日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2005.08.21  Pseudotropheus callainos

8月第3週  今週も暑い日が続き、日中の日差しは焼け付きそうな勢いですが、朝晩は少しずつ過ごし易く成ってきたように感じられます。
毎年、地蔵盆の頃に成ると過ぎ去る夏を惜しむようにヒグラシの鳴き声まで哀愁を帯びてくるように思えるのですが…。
写真の個体はコバルトブルーシクリッドですが冷房のよく効いた休日のショップでは名前も知らない美しいシクリッド達が宝石のように、キラキラピカピカとっても綺麗。(2019.09.23 再)   

更新日付:2005.08.21

2005.08.14   Cynops pyrrhogaster

8月第 2週  今年も盂蘭盆会(うらぼんえ)の法要を終え、いつもの喧騒から離れて贅沢な時間を過ごしております。久しぶりにのんびりとアカハライモリ Cynops pyrrhogaster のゲージを覗き込んでいると、いつものように静かなパントマイムが繰り広げられ、ここだけは時間の流れが違うようです。今回、私の機嫌を伺いに来ていただいた写真の彼は、記念撮影にも快くポーズを決めてくれました。

更新日付:2005.08.14

2005.08.07   Scobinancistrus aureatus 

8月第 1週  8月に入り暑さもピーク。各地で花火大会が開催されていますが、遠雷を思わせる響きを窓越しに聞いていると硝煙の香りが妙に懐かしく感じられます。オレンジの鰭と水玉模様。ゴールドエッジマグナムプレコは、出で立ちがとても美しくてお目に掛かるのを楽しみにしてるのですが、容姿とは裏腹に控えめと見えて、いつもは早々と木陰の中に・・・写真のような全貌はなかなか披露していただけません。

更新日付:2005.08.07

2005.07.31  Satanoperca jurupari

7月第 5週  7月も最終週を向かえ相変わらずの猛暑続きで、パソコンのモニタで解決しようと目論んでも避暑地の木陰を渡る風を満喫できるはずもなく…。
先週に引き続き写真のジュルパリ Satanoperca jurupari 氏。木陰を渡る水流で、避暑地の涼しさを感じていただけたでしょうか。

更新日付:2005.07.31

2005.07.24  Satanoperca jurupari

7月第 4週  今週は文字通りの酷暑で推移し、夕立が恋しい毎日と成りました。
この時期の水槽環境は厳しいの一言で、高水温による溶存酸素不足は魚たちにとって大きな問題で、管理者にとっては克服すべき課題でもあります。特別な冷却設備を完備しない私の水槽では、先週もお話したように水替えとエアレーションに依って、過酷な状況を乗り切ろうとしております。今年入居の魚たち(写真)におかれましても今のところ問題なく、上りきった水銀柱に対応していただいているというところでしょうか。
スカンクボーシャ botia morleti ・ ジュルパリ Satanoperca jurupari

更新日付:2005.07.24

2005.07.17  Botia modesta

7月第 3週  梅雨明け間近かのここ大阪では来週に控えた天神祭りの頃が暑さのピークというところでしょうか。今年も私の水槽の高水温対策は水替えとエアレーションの強化の二本柱。日中はライトも消灯のままで観賞には不向きな環境では有りますが、久しぶりに記念撮影は炎天下を思わせるライトアップ。いつにない明るさは魚たちには迷惑だったでしょうか。
ブルー ボーシャ Botia modesta

更新日付:2005.07.17

2005.07.10  glossolepis incisus

7月第 2週  梅雨も後半に入り、にわかにそれらしい天候が続くようになりました。時たまのぞく太陽は、酷暑に向けて準備万端、梅雨明けが待ちどうしいと云うところでしょうか。
今週のモデルはコームスケールレインボー glossolepis incisus 彼女のマントは情熱の赤。

