は、今週の記念撮影を、気に入っていただけたでしょうか。

更新日付:2009.05.10

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID1829

私とアカハライモリの付き合いも早いもので9年目を迎えました。そしてアカハライモリゲージには現在、11匹の個体が生息しております。彼らは全て滋賀県の人里離れた山合いにある静かな泉で採取した個体で、採取場所は今でも当時のままの状態です。
ところで、いつの頃からか彼らの存在は、私の中で無くては成らないものとなりました。と言いますのも、彼らが発するオーラが、ゲージを覗き込む私の疲れを緩和してくれるようになったからです(私はアカハラマジックと呼んでおります)。そうそう、もう一つ、頻繁に写真のモデルになっていただいておりますが、こちらも彼らとの関係をより強固とする大きなファクターであり ( 別室 ) のリーダーには特に感謝いたしております。
それに引き換え、唯一私が彼らにしてあげられることと云えば、不定期ではありますが週に数回、大好物の冷凍アカムシと熱帯魚用人口飼料を供給させていただく事くらいで、これと云った特別なお返しが出来ているわけでもなく大変、恐縮いたしております。

更新日付:2009.05.03

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1827

入居から3年目を迎える写真のルナ ( 別室 ) は、斑の色こそ黄色一色と、地味ではあるのですが、私のパクー水槽のルナの中では、大柄で迫力があります。月日が経つに従って変化するルナの体色も、彼だけは例外のようで、入居時と変わらずオーソドックスなスタイルを堅持しておられます。

更新日付:2009.04.26

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1825

ジャイアントパクーの力強さには銀色の体色がお似合いですが、艶やかで個性的なルナ ( 別室 ) の体色は、ミレウス飼育の醍醐味と云ったところでしょうか。飼い込む程に変化を見せるルナの美しさは、意外な展開のミステリーのように見逃せない魅力です。

更新日付:2009.04.19

ジャイアントパクー  ID1823

現在、パクー水槽のジャイアントパクーは2匹。写真のカウアと ( 別室 ) のチンガです。両者は明かに体型も違い、学名も異なると思われますが、残念ながら私の理解の及ぶところではありません。体長はカウアが26~27cm、チンガが25cm と云うところで、カウアは気性も荒く、パクー水槽のボス的な存在となっております。

更新日付:2009.04.12

幼魚メチニス  Metynnis hypsauchen  ID1821

先週に引続きメチニスの登場です。今週はパクー水槽の新人、幼魚のメチニス ( 別室 ) 2匹に付いてのお話になります。入居されたのは2匹揃って今年2月で、そろそろ2ヶ月を迎えようとしておられます。当初、5cm 程の彼らも現在は10cm 近くまで成長され、並み居る個体の中でも存在感が出て参りました。最近は、産地の違いや希少性によって、私にはとても手の届かないパクーが多い中、この2匹は養殖された個体なのでしょうか、とてもリーズナブル。私の理解の範疇ではないのですが、体色も体型も微妙に違っているのは、学術的にも違いがあるのでしょうか。

更新日付:2009.04.05

老成魚メチニス  Metynnis hypsauchen  ID1819

パクー水槽の老成魚メチニス ( 別室 ) は、弾けるような若魚の輝きはありませんが、各鰭に額縁された朱色と丸みを帯びた体型に貫禄がうかがえます。パクー水槽ではレッドフック達に紛れて、どちらかと云えば控えめなメチニス達ですが、その中で彼の存在感は絶大と云うところでしょうか。

更新日付:2009.03.29

ジャイアントパクー・チンガ  ID1817

現地では 40cm にもなると云うジャイアントパクー・チンガ ( 別室 ) は、入居以来、順調な成長振りで貫禄も出て参りました。このタイプのパクーは体色こそオーソドックスでルナに見られるような派手さはありませんが、均整のとれた大振りな体格は、ダイナミックなパクーの魅力が楽しめると云ったところでしょうか。

更新日付:2009.03.22

ミロソマ  Mylossoma duriventre  ID1814

私のパクー水槽に、2種類いるミロソマの内、順調な成長を見せている写真の duriventre 種 ( 別室 ) は aureum 種 ( 別室 ) に比べて地味な体色をしておられます。幼魚の頃に鮮明だったストライプは、次第に薄くなってきていますが、今後は確認できなくなってしまうものでしょうか。ミロソマも同じように成長と共に魅力が開花され、個性派揃いのパクー達の仲間入りと云ったところです。

