日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2010.07.25   Myleus schomburgkii

7月第 4週 先週末の梅雨明け後の暑さは強烈で、日中の日差しは容赦なく気温はうなぎのぼり。今週は正しく「大暑」に相応しい天候となりました。ここ大阪では、天神祭りの幕開け、鉾流(ほこながし)が炎天下の堂島川で行なわれ、二日間にわたる壮大な神事が繰り広げられます。「天神さん・・・」大阪生れ大阪育ちの私くしには、猛暑の中でも一息つける心地良い響き、遠い昔の思い出が甦るようです。

更新日付:2010.07.25

2010.07.18   Cyphotilapia frontosa

7月第 3週 今週は前半から中盤に掛けて荒れ模様の天候となり、ようやく週末に来て、真夏の太陽と共に近畿地方も梅雨明けとなりました。例年の事ながら、天神祭りを控えたここ大阪では、連日、茹だるような暑さが予想され、高水温対策には充分な配慮が必要です。さて写真のフロントーサ、眉間にシワを寄せたような暑苦しい表情はしていても、体色の水色と黒のコントラストに一時の涼が感じられます。

更新日付:2010.07.18

2010.07.11   Botia lecontei

7月第 2週 早いもので、7月も二週目となり中盤に差し掛かろうとしております。今週も相変わらずの梅雨空に、時折お目見えの太陽は真夏さながらの勢いです。先週に引き続き、シクリッド水槽で同居中のイエローフィンボーシャは大食漢。少々太り気味の体型をはたして貫禄と呼べるのでしょうか。

更新日付:2010.07.11

2010.07.04   Satanoperca jurupari

7月第 1週 7月に入り、いよいよ今年も後半戦に突入となりました。今週は、正に梅雨空の一週間で、蒸し暑く、傘の手放せない日が続きました。この時期になるとシクリッドの涼しげな顔が、涼を呼び込んでいただけるようにも思えるのですが、私のシクリッド水槽のジュリパリは、一足早い秋色の体色と云ったところでしょうか。

更新日付:2010.07.04

2010.06.27   Myleus rubripinnis luna

6月第 4週 今週も雨模様の日が続き、時折のぞく日差しが恋しい一週間となりました。いつの間にか6月も数日を残すのみとなりギラギラとした夏の太陽はもうそこまで迫っていると云うところでしょうか。この時期は、気温の上昇に伴って、水質変動も活発になるようで水槽メンテナンスは念入りに行うようにしております。

更新日付:2010.06.27

2010.06.20   Botia macracanthus

6月第 3週 近畿地方も梅雨に入りここ数日間はそれらしい天候が続いております。ようやく寒さから開放されたかと思えばすぐに蒸し暑さに見舞われる、例年以上に今年は季節のジョイントが短いように感じられます。さて週末は、あいにくの天候で、その分のんびりと魚達との時間を楽しむ事ができました。写真のクラウンローチは、酷暑を前に、いつになく慌しく食欲も旺盛です。

更新日付:2010.06.20

2010. 06.013   Ossubtus xinguense

6月第 2週  今週も、先週に引続き晴天が続き、一足早い、梅雨明け体験と云ったところでしょうか。今週は、真夏を前に水槽の大清掃を敢行致しました。写真のパロット(ドルフィン)パクーも暫くの間、別水槽で仮住まい。シュチエーションの違いで彼の雰囲気も随分違って見えるものです。

更新日付:2010.06.13

2010. 06.06   Myleus rubripinnis luna

6月第 1週  6月に入り、入梅をまじかに控えた最初の週末は真夏を思わせるような陽気となりました。さて週末のメンテナンスを終えたパクー水槽は、今週も特別これと云った変化もなく推移いたしました。写真のルナ(レッドスポット)は、はっきりとしたオレンジのスポットがトレードマーク。比較的、大柄な体型に鮮やかなスポットが美しい個体です。

更新日付:2010.06.06

2010. 05.30   Myleus rubripinnis luna

5月第 5週  いよいよ5月も終盤を迎えました。振り返れば、今月もひと月遅れの気候で、4月と言っても可笑しくない気温で推移したように思います。温度管理された水槽の魚達は体感的に、普段と何ら変わる事もなく6月を迎えられる訳ですが、自然下にある魚達には、遅すぎる季節の変化をどのように感じておられるのでしょうか。

更新日付:2010.05.30

2010. 05.23   Ossubtus xinguense

5月第 4週  ようやく、寒さの心配もなくなり季節は、梅雨に向かい歩みを速めたと云ったところでしょうか。週末は、季節のジョイントには付きものの雨に見舞われ、少々残念な一日となりました。写真のパロット(ドルフィン)パクーは、数センチの幼魚からのお付き合いで、私の大のお気に入りの個体ですが、最近、ショップで見掛けないのが残念です。彼の場合、非常に友好的且つ写真撮影にも協力的で、頻繁にモデルをお願いしている次第です。

更新日付:2010.05.23

2010. 05.16   Myleus rubripinnis luna

5月第 3週  5月も中旬に差し掛かりましたが、今週は、また少し季節が逆戻りしたように肌寒い日が続き、いつまでも冬物が終えない状況です。この時期は、水温管理も難しく、水槽部屋のエアコンも日によって、また日中の間でも暖房と冷房が交互に入れ替わるような目まぐるしさです。幸いな事に、私達でさえ体調を崩しやすい季節の変わり目に、自ら環境を変えることの出来ないパクー水槽の面々は、それなりに体力もお有りになるようで、少々の水温変化にもこれと言った支障もなく毎日の給餌を楽しみにしておられます。

更新日付:2010.05.16

2010. 05.09   Ossubtus xinguense

5月第 2週  今週は、初夏を思わせる日もあり季節が一気に夏にシフトされたと云うところでしょうか。パクー水槽の面々は、冬の時期も一様に成長を遂げられ、水槽のスペースが少々、手狭に感じられるようになりました。写真のパロット(ドルフィン)パクーも単独飼育以来、体長もさることながら体幅に厚みが出て以前にも増して貫禄を身に付けられました。

更新日付:2010.05.09

2010. 05.02   Myleus rubripinnis luna

5月第 1週 5月に入り、大型連休のひと時を、皆様はいかがお過ごしでしょうか。気になる気候のほうも、ここ大阪ではようやく「安心できる春」を感じられるようになったと云ったところです。暖かくなれば、逆に水槽の魚たちにとっては、厳しい時期の到来となる訳ですが、こちらばかりは、私の体感では判断が難しいところ、水温管理器具のメンテナンスも今週のメニューに加えた次第です。