更新日付:2005.07.10

2005.07.03  Acrossocheilus hemispinus

7月第 1週  7月に入り日差しが容赦なく夏を演じ始めると、いつの間にか今年も後半に…。
今週は週末に少し梅雨らしさを感じる雨に見舞われ、一気に訪れようとしていた夏空にグレーのベールが涼しさを運んでいただいたようです。
中国産淡水魚の半刺光唇魚 Acrossocheilus hemispinus は、体表の模様がとても美しくて、最近、特に気に入って居ります。

更新日付:2005.07.03

2005.06.26  botia morleti

6月第 4週  今週も全くの空梅雨状態が続き、茹だる暑さが梅雨空を包み込んでしまったようです。六月もいつの間にか終盤に差し掛かり、今年は長い夏の予感。
写真のスカンクボーシャ botia morleti は、小柄な出で立ちからは想像し難いのですが、血気盛んな攻撃派。スピーディーなフットワークで並みいるつわものどもに優るとも劣らない剣客ぶり。

更新日付:2005.06.26

2005.06.19  Rhodeus ocellatus ocellatus

6月第 3週  今週は先週末の入梅宣言が嘘のように晴天が続き、近畿地方は早くも空梅雨のスタンスでしょうか。水槽のメンテを終え珈琲を飲みながら眺める魚達の演舞はウィークデーに味わえない贅沢な時間。
私のお気に入り、タナゴ水槽の若魚には、来るべき酷暑に備えて体力を温存しておいて頂きたいところです。Rhodeus ocellatus ocellatus

更新日付:2005.06.19

2005.06.12  Corydoras sp   ID 398

6月第 2週  この時期の日暮れのタイミングがこんなに遅い事に気づかない私がいる事や、自然の移り変わりをカレンダーの数字で理解しようとしている日常が有る事を、水槽のガラス越しの彼らには知る由もなく…。
今週のモデルは、コリドラス・スーパーアーク Corydoras sp 近畿地方も週末に梅雨入り。(2019.03.10 再)

更新日付:2005.06.12

2005.06.05  Acrossocheilus hemispinus

6月第 1週  入梅を間近に控え、晴天の休日は、のんびりと川面を眺めて過ごしたい気分ですが、ウィークデーに味わうことの少ない贅沢な睡眠を楽しんでいるうちに夕暮れが…。
いつの間にか凛々しくなった中国産淡水魚の半刺光唇魚 Acrossocheilus hemispinus はとっても綺麗。

更新日付:2005.06.05

2005.05.29  Tanakia lanceolata 

5月第 5週  今週は忙殺されそうなスケジュールで仕事が進行し、休日もなく辛うじて水替えだけは行えているという状況です。魚達をのんびり眺める余裕のない時に、あえて数分だけ記念撮影を始めてみれば、目に留まったのはオーソドックスな魅力のヤリタナゴ Tanakia lanceolata 
慌しい私に何かを語りかけるように…。

更新日付:2005.05.29

2005.05.22  gnathopogon elongatus elongatus

5月第 4週  いつの間にか5月も終盤に差し掛かり、梅雨の時期をまじかに、五月晴れの青空は、どこかに温存して置きたい気分です。久しぶりの出演のタモロコ gnathopogon elongatus elongatus 氏は、私の日本産淡水魚水槽では大柄の部類。この春に一段と大きく、恰幅も十分と言うところでしょうか。

更新日付:2005.05.22

2005.05.15  glossolepis incisus

5月第 3週  日中は初夏の陽気でも朝晩は肌寒く、油断をすると体調を崩し易い時期ですが、水槽の魚達もこの頃を境に、夏に向って厳しい季節の訪れと言うところでしょうか。例年の高水温対策も、比較的暑さに強い魚が多い私の水槽では、何となく乗り切って参りましたが、種類の増えた魚たちを眺めていると、アバウトな私の水槽管理に新たな高水温対策を講じるべき時期の到来と、自分に言い聞かせている次第です。
今週のモデルはコームスケールレインボー glossolepis incisus 緋色のマントが綺麗です。

