日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2012.06.24   Myleus rubripinnis luna

6月第 4週  今週は前半が荒れ模様の天候となり週末にようやく晴れ間がのぞきホッと一息と云ったところでしょうか。天気が回復すれば水温も上昇し今年もいよいよ魚たちにとっては過酷な時期の到来です。溶存酸素量の減少に伴う数々の弊害を最小限に抑える為にも週末のメンテナンスには手が抜けません。パクー水槽のツワモノ達は比較的、高水温にも耐性があるのか今までは夏場にこれと言ったトラブルは発生していませんが油断は禁物、水温の変化には特に注意を払っております。

更新日付:2012.06.24

2012.06.17  Tanakia limbata

6月第 3週  入梅からしばらく晴天の日が続いたかと思うと週末は雨模様。
いつものメンテナンスが終わると魚たちにとって今週は記念撮影日和と云ったところでしょうか。
日本産淡水魚水槽のアブラボテはしっかりと恰幅のある体型が魅力的で褐色を帯びた体色がまた貫禄を醸し出しています。
写真の個体は入居から数年で体長約10cmとほぼMAXサイズと思われます。
ご覧のように少々、過食気味かメタボチックな体型は水槽飼育特有のスタイルなのでしょうか。

更新日付:2012.06.17

2012.06.11  Myleus rubripinnis   

6月第 2週  ここ近畿地方も梅雨に入り酷暑を迎えるまでの準備期間。これから涼しくなるまでの数ヶ月、魚たちにとっては厳しい季節の到来で、高水温下における溶存酸素不足には特に注意が必要です。今週末は、活発なミレウス達を横目にパクータンクの濾過周りメンテナンスを念入りに行いました。シルバー色が美しいミレウスの若魚、この時期の彼らには真夏の太陽を思わせるパワーが感じられます。

更新日付:2012.06.11

2012.06.03   Cynops pyrrhogaster

6月第 1週  アカハライモリ(日本イモリ)のゲージから優しい視線を投げ掛けていただいた彼が、当サイトの今週号の表紙・・・と云うわけではありませんが、アカハライモリファンの私には彼の自然な表情に疲れを忘れさせてくれる何かが感じられるのですが。6月に入り晴天の日は初夏を思わせる陽気。夏までのアプローチは意外に短そうに思えます。

更新日付:2012.06.03

2012.05.27   Trachemys scripta

5月第 4週  今週のウイークデーは息つく暇もないほどの喧騒のなかで喘ぎながら過ごす毎日。
週末はいつもの水槽メンテナンスを終え、数時間、近くのお気に入りスポットであるお寺の池で亀達の様子を眺めながらのんびりと過ごしました。
いつの間にか5月も終盤となり梅雨を間近に控え、心地の良い暖かさと日差しはその後に控える酷暑までの至極のアイテムと云ったところでしょうか。

更新日付:2012.05.27

2012.05.20   Myleus schomburgkii

5月第3週  先週は肌寒さの残る一週間、今週は初夏を思わせる陽気。
そして忙しさに感けてゆっくりと魚たちの観察も出来ないまま週末を迎えました。
いつものように簡単に水槽メンテナンスを終えて、魚たちの撮影記録を整理しているといつのまにか面影も残さない程の成長振りに驚く御仁がおられます。
写真のバンデッドミレウスもその一つですが、幼魚の頃から食欲も含めて成長パワーが感じられます。

更新日付:2012.05.20

2012.05.13   Myleus rubripinnis

5月第2週  今週は、ゴールデンウイークでややゆるくなった体調の調整が厳しいところに半ばからこの時期とは思えないほど冷え込み、冬物の衣服と冷房に切り替えたエアコンを再び暖房に調整し直した次第です。一度暖かさに慣れた体には少々ストレスが大きすぎる戻り寒波と云ったところでしょうか。

更新日付:2012.05.13

2012.05.06   Pseudotropheus estherae

5月第 1週  連休も最終日を迎え久しぶりに魚たちと長い時間を過ごす事ができました。
普段は目が行き届かないメンテナンスの問題点や混浴水槽における個体同士の相性であるとかをチェックしながら今後、インフラを含めて飼育環境の改善のヒントになる状況が確認できて良かったと思っております。
何はともあれ、全ての個体に大きな問題がなかった事、長年お付き合いを頂いている単独水槽のツワモノから夜行性の連中まで予想以上の成長振りとそのパワーに驚かされた次第です。