更新日付:2010.05.02

2010. 04.25   Myleus rubripinnis luna

4月第 4週  戻り寒波と云うよりは、体感的には3月が、2ヶ月間続いていると云った寒さで、来週末からとても 5月とは思えない気候に閉口致しております。ポカポカ陽気の心地よい春は、桜の見頃がいつの間にか過ぎてしまったように、気が付けば、酷暑を迎えていると云ったような事にならないことを願うばかりです。

更新日付:2010.04.25

2010. 04.18   Giant pacu

4月第 3週  今年は例年にない戻り寒波に見舞われ春の訪れを手放しで喜べない状況となりました。桜の見頃も、寒さに感けていつの間にか過ぎ去ってしまったようで、葉桜になった木々と片隅に掃きためられた花びらを見るたびに少々寂しい思いをしております。ジャイアントパクーカウアが、他のパクー達に、たまに見せる威圧感は、成長に伴って迫力が増してまいりました。

更新日付:2010.04.18

2010. 04.11   Myleus rubripinnis luna

4月第 2週  桜の花も、そろそろ散り時を迎え、待ちわびた春も今年は意外と天候に恵まれず、肌寒さが長引いております。4月と言えば、新しいスタートに相応しく初々しい人たちとすれ違う事が多くなりましたが、パクー水槽の新人、若魚のルナもこれからが楽しみと云ったところでしょうか。

更新日付:2010.04.11

2010. 04.04   Ossubtus xinguense

4月第 1週  今週も前半は、肌寒い日が続き、週末は、ようやく暖かな春を感じる陽気となり桜の花もここ数日がピークと云ったところでしょうか。ところで、写真のパロットパクーは、春霞に覆われた訳でもなく、特殊な撮影をしたのでもないのですが、外気と水槽部屋の温度差に一瞬でレンズがパニックに・・・。状況が落ち着いたところで、彼の話題は、episode43 にて。

更新日付:2010.04.04

2010. 03.28   Myleus rubripinnis luna

3月第 5週  待ちわびた3月も終盤に差し掛かり、早咲き桜の淡い花びらの初々しさに春の息吹が感じられるようになりました。季節の歩みは確実に暖かさに向かっているとは云うものの、今週はまだ、肌寒さが抜け切れず、心地よい小春日和の穏やかな陽気には、後もう一歩。
週末のメンテナンスを終えた水槽の面々には、ガラス越しに見え隠れする季節の移ろいをどのように感じているものか・・・他愛もない事を考えながら彼らと過ごすのんびりとした時間は、ウィークデーの喧騒を忘れさせてくれる至極の世界と云ったところでしょうか。

更新日付:2010.03.28

2010. 03.21   Myleus rubripinnis luna

3月第 4週 いよいよ春も本番を迎えようとしております。例年の事ながらこの時期の天候は、はやる気持ちに水を差すかのように気まぐれで、週末は、春の嵐が、ビルの谷間を我がもの顔で通り抜け、季節が少し逆戻りと云ったところでしょうか。ゆきつ戻りつの天候とは裏腹に、パクータンクの面々は、日を追う毎に美しく成長しておられます。

更新日付:2010.03.21

2010. 03.14  Myleus rubripinnis luna

更新日付:2010.03.14

2010. 03.07  Myleus rubripinnis luna

3月第 1週  3 月に入り暖かい日も次第に増えて参りました。今年は、桜の開花も早い予想で、待ちわびた春はもうそこまで。 今週もいつものメンテナンスを終え、記念撮影 ( 別室 ) を始める事にしました。今回はいつもとは違ったアングルで、パクー達の視線を避けたショットです。迫力のある彼らはどの角度から見てもフォトジェニック。

更新日付:2010.03.07

2010. 02.28  giant pacu

2月第 4週  2 月も後、数時間を残すだけとなり、明日からは、待ちわびた3 月。今週は、半ばに暖かい日が続き、気分と体は、すでに春を意識しておりますが、お水取り(東大寺二月堂修二会)の法要が終わるまでは、まだまだ早春の寒暖は気まぐれと云ったところでしょうか。写真のジャイアントパクー・チンガは、私見では、パクーの原型とも言える体型で、Myleus rubripinnis  に近似しますが、尻鰭は赤く染まらず、ルナのような派手な、斑も体色もみられません。タンク内での成長スピードは今のところカウアほど早くありませんが、私が、感じる魅力の第一は、次第にがっしりと重厚さを増していく成長過程にあります。オーソドックスなパクーではありますが、大切に飼い込んでいきたい個体です。

更新日付:2010.02.28

2010. 02.21  Myleus schomburgkii

2月第 3週  長かった寒さのトンネルもそろそろ出口が見え掛けたと云ったところでしょうか。今週も水槽メンテナンスを終えてパクータンクを眺めていると、最近、気になっていたのですが、写真のシングー産のバンデッド・ミレウスは、同じバンデッドでも先週、episode42 でもお話した、野生的に見える太バンドの個体 ( 別室 ) と比較すると、バンドが縦に走るとは云うものの、ずいぶん雰囲気も体型も異なり、ただ単に産地の問題だけでなく、違う種類のようにも感じられます。

更新日付:2010.02.21

2010. 02.14  Ossubtus xinguense

2月第 2週  2月も中旬となり、あと半月あまりで、桜3月。寒い日は、まだまだ続くとは云うものの、3月は暖かい春のイメージ。今週は、以前から気になっていた、パロット(ドルフィン)パクー Ossubtus xinguense をサタンプレコ Glyptoperichthys lituratus との混浴を解消し単独水槽に移行しました。さすがに、25cm オーバーのパロット(ドルフィン)パクーには、単独とは云うものの、600×450mm 水槽は、手狭ではありますが、サタンプレコとのトラブルによって破綻が生じる前に、思い切って彼に、ご辛抱いただく事にしました。最近、ショップで幼魚を見掛けなくなったパロット(ドルフィン)パクーですが、可愛い容姿とは裏腹に、凶暴な彼は、幼魚の内から、他のパクーとの混浴は、避けたほうが無難でしょうか。

更新日付:2010.02.14

2010. 02.07  Metynnis sp

2月第 1週  2月に入り、寒さに感けて外出する機会も少ない中、熱帯魚ショップには、時々お邪魔いたしております。最近のショップは、年中、空調管理もいきとどき快適に魚たちとの時間を過ごす事ができますが、数十年前の熱帯魚屋さんは、夏場の暑さには少々、辛いものがありました。しかしながら、冬場は、私にとっては今も昔も快適な空間で、当時の石油ストーブが複数台、配置された独特な空気感が懐かしく感じられます。先日、久しぶりにお邪魔したショップで、ベテランのスタッフの方とパクー談議になり、昨今の入荷状況をお聴きするなかで、産地での輸出規制、流通コスト、希少種の高騰とワイルド、パクーを取り巻く環境には厳しいものがあるようです。写真の個体は、希少種でも高価なメチニスでもありませんが、私のタンクで幼魚の頃から他のパクー達に揉まれながら美しい若魚に成長されました。

