日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2025.04.06  シノドンティス ペトリコラ

4月第1週   Synodontis petricola  4月(卯月)に入りここのところ朝晩の寒暖差が大きく何かに付け不安定に成りがちな毎日です。魚達をのんびり眺めているのに相応しい時期でもあります。タンガニーカ湖産のシノドンティスはある意味アフリカンシクリッドとの混泳で進化を遂げてきたシノドンティスでペトリコラはその代表的な存在です。小型種ですのでインフラも大掛かりなものでなくても環境に適応させ易く我が家の水槽は60㎝×60㎝で幼魚の南米シクリッドと混泳で問題ありません。今のところこのインフラで終生飼育を考えております。

更新日付:2025.04.06

2025.03.30  アーリー

3月第5週  Sciaenochromis fryeri  懸念された戻り寒波が到来いたしました。必然と思っていた方が気持ち的にも体的にはストレスが少ないと云ったところでしょうか。3月弥生も明日を残すだけと成り4月卯月がスタートし仕事的には第1四半期が終わります。我々も魚達も自然の摂理でしょうかインフラに関わらず活性が上がり出す時期を迎えます。不思議な事ではないのかも知れませんがショップを訪れる回数が増えてくるのも必然なのでしょうか。魚飼育を続けていく中で魚を落とすことは辛いことではあり願わくは経験をしたくない事です。しかしながら環境、給餌をベストにしているつもりでも落ちる個体があるのも事実です。ここで単に補充を考えるか、そのインフラに見合った個体数になったと考えるのかが難しいところです。いずれにせよ落としたそのタイミングに情報収取でショップを訪れ、以前から飼育してみたかった個体に出会ったりたまたまそのタイミングがセールだったりするとタガが外れがちなので要注意ですね。

更新日付:2025.03.30

2025.03.23 ブラックベリーパクー(ミレウス

3月第4 週  Blackberry pacu  春分の日(春彼岸の中日)も過ぎと徐々に日が長くなって参ります。今週末は暖かく日中はポカポカ陽気ですが風は強く「春の訪れ」と云ってもまだまだ肌寒い日もあり油断は禁物と云ったところでしょうか。給餌時のエピソードですがプレコ用と称されるタブレットフードは毎回、争奪戦が繰り広げられます。こちらの水槽では写真の2匹、フロントーサとブラックベリーパクー、今回はブラックベリーパクーに軍配が上がりました。数週間前まではブラックベリーの口には少々大きくてフロントーサの一人勝ち状態でしたがコツを掴みだしたブラックベリーはパクー特有の前歯で一旦加えたら離さないテクニックが功を奏し体格もわずかながら恰幅も感じられるようになりました。代わりにセルフィンプレコは口にすることが皆無で餌の目的が本末転倒。水槽の苔はほぼ見る事が無いほどの大活躍で喜んでいる次第です。因みにアメリカンシクリッド水槽ではパロットパクー(シッタクス)とレッドフックミレウス ルナのタブレット争奪戦でアルビノセルフィンは口にできず。こちらの水槽の苔もまたアルビノセルフィンの大活躍で水槽掃除が簡略されております。よって我が家のシクリッド、パクー達の主食はプレコ用タブレットとなっております。

更新日付:2025.03.23

2025.03.15  シルバー グーラミィ

3月第3週  Trichogaster microlepis  今週末はまた寒さが戻りこの時季の気まぐれに付き合わされております。梅の花が見頃で早咲きの桜と同時にウオーキングコースで見掛けるようになり例年にない違和感を覚えております。シルバー グーラミィの魅力は体色の光沢にありますが写真は少々その魅力に欠けるビジュアルで少々、残念に思っております。シルバーグーラミィは同じトリコガスターでもパール グーラミィの派手な体色とは大きく異なります。混泳を目論んだ場合に体長も大きく成り気性的にも荒いシルバーグーラミィとは無理がありそうです。現在シルバーグーラミィのタンクメイトは双璧であるペルーアルタム、コリドラス、小型カラシン、プンティウス等を90㎝規格水槽で管理しております。今のところこれと云った問題は生じていません。