更新日付:2012.05.06

2012.04.29   Botia modesta

4月第 5週  ゴールデンウイークに入り寒さのトンネルも抜けようやく安心できる暖かさを迎えたかと思えば、何時の間にか天気の良い日中は初夏を感じる陽気となりました。
連休中には、各水槽のメンテナンスと日頃、あまり時間をとる事が出来ないそれぞれ個体同士の相性を含めて観察を念入りに行いたいと考えております。

更新日付:2012.04.29

2012.04.22   Cynops pyrrhogaster

4月第 4週 私の管理下にある両生類は、日本固有種のアカハライモリ(日本イモリ)だけとなっております。
彼らは10 数年前に滋賀県の山奥で採取してきたワイルド個体で幸運な事に今までこれと云った大きなトラブルもなく現在に至っております。
彼らの管理と云っても手間の掛かるような作業でもなく私の場合、週に一度の水替えと給餌だけで後は観察しているだけです。
最近はペットショップなどから入手も容易で、すぐに飼育を始められますが、寿命の長い分、双方がストレスにならないような工夫が必要です。
何れにしても常に彼らを観察し異変がないか注意を払うことが大切です。

更新日付:2012.04.22

2012.04.15   Metynnis hypsauchen fasciatus    (Striped Silver Dollar)

4月第 3週 ウイークデーは大川堤の見事な桜並木を横目に、満開の桜を雨が散らして仕舞わないようにとただ願うばかりです。
それにしても長い冬の間、待ちわびた末に訪れる桜の時季はあまりにも短かくて風に舞う桜の花びらを葉桜になった木々にもう一度戻したい心境です。

更新日付:2012.04.15

2012.04.08   Sarcocheilichthys variegatus

4月第 2週 待ちに待った暖かい春と美しい桜が咲き始め、この先 炎天下の夏までは「梅雨」を除けば比較的、過ごし易い時季と云ったところでしょうか。
以前は頻繁に出掛けていた木津川の魚採取もいつの間にか行く事もなくなり日本産淡水魚水槽はショップからお出でいただいた個体ばかりに成ってしまいました。

更新日付:2012.04.08

2012.04.01   Carassius auratus langsdorfii

4月第 1週 今日から4月、今期も第二四半期が終わりいよいよこれから・・・おっと、これはいけないウィークデーと休日の思考スイッチの切り替えが甘くなると、のんびりと過ごす筈の週末が台無しに成ってしまいますね。
それでは仕切り直して、今日から4月、いよいよお花見シーズンに突入しましたが皆様のお近くの桜状況は如何なものでしょうか。
さて写真の銀鮒嬢は、私の日本産淡水魚水槽では定番魚の一つですが、大きく育ち水槽で手に終えなくなると親戚の池に転居をお願いするのがここ数年の慣例となっております。
銀鮒と云えば不思議な魚で、エイプリルフールの冗談ではないですが、メスだけで繁殖する雌性発生、学術的な理屈が理解できないのが残念ですが、何も考えず屈託のない横顔を見ていると疲れが癒されます。
そうそう、週末は難しい事は考えずに五感で過ごすのが良いかもです。

更新日付:2012.04.01

2012.03.25   Cyphotilapia frontosa

3月第 4週 今週の主人公は誰にお願いしようかと水槽を眺めていると写真の彼女(フロントーサ)からの熱視線。
給餌を前に私への催促が日課になっているのですが、週末にはウイークデーの人口飼料に加えて冷凍のアカムシをお召し上がり頂いております。
それはそうと当サイト「雷魚図鑑」も 3月20日で丸13年が過ぎ14年目に突入したわけですが、写真と四方山話だけの変化のない構成ながらいろいろとご意見やご感想を頂戴しながら沢山のお魚好きの皆様とお付合いさせていただきたいへん感謝している次第です。
14年目の春。桜の便りも頂く今日この頃、引き続き皆様とお魚が元気でお過ごしに成られますように。

更新日付:2012.03.25

2012.03.18   Satanoperca jurupari

3月第 3週 桜前線。毎年この時期になると桜の話題が聞かれるようになります。私の大好きな大阪城のお堀、大川堤の桜が満開を迎えるまでは まだ暫らく先ですが、長かった寒さも後もう少しの辛抱と云ったところでしょうか。私のシクリッド水槽のジュリパリは東南アジアの養殖個体。幼魚のうちからパールスポットがとっても魅力的です。