更新日付:2010.02.07

2010. 01.31   giant pacu

1月第 5週  1月も今日限りとなり、明日からは、いよいよ厳冬の2月に突入です。2月と云えば、一年中で私の一番苦手な月、例年、暖かい春を指折り数えて待ちながら過ごす2月は、日数の短かささえ、北風にかき消されるようです。徐々に貫禄を増してきたジャイアントパクー・チンガ、双璧のカウアには、現在のところ体長こそ及ばないとは云うものの彼の追随に期待しております。

更新日付:2010.01.31

2010. 01.24   Myleus rubripinnis luna

1月第 4週  1月もいよいよ後半に入り、通勤の車窓から眺める風景は冬枯れ色。今週もメンテナンスを終えたパクー水槽で彼らの写真を撮りながら、コンディションの確認を行いました。丈夫な彼らには、これと言った体調不良こそありませんが、活発な分、擦れや、個体間の衝突による外傷は日常茶飯事、水槽内の障害物には、怪我防止の注意が必要です。出来る事ならトラブルを引き起こす可能性のある、彼らにとっての障害物の配置は、避けるのが無難でしょうか。

更新日付:2010.01.24

2010. 01.17   Myleus rubripinnis luna

1月第 3週  今週は、半ばに寒い日が続き、週末にようやく一息付けたと云ったところでしょうか。厳冬の2月を前に、例年の事ながら、保温された水槽の暖かさが羨ましく感じられます。冬場の水槽は、ある意味、メンテナンスが楽な面があり、ルーチン化された作業を淡々とこなすだけで、ここ数年、これと言ったトラブルに遭遇する事もなく推移いたしております。写真のルナも、先週の個体同様、老成魚ではありますが、地味である分、重厚で、大柄な分、貫禄が感じられます。

更新日付:2010.01.17

2010. 01.10   Myleus rubripinnis luna

1月第 2週  束の間の休日から現実に引き戻どされる時間が、年を追うごとに早くなるように感じるのは、私の歳のせいなのでしょうか、それとも、昨今の時代の流れなのでしょうか。そんな事をふと考えてる間に、1月も三分の一が過ぎ去り、お正月気分に浸ったかどうかの記憶さえも忘れている自分に苦笑しております。写真のルナは、老成魚で、シルバーに輝く若魚の初々しさはありませんが、体表全面に散りばめられた斑紋は、私のパクータンクでも、ひときわ目を引く存在です。

更新日付:2010.01.10

2010. 01.03   Myleus rubripinnis

1月第 1週  新年、明けましておめでとうございます。2010年も、私くし gonta036 の「お魚四方山話」にお付合いの程、宜しくお願い申し上げます。さて、今週は、年末からの寒波の影響で、元日は晴天に恵まれたとは云うものの強風と寒さに閉口いたしました。・・・が、日を追うごとに寒さも和らぎ、週末には、陽だまりにほのかな暖かさを感じるまでになりました。写真の個体は、シルバーに輝く幼魚期から、徐々にではありますが、ご覧のように美しく、個性的に仕上がって参りました。そんな彼を学術的にみた場合、その美しい体色や斑紋が、環境に寄って作られるものなのか、それぞれの個体が生まれながらに持ち合わせているものなのかは、素人アクアリストの私には理解する事が出来ません。いずれにしても、飼い込む程に変化する彼らのビジュアル的な魅力を、今年も引き続き官能していきたいと考える次第です。

更新日付:2010.01.03

2009.12.27   Metynnis hypsauchen fasciatus  (Striped Silver Dollar)

12月第 4週 今年、最後の水槽メンテナンスを終えて一息つき、周りを見渡せば、新年を迎える準備を滞りなく済ませる事が出来たのは、目の前の魚たちだけ・・・と云う状況に少々戸惑いを感じながら、残り少なくなった暦を眺めては、溜め息をついております。パクーを中心とする私の管理水槽は、今年一年もまた大きな事故もなく、無事に過ごす事が出来ました。最近はミレウスをメインにお話を進める事が多くなりましたが、メチニス達も彼らに勝るとも劣らない魅力を秘めておられます。今年も数日を残すところとなりましたが、来年も引き続き「雷魚図鑑」ならびに私くし gonta036 も宜しくお願い申し上げます。それでは皆様、良いお年をお迎えください。

更新日付:2009.12.27

2009.12.20   Myleus rubripinnis luna

12月第 3週 今年も残すところ10日あまり、ずいぶんいろいろな出来事のあった一年でしたが、私の水槽環境と云えば、ここ数年あまり大きな変化もなく推移いたしております。以前は、週末になれば出掛けていた木津川の魚たちがメインだった水槽も、いつの間にか熱帯魚に席を譲り、唯一、採取組として残るのは、魚類ではありませんが、アカハライモリだけとなりました。めまぐるしく移り変わる社会状況に翻弄される毎日が続く中、日々の短い給餌の間や何気なく立ち寄ったショップで魚たちと過ごす少しの時間に疲れを忘れさせてくれるパワーに魅せられたアクアリストの皆様も多いと思います。書く云う私もその一人、そんな魚たちとの時間を来年も大切にしたいですね。おっと、年末のご挨拶のようになりましたが、来週、27日もお付合いよろしくお願い致します。

更新日付:2009.12.20

2009.12.13 Myleus rubripinnis

12月第 2週  師走も中旬に差し掛かり、気持ちだけは焦るものの多忙に感けて年末の準備など忘れた振りのまま年の瀬を迎えるのが慣例となっております。元来、「余裕」や「暇」とは縁遠い生活に、一種、ステータスを感じる私くしは、慌しさが性に合っているのかも知れません。銀色に輝く、若魚のパクーにはスタイリッシュなシチュエーションがとってもフォトジェニック。

更新日付:2009.12.13

2009.12.06  Myleus rubripinnis

12月第 1週  12月。いよいよ2009年もひと月を切り慌ただしさがほんの少し寒さを忘れさせてくれるように感じます。写真のレッドフック・ミレウスは、小ぶりながら綺麗な発色で私を楽しませてくれます。彼の場合、他の個体に比べると体型は丸く斑の数も少ないのですが、発色はルナに近いものがあります。まだまだ疑問だらけのパクーですが、バリエーション豊富な彼らの魅力は尽きないと云ったところでしょうか。

更新日付:2009.12.06

2009.11.29  Myleus rubripinnis luna

11月第 5週  今週は、寒さが一段落。季節が少しだけ逆戻りしたような陽気となり、寒がりな私にとっては、たいへんありがたい時が過ごせました。早いもので11月もいつの間にか終盤を迎え、紅葉狩りも今がピークと云ったところでしょうか。写真の個体は、入居以来、オーソドックスな体色とスタイルが魅力で、他の派手なルナとは一線を置いて居られます。入居から3年目を迎えられ、地味ながら重厚感を漂わす長老の彼がとても気に入っております。