更新日付:2005.05.15

2005.05.08  Botia macracantha

5月第 2週  連休も終わり、新たな気分でスタートを切るべくカレンダーを眺めていると、つい次の休みを探している自分が可笑しくて…。
連休中は特に丁寧に水槽メンテナンスを実施し、いつものアバウトな管理を払拭するべく健闘いたしましたが、水槽の面々には騒がしいばかりの大迷惑だったかも知れませんね。
写真のクラウンローチ Botia macracantha も、春を迎えて一段と大きく成られました。

更新日付:2005.05.08

2005.05.01  corydoras sterbai

5月第 1週  五月晴れの休日は汗ばむ陽気。大型連休を迎えてアクアリストのみなさまはいかがお過ごしでしょうか。コリドラス水槽のお気に入りのステルバイ corydoras sterbai  は、のんびりとくつろぎのご様子。普段、慌しい私には、彼の優しい眼差しも気付かないで通り過ぎるばかり…。

更新日付:2005.05.01

2005.04.24  Acrossocheilus hemispinus

4月第 4週  隆盛を誇った桜も潮が引くように視界から遠ざかり、替わりに葉桜になった葉が眩しくもあります。毎年、繰り返される自然のリズムは、何も言わない木々たちをうらぎる筈もなく…。
今週のモデルは半刺光唇魚 Acrossocheilus hemispinus

更新日付:2005.04.24

2005.04.17  Tanakia limbata

4月第 3週  一斉に咲き誇った桜が、クライマックスを迎える頃に成ると、例年の事ながら木津川の川面に思いを馳せるようになります。普段は意識しない自然の移ろいもいつの間にかプログラムされている自分に苦笑しながら、こちらも習慣化した水槽メンテナンスを楽しんでおります。何となく桜の花びらを思わせる写真のアブラボテ Tanakia limbata は私のお気に入り。

更新日付:2005.04.17

2005.04.10  Botia modesta

4月第 2週  桜満開。私の大好きな大阪城のお堀端は、四季折々の木々の美しさが楽しめます。この時季、桜見物でにぎわう大阪城は大入り満員。いつも車窓から眺めるだけで、お花見を楽しむ余裕の無い私にも桜の木々 ( 別室 ) は優しくて…。
今週もメンテナンスを終えた水槽では写真のブルーボーシャ Botia modesta が春に向って跳躍一番。

更新日付:2005.04.10

2005.04.03  Corydoras loxozonus 

4月第 1週  4月に入りようやく寒さの心配をしなくても良い時季になり、寒さキラーの私には待ち望んだ季節の到来と言うところでしょうか。4月は何かにつけ始動の時でもあり寒さにこわばっていた表情もここに来て一休み。弾みで緩みすぎないよう自分に言い聞かせながら遠くに見える早咲きの桜を楽しんでおります。写真はコリドラス・ロクソゾヌスCorydoras loxozonus いつの間にか幼さの消えて男性的に見える彼の雄姿は、春を迎えた水槽に鋭気を吹き込むように…。

更新日付:2005.04.03

2005.03.27    Pungtungia herzi

3月第 4週  3月も後半に差し掛かり、行きつ戻りつの寒さも春霞に覆われるように…。
暖かくなるとしばらくの間忘れていた近くの風景にも目がいくようになります。開け放つには少し早い、ガラス越しに見える冬枯れも、少しづつ彩りを取り戻しかけていると言うところでしょうか。
私の水槽(写真)のムギツク Pungtungia herzi  は、華やかな彩りこそないものの吻端から尾鰭にかけたストレートラインがトレードマーク。同じように春を迎えた水槽でシャープな遊泳振りが素敵です。