更新日付:2012.03.18

2012.03.11   Gnathopogon elongatus

3月第2週  春の暖かい日差しに包まれた穏やかな日があると思えば、ひと月逆戻りしたような寒さにコートの襟を立て直す日もある、今週は春と冬の共演に翻弄された一週間と云ったところでしょうか。
早春の日本産淡水魚水槽のタモロコは冬の間もしっかりと飽食を堪能されたようで恰幅のある体型が眩しく感じられます。

更新日付:2012.03.11

2012.03.04   Tridentiger brevispinis

3月第1週  3月に入り長かった寒さのトンネルもようやく出口が見えて参りました。
寒いと億劫に成りがちな水槽メンテナンスですが、やり終えた後の充実感とリセットされた環境下の魚たちを観る楽しさは格別と云ったところでしょうか。
さて今週のゲストは、久しぶりに登場のヌマチチブ。
私の日本産淡水魚水槽ではけっこう「暴れん坊」のヌマチチブですが、愛嬌のあるスタイルと人にもよく慣れていただける事からヨシノボリやカマツカなどと同じように定番魚的な存在であります。

更新日付:2012.03.04

2012.02.26   Myleus schomburgkii

2月第4週  2月も残すところ数日となりました。
ひと雨ごとに季節が進むと言われるようにこの時季の雨はさし当り冬の名残り雨とでも言ったところでしょうか。
まだまだ寒い日は続きますが、暖かい春はもうそこまで来ていると自分に言い聞かせている次第です。
さてビジュアル的にバリエーションの多いバンデッドの中にあって横長のタイプはショップでも見掛ける機会も少なく産地等は全く不明で私のパクータンクでは貴重な唯一の個体です。

更新日付:2012.02.26

2012.02.19   Myleus sp

2月第3週  2月も後半に差し掛かりましたが、今週もまた先週に引き続き厳しい寒さとなりました。今週末はいろいろと所用が重なりゆっくりと魚達を楽しむ余裕が持てないまま新しい週を迎える事になりそうです。
横目で通り過ぎる水槽は今週も変わりない時間が流れているようです。

更新日付:2012.02.19

2012.02.12   Leporinus fasciatus

2月第2週  相変わらず寒さには閉口いたしますが、その寒い日の中にも寒暖があり一時の暖かさに早春の気配を感じるのは私の思い過ごしなのでしょうか。
ゼブラ柄がけっこう好きな私ですが、写真のレポリナスもお気に入りの個体で、その遊泳力から入居当初から1,800 水槽で大型種と混浴生活をしていただいております。
最初の頃は、あまり気にも掛けずにいたのですが、何時の間にか存在感が出て参りました。個性派揃いの大型種雑居水槽にあって、怯まず過ごして居られる事からも彼自身、大人しそうに見えてもけっこうなツワモノだと思われます。

更新日付:2012.02.12

2012.02.05   Metynnis sp

2月第1週  2月に入り、今週も先週に引き続き厳しい寒さと成っております。
いつものように水槽のメンテナンスを終え、写真の老成魚メチニスの何ともいえない体色に魅入っておりました。
メチニスと云えば、幼魚の頃はシルバー色のメタリックなイメージですが、飼い込むほどに味のある体色に変化します。
たまにショップで飼い込まれた成魚を見掛ける事がありますが、比較的リーズナブルで美しい体表の個体に思わず魅入ってしまうことがあります。

更新日付:2012.02.05

2012.01.29   Cyphotilapia frontosa

1月第4週  今週は一段と寒さにも拍車が掛かり来週には厳冬の2月を迎えるわけですが、水槽の魚たちにはこの寒さも何処吹く風。
寒さキラーの私にとってはこの時期、羨ましい限りです。
ウイークデーには暖かそうな水槽を横目に出掛ければ、のんびりと様子を伺う時間もない毎日を送っておりますが、それなりに時間の流れは違ってもいつの間にか成長した彼らに驚きと喜びを感じている次第です。

更新日付:2012.01.29

2012.01.22   Ossubtus xinguense

1月第4週  1 月も後半に差し掛かりいよいよ本格的な寒さに突入と云ったところでしょうか。
寒くなると水槽掃除も億劫に成りがちですが、エアコンで調整した水槽部屋は寒さキラーの私にとっては唯一、快適な空間です。
メンテナンスを終えた後は魚たちとのんびりした時間を楽しんでおります。
今週は、写真のパロットパクーのタンクを大清掃。性格の荒い彼もメンテ中は大人しく今となっては手狭に成った水槽の片隅で、私の作業を終えるのを見守っていてくれています。