更新日付:2009.11.29

2009.11.22  Myleus rubripinnis luna

11月第 4週  今週は、一時的とは云え12月並みの気温となり、いよいよ本格的な寒さに向けて、たずなを引き締め直したと言ったところでしょうか。例年の事ながら、この時期になると、保温された水槽の魚達を羨ましく思うのですが、ここ大阪の寒さに怖気付いている私を尻目に、優雅に泳ぐ彼らには、故郷の暖かさを少しでも味わっていただけているのでしょうか。

更新日付:2009.11.22

2009.11.15  Myleus rubripinnis luna

11月第 3週  11月も中旬となり、次第に肌寒く、日差しに恋しさを覚えるようになって参りました。
しかしながら、例年のこの時期に比べて今年は、暖かいようで、私の管理下にある数本の水槽も数週間前から保温器具の設置を済ませ、冬を迎える準備は整えていたとは云うものの、ようやくここに来て日中の寒暖差が顕著となり、彼らにとっては一足早い冬の訪れと云ったところでしょうか。

更新日付:2009.11.15

2009.11.08  Myleus rubripinnis

11月第 2週  秋も次第に深まって参りましたが、紅葉には後、もう少しと言ったところでしょうか。写真は、久しぶりに登場の、パンタナル産レッドフックミレウス。彼の場合、他のレッドフックとは少し違った進化で、幼魚時代のスタイルをあまり変えることも無く、体長も小振りで、発色もご覧の通りシルバー基調が強いまま成魚を向かえられたと云ったところでしょうか。個性の少ない個性もまた、今後、楽しみなパクーです。

更新日付:2009.11.08

2009.11.01  Myleus rubripinnis luna

11月第 1週  いよいよ11月に入り今年も残すところ2ヵ月となりました。この時期になると例年、一年の短さと寒さに向かうアプローチを実感させていただいております。私の気持ちとは裏腹に水槽の面々は加温により来春までの約束された穏やかな暖かさを今年も手に入れられた訳で、彼らにとっては厳しかったであろう夏の暑さを凌いだご褒美と云ったところでしょうか。

更新日付:2009.11.01

2009.10.25  Giant pacu

10月第 4週  10月も後半になり秋も深まって参りました。日中の日差しは一時の勢いもなく、今しばらくは快適な過ごしやすさが楽しめると云ったところでしょうか。写真のジャイアントパクーカウアは入居から14ヵ月。私のパクー水槽では一番大柄な個体で、現在約28cm。最近、彼の尻鰭の伸張が写真でも確認できるようになりました。ちょうど、色が薄く見えるところが伸張した部分で、今後の成長振りを楽しみにしております。

更新日付:2009.10.25

2009.10.18   Myleus rubripinnis luna

10月第 3週  水槽部屋のエアコンも稼動する事もなくなり、それに変わって水槽は保温の時期を迎えようとしております。週末のメンテナンスは保温器具の点検も同時に行い稼動までは秒読みの段階となりました。写真のルナは間もなく入居から丸二年を数え、古株パクーの仲間入り。入居当初からすればひとまわりの成長は遂げられましたが、幼魚から若魚へそして成魚に向かう飛躍的な成長期は既に昔。最近は何処となく貫禄を感じられるまでに成られました。

更新日付:2009.10.18

2009.10.11   Myleus rubripinnis luna  ID 642

10月第 2週  10月も中旬に差し掛かり、秋の気配も次第に濃くなって参りました。寒さの苦手な私には、朝晩の冷え込みは、涼しさの域を既に通り越し、身の引き締まる思いに一足早い冬の気配を感じている次第です。写真のルナは派手な装いを年中、纏って居られるのですが、妙にこの時期にマッチしているように思えるのですが・・・。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.11

2009.10.04   Myleus rubripinnis luna  ID641

10月第 1週  10月に入り、最初の週末は清々しい一日となりました。いつものように水槽メンテナンスが終わると、暫らくの間、慌しかったパクーたちも落ち着きを取り戻し、のんびりとした彼らの時間に逆戻り。普段から活発な彼らは、こちらの動きにはとても敏感で、驚かすような素早い行動は厳禁です。長年に亘る付き合いで、彼らの習性がおぼろげながら掴めてきましたが、いずれの社会も同じように、お互いのルールを守っていれば、私が望むフォトジェニックなポーズを提供いただけます。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.04

2009.09.27   Ossubtus xinguense

9月第 5週 9月も残すところ後、僅かとなりました。週末は天候にも恵まれ、汗ばむ程の陽気となり、絶好の行楽日和と言ったところでしょうか。さて今週のモデル、写真のドルフィン(パロット)パクーですが、他のパクー達との混浴には全く不向きと言わざるを得ませんが、成長に伴って(15cmを超えるあたりからでしょうか)その独特な体型や体色、尻鰭の形状に至るまで幼魚の頃には想像も出来なかった魅力が開花し始めます。飼育は、上記のように混浴さえ考えなければ容易です。給餌も幼魚の内から人口飼料をメインに食しておられますが、これと言った問題もなく現在まで推移しております。

更新日付:2009.09.27

2009.09.20   Myleus rubripinnis luna

9月第 4週 9月も後半に差し掛かり、初秋の心地良さは、魚達とのふれ合いと同じようにウイークデーの喧騒を和らげてくれます。ところで、漢詩 「春眠暁を覚えず・・・」 は、例年この時期の睡魔にも当てはまるように感じるのですが、皆様は如何でしょうか。今週もメンテナンスを終えた水槽をカラフルではナンバーワンのルナが通り過ぎました。

更新日付:2009.09.20

2009.09.13   Myleus schomburgkii  ID 638

9月第 2週  9月も中旬を迎え、日中の日差しさえ一時の勢いはなく、ずいぶん過ごしやすく成って参りました。心地よい秋の気配は、穏やかな気持ちにさせていただけるのですが、来たるべく先にある寒さが苦手な私にすれば、駆け足による季節の移ろいは、ご容赦いただきたいところです。写真はシングー産のブラックバンデッド・ミレウス、最近、太バンドのミレウスを見慣れているせいか彼のバンドが細く見えます。2019.06.02 再

更新日付:2009.09.13

2009.09.06   Myleus schomburgkii

9月第 1週  9月に入り、相変わらず残暑は厳しいとは云うものの例年に比べると随分穏やかに感じられます。さて先週、お話しましたが、パロット(ドルフィン)パクーの凶暴さ故に水槽を行き来する事になった 写真のブラックバンデッド・ミレウスの幼魚ですが、成長期と云う事もあり食欲は旺盛で、諸先輩の食べ残しまで、実に綺麗に平らげていただいております。おかげさまでパクー水槽は、隅々まで掃除が行き届いた状況で、ある意味において献身的な清掃活動とも言える給餌行動が、いつまで継続するかは分かりませんが、現時点においては彼らの食欲に感謝している次第です。