更新日付:2009.03.15

レッドフック・ミレウス  Myleus rubripinnis  ID1812

写真のミレウス ( 別室 ) は、どちらかと云えば体色も地味で、個性派の多いパクータンクでは、なかなかモデルに成っていただく機会に恵まれなかったのですが、今回は、ショップからお出でいただいたのが、昨年の3月と云う事もあり、入居一周年記念と云ったところでしょうか。他のパクー達と比較すれば、成長が遅いように感じますが、個体差であるものなのか種類の違いなのかは不明です。

更新日付:2009.03.08

ミロソマ  Mylossoma aureum  ID1810

毎週の事ながら EPISODE のモデルをお願いする時は、まずコンディションの良さそうな個体選びから始ります。特に中・大型パクーのキーパーの皆様は、ご承知だとは思いますが、彼らは非常に敏感で、よく暴れるため大小の怪我は日常茶飯事。水槽内には障害物を配置しないようにしているにも関わらず生傷が絶えません。その中で今週のモデルのミロソマ嬢 ( 別室 ) は、以前から大きな事故に遭遇する事もなく、怪我によるトラブルこそ少ないのですが、水質の加減でしょうか、発色の優れない時期があります。そんな中、最近は比較的、体調も良ろしいようで美しい体色をキープしておられます。

更新日付:2009.03.01

レッドフック・ミレウス  Myleus rubripinnis  ID1808

飼い込む程に色付きをみせるレッドフック・ミレウス ( 別室 ) は、この先、どのような体色の変化で、私を楽しませてくれるのか分りませんが、パクータンクは日を追う毎に色付き、華やかに成っていくようです。写真の個体もシルバー色の幼魚からいつの間にか美しい若魚に。

更新日付:2009.02.22

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1806

写真のルナ ( 別室 ) も発色が美しく、斑紋の黄色と腹部の深い紫が印象的な個体です。 パクー達は一様に飼い込むほど違った個性が生まれてくるようです。写真の彼は、背鰭と尻鰭がフィラメント状に伸張するタイプで、現在のところ背鰭よりは尻鰭に顕著に現れております。

更新日付:2009.02.15

ブラックバンデッド・ミレウス  Myleus schomburgkii  ID1804

現在、私くしのパクー水槽を大別すると、レッドフック・ブラックバンデッド・ジャイアントパクーのミレウス系を中心とする一大勢力に、メチニス系・ミロソマ系が追随すると云った形で構成されております。パクーの各系統それぞれに魅力的且つ個性的ではありますが、彼らにはもう一つ、同種間に措いても産地や個体差による違いが楽しめると言った大きなポイントがあります。今週の、ブラックバンデッド・ミレウス ( 別室 ) は、縦のバンドが太いタイプ。以前にもお話しましたが、このタイプのバンデッドは最近、ショップでも殆ど見掛けなくなってしまい残念に思っております。

更新日付:2009.02.08

アカハライモリ ④  Cynops pyrrhogaster  ID1802

週末ののんびりした昼下がり、給餌を終えたアカハライモリのゲージにデジカメを片手にお邪魔いたしました。フォトジェニックな彼らを押さえるには、一瞬のタイミングを逃さないように根気よく待ち続けるのですが、気に入った仕草には、なかなか遭遇しないものです。写真は本日のベストショット。もう少し柔らかな表情を押さえたかったのですが、ストロボの光に驚かれたのか、ほんの僅かな間 ( 別室 ) に立ち去って行かれました。

更新日付:2009.02.01

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1800

パクー水槽のルナはとても美しい体色で私を楽しませてくれます。写真の彼は、黄色の斑がとてもフォトジェニック。 ( 別室 ) の彼は、山吹色の斑と腹部の発色がとても艶やかです。素人の私の知識では、彼らに学術的な違いが有るかどうかも理解する事はできませんが、体型は同じでもあきらかに異なる体色は、ただ単に個体差・産地の違いではないように思えるのですが・・・。

更新日付:2009.01.25

ミロソマ  Mylossoma duriventre  ID1798

先週に引き続きミロソマの話になりますが、写真のMylossoma duriventre の成長スピードには目を見張るものが有ります。幼魚 ( 別室 )  で入居されてから、約3ヶ月で3年前に入居したaureum 種と変わらない大きさまで成長を遂げられました。種の違いなのか個体差なのかは解りませんが、食欲もかなり旺盛で、成魚のレッドフック達に匹敵する食べっぷりです。