更新日付:2012.01.22

2012.01.15   Cynops pyrrhogaster

1月第3週  今週は、お正月休みが終わり、しばらく不規則な生活を余儀なくされていた体が、ようやく休み前の体調に戻りつつあると云ったところでしょうか。
そうこうしてる内に1月も中旬、時間の経過の早さに驚くばかりです。
年末も新春もアカハラ諸氏のゲージではいつものように静寂な時間が流れています。

更新日付:2012.01.15

2012.01.08   Mylossoma aureum

1月第2週  長期休暇をのんびりと過ごす生活を送っていると、仕事始めの今週は体調が戻るまでにまた週末となり休みモードに逆戻りと云ったところでしょうか。休みの間も規則正しい生活を過ごしている水槽の魚たち(彼らに休みはありませんが・・・)には、これといって体調に変化もなく今年初の水槽メンテナンスも順調に終了いたしました。

更新日付:2012.01.08

2012.01.01   Glyptoperichthys lituratus

1月第 1週  新年明けましておめでとうございます。本年も「雷魚図鑑」並びにgonta036をどうぞよろしくお願い申し上げます。年末の慌しさからようやく開放されのんびりとした時間を過ごしております。いつもなら週末に行う水槽メンテナンスも今週は前倒しとなり、門外漢の彼らにとっては如何なものでしょうか。久しぶりの記念撮影は単独生活中のサタンプレコ。競合相手のいないせいか体調も良好で優雅な毎日を過ごして居られます。

更新日付:2012.01.01

2011.12.25   Tanakia limbata

12月第 4週  今年も残り少なくなり来週末にはいよいよ新年を迎えますが、年を追う毎に新年を祝う気持ちが薄らいでいくようで、お正月が大きなイベントだった頃を懐かしく思います。当サイトも1999年3月スタートから早12年を過ぎ私の水槽を取り巻く環境も様変わり致しましたが、ここまで続けて来れましたのも皆様のお陰と感謝いたしております。例年同じご挨拶となり申し訳ございませんが今年もまたgonta036のお魚四方山話にお付き合いいただきありがとうございました。来年も引続きよろしくお願い申し上げます。

更新日付:2011.12.25

2011.12.18   giant pacu

12月第 3週  今週に入り比較的暖かく感じられる日が少なくなったように思われます。今年も残すところ2週間となりいよいよ寒さにも気合が入ってきたと云ったところでしょうか。例年通り、年末の喧騒のなか、新しい年を迎えるにあたっての準備も出来ないまま時間だけが過ぎていきます。久しぶりのジャイアントパクーカウアですが、目に見えた成長振りは確認できませんが、水槽に馴染まれた分、貫禄が増されたように感じられます。

更新日付:2011.12.18

2011.12.11     Myleus schomburgkii

12月第 2週  師走も早、1/3 が過ぎ、ようやくここに来て足踏み状態だった寒さに加速度がつき始めたと云ったところでしょうか。今年も数回を残すだけとなった水槽メンテナンスを終え、年を追うごとに手狭になっていくパクー水槽を眺めながら来年の予算を含めての水槽維持計画を考えると少々頭が痛いところです。

更新日付:2011.12.11

2011.12.04     Cynops pyrrhogaster

12月第 1週  今年も残すところ1ヶ月を切り、気持ち的に慌しさを感じながらもこの時期にしては暖かい季節のジョイントを楽しんでいると云ったところでしょうか。イモリゲージでは、この時期も保温はしておりませんが、彼らの生まれ育った山奥の極めて厳しい寒さからすれば、まだまだ活動に支障が起こるような状況ではないようで食欲も衰える事無く毎日を平穏に過ごしておられます。彼らの場合、給餌時の慌しさ以外、いつもスローモーなパントマイム。その一見、のんびりとした行動を眺めているうちにいつの間にか、こちらまで疲れが緩和される・・・いつの頃からか、私の中では「アカハラマジック」と名づけてその恩恵に感謝している次第です。