更新日付:2009.09.06

2009.08.30   Ossubtus xinguense

8月第 5週  今週も朝晩の涼しさとは裏腹の残暑に閉口いたしました。写真のパロット(ドルフィン)パクーは、先週、パクー水槽に移動をお願いし、代わりにブラックバンデッド・ミレウスをお迎えしたのですが、今週末のメンテナンスでまた元通りに。理由は、パロットパクーの行動にあります。当初、パクー水槽で大人しくしていた彼は、今から思えば、猫を被っていた様で、次第に本性が表れ、週の半ばには、同居のパクー達を追い掛け回したあげく、一部の個体を除いて、鰭が無残な状態に。やはり昔の凶暴ぶりは、変わる事もなく、むしろパワーアップを図られていたようです。再び同居が決まったサタンプレコ氏は、暫らくの間、平和な毎日を過ごしておられましたが、ここに来て、また緊張の毎日を生きる事になられました。

更新日付:2009.08.30

2009.08.23   Myleus schomburgkii

8月第 4週  日中の暑さは相変わらず厳しいとは云うものの朝晩はずいぶんと過ごしやすく成って参りました。今週は、水槽メンテナンスと同じタイミングでメンバーの移動を敢行いたしました。具体的には、パロット(ドルフィン)パクーをパクー水槽に、逆にブラックバンデッド・ミレウスの幼魚(写真)をサタンプレコの水槽にお招き致しました。今のところ、これと言った弊害もなく順調な滑り出しと云うところでしょうか。

更新日付:2009.08.23

2009.08.16   Myleus schomburgkii  ID 634

8月第 3週  盂蘭盆会の法要を済ませると、夏も後半戦。まだまだ暑い日が続きますが、夜には虫の鳴き声が、涼しい風を運んで来てくれます。パクー水槽のニューフェイス、ブラックバンデッド・ミレウスの幼魚は、食欲旺盛。この時期の成長には目を見張るものが有ります。2019.06.03 再

更新日付:2009.08.16

2009.08.09   Myleus rubripinnis

8月第 2週  例年なら、梅雨明け10日と言われるように、安定した夏空が10日程は続くのですが、今年の近畿地方は、梅雨明けが遅かったせいか不安定な天候が多いように思えます。
週末のメンテナンスを終え、パクー達を眺めていると今更ながら彼らの成長スピードに感心させられます。彼らの成長と活発な動きは、余裕に思えた水槽が、いつの間にか手狭に感じるようになりました。

更新日付:2009.08.09

2009.08.02   Metynnis hypsauchen

8月第 1週  8月に入ってもここ近畿地方は梅雨明け宣言が出されず、かといって梅雨らしい毎日かと云えばそうでもなく体感的には夏本番の蒸し暑さが続いていると言ったところでしょうか。写真のメチニスは、今年2月に幼魚で入居されてから約半年でようやく若魚の仲間入り。入居当初しばらくは並居るミレウス達に揉まれ、美しい鰭も傷付けられて痛々しい状態だったのですが、最近になり再生し、それに伴うように彼自体の存在感も出て参りました。私自身は、彼の額縁された尾鰭と背鰭の色付が大変、気に入っております。

更新日付:2009.08.02

2009.07.26   Ossubtus xinguense

7月第 4週  先週は梅雨が明けたようにお伝えしましたが、近畿地方の梅雨明けは、まだだったようです。そう云えば週末の大阪は、蝉の合唱と天神祭りが終わった事を除けば、ここに来てようやく梅雨らしい天候と言ったところでしょうか。メンテナンスを終えたパロット(ドルフィン)パクーとサタンプレコの水槽 ( 別室 ) は今週も大きなトラブルもなく混浴が成立したもようです

更新日付:2009.07.26

2009.07.19   Glyptoperichthys lituratus

7月第 3週  今年は梅雨に入ったのかどうか解らないような天候が続き、その内に、ここ近畿地方も梅雨が明けたようです。先週からの茹だるような暑さは変わる事もなく、季節の歩みを告げてくれていたのはどうやら蝉の鳴き声だけだったようです。サタンプレコの記念写真が続きましたが、それぞれアングルと雰囲気が違う彼の表情の中で一番、彼らしいショットは ( 別室 ) でしょうか・・・。

更新日付:2009.07.19

2009.07.12   Glyptoperichthys lituratus

7月第 2週  週末は茹だるような暑さで、まるで梅雨が明けたような天候となりました。メンテナンスを終えた夕暮れのアンバーな光の中、サタンプレコが水流と戯れる姿をぼんやり眺めていると、いつの間にか夢見心地に。そう云えば、遠い昔に見た夢は、いつもなぜかセピア色・・・。

更新日付:2009.07.12

2009.07.05   Glyptoperichthys lituratus

7月第 1週  どうやら今年は、空梅雨の様相で、今週も夏らしい天候が続きました。
週末の水槽メンテナンスは、久しぶりに器具類の点検と濾材掃除を敢行いたしました。夏に向けての大清掃と云ったところでしょうか。写真のサタンプレコは、ドルフィンパクーと付かず離れずの同居生活。激しく争っている時が有るかと思えば、傍に寄り添っているような時もあり、双方の親密度は謎ですが、気性の荒さではサタンプレコに軍配があがりそうです。

更新日付:2009.07.05

2009.06.28   Myleus rubripinnis

6月第 4週  今週もまるで梅雨が明けたような天候で、一足早い夏体験と云ったところでしょうか。夏と云えば遠い昔、毎週のように訪れた木津川で、川面を渡る心地よい風をふと思い出しました。季節の移ろいは、成長と云う名の下にパクー水槽の面々にも平等に訪れ、ゆったりと感じられたスペースもいつの間にかそれなりの賑やかさを感じるようになりました。

更新日付:2009.06.28

2009.06.21   Ossubtus xinguense

6月第 3週 梅雨に入ったとは云うもののここ大阪では今週も晴天が続き、蒸し暑い毎日となりました。先週もお話しましたが、写真のドルフィンパクー(パロットパクー)は現在、サタンプレコとの同居をお願いしております。気性の荒い両者の同居は一見、大したトラブルもなく推移しているように見えるのですが、決して仲良く・・・と云う訳ではなく、サタンプレコから彼に向けての頭付き攻撃 ( 別室 ) を幾度となく目撃しております。