更新日付:2009.01.18

ミロソマ共演  Mylossoma costarring  ID1796

私のパクータンクのミロソマは2種。写真の Mylossoma aureum は3年前からのお付き合いで、幼魚から美しい若魚に成長されました。一方 ( 別室 )  のMylossoma duriventre は、昨年10月に幼魚で入居され現在に至っております。お互いに幼魚の内は見分けは付かないものの若魚になれば、ごらんのように違いは顕著です。どちらかと云えば、今のところ aureum 種は派手な体色で、duriventre 種は地味な感じを受けますが、今後どのように成長していくのか楽しみにしております。

更新日付:2009.01.11

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1794

写真のルナ ( 別室 ) は、瑞々しい若魚の輝きこそありませんが、円熟した魅力が伺えます。ボディ全体に散りばめられた斑は鮮やかなオレンジの濃淡が印象的で、他の個体にはない発色です。私のパクータンクでは古株の彼は、体長も 20cm オーバーと若魚達に交じっても貫禄は十分。今後の成長を楽しみにしております。

更新日付:2009.01.04

アカハライモリ ③  Cynops pyrrhogaster  ID1792

写真のアカハラ嬢は先週の婚姻色が確認できた雄との因果関係は解りませんが、ずいぶんとお腹が大きく、ご懐妊 ( 別室 ) されたようにも見えます。私のアカハライモリのゲージでは過去に一度だけ孵化に成功し、現在、立派な成体に成長していますが、ここ数年は孵化までこぎ着けることも無く残念な思いをしております。

更新日付:2008.12.28

アカハライモリ②  Cynops pyrrhogaster  ID1790

先週に引き続きアカハライモリのお話になりますが、写真の個体は尻尾と体の一部分に紫の婚姻色が確認できます。自然下では5~6月くらいがその時期にあたるようですが、お正月を目前に私のゲージでは数匹の雄に見られます。それはそうと、いつもの事ながら、彼らは記念撮影には極めて寛大で、いろいろと楽しいポーズをご披露していただき、私としてはたいへん喜んでいる次第です。普段はスローモーなパントマイムを 楽しませていただいておりますが、けっこう逃げ足も素早く一瞬の内に踵を変えられ (別室 ) のような光景もよく見掛けます。

更新日付:2008.12.21

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID 1788

アカハライモリのゲージを 45cm から 60cm (規格サイズ) に変更してから、活発に泳ぎ回る彼らを観る機会が増えました。彼らを観察する楽しみはと云えば大きく二つ。まず、そっとゲージを覗き込んで、仕草を観ている内に、こちらまでゆったりとした気分に浸れる事(私はアカハラマジックと呼んでいます)、それにもう一つは ( 別室 ) を観ていただけるとお解かりに成ると思うのですが、仲間達とのふれ合いシーンがとてもユニークでフォトジェニック。まるでコントを観ているようで、思わず口元がほころびます。2019.05.03 再

更新日付:2008.12.14

ドルフィンパクー  Ossubtus xinguense  ID1786

写真のドルフィンパクー( 別室 )は、他のパクー達との共存に問題が発生しパクータンクから退去となりました。どちらかと云えば温厚そうに見える顔付きとは裏腹に、他の魚達を追い掛け回す、鰭をかじると、かなり凶暴な性格をしておられます。そんな訳で、私のパクータンクから一時、サタンプレコ(体長約40cm)との混浴と成りましたが、さすがに強烈なサタンプレコには敵わず、現在の雑居水槽に転居となりました。いずれにしても将来的には、混浴ではなく単独水槽に移行をお願いする事になりそうです。

更新日付:2008.12.07

アカハライモリ  Cynops pyrrhogaster  ID1784

久しぶりにアカハライモリ( 別室 ) ゲージの大清掃を敢行いたしました。最近は週に一度の給餌以外、これと言ったお世話もしていなかったのですが、今回は、メンテナンスを機に、11匹では少し手狭だったゲージを45cmから60cm(いづれも規格サイズ水槽)に交換する事にしました。広くなったゲージでは、さっそく活発に泳ぐ彼らが楽しめて満足している次第です。