更新日付:2011.12.04

2011.11.27    Corydoras agassizii

11月第 4週  11月も終盤となりここに来てようやく寒さにも気合が入ってきたと云うところでしょうか。保温設備を施していない金魚水槽、水温も15℃を下回る日も出て参りましたが、今のところ食欲も変わる事無く元気にしておられます。写真はコリドラス水槽のアガシジイ。こちらは快適な環境下で、しっかりと底砂掃除にも余念がありません。

更新日付:2011.11.27

2011.11.20    Corydoras sp

11月第 3週  紅葉の時期、ライトアップされた木々の美しさも格別ですが、私の大好きな大阪城の外周にあるポプラ並木が、今年もまた目の覚めるような黄金色に色づきとっても綺麗です。美しい紅葉は、これから訪れるモノクロームの世界から水緩む春までの寒さをのり切る元気のプレゼントと云ったところでしょうか。窓際のコリドラス水槽。いつも忙しそうな底砂掃除の合間に記念撮影を頂きました。

更新日付:2011.11.20

2011.11.13    Carassius auratus auratus

11月第 2週  今週も比較的、穏やかな寒暖差で推移し秋も徐々に深まってきたと云ったところでしょうか。ところで、保温を行なっていない金魚水槽は室内で20℃を下回る日も出て参りましたが、今のところ食欲も変わる事もなく元気に過ごしておられます。今週は、金魚水槽の投げ込みフィルターのメンテナンスを敢行致しました。現在のところ濾過も順調でこの先も金魚水槽に限り、投げ込みフィルターでの管理を考えております。

更新日付:2011.11.13

2011.11.06    Myleus rubripinnis

11月第 1週  11月に入っても夏日があり今週もこの時期にすれば少々暖かすぎる一週間と成りました。今年も残すところ2ヶ月を切り後半戦の追い込みの時期に入りますが、季節だけは、まだまだ中盤の装いで、どこかで帳尻が合うにしても遅すぎる感があります。一方、ガラスを隔てた私の環境とは裏腹に、パクー水槽のミレウス達は、ようやく厳しかった高水温の夏を乗り切られ、保温され安定した快適な水槽で来春を迎えられるわけで、今のところ体調を崩されている個体も見受けられず平穏な毎日を過ごされていると云ったところでしょうか。

更新日付:2011.11.06

2011.10.30    Botia macracanthus

10月第 5週  10月も今日と明日を残すばかりとなりました。このところ秋が深まったと思えば、また夏日があったりと寒さキラーの私にとっては少しでも暖かい日が続くのは、ありがたいのですが、この先、急に寒さが厳しくなるようなことだけは、ご勘弁をいただきたいと願うばかりです。写真は単独水槽のクラウンローチ嬢、体調はすこぶる良好。食欲も旺盛で見事な食べっぷりをして居られます。この調子で成長を続けられれば、数年後には25cm にも手がとどきそうな勢いです。クラウンローチのイメージはチョコチョコ動き回る可愛い印象が強いのですが、さすがにこのサイズに成ると可愛いと云うよりは貫禄さえも感じられ最近は、何となくパンダが思い浮かぶようなスタイルに。

更新日付:2011.10.30

2011.10.23    Metynnis sp

10月第 4週  10月も早、後半に差し掛かり今週も秋らしい陽気に清々しさが感じられる一週間になりました。今だ、保温を行なっていない室内の金魚水槽は、22~21度を徐々に下まわろうとしております。写真の老成魚メチニスは、パクー水槽でも比較的、温厚な連中との混浴生活をエンジョイしておられます。彼を見ていると血気盛んだった若魚の頃から長年の間に身に負った傷さえも貫禄に見えるのが不思議です。

更新日付:2011.10.23

2011.10.16    Myleus rubripinnis luna

10月第 3週  今週も初秋に相応しい気候となりこれからまた一雨ごとに秋が深まっていくと云ったところでしょうか。この過ごしやすい時期が少しでも永く続く事に期待を寄せながら今週も水槽メンテナンスを終えた次第です。数本あるパクー水槽の住人はそれぞれに成長を遂げられどの水槽も余裕のあるスペースが確保出来ているとは言い難い状況と成っておりますが、今のところ増員予定はなく、バリエーション豊富な彼らの個性に満足しております。

更新日付:2011.10.16

2011.10.09    Myleus rubripinnis luna

10月第 2週  今週は、ずいぶん過ごしやすい日が続き、秋もそろそろ本番の様相です。私の管理水槽も金魚水槽以外は全て保温環境が整い、魚達にとっては過ごしやすい季節の到来と云ったところでしょうか。週末の夕方、メンテナンスを終えてふと外を見るといつの間にか日暮れが早く成っている事に驚きながら、そういえば、ゆっくりと魚たちを眺める時間も少なくなっている事に戸惑いを感じた次第です。