更新日付:2009.06.21

2009.06.14   Myleus schomburgkii

6月第 2週  今週は、ここ近畿地方も梅雨に入り、夏に向けてのトライアルと云ったところでしょうか。ところで蒸し暑い水槽部屋も入梅を機にエアコン管理に切り替えました。高水温は魚たちにとっては厳しい状況で、数年前からエアコンのお世話に成っている次第です。

更新日付:2009.06.14

2009/06/07   Mylossoma aureum

6月第 1週  6月に入り、梅雨を間近に、週末の晴天も何処となく湿気を帯びているように感じます。まもなく訪れる高水温時期対策は、例年通り水槽部屋のエアコンによる温度管理を考えております。今週もメンテナンスを終えたパクー水槽でお気に入りのミロソマが美しく輝いて見えました。

更新日付:2009.06.07

2009.05.31  Myleus rubripinnis

5月第 5週  早いもので5月も最終日となりました。パクー水槽では今週のメンテナンスを機に底砂を撤収し再びベアタンクで管理する事にしました。写真のレッドフックはオレンジの斑が徐々に現れ始めました。今まで変化の少ない個体だったのですが、今後の変身振りを楽しみにしております。

更新日付:2009.05.31

2009.05.24   Mylossoma aureum

5月第 4週  今週は忙しさに感けて水槽のメンテナンスが簡略化となり、たいへん申し訳なく思っております。梅雨を前に控えて水温も徐々に上昇の兆しが見え始め、温度管理の難しい時期に差し掛かりましたが、幸いな事に今のところパクータンクでは体調の悪い個体もなく、順調に推移いたしております。

更新日付:2009.05.24

2009.05.17   Cynops pyrrhogaster   (Japanese Fire-bellied Newt)

5月第 3週  今週末はあいにくの雨模様となり、肌寒ささえ感じました。まもなく訪れる梅雨を前に、出来るなら雨は先送りでお願いしたいものです。のんびりとした昼下がりにアカハラゲージを眺めていると、いつの間にか睡魔に見舞われました。忙しかった今週、彼らが私に教えてくれたのは英気を養う休養だったようです。

更新日付:2009.05.17

2009.05.10   Myleus rubripinnis

5月第 2週  大型連休も終わり、週末は初夏を思わせる天候になりました。いつのまにか5月も中旬を迎え、今更ながら月日の速さに驚いている次第です。のんびりとした週末は、メンテナンスを終えた水槽で魚たちのご機嫌を伺いながら記念撮影を楽しんでおりますが、充てのない至極の時間は、ドラスチックなまでに俊足で、いつの間にか夕暮れを私に運んで来てくれます。

更新日付:2009.05.10

2009.05.03   Myleus rubripinnis luna

5月第 1週  5月に入り、大型連休も後半戦。アクアリストの皆様には如何お過ごしの事でしょうか。季節も、ようやくここに来て、肌寒さもなくなり、梅雨を迎えるまでの快適なひと時と云ったところでしょうか。季節の移ろいとルナの体色の変化に相関関係があるのかどうかは解りませんが、時を経る度に美しくなる彼らの魅力を堪能しております。

更新日付:2009.05.03

2009.04.26   Myleus rubripinnis

4月第 4週  先週の一気に初夏を思わせる陽気も一段落。今週末は急ぎすぎた季節が少しだけ逆戻りしたような肌寒さを感じました。メンテナンスを終えたパクー水槽で、写真のオーソドックスなレッドフックは、紅一点のスポットがトレードマーク。入居は 2008年 3月。現在、体長15cmと小柄ながら均整のとれた体型が美しい個体です。

更新日付:2009.04.26

200.04.19  Mylossoma aureum

4月第 3週  今年の桜もいよいよクライマックスを迎え、遅咲きの八重桜が美しい時期になりました。今週末は、好天に恵まれ、気温も一気にはね上がり、汗ばむ程の陽気となりました。水槽もヒーターが稼動する事も少なくなり、魚たちにとってこれから過酷な季節を迎えることになります。

更新日付:2009.04.19

2009.04.12   Myleus rubripinnis luna    Red spot

4月第 2週  今週は桜も満開となり、週末は絶好の花見日和となりました。数週間前の肌寒さが嘘のようで、一気に初夏を思わせるような陽気に、心地よさと安心を感じると云ったところでしょうか。写真のルナ (レッドスポット) は、いつの間にか貫禄ある成魚にと成長を遂げられ、月日が経つに従って重厚さを増すように感じられます。彼の場合、充分に大きく張り出した尻鰭とは逆に、小ぶりに見える背鰭とのアンバランスな対比が、よりいっそう体高を際立たせるようです。

更新日付:2009.04.12

2009.04.05   Myleus schomburgkii

4月第 1週  4月に入り桜もいよいよ満開の時季を迎え、ここ大阪では今年も大川沿いの桜並木が見事な美しさで、観る者を楽しませてくれます。冬の間、寒さに感けて行けなかった木津川にも、暖かい春の風が吹いているのでしょうか。

更新日付:2009.04.05

2009.03.29   Glyptoperichthys lituratus

3月第 5週 待ちわびる暖かい春は、お預け状態、今週は花冷えの一週間になりました。いつまでも厚手の上着が手放せないこの時季に相応しく、単独水槽のサタンプレコ氏はごらんの通り冬のコスチューム、何となく微笑まれてるように見えるのは気のせいでしょうか。

更新日付:2009.03.29

2009.03.22 Cynops pyrrhogaster

3月第 4週 今週は一進一退を繰り返していた季節が、一気に春へシフトされ、ようやく冬のトンネルを抜け出そうと云ったところでしょうか。私にとっては待ちに待った暖かい季節の到来も、アカハラ諸氏には、別段、興味も無さそうで、ゲージではいつもながらのポーカーフェイスで、静かにパントマイムが繰り広げられております。

更新日付:2009.03.22

2009.03.15  Myleus rubripinnis luna

3月第 3週  3月も中旬となり、今週は、今か今かと暖かさを待つ身には厳しい寒さに感じました。パクータンクの老成魚ルナは、若魚のような瑞々しさはありませんが、四季折々の美しさが体表に現れているように見えます。桜の花びらが舞う暖かい春はもうそこまで・・・。

更新日付:2009.03.15

2009.03.08  Myleus rubripinnis luna

3月第 2週  季節は一進一退。今週は急に冷え込んだかと思えば、小春日和に恵まれたりと、寒暖差の激しい週となりました。パクー水槽のメンバーは、個体差はあるとは云うもののそれなりの成長を遂げられ、メイン水槽(1800mm×750mm×600mm)も過密まではいかないまでも、活発なパクー達にとっては、決してゆとりのあるスペースとは言えない状況に成って参りました。飼い込む程に美しさを増す彼らの魅力を、限られたインフラの中に余す事無く表現できる程のリテラシーが、私にあるかどうかは甚だ疑問ですが、少なくとも縁あって同じ時を過ごす事に決めた彼らとの長年の良好な関係は維持・継続したいものです。