更新日付:2005.03.27

2005.03.20  Rhodeus ocellatus ocellatus

3月第 3週  今週で「雷魚図鑑」も 6年が過ぎ 7年目を迎えようとしております。何気なく始めた魚飼育から随分といろいろな人たちと知り合えた事は、亡くした雷魚のカムが残してくれた財産だと感謝しております。相変わらず魚の知識が身に着かない私にも水槽の彼らは優しくて、疲れた私に活力を与えてくれます。
7年目も、お魚よもやま話「雷魚図鑑」を宜しくお願い致します。

更新日付:2005.03.20

2005.03.13  Botia modesta

3月第 2週  暖かい日が有ると思えば雪の降る日もある。寒暖のせめぎ合いはもう少し寒さに軍配が上がるようですが、冬の寒さも心得ていて引き際には少し春を見せて頂いてるようです。
今週の写真は最近入居のブルーボーシャ Botia modesta

更新日付:2005.03.13

2005.03.06  Rhodeus ocellatus ocellatus

3月第 1週  3月に入り気持だけは先走り、春の暖かさを感じようとするのですが、ここ数日の冷え込みは厳冬に逆戻りした感があります。例年の如く、早春を感じる魚と言えば、一足早い春霞の中に、ちらほらと咲く桜の花びらのようなタナゴを思うのですが…。

更新日付:2005.03.06

2005.02.27  Acheilognathus tonkinensis

2月第 4週  2月も後半に差し掛かり、長い冬のトンネルもようやく出口に近づいたとは言えまだまだ寒い日々が続いて居ります。寒さの苦手な私にすればもう一頑張り、水温む春の訪れが待ち遠しいところです。
今週は久しぶりに気分を変えて水槽のレイアウト変更と大清掃を行いました。メンテナンスを終えた水槽には、以前からお気に入りだった写真のトンキントゲタナゴ Acheilognathus tonkinensis  と数種の魚たちをショップからお迎えいたしました。

更新日付:2005.02.27

2005.02.20  Botia macracanthus

2月第 3週  今週もウィークデーは深夜に帰宅する事が多く、早朝の給餌時より随分と水槽の様子が変わっております。寝静まった部屋に突然、明かりを点けるのは魚たちにたいへん申し訳なく思うのですが…。
写真のクラウンローチ Botia macracanthus 嬢も、にわかに明るくなった部屋に戸惑いのご様子。それでもスポットライトを浴びた深夜の彼女は一段とフォトジェニック。

更新日付:2005.02.20

2005.02.13  Sarcocheilichthys variegatus

2月第 2週  休日は、昨今の寒さを思うと外出もつい億劫に成り勝ちですが、週一の水槽メンテナンスを終える頃に成ると今度はウイークデーに見ることの出来ない色とりどりの魚達が見たくなり、重い腰を上げて行き付けのショップにお邪魔している次第です。
暖かいショップで、整然と並べられデコレートされた水槽群は、いずれも羨ましい限りの美しさで、魚達の顔ぶれは同じでもスタッフ方のシチュエーションの「妙」に引き込まれていると言うところでしょうか。
ところで私の水槽はと言えば…写真のビワヒガイ女史には申し訳ないのですが、シンプル過ぎますよね。

更新日付:2005.02.13

2005.02.06   Tridentiger brevispinis

2月第 1週  この冬に一段と成長を遂げられたヌマチチブ氏は貫禄十分。水槽を覗き込む私にも脅える事もなく、ご覧の水中ホバーリングで給餌の催促です。私の水槽はどちら様にも暖房完備の朝食付き。それでも住人の皆様は物足りなく感じて居られるようですが…。
それにしても、ここ数週間の冷え込みは、厳しくて。春の訪れは今しばらくお預けと言うところでしょうか

更新日付:2005.02.06

2005.01.30  Corydoras sterbai

1月第 5週  寒さも本格的に成ってくると週一回の水槽のメンテナンスも億劫になりがちで、休日の日が暮れそうなあたりからごそごそと始めだすのが習慣になって居ります。
写真のコリドラスステルバイ Corydoras sterbai も 2 年目を迎え、入居当初からすれば、随分大きくなられ貫禄が出てきたようにお見受けするのですが…。