更新日付:2008.11.30

Luna  Myleus rubripinnis luna  ID 1782

散歩路の紅葉もピークを迎え、落ち葉も色とりどり、赤い桜の落ち葉は、淡いピンクの花びらからは想像が付かないほど情熱的です。もみじの燃えるような赤、銀杏の黄色と冬枯れまでの木々は大賑わいと言ったところでしょうか。散歩路で見つけた柿の落ち葉 ( 別室 ) は、ルナの斑のようにも見えてとてもフォトジェニック。

更新日付:2008.11.23

Pacu ( Pantanal )  Myleus rubripinnis rubripinnis  ID 1780  

私のパクータンクで、同じ Myleus rubripinnis rubripinnis でもパンタナル産の個体として入居いただいた (写真・ 別室 ) の個体は、趣が少し違っています。何がどう違っているのかと云えば、まず、成長は極めてスローモーで、体長・体高が、高く、大きくなると云うよりは、恰幅よろしく、ずんぐりとした体型であること。次に体色ですが、他の個体は、ベースにあるシルバーの輝きを維持しながら、そのシルバーベースに数に違いこそあれ、斑が現れ始めるのですが、彼の場合は明確な斑が現れることなく、時間と共にシルバーの体色自体が透けるように、淡い朱色を帯びてくるように成りました。幼魚の内は、一様にシルバーな彼らが、成長過程で見せてくれる様々な変化を間近に、個体別の魅力を楽しんでいると云ったところでしょうか。

更新日付:2008.11.16

Luna  Myleus rubripinnis luna  ID 1777

私のパクータンクの Myleus rubripinnis luna (以下ルナ)は、体型(体色)から分類するとすれば、4種類になります。そのうちイエローフックとレッドスポットは体型が明らかに違っていますが、写真 ( 別室 ) のルナと、( 別室 ) のルナは、体型こそ酷似しますが、体色は腹部、斑の色、尻鰭とずいぶん違っています。いづれにしても学術的にはどう云った分類が成立しているものなのか、私の理解の及ぶところではありませんが、お気に入りのルナの事はできる限り、知っておきたいものです。

更新日付:2008.11.09

Pacu ( Columbia )  Myleus rubripinnis sp  ID 1774  

写真のレッドフックミレウス ( 別室 ) は、入居からほぼ一年になります。当時( 別室 )の写真と比べると、ずいぶん体格もふくよかに成られ、斑の色も濃く、数も増えています。体型的に Myleus rubripinnis rubripinnis ではないように思うのですが、詳細は不明です。

更新日付:2008.11.02

Pacu (Red spot)  Myleus rubripinnis sp  ID1772

写真のレッドフックミレウス ( 別室 ) は、Myleus rubripinnis rubripinnis  に酷似 (近縁種) しますが、体長・成長スピードには違いがあります。ショップでは、レッドフック・ミレウス(Red spot)で流通している事もありますが、ご多聞に洩れず最近の入荷は低調です。

更新日付:2008.10.26

ドルフィン・パクー  Ossubtus xinguense  ID 1770

久しぶりに登場のドルフィン・パクーは、いつの間にか体長も 20cm と入居時 5cm の幼魚から、1年で立派な若魚に成長されました。当初、その丸い風貌から想像していた体型とは異なり、意外と横長 ( 別室 ) で、大きく伸張した尻鰭が印象的です。

更新日付:2008.10.19

ミロソマ  Mylossoma duriventre  ID 1768

今までショップでミロソマと云えば Mylossoma aureum 以外はお目に掛かった事は無かったのですが、今回初めて Mylossoma duriventre ( 別室 ) の幼魚らしき個体を見付け、さっそくお出でいただいた次第です。最初は、Metynnis hypsauchen fasciatus ストライプ・メチニス(Striped Silver Dollar)かとも思ったのですが、ここ数週間の内に急成長を遂げられ、ようやくミロソマの特徴を確認するに至ったと云うところでしょうか。今後、成長につれて、ストライプを含め、どう云う変化をしていかれるのか興味深いところです。 (Hard bellied mylossoma)

更新日付:2008.10.12

Pacu  Myleus rubripinnis rubripinnis  ID 1765

レッドフック・ミレウスと云えば、一番オーソドックスな Myleus rubripinnis rubripinnis ( 別室 )が、まず思い浮かびます。私のパクータンクに数匹おられる彼らも、個体によって体型は、似ていても斑の色・形 ・大きさなどで随分と雰囲気が変わるものです。幼魚のうちはシルバー色の彼らも、若魚から成魚に掛けて現れ出す斑紋は、遺伝的な要素なのか環境の違いによるものかは理解できませんが、様々な個性を楽しむことができます。尤も、近縁種の Myleus rubripinnis luna ( 別室 ) に見られるような派手さはありませんが、シンプルなコスチュームもたいへん気に入っております。