更新日付:2009.03.08

2009.03.01   Giant pacu

3月第 1週  3月に入り、最初の週末は、小春日和の穏やかな一日になりました。いつものようにメンテナンスを終えたパクー水槽で、一番大柄な写真のジャイアントパクー(カウア)は、体高も然ることながら、大きく張り出した尻鰭が、より一層の貫禄を醸し出しております。パクー達の成長と共に待ちに待った暖かい春はもうそこまで・・・。

更新日付:2009.03.01

2009.02.22  Cynops pyrrhogaster  (The image photograph of the early spring)

2月第 4週  先週の束の間の暖かさが嘘のように今週は冷たい冬将軍に見舞われ、ほころび掛けた口元を閉め直しております。厳冬の二月も後半に差し掛かり、時期的に長く感じられた冬もいよいよクライマックス。そう云えば例年、ここ大阪でも2~3度、遭遇する積雪もこの冬は知らずに通り過ぎる事が出来るのでしょうか。今週のアカハライモリのショットは早春のシチュエーションです。

更新日付:2009.02.22

2009.02.15  Cynops pyrrhogaster

2月第 3週  今週は、半ばから春を思わせる穏やかな日が続き、願わくばこの暖かさのまま、残された冬を過ごす事が出来ればと、窓越しの冬枯れをぼんやりと眺めております。給餌を終えたアカハライモリのゲージでは、一時の喧騒が嘘のように和やかなスキンシップが繰り広げられ、水槽のガラス越しに私が待ちわびる小さな春が見えました。

更新日付:2009.02.15

2009.02.08  Myleus rubripinnis luna

2月第 2週  今週は比較的、穏やかに晴れた日が多く、苦手な寒さを除けば、快適に過ごす事ができました。パクー水槽の面々もこれと言ったトラブルもなく、保温された水槽の一足早い小春日和を楽しんでおられます。保温と云う名の管理されたシステマチックな季節の移ろいが、彼らにとって快適な空間なのかどうかは解りませんが、暖かい春を待つ私には羨ましく感じられます。

更新日付:2009.02.08

2009.02.01  Mylossoma duriventre

2月第 1週  いよいよ厳冬の2月を迎え、時折、諦め掛けた暖かさを思い出させてくれる午後の日差しが、頼もしく感じられます。今週もメンテナンスを終えたパクー水槽を眺めながら、ウイークデーには通り過ぎるだけの彼らとの無言の会話の中に心地よい暖かさが伝わってきます。

更新日付:2009.02.01

2009.01.25  Cynops pyrrhogaster

1月第 4週 今週末の大阪は、前半が粉雪も舞う厳しい寒さで、後半は晴天に恵まれ日差しも暖かく感じられました。厳冬の2月を目前に、暖かい日差しが水を温ませる春まで、保温された水槽の春を楽しんでいる毎日です。アカハライモリのゲージから屈託の無い視線を寄せてくれる彼女もまたゲージの春を謳歌しておられるのでしょうか。

更新日付:2009.01.25

2009.01.18  Myleus rubripinnis luna

1月第 3週  久しぶりに今週末はパクータンクの大掃除を敢行いたしました。一部、濾材のメンテナンスも兼ねて半年振りの大掛かりな作業に、敏感且つ活発なパクー達は普段にも増して戸惑いのご様子。写真のルナは、班のヤマブキ色と腹部の朱色が相まり、私のパクータンクでもひときは目立つ個体に成長されました。

更新日付:2009.01.18

2009.01.11  Metynnis hypsauchen

1月第 2週 週末は 厳冬に相応しい寒気の到来に閉口いたしております。寒さもこの先二ヶ月間がピークで、私にとっては一番、有り難くない時期に差し掛かったと云うところでしょうか。外出は何かに付けて億劫になり、休日は魚達と過ごす時間が長くなります。写真のメチニスはレッドフックミレウスの勢力が強い私のパクータンクでも、気劣りする事も無く老成メチニスの貫禄を堅持しておられます。

更新日付:2009.01.11

2009.01.04  Cynops pyrrhogaster

1月第 1週 謹賀新年 明けましておめでとうございます。
ここ大阪のお正月は、比較的、穏やかな天候に恵まれ、過ごしやすい毎日を送る事ができました。休日の間は、写真のアカハラ諸氏の記念撮影をしながら、彼らの成長振りを楽しみました。年を追う事に、お正月らしさが薄れていく中、合理化されていない彼らのゲージには疲れを癒すパワーが満載。
本年も、私くし gonta036 並びに後援者である雷魚図鑑キャスト一同、よろしくお願い申し上げます。

更新日付:2009.01.04

2008.12.28  Myleus rubripinnis rubripinnis ( Pantanal )

12月第 4週 いよいよ年末も押し迫り、気忙しい時を過ごしております。メンテナンスを終えたパクー水槽の魚たちを観察する暇も無いほど慌しい年末の状況を、何とか緩和させるべく努力はしているのですが、これと言った施策も思いつかないまま、新年を迎える事が、慣例となっております。最後になりましたが本年も私くしの、お魚、四方山話にお付合いいただきありがとうございました。来春で丸10年を迎える「雷魚図鑑」を引き続きよろしくお願い申し上げます。それでは皆さま、良い年をお迎えください。

更新日付:2008.12.28

2008.12.21   Myleus rubripinnis luna

12月第 3週 今年も残すところ10日となり、新年を迎える準備を始めなくてはいけないのですが、例年の事とは云え、忙しさに感けて何もできていない状況です。今週もパクー水槽のメンテナンスを終え、それぞれの個体チェックを済ませるとひと段落。今年もこれと言ったトラブルも無く、魚たちと過ごせた事を喜んでいる次第です。

更新日付:2008.12.21

2008.12.14   Myleus schomburgkii

12月第 2週  師走も中旬を迎え、幾分、慌しさを感じるようになったとは云うものの、年を追うごとに年末の雰囲気は薄れていくように思います。今週もメンテナンスを終えたパクータンクのブラックバンデッドミレウス。太いラインに力強さを感じます。

更新日付:2008.12.14

2008.12.07   Cynops pyrrhogaster

12月第 1週  12月に入り、徐々に暖かく感じられる日も少なくなり、寒さも定着してきたようです。私のゲージで早9年目を迎えたアカハライモリ諸氏は、いずれの個体もすこぶる体調もよろしいようで、週一回の給餌時には、日頃の静寂とは打って変わり、我先にとばかり冷凍アカムシを頬張って居られます。