更新日付:2005.01.30

2005.01.23   Botia macracantha

1月第 4週  1月も後半に差し掛かり、寒さにも一段と拍車が掛かって参りました。毎年の事とは言え、保温された水槽の魚たちには、水ぬるむ春までの厳冬は、違う世界のお話。仲良しカップルのクラウンローチ達の囁きは、さらに違う世界のお話なのでしょうか…。

更新日付:2005.01.23

2005.01.16  Cynops pyrrhogaster

1月第 3週  新春のご挨拶からいつの間にか今月も中盤に差し掛かり、寒さも本格的になって参りました。今週も深夜の帰宅が続き、水族達とすれ違いの毎日で、水槽メンテナンスも億劫に成りがちです。そのような中、早朝の給餌時だけは、ほんの少し彼らの様子を伺うようにしております。
今週のモデルは、アカハライモリのゲージから…。

更新日付:2005.01.16

2005.01.09   Sarcocheilichthys variegatus

1月第 2週  年明け早々、多忙な毎日を送って居りますが、皆さまの新年のスタートは如何だったでしょうか。私の日本産淡水魚水槽には写真のビワヒガイが2匹。以前からそのシャープなスタイルと背びれのオレンジがたいへん気に入って居ります。何となく新春に相応しい感じを受けるのはウロコが花びらのように見えるからでしょうか。

更新日付:2005.01.09

2005.01.02  Rhinogobius brunneus

1月第 1週  新年明けましておめでとうございます。 年末より急に寒さにも拍車が掛かり、規律を正し新年を迎えるには相応しい環境と言うところでしょうか…。
画く言うわたくしは年末から規律を正すどころか、お年賀で戴いたメールにも不義理を致している状況で、たいへん申し訳なく感じている次第です。
新しい年を迎えると、来るべき数ヶ月間の厳冬に身の引き締まる思いが致します。が、年頭に際しての緊張感不足はいなめず、例年の事とは言え、自己嫌悪に浸っております。
新春第一弾。私の日本産淡水魚水槽代表は、緊張感漂うヨシノボリ氏の勇姿を上方から。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

更新日付:2005.01.02

2004.12.26  Rhinogobius brunneus

12月第 4週  いよいよ2004年も最終週を迎え、年末の慌しいイベントも滞りなく消化されていなければならないこの時期に、あいかわらず普段と変わらない毎日を過ごしております。
もともと秩序立ったしきたりが苦手なのか、このまま何も無かったように新しい年を迎えて日常に戻れたらと、けっこうまじめに考えているのですが…。
写真のヨシノボリ氏は新しい年に思いを馳せて居られるのかやけに神妙な眼差し。
少し早いようですが、本年も「雷魚図鑑」ならびにわたくしgonta036の四方山話にお付き合いいただきましてありがとうございました。来年も、宜しくお願い致します。それでは良いお年をお迎え下さい。

更新日付:2004.12.26

2004.12.19   Cynops pyrrhogaster

12月第3週  私とアカハライモリの付き合いはもう足掛け五年になるでしょうか。その間、ずいぶんとモデルにも成って頂きましたが、彼らはいつ見ても優しい顔をしておられます。写真の彼も入居以来の個体ですが、いつまでも若々しさが失われないのが不思議な気がします。私のゲージに来られるまでに何年の月日を静寂の自然の中で過ごして居られたのか知る由もないのですが、いつまでも私のゲージで優しい顔を見せていていただきたいものです。

更新日付:2004.12.19

2004.12.12  Rhodeus ocellatus ocellatus

12月第2週  12月も中盤に差し掛かりましたが、今週も随分暖かくまるで季節が足踏みしているようです。メンテナンスを終えた水槽は今週も鋭気を取り戻したように魚たちを美しく演出し、輝かせてくれるようです。
私の大好きなタナゴ達もいつの間にか立派な若魚に…。