更新日付:2011.10.09

2011.10.02    Carassius auratus auratus

10月第 1週  今週はまた少し季節が逆戻りしたような蒸し暑い日が続きましたが、週末は一転して肌寒さを感じる天候になりました。この時期、朝夕の寒暖差に加えて日毎の寒暖も大きく何かに付け調整に手間が掛かると云ったところでしょうか。新しく立ち上げた金魚水槽も、数週間前には、28~29度の高水温で推移していましたが、最近では22度前後と加温の準備が必要に成って参りました。

更新日付:2011.10.02

2011.09.25  Shirahama Aquarium,Kyoto University

9月第 4週  今週は、半ばから一気に季節が進み、秋らしい気温となり肌寒くさえ感じました。先週末、久しぶりに和歌山県白浜にある京都大学白浜水族館に出掛けました。こちらの水族館は、巷の近代化されていくファッショナブルな水族館とは違い、昔ながらの味わいが魅力で、のんびりと魚たちとの時間が楽しめます。私の場合、どちらかと云えば数十メートルもあるような巨大水槽で雑多な魚たちを観るより、小さな水槽で個々の魚達をそれぞれ観察するのが好きで、殆ど名前すら解らない海水魚でも、見飽きる事なく時の経つのを忘れるほど楽しませていただけるこちらの水族館がお気に入りです。

更新日付:2011.09.25

2011.09.18   Carassius auratus auratus

9月第 3週  9 月も中旬と云うのに相変わらず今週も蒸し暑い日が続き、新しく立ち上げた金魚水槽は連日、28度前後と高水温をキープしております。さて写真の蘭鋳は、日毎に成長するのが目に見えるようで、先週からひと回り大きくなられたように感じられます。今週は、彼のパートナーを探しにショップを訪れました。いろいろと迷った末、キャリコ琉金の幼魚をお迎えする事に決定しました。

更新日付:2011.09.18

2011.09.11   Ossubtus xinguense

9月第2週  9 月も中旬に差し掛かりましたが、いつまでも暑い日が続いております。ここ最近は、季節のジョイントが短く感じられ、急に暑くなったり寒くなったりと寒暖差が激しく、来たるべく季節の気配を感じている間もない程の慌しさに戸惑いを隠せないと云ったところでしょうか。夏の間も変わる事無く食欲旺盛だった写真の彼は、単独水槽ゆえ競合との「食争い」もなく、徐々に恰幅を増された体型は、窮屈な水槽をより狭く感じさせます。

更新日付:2011.09.11

2011.09.04  Carassius auratus auratus

9月第1週  9 月に入りいつの間にか今年も 2/3 が過ぎ、月日の移ろいの早さに驚くばかりです。さて今週も新しい金魚水槽に誰をお迎えしょうか決めかねております。養魚場やいろいろなショップにお邪魔すればするほど選択肢が増え決断に苦慮するばかりと云ったところでしょうか。実際、金魚の場合その豊富な種類と色柄は云うに及ばず尾鰭の形状に至るまで多彩なバリエーションに作出されてきた過程と歴史の深さが感じられます。その魅力ある金魚、選定には今しばらく掛かりそうです。

更新日付:2011.09.04

2011.08.28   Carassius auratus auratus

8月第4週  8 月も後半となり暑さも幾分、和らぎ始め、季節が次のステップに移ろうとしております。さて今週は、ショップの女店主さんに感化され、以前に「金魚掬い」で、ゲットしたコメット水槽とは別に、新しく金魚水槽を立ち上げるべくインフラ整備に取り掛かかりました。今回導入しようと考えている金魚は、コメットのようなワキン型の金魚ではなく、ランチュウ型もしくはリュウキン型の個体を検討中で、下調べと勉強を兼ねて数軒のショップと郡山(奈良県大和郡山市)にある養魚場などにも足を運びました。