更新日付:2008.12.07

2008.11.30   giant pacu

11月第 5週  早いもので11月も今日を残すだけとなり、いよいよ、明日から師走に突入です。週末のメンテナンスを終えたパクー水槽を覗き込むと、食欲旺盛な彼らから餌の催促が始まります。保温器具を設置してから一段と活発になった食欲は、確実に彼らの体型に反映され、例年の事ながらこの時期に一気に成長されるように感じられます。

更新日付:2008.11.30

2008.11.23   Cynops pyrrhogaster

11月第 4週  今週は、一気に真冬の寒さが訪れ、想定外の厳しい冷え込みに閉口いたしました。アカハライモリのゲージには、例年保温器具を使用しませんが、彼らの故郷( 滋賀県山間部 )からすればずいぶん暖かいと思われます。休日の昼下がり、ポーカーフェイスの彼らを眺めていると、こちらまでのんびりとした気分に浸れます。

更新日付:2008.11.23

2008.11.16   Metynnis lippincottianus  (Spotted Silver Dollar

11月第 3週  日毎に寒さが厳しく成るのかと思えば、暖かい日が続いたり、この時期の天候は気まぐれで、体調には注意が必要です。写真の Metynnis lippincottianus は入居から三年が経ち、入居当初 ( 別室 ) からすれば、ずいぶんと趣が違います。つわもの揃いのパクー達の中で、長年、生き抜いて来るうちに、いつの間にか若魚の初々しさに変わって、成魚の貫禄を身にまとわれた彼もまた、パクータンクの大切なメンバーです。

更新日付:2008.11.16

2008.11.09   Myleus schomburgkii

11月第 2週  今週は半ばより、一足早い寒さとなり、紅葉もいよいよピークに差し掛かろうとしております。季節の移ろいとは縁のない生活を送っておられる魚たちも、その都度、見せる表情は、ずいぶんと違うもので、今週もメンテナンスを終えた水槽を覗き込みながら、彼らのご機嫌をお伺いしている次第です。

更新日付:2008.11.09

2008.11.02   Mylossoma aureum

11月第 1週  11月に入り、いよいよ今年も残すところ2ヵ月となりました。例年、この頃を境に季節の歩みにも弾みが掛かり寒さキラーの私には少々辛い季節の到来となるわけです。さて、今週の記念撮影は、最近、水槽に仲間 Mylossoma duriventre を迎えることになったミロソマ Mylossoma aureum です。どこと無く、貫禄と余裕が見受けられるのは後輩の出現による効果でしょうか。

更新日付:2008.11.02

2008.10.26   myleus schomburgkii  ID 588

10月第 4週  10月も後半に差し掛かり、肌寒さを覚える日も徐々に増えて参りました。パクー水槽の面々も幼魚から若魚に、若魚から成魚にと季節が変わる毎に成長を遂げられ、観ている私を楽しませてくれます。写真のブラックバンデッド・ミレウスも来春を迎える頃には立派な成魚として貫禄ある勇姿を拝見できそうです。

更新日付:2008.10.26

2008.10.19   giant pacu  ( I do not understand a scientific name )

10月第 3週  今週末は晴天に恵まれ、絶好の行楽日和となりました。この陽気のせいで水槽部屋の室温も上昇しエアコンは冷房状態が続いております。ところで以前から、giant pacu として紹介させていただいておりますパクー達は、学名が特定できず残念な思いをしております。写真の個体は、数少ない私の文献で、Tapajos-Myleus として紹介されている Utiaritichthys sennaebragai に写真では酷似するのですが、真相は不明です。

更新日付:2008.10.19

2008.10.12   giant pacu  ( I do not understand a scientific name )

10月第 2週  今週も朝晩と日中の寒暖差が激しく、先週の保温器具設置の効果が現れてきたと云うところでしょうか。暑さ寒さもそれなりに落ち着いてしまえば問題も少ないのですが、季節の変わり目には、私達に限らず魚達も体調を崩しやすく、病気を誘発することもあるので注意が必要です。いずれにしても保温・冷却に関わらず、その季節に応じた早め早めの対処が大切です。

更新日付:2008.10.12

2008.10.05   Myleus rubripinnis luna

10月第 1週 10月に入り、ゆきつ戻りつの気候も日を追う毎に落ち着きをみせ、次第に秋も深まろうとしております。例年この時期は、水槽の冬支度。保温器具の設置と定期メンテナンスを敢行いたしております。
写真のレッドフックミレウス・ルナは、秋の紅葉に相応しい体色で、パクー水槽に彩を添えてくれます。

更新日付:2008.10.05

2008.09.28   Myleus rubripinnis luna

9月第 4週 今週末は、ここ大阪も急に冷え込み一機に秋も深まったと云ったところでしょうか。季節の歩みがこんなにも早いとは思ってもいなかったので、保温器具のメンテナンスも手付かずのまま。まずは調整を済ませ来週末には各水槽に設置・運用の運びです。

更新日付:2008.09.28

2008.09.21   Myleus rubripinnis luna  ID 583

9月第 3週 先週末にパクータンクのインフラ整備を行いました。今回は濾過強化に付いてショップスタッフの方に、いろいろとご教示をいただき、ここ数年ベアタンクだったのですが、薄く大磯を敷くことにしました。飼い込む程に魅力を増すパクー達が、コンディション良く、いつまでもフォトジェニックであり続けるために、環境整備は重要なファクターですが、実際のところ魚たちと永い付き合いはしていても私のような素人アクアリストには飼育上、難解な事象も多々あります。そんな時に経験豊富なプロスタッフのアドバイスは必要不可欠であり、たいへん感謝している次第です。2019.06.03 再

更新日付:2008.09.21

2008.09.14  myleus rubripinnis luna

9月第 2週  9月もいつの間にか中旬を迎え、過ごしやすい時期に差し掛かりました。
写真は、レッドフック ミレウス・ルナ 私のパクータンクでは、老成魚に値する彼は、ご覧の通り美しいコスチュームで、水槽の彩りに一役買っていただいております。

更新日付:2008.09.14

2008.09.07  giant pacu 

9月第 1週 今週も不安定な天候となりましたが、一雨毎に季節は秋に近づいて参りました。写真のジャイアントパクー・カウアはトリートメントを終え、パクータンクにデビューした時点から頭角を現わし、新人とは云え大柄な体格で他を圧倒する貫禄です。

更新日付:2008.09.07

2008.08.31  myleus rubripinnis rubripinnis

8月第 5週 8月も終盤を迎え、隆盛を誇った夏もそろそろ秋にバトンタッチと云うところでしょうか。毎年、秋を迎える頃になると魚たちの食欲も増し、目に見えて大きくなるように感じられます。
パクータンクの面々は、いずれの個体も非常に個性派揃い、長いお付き合いの中、それぞれの成長に伴った個性を堪能させていただいております。

更新日付:2008.08.31

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