更新日付:2025.03.16

2025.03.09  pacu

3月2週  文字通りの三寒四温で日曜日は晴天に恵まれ暖かい日差しに包まれました。3月に入ってから毎週の給餌回数を徐々に増やしていきますが水換えは足し水程度としております。いろいろ試行錯誤をしながら臨機応変に対応は変えていますが全てに於いて満足とは言えないのが飼育の難しさと云ったところでしょうか。セルラサルムス科の中で私が1番気に入っているルナは体型・体色・班ともに飼い込む事でその魅力を増していきます。最近は寒さの加減でショップにお邪魔する機会が少なく成りましたが、足蹴に通う事で意中の個体との出会い、幅広い情報の入手が可能と成ります。自身のアクアリウム管理、Webサイトと共に重要な魚飼育であると考える次第です。

「レッドフックミレウス(pacu)」

更新日付:2025.03.09

2025.03.02 パロット シクリッド

3月 第 1 週  Hoplarchus psittacus 今週は先週と打って変わって暖かい日が続きました。極寒の中での緩和は気持ちまで穏やかにしてくれます。写真のパロット シクリッドの統治するアメリカンシクリッド水槽に他の水槽で暴君となっていたブルーゼブラを移動させました。さすがにツワモノ揃いの連中の中では大人しくかといって負け個体にもならず移動はその目的を達成できたと考える次第です。

更新日付:2025.03.02

2025.02.23 ベネスタス

2月第4週  2月も後半に来てから大寒波に見舞われている今週末は魚達をゆっくり観賞すると決め込んで3連休を迎えました。写真のベネスタスは我が家の初代ベネスタスで非常に美しい体色をショップで見掛けその場は一旦連れて帰らずに基本的な習性などを調べ飼育水槽のメンバー構成を考えてから再会があれば連れて帰る事にしていました。当初から成魚に近い大きさでしたので、ただでさえ争いの多いシクリッドですから相性が悪ければ退避水槽に移動させる事態も考慮していました。幸いな事に導入時には問題がなく安心していたのですが数週間後に水槽に慣れ始めた頃からフロントーサとの攻防が始まり結局は別水槽にフロントーサを退避させる事になった次第です。

「ニンボクロミス ベネスタス」

更新日付:2025.02.23

2025.02.16  ピクタス キャット

2月第3週 Pimelodus pictus  今週は10日(月)に上部濾過ポンプが突然停止し少々慌てましがポンプの届くまで2~3日は給餌を止めてエアレーションだけで凌ぎました。今週は三寒四温に相応しい一週間となりました。実際はまだまだ寒い日が続くのですが気持ちだけが先走りして少しでも寒さの緩む日があると嬉しくてあと少し寒さを我慢すればと自身に言い聞かせている毎日です。写真のピクタスキャットは大和郡山の金魚行脚に出掛けた際に金魚は連れて帰らずにたまたま見掛けてお出でいただいたナマズです。いつも慌ただしく俊足に泳ぎ回り撮影難易度の高い魚でもあります

更新日付:2025.02.16

2025.02.09  コバルトブルーシクリッド

2月第2週 Cyphotilapia frontosa  月日の経つのは早いもので少し前までお正月気分でいたのが節分、立春も過ぎ、寒さに気を取られていると時間の経過に鈍感になるようです。コバルトブルーシクリッドは現在2匹を飼育しておりますが訳あって水槽は2本に別れていて、この個体はナマズ水槽に居候(フロントーサ、ムブナ3匹)しているムブナの1匹です。ムブナは幼魚をリーズナブルに入手は可能ですが運よく10㎝前後にまで成長してくると気性の荒さが災いしてショップに出戻ってくる個体もいるものです。そんな個体に巡り合えたら幼魚価格で引き取って来るのが一時期習慣化しておりました(笑)特にオレンジシクリッドの出戻り個体をよく見掛けます。

更新日付:2025.02.09

2025.02.02 フロントーサ

2月第1週 Cyphotilapia frontosa 如月(衣更着)に入り節分を迎えました。歳の数だけいただく炒り大豆もずいぶんたくさんとなり何とも複雑な心境です(笑)2025年の節分は4年ぶりに1日早い今日2日になるので明日3日が立春ですね。我が家のフロントーサはブリード個体だからか比較的大人しくムブナとの混泳が成立しております。過去にベネスタスに屈服し現在の水槽にいきついた経緯があります。アフリカンシクリッド飼育では定番ともいえるフロントーサですが今までの飼育でオス個体の経験はなくて全てメス個体。私はオスの張り出した頭部が苦手なので敢えてメスをチョイスしたいのですが幼魚では雌雄の判別が付きずらく今までは運に恵まれたと云ったところでしょうか。

更新日付:2025.02.02

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