更新日付:2004.12.12

2004.12.05   Tridentiger brevispinis

12月第1週  師走に入っても比較的暖かい日々が続き、例年に増して年末の実感もなく毎日を過ごしていると云うところでしょうか。寒さの苦手な私には、好むと好まざるに関わらず訪れる数ヶ月の厳冬を思うと、目の前に有る保温された水槽の魚たちが羨ましく、このまま春を迎えることが出来ればと…。
写真のヌマチチブの若魚は水玉模様にストライプのネクタイがとっても素敵。

更新日付:2004.12.05

2004.11.28  Rhinogobius brunneus

11月第4週  いつの間にか11月も終盤を迎え、今年も後12月を残すだけになりましたが、相変わらず多忙にかまけて、私の管理する水族達には週一回のメンテナンスがやっとの状況です。 
先週から写真はヨシノボリショットが続きますが、この夏にひとまわりの成長を遂げられ、貫禄十分の彼らは、どの角度から眺めてもフォトジェニック。歴代のヨシノボリ諸氏と比較しても優るとも劣らない迫力の個体と成られました。

更新日付:2004.11.28

2004.11.21  Rhinogobius brunneus

11月第3週  秋の夕陽はつるべ落とし。何時のまにか夕暮れも早くなって、今年も何となく、もの悲しい時季に差し掛かりました。保温した私の水槽では、季節の移ろいを感じることも無く、穏やかに過ごす彼らが、有る意味、羨ましく思えるのですが…。
ただ、水槽の温もりに包まれて過ごす彼らにとって、厳冬の川面を渡る風が、何かを教えてくれる事さえ知らない日々は、果して心地良いものなのでしょうか。

更新日付:2004.11.21

2004.11.14  Cynops pyrrhogaster

11月第2週  11月も中盤になり、この時季、私の好きな大阪城のお堀端は、銀杏並木がとっても綺麗。車窓から眺める眼の覚めるような黄色は、過ぎ去る季節を惜しむように…。 春の桜、夏の緑、秋の銀杏、そして冬枯れ。お堀端のスクリーンはその多彩ないろどりで、いつの季節も私を楽しませてくれます。
アカハライモリ(写真)の故郷は、山間の静寂の中。しばらく訪れていない人里離れた彼らの棲家は、きっと一足早い冬の装い。

更新日付:2004.11.14

2004.11.07  Rhinogobius brunneus

11月第1週  11月に入り私の水槽も保温器具を取り付けました。日中の寒暖差が激しいこの時期は、私達も体調を崩し易いのですが、魚たちにはサーモで管理された環境を喜んでいただけるでしょうか。写真の彼は私の水槽ヨシノボリファミリーのリーダーで、何時の間にか流木の先端を占拠して居られます。めまぐるしく変わる彼らの社会も同じように、お気に入りの彼が永い間、居心地のよい場所で過ごせますように…。

更新日付:2004.11.07

2004.10.31  Cobitis sp

10月第5週  いつの間にか10月も終わろうとしておりますが、多忙な日々を過ごしていると、季節の歩みはただ暦の数字だけがまわっているようで…。
私の管理下にある日本産淡水魚水槽は、今週も異常なく推移したように思われますが、あまり覗き込む余裕のなかった私には詳細は霧の中。そう云えば守備範囲が広い写真のドジョウ氏は砂の中までお見通し。アバウト管理の私には強い見方と云うところでしょうか。