更新日付:2011.08.28

2011.08.21  Chinemys reevesii

8月第3週  今週は、盂蘭盆会法要を終えてからの猛暑に閉口いたしましたが、皆さまにおかれましては、それぞれの「夏休み」を如何お過ごしに成られましたでしょうか。ところで、先々週、久しぶりに立ち寄ったショップ話の続きに成りますが、この時期、どうしても気になる魚の一つに「金魚」の存在があります。熱帯魚とは少々違うテイストの彼女達に一歩踏み入れるのはそれなりの覚悟が必要なのですが、今回は、どうやら女店主さんの思う壺にはまったと云ったところでしょうか。「最低限のインフラから無理をしないように・・・」忠告とも誘惑とも判断の付き難い曖昧な言葉は、ひらひら舞う彼女達の美しさと相まって僅かな理性をいつの間にか水泡に・・・。

更新日付:2011.08.21

2011.08.14  Myleus rubripinnis luna

8月第2週  今年も盂蘭盆会の法要の時期を迎えましたが、残暑はまだまだ厳しく、夜も寝苦しい日々が続いております。さて今週は、大型パクー水槽の大清掃を敢行いたしました。ガラス水槽とは違い、特にアクリル水槽では、活発なパクー達が付ける細かい傷が気になります。掃除を怠るといつの間にかその傷に苔が付き始め、せつかくの記念撮影が台無しになってしまいます。そう云った事情から今回は特に普段、気付かない水槽壁面の細かい苔掃除を重点的におこないました。

更新日付:2011.08.14

2011.08.07   Metynnis hypsauchen fasciatus  (Striped Silver Dollar) 

8月第 1週 8 月に入り相変わらず暑い日が続いております。週末、しばらく振りに老舗の熱帯魚ショップを覘くことにしました。以前は、けっこう頻繁にお邪魔させていただいたお店だったのですが、衝動的に新しい魚を飼って仕舞わないように最近は自粛していた次第です。こちらの女性店主さんとは、足掛け20年近くのお付き合いで、私の魚遍歴は基よりインフラを含めた水槽を取り巻く環境まで把握しておられます。私に限らず、常連の魚マニアさんの水槽にも詳しく、迷った時の的確なアドバイスも好評で、私にとっても居心地の良い安らぎの空間と云ったところでしょうか。魚は、特にレアな種類を揃えて居られると云った事はないのですが、全ての個体が美しく水管理も徹底して居られるので安心できるお店の一つでもあります。また欲しい魚種と大きさ、体色等、こちらの意向をリクエストをしておけば、少々時間は掛かりますが、意に沿う個体が入荷すれば連絡がいただけ、たいへん重宝なお店でもあります。老舗の熱帯魚ショップも少なくなりましたが、昔ながらにいろいろ相談が出来る信頼の措けるお店が有ること自体、魚飼育にとっての大きなファクターであると考える次第です。

更新日付:2011.08.07

2011.07.31   Mylossoma aureum

7月第 5週  今年は、梅雨が明けてからも晴天の青空が続くこともなく、はっきりとしない天候が多いのですが、例年のように酷暑の連続と云うのも、これはこれで辛いものがあり、自分自身の優柔不断に苦笑する次第です。週末、利害関係の無い魚達との時間を楽しませていただいておりますが、出来る限り快適な関係が継続できるように、また彼らがストレスと成らないような環境整備が今後においても遂行できるように予算を含めた調整を進めております。

更新日付:2011.07.31

2011.07.24   Myleus rubripinnis luna

7月第 4週  今週末から大阪では、夏の風物詩、日本三大祭りの一つ天神祭(24日宵宮・25日本宮)が行われます。また大阪ではこの頃が、暑さのピークともいわれ、水槽の魚たちにとっても一番、厳しい時期と云ったところでしょうか。今週も水槽メンテナンスを済ませ魚たちの様子を伺いながらの記念撮影、ウィークデーの疲れを忘れる至福の時でもあります。

更新日付:2011.07.24

2011.07.17   Myleus sp

7月第 3週  例年より早い梅雨明けは、心地良い秋風を少しでも早く運んできてくれるのでしょうか。連日、茹だるような暑さが続くこの時期を出来る限り快適に過ごす術を考える余裕もなく毎日が通り過ぎていきます。今週の課題は、雑居水槽のイエローフックミレウス。成長に伴って彼の気性は、この時期の太陽のように他を寄せ付けない強さを増し続け、近い将来、タンクメイトとの混浴に支障が出るのは必至の状況。さて引越し先と云えば、今のところ彼の闘争心が多少成りとも吸収・緩和されそうな大型パクー水槽に落ち着きそうです。

更新日付:2011.07.17

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