更新日付:2008.10.05

giant pacu  Myleus sp  ID 1762

私のパクータンクのジャイアントパクーは2種、いずれもブラジル・オーレン産の個体で、現地では 「 チンガ 」 と 「カウア」 の呼称で流通しているようです。ところでオーレンにはもう一種 「パンデラ」 と呼ばれるジャイアントパクーがいて、この3種の内 「カウア」 と 「パンデラ」 は、よく似ていて背鰭がフィラメント状に伸長するのが 「カウア」 で、しないのが 「パンデラ」 と云うことらしいです。すなわち私のパクータンクでは以前からおられる個体は、どうやら 「 カウア 」 のようですが、写真の個体は、「カウア」 としてお出でいただいたのですが、素人の私には、現状で 「カウア」 なのか 「パンデラ」 なのかが特定出来ないと云う事になります。

更新日付:2008.09.28

ブラックバンデッド・ミレウス Myleus schomburgkii  ID 1760

最近ショップで見かけるブラックバンデッド・ミレウスは、殆どが幼魚です。以前は逆に見ることが無かった幼魚ですが、時代と共に流通にも違いがあるのでしょうか。写真のブラックバンデッド ( 別室 ) はバンドが太いタイプ。このタイプの個体も以前はよく見掛けたのですが、最近は見る事もなくなってしまいました。彼らを取り巻く環境にどういった変化が起こったのかは解りませんが、いろいろなタイプを揃えるのもパクー達を育てる魅力の一つなのですが・・・。

更新日付:2008.09.21

メチニス Metynnis hypsauchen  ID 1758

私のパクータンクで一番お気に入りのメチニスは、写真 ( 別室 ) のオーソドックスな Metynnis hypsauchen です。どちらかと云えば老成魚の彼女は、幼魚や若魚にはない貫禄を備えています。レッドフック・ミレウスが中心のパクータンクの中で少数派のメチニスですが、つわものに囲まれながらも健闘いたしております。

更新日付:2008.09.14

ジャイアントパクー・チンガ ②  ID 1756

写真のジャイアントパクー・チンガはちょうど一ヶ月前の、トリートメントを終えた直後の写真です。あれから彼の食欲はパクータンクで1、2を争うほどの食べっぷりで、現在の彼は ( 別室 ) 一瞬、見間違えるほど体高が増し、同じ個体とは思えない成長振りです。他のパクー達もそれなりの成長振りが伺えるのですが、彼の場合は数段上の成長です。今後、現地サイズ(40cmオーバー)にどれぐらい近づくのかは解りませんが、一ヶ月の成長を見る限り大いに期待できそうです。

更新日付:2008.09.07

2タイプのルナ  ID 1753

私のパクータンクには、ルナのタイプ違いが4種。この4種類のルナの中で、体型が類似し斑紋の発色が違うタイプは写真と ( 別室12 ) の2タイプになります。発色上の相違点は、尻鰭の着色と斑の色で体型は、ほぼ同じながら体長が異なります。発色に関しては写真のタイプは非常に美しく、斑の色も赤・黄とバリエーションに富み、腹部も赤く染まり、派手なのに対して、別室のルナは斑の色も黄色一色で尻鰭も着色しません。体長は写真の派手なルナは、ほぼ20cm前後ですが、別室のルナは25cmくらいになり、地味な代わりに大きくなると云ったところでしょうか。ミレウス自体を扱うショップが少ない中、稀に見かける事もある写真の派手なタイプのルナですが、別室のルナに至っては最近、殆ど流通がなく、入手もかなり困難であると思われます。( あくまでも私の独断と偏見での見解であり、学術的根拠の無い話である事をご理解ください )

更新日付:2008.08.31

ジャイアントパクー・カウア  ID 1751

最近、パクータンクでは新規導入が相次いでおります。今回は、ジャイアントパクー・カウア ( 別室 ) です。学名は不明ですが、スタッフからお聴きした情報では、以前にもお話した現地(オーレン)でコンスタンスに採取されるパクー3種中の1種で、サイズは前回の「チンガ」には及ばないとの事です。特徴は、鰓の後ろ側が赤く着色する事と、現在は確認できませんが、背びれがフィラメントのように伸張するようです。