更新日付:2004.10.31

2004.10.24   Cynops pyrrhogaster

10月第4週  めっきり涼しくなり油断をすれば体調を崩しそうな時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか。夏場の暑い時期にはあまり覗き込まなかったアカハライモリのゲージにも最近よくお邪魔して居ります。今朝も数匹が集まって井戸端会議でしょうか、私にまで何か話し掛けていただいてるようです。
ところで私が用意した彼らのゲージにはもう数年もお住まいいただいておりますが、他の魚たちに比べると成長のスピードが把握しきれないのは私の管理不行き届きなのでしょうか。このゲージで生まれた個体もいつの間にか立派な青年に…。

更新日付:2004.10.24

2004.10.17   Tanakia limbata

10月第3週  十月も半ばになり、いつの間にか朝晩の冷え込みが厳しく成ってまいりました。
夏の間、日中の高水温対策の一環として、魚達の記念撮影時以外は、水槽のライトを消灯して居りましたが、ようやくここに来て復活と成りました。
例年の事ながらこの頃を境に、季節は晩秋に向って急ぎ足。寒さの苦手な私には、この時期の心地良いはずの秋風まで妙に寂しく思えるのですが…。

更新日付:2004.10.17

2004.10.10  Botia macracanthus

10月第2週  すがすがしいこの時期に開け放った部屋の窓から運動会の声援が聞こえてくると、遠い昔、心待ちにしていた青空と、かけっこの順番を待つ緊張感が甦ってくるようです。
メンテナンスを終えた水槽を何気なく眺めていると、クラウンローチ Botia macracanthus 諸氏が勢ぞろい。なにやら戯れておられるご様子ですが…。おっとこれはいけない。どうするべきか、一番手前の選手は確かにフライングですよね。

更新日付:2004.10.10

2004.10.03  Rhodeus ocellatus ocellatus

10月第1週  十月に入り急に秋めいたように感じるのは朝晩の肌寒さのせいでしょうか。
週に一度の水槽メンテナンスを終えると、のんびりとした休日も後半に差し掛かると云うのが最近のパターンになっております。ゆっくりと魚達の様子を観察するのも、ほんのひと時。
写真のタナゴ嬢も、私のお気に入りで、1cmに満たないような頃に木津川からお出でいただいた個体です。まだまだ若魚とは云え見違えるように成長した彼女を見ていると 美しさに貫禄が出てきたように思うのですが…。

更新日付:2004.10.03

2004.09.26  Botia macracanthus

9月第4週  九月も後半に差し掛かり、ここに来てようやく過ごし易い気候に成りましたが、今年の暑さは例年になく長く、また厳しかったように感じます。水槽の魚たちも同じように、特別な水冷装置もない私の水槽で、酷暑を無事に乗り切っていただいた事を感謝している次第です。
写真(上)のクラウンローチ Botia macracanthus 嬢は食欲、体調ともに絶好調。秋に向かってナイスなプロポーション…と、云うよりも一段と健康的な感じに見うけられます。

更新日付:2004.09.26

2004.09.19  Rhodeus ocellatus ocellatus

9月第3週  休日の朝。何もする事のない贅沢な時間にタナゴ達を眺めていました。派手な衣装に身をまとうでもなく、コミカルな道化を演じてくれるわけでもない彼らを観ている至福の時間は、彼らからすれば、ガラス越しにパントマイムを演じる私と云うモバイルに、見えないパワーを送り込むような感覚なのでしょうか。他愛も無い事を考えている内に、充電が完了に近づいてきたようで、今度は彼らの環境整備に移行しなくては。
いずれの社会も同じ様にガラスの向こうがはっきり見えますように…。

更新日付:2004.09.19

2004.09.12  Botia macracanthus

9月第2週  いつの間にか九月も中盤に差し掛かり、気候的には過ごし易い時期の到来と云うところでしょうか。今週も水槽のメンテナンスを終えて魚たちの様子を眺めていると睡魔に襲われてしまいました。虚ろな意識の中で通り過ぎる彼らの動きはウイークデーの喧騒を拭っていただいてるようで…。
クラウンローチ Botia macracanthus

更新日付:2004.09.12

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