更新日付:2008.08.24

レッドフック ミレウス・ルナ Myleus rubripinnis luna  ID 1749

写真のレッドフック ミレウス・ルナ ( 別室 ) は、以前はレッドスポットの呼称で、たまにショップでお目に掛かっていたのですが、最近はタイプ違いのルナと同様、殆ど見掛ける事がなくなり寂しい思いをしております。私のパクータンクではこのタイプのルナが3匹。Myleus rubripinnis rubripinnis よりは大きく、より活発です。

更新日付:2008.08.17

ジャイアントパクー・チンガ  ID 1747

写真のジャイアントパクー・チンガ ( 別室 ) は、久しぶりに訪れたショップで、ナマズ達との混浴を楽しんで居られたのですが、セール中でリーズナブルな価格と云う事もあり、半ば衝動的に私のパクータンクにお出でいただくことになりました。ご多聞に洩れず学名等の詳細は不明ですが、今回、文献の少ない中、現地でのパクー情報をスタッフから興味深く聴かせていただきました。早速ですが、現地(オーレン)では、3種類のパクーが、比較的コンスタントに採取されるようで、その内、私のタンクにお招きする事になった個体は、 現地語で、大きくなるの意味の「チンガ」 と呼ばれる種類で、3種の中では、最大である40cmオーバーまで成長するとの事です。水槽下での成長は今後の大いなる楽しみの一つですが、トリートメントを終えた時点での食欲は、他のミレウスに比べてかなり旺盛であると思われます。
ところで大のパクーファンである私の傾向(弱点)をここに揚げるとすれば、興味深い情報と共に希少な個体を前にすると瞬時に飼育欲求が掻き立てられ、衝動飼いに至るケースが多発しております。反省とは言わないまでも、時間の経過と共に少々自責の念に駆られている次第です。

更新日付:2008.08.10

サタンプレコ Glyptoperichthys lituratus  ID 1745

私の水槽で、しばらくの間、ドルフィンパクーと同居いただいていたダンディーなサタンプレコ ( 別室 ) は、現在、体長40cmとほぼマックスサイズだと思われます。手狭な水槽での混浴は、いずれの個体も厳しいものがあり、現在は、元通りの一人暮らしをしておられます。非常に性格の強い彼とは云え、タンクメイトが居られるとなると多少なりともストレスに感じられるようで(相手は余程の強者でもかなりのストレスだと思いますが・・・)何となく厳しい表情に見えていたのですが、最近はのんびりと、体色も明るく鮮明になり、更に 「男前」 にも磨きが掛かったようです。以前のように沈黙の話し相手が、私一人となりましたが、いつまでもフォトジェニックな 「男前」 で居て欲しいと切望している次第です。

更新日付:2008.08.03

パクーの魅力  ID 1743

パクー達とのお付合いも4年目を迎えようとしております。当初はバンデッドミレウスのトレードマークである縦のラインに魅せられ、パクー歴のスタートを切ったわけですが、彼らの魅力は、ただ単に個体美だけにとどまらず、群泳のなかに見え隠れする独特な迫力ともいえる雰囲気 ( 別室 ) にも感じられます。飼い込む程に彩りと貫禄を備えるパクー達の魅力は、尽きないと云ったところでしょうか。2019.06.02 再

更新日付:2008.07.27

レッドフック ミレウス・ルナ Myleus rubripinnis luna  ID 1741

現在、私のパクータンクで、斑紋の色付きが一番派手な個体と云えば、写真のレッドフック ミレウス・ルナ ( 別室 ) です。以前は、私の周りのショップでもたまに見かけたルナですが、残念な事に最近では、殆ど見掛けなくなってしまいました。スタッフの方のお話では、産地と入手経路に要因があるとの事でしたが、ルナファンの私とすれば非常にさびしい限りです。

更新日付:2008.07.20

ブラックバンデッド・ミレウス Myleus schomburgkii (産地不明)  ID1738

以前からお話しております私のパクー水槽で、若魚のブラックバンドミレウスは三匹。構成は今回ご紹介する産地不明の個体(写真下)とシングー産・アマパ産 ( 別室12 ) となっております。いずれの個体も食欲は旺盛で、順調な成長振りですが、写真(産地不明)の個体は、他産地の2匹より成長スピードが早く、産地の違いに起因するものなのか、単なる個体差であるのかは、残念ながら不明です。

更新日付:2008.07.13

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